マコト 第10話
実家の居酒屋を手伝うことにしたマコト。思った以上に経営がピンチであることを知った彼女は、{player}の手を借りて居酒屋を立て直し、いつも自分を的確に助けてくれる彼に感謝するのであった。


-------------- situation:
一人じゃできないこと
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}への複雑な想いを抱え、
【自警団(カォン)】の活動に身が入らないマコト。

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マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 だーもうっ!
あたしらしくねぇ!

voice: vo_adv_1043010_001
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 悩みごとがあるからってミスしまくって、
その上あいつにフォローさせちまうなんて。
【chara 104311 face 4 (sad)】 ……あたしの方がしっかりしなきゃなのによ。

voice: vo_adv_1043010_002
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 一緒に行動し過ぎて、
頼るクセができちまってるんだよな。

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マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 よし決めた。
【chara 104311 face 4 (sad)】 これからしばらく、あいつには会わねぇ!

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マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 元々あたしは一匹狼が性に合ってるんだ。
【chara 104311 face 1 (normal)】 自分の勘を取り戻していくぜ……!

voice: vo_adv_1043010_005
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 ……【自警団(カォン)】の仕事もしばらく休みをもらったしな。

voice: vo_adv_1043010_006
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 というわけで、今のあたしは居酒屋の店員!
実家の家業もあたしにとっては大事な仕事だ。
【chara 104311 face 2 (joy)】 最近、おろそかになっちまってたからな~

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マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 ……にしても、開店してからそこそこ経ってるのに、
あんまり席が埋まらねぇな。

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マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 う~ん……元々そんな繁盛してたってわけじゃないが、
飯時にこいつはちょっとな~?

voice: vo_adv_1043010_009
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 ちぃっと父ちゃんと母ちゃんに聞いてみるか。

voice: vo_adv_1043010_010
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 ──はぁ!?
【chara 104311 face 3 (anger)】 なんだよそれ、聞いてねぇぞ!

voice: vo_adv_1043010_011
マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】 っ、もういい!
父ちゃんと母ちゃんのやる気がねぇなら、
あたし一人でなんとかしてやる!

voice: vo_adv_1043010_012
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 まさかちょっと見ないうちに、そこまで──

Choice: (1) どうかしたの?
----- Tag 1 -----
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マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 えっ?
おまえ、なんでここに……!?

voice: vo_adv_1043010_014
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 飯を食いに?【chara 104311 face 4 (sad)】
……そりゃそうだよな。

voice: vo_adv_1043010_015
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 いらっしゃいませ。
こちらのお席にどうぞ。

voice: vo_adv_1043010_016
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 なんだよ、あからさまに「さっきの声が気になる」って顔しやがって。
【chara 104311 face 6 (surprised)】 お客さんには関係ない話だよ。
【chara 104311 face 4 (sad)】 いいからとっとと席について注文しやがれ。

Choice: (2) 店員さんのスマイルを一つ。
Choice: (3) マコトちゃんの悩みを一つください。
----- Tag 2 -----
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マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】 すみませ~ん、そちらの商品は品切れで~す♪
ふざけた注文に対する拳骨ならございますが~?【chara 104311 face 4 (sad)】
……っつかおまえ、相変わらず変なセンスの言葉使いやがるよな。

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----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1043010_018
マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】 なっ!?
……おまえ、そういうこと言って恥ずかしくないわけ?
【chara 104311 face 4 (sad)】 恥ずかしくないんだろうな。そういうやつだよおまえは。

----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1043010_019
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 はぁ~……

voice: vo_adv_1043010_020
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 あぁもう分かったよ!
話す、話せばいいんだろ?

voice: vo_adv_1043010_021
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 どうしようもないお人好しめ。
ユイはこんなやつのどこが……

voice: vo_adv_1043010_022
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 ……こういうとこがいいんだろうな。

voice: vo_adv_1043010_023
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 あ~っと、確か前に言ったことあったろ。
【chara 104311 face 6 (surprised)】 うちの居酒屋、そんなに儲かってる方じゃねぇってよ。

voice: vo_adv_1043010_024
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 最近はランドソルも平和になっただろ?
【chara 104311 face 1 (normal)】 そりゃいいことなんだけどさ、【chara 104311 face 4 (sad)】 それによっていろんな店が増えたりして、
うちみたいな古くさいスタイルの店はピンチなんだよ。

voice: vo_adv_1043010_025
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 それでもまぁ常連客もいるし、
何とかだましだましやってきてたんだけどな。
【chara 104311 face 6 (surprised)】 けどやっぱ、ピンチな状況は変わんなくてさ。

voice: vo_adv_1043010_026
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 そういうのが続いてたからなんだろうな。
そろそろ潮時かもな、なんて父ちゃんが言い出してよ。
母ちゃんも、体力的にそろそろきついとかなんとか。

voice: vo_adv_1043010_027
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】 だらしねぇよな。
【chara 104311 face 1 (normal)】 うちにはまだ育ち盛りの妹だっているのによ。

voice: vo_adv_1043010_028
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 ま、あたしがしばらく店の方を手伝ってなかったのも悪いしな。
【chara 104311 face 1 (normal)】 それならあたしがこの店を盛り立ててやる──
なんて、啖呵きっちまったわけよ。

Choice: (5) 僕も手伝うよ。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1043010_029
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 ……!

voice: vo_adv_1043010_030
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 いや……いいよ。
これはあたしんちの問題だし、
おまえには関係ないことだろ?

voice: vo_adv_1043010_031
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 何度もご馳走してもらったから?
【chara 104311 face 4 (sad)】 いや、確かにそうだけど、あれはちゃんと払ってもらったし……

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マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 絶対手伝ってやるって顔してやがる。【chara 104311 face 4 (sad)】 悩みごとなんか打ち明けたら、
{player}がこう言い出すことは分かってたのに。
【chara 104311 face 5 (shy)】 ちくしょう、あたしってば甘えてんなぁ……

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マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】 い~や、違うな。こいつも悪い。
【chara 104311 face 4 (sad)】 お人好しで、優しくて、真っ直ぐで、
【chara 104311 face 5 (shy)】 そんなの……

voice: vo_adv_1043010_034
マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】 ……頼っちまいたくなるに決まってんだろ。

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マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 ああもう、分かったよ。
【chara 104311 face 6 (surprised)】 毎度手伝いばっかしてもらって悪いけどさ。

voice: vo_adv_1043010_036
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 ……今回も頼む。

voice: vo_adv_1043010_037
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 とはいえ、だ。

voice: vo_adv_1043010_038
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 頼むとは言ったけど、どうしたもんかな。
【chara 104311 face 6 (surprised)】 店の手伝いをしてもらっても客が増えるわけじゃないしな……

voice: vo_adv_1043010_039
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 販売戦略、な~んて小難しいことはあたしには思いつかねぇし。

Choice: (6) お客さんを呼んでくる。
----- Tag 6 -----
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マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 客引きをしてくれるってことか?
【chara 104311 face 1 (normal)】 確かに大事なことだな。【chara 104311 face 2 (joy)】 基本に忠実でよろしい。

voice: vo_adv_1043010_041
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 ……え?
知り合いも呼んできてくれる?
【chara 104311 face 4 (sad)】 えっと、それって……【chara 104311 face 6 (surprised)】 例えば?

voice: vo_adv_1043010_042
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 魔物でもなんでも食べる王女さま?
【chara 104311 face 4 (sad)】 無限に麦しゅわを飲めるお姉さん?
【chara 104311 face 6 (surprised)】 プリンをあげないと呪ってくる幽霊?

voice: vo_adv_1043010_043
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 ……うん、なるほど。
【chara 104311 face 6 (surprised)】 でもそれは最後の手段にしておこうか。
【chara 104311 face 4 (sad)】 特殊な客のパワーで店の食材を食い尽くしてほしいわけじゃないんだ。

voice: vo_adv_1043010_044
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 ありがてぇけど、一時的に収入が増えるだけじゃ意味がない。
先まで見据えて、経営状況をなんとかしねぇと。
【chara 104311 face 1 (normal)】 最優先は客を増やすこと、だな。

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マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 ……やっぱり、飲み食いする店として正攻法でいくべきかな。

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マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 というわけで──

voice: vo_adv_1043010_047
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 新メニューを作る!

voice: vo_adv_1043010_048
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】 ははっ、大げさに言った割に地味だけどな。
【chara 104311 face 1 (normal)】 でも、からめ手を使う前にまずは当たり前のことをしとかねぇと。

Choice: (7) 味見は任せて。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1043010_049
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 おいおい、自信たっぷりに味見役を申し出てきたな。
【chara 104311 face 1 (normal)】 ま、いいけどさ。

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マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】 実際、当てにはしてるぜ。
【chara 104311 face 1 (normal)】 おまえ、【美食殿】で舌は鍛えられてるんだろ?

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マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 とりあえず方針はこれで決まりだ。
新しい定番メニューを作って、新しい客の胃袋をガッチリ掴む!
【chara 104311 face 2 (joy)】 ……しっかり頼むぜ、味見役。

voice: vo_adv_1043010_052
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 まずは今ある人気メニューのアレンジから。
鶏肉のから揚げにピリッと辛味の利いたタレをかけてみた。
【chara 104311 face 6 (surprised)】 こっちは季節野菜の素揚げ、【chara 104311 face 1 (normal)】 これは焼きおにぎり、中身はお楽しみだ♪

Choice: (8) いただきます。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1043010_053
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】 おう、ガンガン食ってくれよな。

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マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】 ここまで全部完食、と……へへ、お粗末さま♪
【chara 104311 face 1 (normal)】 じゃあ次のメニューいくぞ……【chara 104311 face 6 (surprised)】 って、大丈夫か?
【chara 104311 face 4 (sad)】 腹がパンパンになってんぞ。

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マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 まだいける?
【chara 104311 face 2 (joy)】 ははっ、無理させてわりぃな。【chara 104311 face 1 (normal)】 今日はもういいよ。
無理して食ったって味が分かんなくなるだろ?

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マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 とりあえず今日出したメニューの中からいくつか、
おまえの気に入ってくれたやつを店に出してみるよ。

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マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】 えっと……えっと……【chara 104311 face 1 (normal)】 また明日も、来てくれるか?
【chara 104311 face 2 (joy)】 うん、そっかそっか!
じゃあ頼むぜ、【chara 104311 face 1 (normal)】 あたしも明日までに新しいメニュー考えとくからよ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 それから数日、{player}は毎日店に通い、
マコトの作る新メニューを食べ続けた。

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マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 よし、これで記念すべき新メニュー10品目!

voice: vo_adv_1043010_059
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】 どうだ?
おまえ、こういう味付け好きだろ?

Choice: (9) 毎日でも食べたい。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1043010_060
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】 おおっ、うれしいねぇ。
へへ、【chara 104311 face 1 (normal)】 おまえの好みはもうバッチリ掴んだぜ♪

voice: vo_adv_1043010_061
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 【chara 104311 face 5 (shy)】 ……ってなに言ってんだあたしは!

voice: vo_adv_1043010_062
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 客じゃなくて{player}の胃袋をガッチリ掴んでどうする!
【chara 104311 face 5 (shy)】 これじゃまるで……

voice: vo_adv_1043010_063
マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】 つーかおまえが悪い!
なにが毎日食べたいだ!
【chara 104311 face 3 (anger)】 そういうセリフを誰にでも言、う、な!

voice: vo_adv_1043010_064
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 はぁ、はぁ……

voice: vo_adv_1043010_065
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 元の目的を思い出すぞ。
【chara 104311 face 6 (surprised)】 新メニューを作って、新しい客を呼び込む。
それがあたしたちの目的だ。

voice: vo_adv_1043010_066
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 この数日、おまえのおかげで新メニューは増えた。
客入りも以前くらいには戻ってる。

voice: vo_adv_1043010_067
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 けど、収支はあんま変わってねぇ。
新メニューのために仕入れてる食材で相殺されちまってるな。
【chara 104311 face 4 (sad)】 客がもっと増えれば、それも取り返せるんだろうけど……

voice: vo_adv_1043010_068
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 新メニューをいくら増やしても、
うちに来るのは飲み目的のごついおっさんとかばかりだもんな……

voice: vo_adv_1043010_069
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 なかなかうまくいかねぇもんだな。

voice: vo_adv_1043010_070
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 さて、どうしたもんか。
あたしにはこれ以上何も……

Choice: (10) お菓子は作らないの?
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1043010_071
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 お菓子?
【chara 104311 face 5 (shy)】 ……あ、あの時のことは忘れろって言っただろ!

voice: vo_adv_1043010_072
マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】 お菓子作りはあたしが趣味でやってることで……
まだまだ売りものになる出来じゃねぇの!
【chara 104311 face 4 (sad)】 それに、あたしらしくないしさ……

voice: vo_adv_1043010_073
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 なんだよ。作ってみてくれって?
【chara 104311 face 4 (sad)】 とうとう注文まで付けてきやがったか。

voice: vo_adv_1043010_074
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 分かったよ、【chara 104311 face 1 (normal)】 なら少し待ってな。
どうせお客さんもあんまいないし、
昨日下ごしらえしてたやつがあるから、それ焼いてきてやるよ。

voice: vo_adv_1043010_075
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 ほらよ、クッキーだ。
添えてあるベリーソースを挟んで食いな。

voice: vo_adv_1043010_076
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 ……美味いか?
前に食ったのよりおいしいって?

voice: vo_adv_1043010_077
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】 へへ、当たり前だろ。
あれからもずっと練習してたんだからさ。

voice: vo_adv_1043010_078
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 ま、お菓子作りがいくら上手くなっても意味ないけどな。
うちは居酒屋だし。
酒飲みのむさくるしいおっさん共には出せねぇよ。

Choice: (11) そうでもないと思うよ。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1043010_079
女性:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 【chara 1211 face 6 (surprised)】 あの~、【chara 1211 face 1 (normal)】 いいですか?

voice: vo_adv_1043010_080
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 ん?
あ、すみません、【chara 104311 face 1 (normal)】 注文ですね!

voice: vo_adv_1043010_081
女性:
【chara 1211 face 2 (joy)】 そこの男の子が食べてるお菓子、
私もお願いしたいんですけど……

voice: vo_adv_1043010_082
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 へっ?
【chara 104311 face 4 (sad)】 あ、いや、このお菓子はメニューにはなくて……

voice: vo_adv_1043010_083
女性:
【chara 1211 face 6 (surprised)】 ええっ!? そうなんですか……?
【chara 1211 face 5 (shy)】 居酒屋っぽいのに、すっごく甘くて香ばしい匂いがして、
【chara 1211 face 4 (sad)】 珍しいなって思ったのに~……

Choice: (12) チャンスだよ!
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1043010_084
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 ……!

voice: vo_adv_1043010_085
マコト:
【chara 1211 face 6 (surprised)】 【chara 104311 face 1 (normal)】 お客さん、まだメニューにはないんだけどさ。
【chara 104311 face 2 (joy)】 今日は特別に用意するよ。

voice: vo_adv_1043010_086
女性:
【chara 1211 face 2 (joy)】 本当ですか!?
じゃあお願いします~!

voice: vo_adv_1043010_087
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 ……近々メニューに追加するからさ。
もし美味かったら、知り合いも呼んで来てくれよ。

voice: vo_adv_1043010_088
女性:
【chara 1211 face 2 (joy)】 はい、もちろん!
ちょうど女子会に使えるお店、探してたんですよ~♪

voice: vo_adv_1043010_089
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 じゃあ、待ってな。
【chara 104311 face 2 (joy)】 すぐ作ってくるからさ……♪

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}が通い始めて、さらに数日が経った。

voice: vo_adv_1043010_090
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】 いらっしゃい!
【chara 104311 face 1 (normal)】 空いてる席にどうぞ~♪

voice: vo_adv_1043010_091
常連客:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 おお、どうしたんだいマコトちゃん。
【chara 1411 face 2 (joy)】 何日かぶりに来てみれば、店が繁盛してるみたいじゃないか。

voice: vo_adv_1043010_092
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】 へへっ、だろ?

voice: vo_adv_1043010_093
女性:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 【chara 104311 face 6 (surprised)】 【chara 1211 face 2 (joy)】 すみませ~ん!
食後のスイーツセット、お願いしま~す!

voice: vo_adv_1043010_094
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】 は~いっ♪

voice: vo_adv_1043010_095
常連客:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 スイーツセット?
また珍しいものを出し始めたんだねぇ……!
【chara 1411 face 1 (normal)】 もしかして、マコトちゃんが作ってるのかい?

voice: vo_adv_1043010_096
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 っ……【chara 104311 face 1 (normal)】 まぁね。
客層開拓ってやつだよ。
【chara 104311 face 2 (joy)】 チャンスを逃すなって言うやつがいてさ。

voice: vo_adv_1043010_097
常連客:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 【chara 1411 face 2 (joy)】 おやおや?
なんかうれしそうだね、マコトちゃん。

voice: vo_adv_1043010_098
マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】 う、うるせぇ!
【chara 104311 face 1 (normal)】 おっちゃん、わりぃけどのんびり話してる暇もないんだ!
【chara 104311 face 2 (joy)】 お~い{player}、こっちのお客さんの対応、頼む!

voice: vo_adv_1043010_099
常連客:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 へぇ~、お兄ちゃん、新しい店員さんかい?
【chara 1411 face 2 (joy)】 なんだかマコトちゃんと仲がよさそうだねぇ……♪

voice: vo_adv_1043010_100
常連客:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 【chara 1411 face 2 (joy)】 まるで昔のマコトちゃんのお父さんとお母さんを見てるみたいだ。
ケンカも多かったけど、夫婦の息ピッタリで、
この店を盛り上げてたんだよ?

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マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】 な、ななっ!?
よ、余計なこと言ってんじゃねぇ!
店からたたき出すぞ!?

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常連客:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 おお怖い怖い……【chara 1411 face 2 (joy)】 ははは♪

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マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】 ……ったく。
マジでそういうこと言うなよな。
夫婦、とかさ……

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マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】 想像……しちまったじゃねぇか。

Choice: (13) 顔が赤いよ?
----- Tag 13 -----
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マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 へっ? 【chara 104311 face 5 (shy)】 あ、赤くねぇ!
顔を覗き込んでくんな!
次あたしの間合いに入ったらぶっ飛ばすぞ!

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マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】 ……あぁもう。
怒鳴りてぇわけじゃねぇんだけどな。

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マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】 あ~……ありがとうな。
【chara 104311 face 1 (normal)】 おまえのおかげで、ここんとこ店の調子もかなりいい。
【chara 104311 face 2 (joy)】 父ちゃんと母ちゃんも、またやる気出してくれてるよ。

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マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 おまえが、あたしの背中をちゃんと押してくれたおかげだ。

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マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 あたしがお菓子作ってることとか、
おまえは最初から笑ったりしなかったもんな。

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マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 見てくれてるんだよな──【chara 104311 face 1 (normal)】 素のままのあたしのこと。

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マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 やっぱりあたしは、おまえが──

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常連客:
【chara 1411 face 2 (joy)】 …………

voice: vo_adv_1043010_113
マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】 ……!?
何見てやがんだよおっちゃん!
【chara 104311 face 3 (anger)】 この野郎~~~!?

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常連客:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 ひっ、ひぃぃぃっ!?
すまねぇ、【chara 1411 face 4 (sad)】 邪魔する気はなかったんだよ~~~!

voice: vo_adv_1043010_115
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 ……あ、危なかった~……

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 マコトと{player}が力を合わせ、活気を取り戻した店内。
その賑やかさのなか、マコトはこっそりと胸を撫で下ろすのであった。