イリヤ 第4話
イリヤと{player}は、福袋を一緒に開けることになった。初めて見る物に興味津々な彼女だが、それは全てアメスが見せた『夢』。やがて目覚めた二人は、街の散策を再開することにした。


-------------- situation:
美しき吸血鬼への献上品
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 街を散策していたイリヤと{player}は、
突如不思議な光に包まれる。

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イリヤ:
【chara 104412 face 6 (surprised)】 なんじゃ、この光は?
もしや、わらわに対する攻撃か?

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イリヤ:
【chara 104412 face 4 (sad)】 ふん!
わらわに攻撃しようとは、
なかなか度胸があるようじゃな。

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イリヤ:
【chara 104412 face 1 (normal)】 しかし、お主が慌てることはない。
【chara 104412 face 2 (joy)】 わらわが守ってやるから安心するのじゃ。

--- Switch scene ---

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男性:
【chara 1 face 1 (normal)】 おめでとうございます!
二等賞の福袋です!

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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 ふむ……?

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イリヤ:
【chara 104431 face 1 (normal)】 おぉ、{player}か。
このようなところで会うとは、奇遇じゃな。

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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 ……うむ、この袋か?

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イリヤ:
【chara 104431 face 1 (normal)】 トマトジュースを買ったら、手に入ったのじゃ。
どうやら、わらわへの献上品のようじゃな。

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イリヤ:
【chara 104431 face 2 (joy)】 うむうむ、いい心がけじゃ。
さっそく中身をあらためるとしよう。

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イリヤ:
【chara 104431 face 1 (normal)】 せっかくじゃ。
お主も見ていくがよい。

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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 ふむ、なんじゃ、これは?
【chara 104431 face 4 (sad)】 ……美顔器? 美人になる、と?

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イリヤ:
【chara 104431 face 3 (anger)】 ほう……世界一美しいわらわに、こんなものを寄こすとは……
どうやらケンカを売っておるようじゃな?

Choice: (1) もっと美しくなってほしい。
Choice: (2) 美しいというより、むしろ可愛い。
----- Tag 1 -----
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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 ふむふむ……なるほどのう。
【chara 104431 face 1 (normal)】 そういうことか。
民草は支配者に、高すぎる理想を押し付けるものじゃからな。

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イリヤ:
【chara 104431 face 2 (joy)】 しかしそれに応えてこその支配者じゃ。
民草の意思、しかと受け止めようぞ。

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----- Tag 2 -----
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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 ……か、可愛い、じゃと……?

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イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 ……ふん!
わらわを表すには相応しくない言葉じゃが……

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イリヤ:
【chara 104431 face 5 (shy)】 ま、まあ、お主の言葉じゃ。
今回だけは許してやろう。

----- Tag 3 -----
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イリヤ:
【chara 104431 face 1 (normal)】 さて、他には何が入っておるかの……?

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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 ……これは?
ハンドタイプのマッサージ器?
こっちは……持ち運び用のミニ加湿器……?

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イリヤ:
【chara 104431 face 2 (joy)】 なるほどのう。
いずれも、わらわが見たことのない物ばかりじゃ。

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イリヤ:
【chara 104431 face 1 (normal)】 わらわが長き眠りについている間に、
ずいぶんと便利な世の中になったようじゃな。

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イリヤ:
【chara 104431 face 1 (normal)】 さて……これで福袋とやらの中身は全部か。
なかなかに面白かった――【chara 104431 face 6 (surprised)】 む?

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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 どうやら、もう一つ何か入っておるようじゃな。
どれどれ……?

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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 これは……ブレスレットか?

Choice: (4) 腕時計だよ。
----- Tag 4 -----
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イリヤ:
【chara 104431 face 1 (normal)】 ふむ、装飾が男性向けじゃな。
【chara 104431 face 4 (sad)】 これはわらわには似合いそうにないのう……

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イリヤ:
【chara 104431 face 2 (joy)】 ――よし!
このブレスレットは、お主にやろう。

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イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 か、勘違いするでない!
特別な意味などないぞ!

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イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 えーと……そ、そう、あれじゃ!

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イリヤ:
【chara 104431 face 5 (shy)】 日頃のお主の献身に、
わらわから褒賞を出してやっただけじゃ!

voice: vo_adv_1044004_029
イリヤ:
【chara 104431 face 5 (shy)】 か、感謝するが良いぞ!

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イリヤ:
【chara 104431 face 5 (shy)】 そして、これからもわらわのために、尽くすのじゃ!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1044004_031
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】 イリヤさん、あっちでも子供のままなのね。
かわいそうに……

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アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 もっとも、あっちで吸血鬼が復活しちゃったら、
それはそれで、たいへんなことになっちゃうけどね~

voice: vo_adv_1044004_033
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 私、こっちの世界じゃあ、神さまみたいに扱われてるんだけど、
【chara 190011 face 4 (sad)】 イリヤさんは、私でも関与できない、特別な存在なのよね……

voice: vo_adv_1044004_034
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】 でも、私、イリヤさんってキレイなお姉さんの
記憶しかないんだけどな……?

voice: vo_adv_1044004_035
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 あ、今のはね、アンタとイリヤさんの『記憶の欠片』を元に
私が作った『夢』なのよ。
【chara 190011 face 2 (joy)】 なつかしかった? まぁ、まだわかんないか。

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アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 アンタがもっと『記憶の欠片』を集めたら、
また『夢』を見せてあげるわ。

voice: vo_adv_1044004_037
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】 たくさんの女の子との『夢』を見ること……
それが世界の真実にたどり着くことになるの。
がんばってね♪

voice: vo_adv_1044004_038
アメス:
【chara 190011 face 5 (shy)】 それじゃあ、またね~♪

--- Switch scene ---

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イリヤ:
【chara 104412 face 6 (surprised)】 む……?
【chara 104412 face 4 (sad)】 ……どうやら、眠っておったようじゃな。

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イリヤ:
【chara 104412 face 4 (sad)】 ……ここは、ランドソルか。
往来で急に眠るなど、
わらわの力が落ちておる証拠じゃな……

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イリヤ:
【chara 104412 face 4 (sad)】 何やら妙な夢を見た気もするが……?

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イリヤ:
【chara 104412 face 6 (surprised)】 ……何?
お主も、わらわと商店街とやらにいる夢を見た、と?

voice: vo_adv_1044004_043
イリヤ:
【chara 104412 face 4 (sad)】 ……ふむ。
妙なこともあるものじゃ。

voice: vo_adv_1044004_044
イリヤ:
【chara 104412 face 2 (joy)】 まあよい。
そんなことよりも、散策の続きじゃ!

voice: vo_adv_1044004_045
イリヤ:
【chara 104412 face 1 (normal)】 夢の中同様、この街にも、
わらわが見たことのないものがあふれておる。

voice: vo_adv_1044004_046
イリヤ:
【chara 104412 face 2 (joy)】 わらわの世界征服に役立つものがあれば、すべて教えるのじゃ。
【chara 104412 face 5 (shy)】 よいな?

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 不思議な体験をしたと思うのも束の間、
{player}とイリヤは、散策を続けるのだった。