マコト 第12話
口に出せない想いを断ち切り、危険な仕事に臨むマコト。多くの魔物に囲まれ窮地に陥る彼女を救ったのは{player}だった。自身の想いを自覚したマコトは、親友であるユイと想いのままに語り合う。
-------------- situation:
あたしの牙をその胸に
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
せめぎあう想いの果て、
マコトは{player}とのつながりを断ち切った。
voice: vo_adv_1043012_000
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
これで……よかったんだよな。
voice: vo_adv_1043012_001
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
はぁっ。
【chara 104311 face 1 (normal)】
うだうだしてたせいか、どうにも暴れたくってしょうがねぇ。
【chara 104311 face 3 (anger)】
というわけでよ──
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1043012_002
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
相手してもらうぜ、魔物さんよぉ!
voice: vo_adv_1043012_003
マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】
うりゃあ!
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1043012_004
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】
おっし!
やっぱなにも考えずに暴れるのはいいねぇ!
魔物:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
【chara 1614 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1043012_005
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
おっと、こいつは手ごわそうだな。
【chara 104311 face 1 (normal)】
おい! いつものた──
voice: vo_adv_1043012_006
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
──ッ!
voice: vo_adv_1043012_007
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
あたしのバカ! なに無意識に……
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1043012_008
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
うぐっ……!
【chara 104311 face 1 (normal)】
へっ! 喝を入れてくれて、【chara 104311 face 3 (anger)】
ありがとよッ!
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1043012_009
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
はぁ、はぁ……一丁上がり。
【chara 104311 face 6 (surprised)】
あらかた……片付いたか。
voice: vo_adv_1043012_010
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
……ふぅ。
voice: vo_adv_1043012_011
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
……あいつの力。
いつも温かくて、心強かったんだ。
【chara 104311 face 4 (sad)】
気付けば、それを当たり前みたいに思ってた。
voice: vo_adv_1043012_012
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
声をかければすぐ答えてくれる。
それを、居心地いいなんて思うようになっちまってた。
voice: vo_adv_1043012_013
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
あたしの心の奥に、牙みてぇに食い込んでいやがった。
voice: vo_adv_1043012_014
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】
ははっ。
【chara 104311 face 1 (normal)】
大した運動もしてねぇのに、胸の鼓動が収まらねぇや。
休み過ぎて、体がなまってんだな。
voice: vo_adv_1043012_015
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
……そうに違いねぇ。
voice: vo_adv_1043012_016
自警団員:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
【chara 413 face 6 (surprised)】
マコトさ~ん!
【chara 413 face 4 (sad)】
魔物討伐の任務中にすみません、緊急連絡です!
voice: vo_adv_1043012_017
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
うん? 討伐はちょうど今終わったとこだからいいけどよ。
【chara 104311 face 1 (normal)】
どうした、何かあったのか──?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──それから少し時が経った、ランドソルの街にて。
voice: vo_adv_1043012_018
自警団員:
【chara 413 face 4 (sad)】
大丈夫かしら、マコトさん……
【chara 413 face 6 (surprised)】
とにかく、早く人員を集めないと……!
Choice: (1) マコトちゃんがどうかしたの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1043012_019
自警団員:
【chara 413 face 6 (surprised)】
あ、あなたは……!
【chara 413 face 2 (joy)】
いつもマコトさんと一緒に行動している方ですよね!
【chara 413 face 1 (normal)】
ギルドマスターも信頼しているあなたなら……!
voice: vo_adv_1043012_020
自警団員:
【chara 413 face 6 (surprised)】
ええと先程、街の付近で魔物を見かけた、と報告があったんです。
【chara 413 face 4 (sad)】
それも相当数、群れを形成していると。
【chara 413 face 6 (surprised)】
……それくらいなら、まれに起こり得ることではあるのですが……
voice: vo_adv_1043012_021
自警団員:
【chara 413 face 4 (sad)】
その現場に──手配中の獣人族の男がいたらしいんです。
voice: vo_adv_1043012_022
自警団員:
【chara 413 face 6 (surprised)】
それを聞くなりマコトさん、
先に現場に向かう、と飛び出してしまったんです……!
voice: vo_adv_1043012_023
自警団員:
【chara 413 face 4 (sad)】
以前取り逃がしたことに責任を感じていたのかもしれません。
マコトさん、最近悩みごとがあるみたいでしたし、
休暇から戻ったばかりですし……心配で……!
voice: vo_adv_1043012_024
自警団員:
【chara 413 face 6 (surprised)】
とにかく急いでマコトさんの救援にいかないといけません!
【chara 413 face 4 (sad)】
あの、もしよろしければあなたも──
Choice: (2) 場所を教えて!
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1043012_025
自警団員:
【chara 413 face 6 (surprised)】
えっ? は、【chara 413 face 2 (joy)】
はい……!
【chara 413 face 4 (sad)】
追いかけるのでしたら、くれぐれも気をつけてくださいねっ?
【chara 413 face 1 (normal)】
私たちも人を集めてすぐに向かいますので!
voice: vo_adv_1043012_026
自警団員:
【chara 413 face 4 (sad)】
マコトさんをよろしくお願いします!
voice: vo_adv_1043012_027
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
……さて、と。
報告にあった場所に着いたはいいが……
【chara 104311 face 4 (sad)】
日が暮れちまったな。
voice: vo_adv_1043012_028
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
おお、報告通りいるいる。
【chara 104311 face 6 (surprised)】
思いっきり街道沿いじゃねぇか。
【chara 104311 face 1 (normal)】
……先行しといて正解だな、こりゃあ。
voice: vo_adv_1043012_029
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
不自然な魔物の群れ。
【chara 104311 face 6 (surprised)】
その原因が……
voice: vo_adv_1043012_030
マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】
あいつか。
voice: vo_adv_1043012_031
マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】
こないだ街で逃がした手配書の男。
【chara 104311 face 4 (sad)】
あの時、あたしが捕まえておかなかったばかりに……
【chara 104311 face 1 (normal)】
いいさ。落とし前は、あたしがつける。
voice: vo_adv_1043012_032
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
けど一回しくじってるからな。
【chara 104311 face 1 (normal)】
早まって飛び込むほどあたしもバカじゃねぇぜ。
今はとりあえず様子見だ……【chara 104311 face 4 (sad)】
まどろっこしいけど。
voice: vo_adv_1043012_033
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
う~ん、思ったより頭数が多いな。
【chara 104311 face 6 (surprised)】
まとめて相手するには手を焼きそうだ。
voice: vo_adv_1043012_034
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
にしてもどういうこった?
あれだけの魔物を操ってんのか……?
【chara 104311 face 6 (surprised)】
まさか、そんな大それた力を持ってやがったってのか……!?
voice: vo_adv_1043012_035
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
いや、よく見りゃ魔物の動きが鈍いな。
薬かなんかで眠らせてここに運んで来たのか。
【chara 104311 face 4 (sad)】
手間のかかることをしやがる。
voice: vo_adv_1043012_036
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
あとは魔物が目を覚ませば、そのままランドソルにまっしぐら、ってか?
【chara 104311 face 4 (sad)】
そう上手くいくとも思えねぇけど……
【chara 104311 face 1 (normal)】
まぁ、騒ぎを起こせれば十分なんだろうな、この手合いは。
voice: vo_adv_1043012_037
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
さて、未然に防ぐにはどうすっかな。
【chara 104311 face 4 (sad)】
あたし一人で突っ込むには敵の数が多い。
かといって姫さんたちの助っ人を待ってると、魔物たちが目覚めちまう。
voice: vo_adv_1043012_038
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
……ん?
【chara 104311 face 4 (sad)】
なんだ? 誰かもう一人、手配犯に近づいて……?
【chara 104311 face 6 (surprised)】
まさか仲間がいたのか?
voice: vo_adv_1043012_039
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
あれは……【chara 104311 face 4 (sad)】
へっ?
Choice: (3) マコトちゃんはどこだ!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1043012_040
手配犯:
【chara 414 face 3 (anger)】
ああ?
voice: vo_adv_1043012_041
手配犯:
【chara 414 face 3 (anger)】
なんだてめぇ?
急に出てきて何を言ってやがるんだ?
人捜しならよそでやれよ。こっちは今いいとこなんだ。
Choice: (4) マコトちゃんをどこへやった!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1043012_042
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
あたしはここだよ!?
【chara 104311 face 4 (sad)】
隠れてますけど!?
voice: vo_adv_1043012_043
マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】
なにやってんの!?
あいつマジなにやってんの!?
voice: vo_adv_1043012_044
マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】
っつーかあたしはどこだって、
【chara 104311 face 6 (surprised)】
まさか、【自警団(カォン)】の仲間に聞いて、
あたしを追っかけてきやがったのか!?
voice: vo_adv_1043012_045
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
いやその前に【chara 104311 face 3 (anger)】
あんのバカ野郎、
あたしが敵を見たらとりあえず突っ込んでいくやつだと思ってんのか!?
voice: vo_adv_1043012_046
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
いやまぁ……間違っちゃいないけどよ。
voice: vo_adv_1043012_047
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
……手伝わなくていいって言っただろ……?
【chara 104311 face 4 (sad)】
どうして来ちゃうんだよ……!
voice: vo_adv_1043012_048
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
とにかく逃げろ……!
【chara 104311 face 4 (sad)】
今ならまだ、相手も気付いてない……!
Choice: (5) 【自警団(カォン)】の子が来たはず。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1043012_049
手配犯:
【chara 414 face 3 (anger)】
ん~? 【自警団(カォン)】だと?
お前、最近どっかで見たと思ったら……
voice: vo_adv_1043012_050
手配犯:
【chara 414 face 3 (anger)】
……【自警団(カォン)】の女と一緒にいたヒューマン族か。
voice: vo_adv_1043012_051
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
うわぁ言いやがったよ!
【chara 104311 face 6 (surprised)】
ダメだあいつ、完全にあたしがいると思ってやがる。
voice: vo_adv_1043012_052
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
どうしてそんなに必死なんだよ……
voice: vo_adv_1043012_053
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
勝手に突き放したのに……
なんであたしなんかのために……
voice: vo_adv_1043012_054
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
……こうなっちまったら、【chara 104311 face 3 (anger)】
腹決めるか。
voice: vo_adv_1043012_055
手配犯:
【chara 414 face 3 (anger)】
なるほどな。【自警団(カォン)】とつるんでる奴なら、
このまま逃がすわけにはいかない。
今のうちに排除して──
voice: vo_adv_1043012_056
マコト:
【chara 414 face 6 (surprised)】
【chara 104311 face 3 (anger)】
──待ちな。
Choice: (6) 見つけた!
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1043012_057
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
見つけた! じゃねぇんだよ!
【chara 104311 face 4 (sad)】
おまえのせいで出てこざるを得なかったの!
voice: vo_adv_1043012_058
手配犯:
【chara 414 face 3 (anger)】
ちっ、潜んでいやがったか。
だが、隠れていたところを見ると、
数を揃えてきたわけじゃなさそうだな?
voice: vo_adv_1043012_059
マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】
……てめぇの目的はなんだ。
voice: vo_adv_1043012_060
手配犯:
【chara 414 face 3 (anger)】
ふんっ、教えてやろうか。
オレはな──
voice: vo_adv_1043012_061
マコト:
【chara 414 face 6 (surprised)】
【chara 104311 face 6 (surprised)】
あ、やっぱ言わなくていいや。
【chara 104311 face 1 (normal)】
あれだろ? 獣人族は他の種族より優れてるから、
もっとハバ利かせるべきだってんだろ?
voice: vo_adv_1043012_062
手配犯:
【chara 414 face 3 (anger)】
……っ!?
違う! オレの目的はもっと獣人族にとって崇高な──
voice: vo_adv_1043012_063
マコト:
【chara 414 face 6 (surprised)】
【chara 104311 face 1 (normal)】
あーあーいいって言わなくて。
【自警団(カォン)】で働いてるとそんな感じの輩はいくらでも見るし。
voice: vo_adv_1043012_064
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
魔物けしかけて他の種族ビビらせて、
【chara 104311 face 1 (normal)】
自分がやったんだっていい気になりたかったんだろ?
voice: vo_adv_1043012_065
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
ぶっちゃけおまえ、相当にありきたりだぞ?
voice: vo_adv_1043012_066
手配犯:
【chara 104311 face 3 (anger)】
【chara 414 face 3 (anger)】
キ、サマ……!
これだから、ヒューマン族なんかとつるむ奴は──
voice: vo_adv_1043012_067
マコト:
【chara 414 face 6 (surprised)】
【chara 104311 face 3 (anger)】
うるっせぇぞチンピラァ!
voice: vo_adv_1043012_068
手配犯:
【chara 414 face 6 (surprised)】
はひっ?
voice: vo_adv_1043012_069
マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】
さっきから獣人族だのヒューマン族だの
グダグダグダグダ抜かしやがって!
あたしは今、それどころじゃねぇんだよ!
voice: vo_adv_1043012_070
マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】
最近ずっと悩んでたことで頭がいっぱいなんだ!
voice: vo_adv_1043012_071
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
せっかく振り切ったかと思ったのによ、
【chara 104311 face 3 (anger)】
見ろよこいつ、またこんなふうにあたしを助けに来やがんだよ!
Choice: (7) ……僕?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1043012_072
マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】
他に誰がいるってんだ!
【chara 104311 face 5 (shy)】
あたしをこんだけ悩ませんのは、おまえくらいだっつの!
voice: vo_adv_1043012_073
マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】
あぁもう、まただよ……!
また頭ン中ゴチャゴチャしてきやがった。
voice: vo_adv_1043012_074
手配犯:
【chara 414 face 4 (sad)】
コイツ、なに言ってるんだ……!?
【chara 414 face 3 (anger)】
くそ、もういい──起きろ、魔物ども!
--- Switch scene ---
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1043012_075
手配犯:
【chara 414 face 2 (joy)】
ハッハッハ──!
魔物たちを興奮させ、眠りから目覚めさせる特製の粉末だ!
【chara 414 face 3 (anger)】
これでもう、オレの計画を止めることはできない!
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1043012_076
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
へへっ……ちょうどいいとこに。
【chara 104311 face 3 (anger)】
憂さ晴らしできそうなやつらがいるなぁ。
voice: vo_adv_1043012_077
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
おい{player}──
voice: vo_adv_1043012_078
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
──いつもの頼む。
Choice: (8) マコトを強化する!
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1043012_079
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
ああちくしょう。やっぱり温かくて、心強いなぁ。
voice: vo_adv_1043012_080
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
……食い込んだ牙が、うずきやがる。
voice: vo_adv_1043012_081
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
この気持ちが、そうなんだよな。
voice: vo_adv_1043012_082
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
あたし、{player}のこと──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1043012_083
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
──好きだ!
voice: vo_adv_1043012_084
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】
そうだよ。
【chara 104311 face 1 (normal)】
分かっちまえば。認めちまえば。言っちまえば。
【chara 104311 face 2 (joy)】
すげー単純なんだよ。
voice: vo_adv_1043012_085
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
こんな気持ち、【chara 104311 face 2 (joy)】
ずっと我慢できるかよ……!
voice: vo_adv_1043012_086
マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】
てめぇら、まとめてかかってきやがれっ!
【chara 104311 face 1 (normal)】
けど、覚悟しろよ……!
voice: vo_adv_1043012_087
マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】
今のあたしは、ちっと手荒いぞ……!
voice: vo_adv_1043012_088
マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】
ウオォォォ──!
--- Switch scene ---
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャ、ギャオォ……!
voice: vo_adv_1043012_089
手配犯:
【chara 414 face 6 (surprised)】
なっ!? 興奮しているはずの魔物たちが震えあがって……!?
【chara 414 face 3 (anger)】
おい、こんな牙の抜けた腑抜けに怖気づくな!
いけっ、コイツを叩き潰せ!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1043012_090
マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】
オッ、ラァァァァ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1043012_091
マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】
う、りゃあああ!
voice: vo_adv_1043012_092
マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】
オラァ! うらぁ! 食らいやがれぇぇぇっ!
--- Switch scene ---
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1043012_093
手配犯:
【chara 414 face 6 (surprised)】
なっ、なんなんだ、コイツ……!
【chara 414 face 4 (sad)】
あれだけ集めた魔物を、次々に……!?
voice: vo_adv_1043012_094
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
ちっ、足りねぇ!
【chara 104311 face 1 (normal)】
もっとだ、もっと来いよ……!
voice: vo_adv_1043012_095
マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】
あたしの体に溜まってる熱を、ぶつけさせろ……!
voice: vo_adv_1043012_096
手配犯:
【chara 414 face 4 (sad)】
ヒィィッ!?
voice: vo_adv_1043012_097
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】
はははっ!
いくぞぉぉぉぉォッ!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1043012_098
手配犯:
【chara 414 face 6 (surprised)】
全、滅……?
【chara 414 face 4 (sad)】
街を襲うために、用意していた魔物たちが……?
voice: vo_adv_1043012_099
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
……よぉ。
【chara 104311 face 2 (joy)】
もう終わりか?
voice: vo_adv_1043012_100
手配犯:
【chara 414 face 4 (sad)】
ひっ……!
voice: vo_adv_1043012_101
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】
なんだぁ?
【chara 104311 face 1 (normal)】
牙の抜けた腑抜けに、随分とビビってんじゃねぇか。
voice: vo_adv_1043012_102
手配犯:
【chara 414 face 4 (sad)】
ば、化け物……!
voice: vo_adv_1043012_103
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
へっ、化け物ときたか……いいけどよ、それでも。
Choice: (9) マコトちゃんは化け物じゃない。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1043012_104
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
……!
Choice: (10) お菓子作りが趣味のかわいい女の子だよ。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1043012_105
マコト:
【chara 414 face 6 (surprised)】
【chara 104311 face 5 (shy)】
おっ、おい……っ!?
voice: vo_adv_1043012_106
手配犯:
【chara 414 face 4 (sad)】
なるほどな……かわいい女の子か。
……敵わねぇわけだ。
voice: vo_adv_1043012_107
マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】
なに勝手に分かった感じの空気出してんだ!?
【chara 104311 face 6 (surprised)】
いや、化け物でいいからな!?
【chara 104311 face 5 (shy)】
そっちの方がいくらかマシだかんな!?
voice: vo_adv_1043012_108
自警団員:
【chara 413 face 1 (normal)】
お疲れさまでした、マコトさん!
【chara 413 face 2 (joy)】
さすがですね、増援の到着前に解決してしまうなんて!
voice: vo_adv_1043012_109
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】
へへ、まぁな。
【chara 104311 face 1 (normal)】
……{player}も、手伝ってくれたからな。
voice: vo_adv_1043012_110
自警団員:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
【chara 413 face 6 (surprised)】
ふむふむ、なるほど。【chara 413 face 2 (joy)】
……ふふっ♪
【chara 413 face 1 (normal)】
では、手配犯はこのまま連行いたしますね!
【chara 413 face 2 (joy)】
マコトさんは彼とお二人でゆっくりと休まれてください!
voice: vo_adv_1043012_111
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
あ? 【chara 104311 face 4 (sad)】
おいこら、なんか変な誤解してねぇか!?
【chara 104311 face 5 (shy)】
おい待て、あとで話があるからな!
voice: vo_adv_1043012_112
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
……ったく。
【自警団(カォン)】の連中に変な噂流されないといいけど。
Choice: (11) 変な噂って?
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1043012_113
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
そりゃ、あたしとおまえがどうだとか……【chara 104311 face 5 (shy)】
って言わせんな!
voice: vo_adv_1043012_114
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
ほんと、{player}はさ~……
voice: vo_adv_1043012_115
マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】
あ~ところで、だ。
【chara 104311 face 4 (sad)】
おまえさ、さっきあたしが大立ち回りしてるとき……
【chara 104311 face 5 (shy)】
なんか……聞こえたりした?
Choice: (12) 聞こえてた。
Choice: (13) 聞こえなかった。
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1043012_116
マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】
……っ!
そう……そっか。
忘れろ、とは言わねぇよ。
Jump to tag 14
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1043012_117
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
……そっか。
それなら……【chara 104311 face 4 (sad)】
いや、よくねぇな。
voice: vo_adv_1043012_118
マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】
おまえのこと、好きだって言ったんだよ。
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1043012_119
マコト:
【chara 104311 face 5 (shy)】
…………
voice: vo_adv_1043012_120
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
まぁ、これは単なるあたしの気持ちだ。
【chara 104311 face 6 (surprised)】
どういう意味かは……【chara 104311 face 4 (sad)】
まだ、いい。
voice: vo_adv_1043012_121
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
今のおまえに、何かを求めてるわけじゃねぇんだ。
voice: vo_adv_1043012_122
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
でも……【chara 104311 face 1 (normal)】
胸の隅っこでいいからさ。
刺しといてくれ……あたしの、牙をさ。
voice: vo_adv_1043012_123
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】
へへっ♪
【chara 104311 face 1 (normal)】
それじゃ、あたしは行くぜ。
voice: vo_adv_1043012_124
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
ああそうだ……【chara 104311 face 1 (normal)】
明日からまた、【chara 104311 face 2 (joy)】
パトロール頑張ろうな!
voice: vo_adv_1043012_125
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
あとは……【chara 104311 face 1 (normal)】
ちゃんと、あたしなりのケジメをつけないとな。
voice: vo_adv_1043012_126
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
……行くか。
voice: vo_adv_1043012_127
ユイ:
【chara 100213 face 1 (normal)】
は~い。
【chara 100213 face 6 (surprised)】
あれ? マコトちゃん。
voice: vo_adv_1043012_128
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
よぉ、ユイ。
voice: vo_adv_1043012_129
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
今ちょっと……【chara 104311 face 1 (normal)】
話せるか?
voice: vo_adv_1043012_130
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
……?
【chara 100213 face 2 (joy)】
うん、もちろん。
voice: vo_adv_1043012_131
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
外に出て来てもらってわりぃな。
voice: vo_adv_1043012_132
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
ううん、【chara 100213 face 2 (joy)】
最近マコトちゃんとお出かけできてなかったから、うれしいよ。
voice: vo_adv_1043012_133
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】
へへ、そっか。
【chara 104311 face 6 (surprised)】
……えーと、【chara 104311 face 4 (sad)】
その……
voice: vo_adv_1043012_134
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
?
voice: vo_adv_1043012_135
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
ユイと話さなきゃって、ここまで来ちまったけど……
【chara 104311 face 6 (surprised)】
どう話したらいいんだ? 【chara 104311 face 4 (sad)】
あたしは、何を伝えたらいいんだ?
voice: vo_adv_1043012_136
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
あいつのこと、あたしも好きになっちまったって?
謝る……【chara 104311 face 4 (sad)】
そうだよな、謝らなきゃ。
voice: vo_adv_1043012_137
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
あのさ。
{player}のこと、なんだけど……
voice: vo_adv_1043012_138
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
……うん。
voice: vo_adv_1043012_139
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
あたし、{player}とユイのこと、本当に応援してて……
【chara 104311 face 4 (sad)】
上手くいってほしいって、思ってる。
ユイが幸せになってほしいって、願ってるんだ。
voice: vo_adv_1043012_140
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
だけど、【chara 104311 face 4 (sad)】
その……な。
ごめん、あたし……
voice: vo_adv_1043012_141
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
……あたしっ……
voice: vo_adv_1043012_142
ユイ:
【chara 100213 face 1 (normal)】
ね、マコトちゃん。
voice: vo_adv_1043012_143
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
えっ?
voice: vo_adv_1043012_144
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
マコトちゃんがそう思ってくれるのは、
わたしとマコトちゃんが、【chara 100213 face 1 (normal)】
大切な友達だから、だよね。
voice: vo_adv_1043012_145
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
ああ、そうだ……親友だから。
voice: vo_adv_1043012_146
ユイ:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
【chara 100213 face 2 (joy)】
わたしもそう思ってるよ、マコトちゃん。
voice: vo_adv_1043012_147
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
……!
voice: vo_adv_1043012_148
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
わたしもね、同じ気持ちなんだよ。
【chara 100213 face 1 (normal)】
マコトちゃんは大切な親友。
voice: vo_adv_1043012_149
ユイ:
【chara 100213 face 1 (normal)】
マコトちゃんのこと、応援したいし、幸せになってほしい。
自分の中にある願いを、叶えてほしい。
voice: vo_adv_1043012_150
ユイ:
【chara 100213 face 1 (normal)】
──それがどんなことであっても。
voice: vo_adv_1043012_151
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
ユイ……
voice: vo_adv_1043012_152
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
だから、謝らないで。
【chara 100213 face 1 (normal)】
マコトちゃん、わたし……少しは強くなったんだよ。
【chara 100213 face 2 (joy)】
マコトちゃんを応援できるくらい、強くなったんだよ。
voice: vo_adv_1043012_153
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
ああ……【chara 104311 face 1 (normal)】
強くなったよな、ユイ。
【chara 104311 face 2 (joy)】
あたしが驚いちまうくらいだ。
voice: vo_adv_1043012_154
マコト:
【chara 100213 face 1 (normal)】
【chara 104311 face 6 (surprised)】
じゃあ……これからは、
【chara 104311 face 1 (normal)】
お互いに応援しあおうぜ。
voice: vo_adv_1043012_155
ユイ:
【chara 100213 face 1 (normal)】
うん。
【chara 100213 face 2 (joy)】
わたし、頑張るからねっ。
voice: vo_adv_1043012_156
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】
あたしもだ。
へへっ♪
voice: vo_adv_1043012_157
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
ああそうだユイ、
【chara 104311 face 1 (normal)】
景気づけに今から飯でも食いに行かねぇか?
voice: vo_adv_1043012_158
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
そうだね。
【chara 100213 face 2 (joy)】
マコトちゃんのお店に行きたいな。
voice: vo_adv_1043012_159
マコト:
【chara 104311 face 2 (joy)】
おう。
【chara 104311 face 1 (normal)】
とっておきの新メニュー、食わせてやるよ。
voice: vo_adv_1043012_160
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】
──ありがとな、【chara 104311 face 2 (joy)】
ユイ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
自分の想いと向きあい、親友への想いにも触れ、
マコトは大切な感情を抱いて、歩き出すのであった。