イリヤ 第5話
魔力あふれる地下墓地で、イリヤは遂に完全復活するが、その場所を離れると子供に戻ってしまう。彼女は大人の姿で{player}を誘惑するが、彼には伝わらず、一人憤慨するのだった。
-------------- situation:
地下墓地での復活儀礼
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
イリヤと{player}は、
とある洞窟の前へとやって来た。
voice: vo_adv_1044005_000
イリヤ:
【chara 104412 face 5 (shy)】
ふっふっふ。
喜べ、わらわの眷属よ。
ついに見つけたのじゃ……
voice: vo_adv_1044005_001
イリヤ:
【chara 104412 face 1 (normal)】
実はこの洞窟はの、
数多の英霊が眠る地下墓地……カタコンベとなっておってな。
voice: vo_adv_1044005_002
イリヤ:
【chara 104412 face 2 (joy)】
この洞窟に入ったものは、英霊の力によって、
魔力が高まる……らしいのじゃ。
voice: vo_adv_1044005_003
イリヤ:
【chara 104412 face 1 (normal)】
つまり!
この場所ならば、わらわが真の姿に戻れるはずじゃ!
voice: vo_adv_1044005_004
イリヤ:
【chara 104412 face 6 (surprised)】
……う、うむ、お主の言うとおり、ただの噂じゃ。
【chara 104412 face 1 (normal)】
しかし、確かめる価値はあると思っておる!
voice: vo_adv_1044005_005
イリヤ:
【chara 104412 face 2 (joy)】
よし、行くぞ{player}よ!
必ずや、真の姿を取り戻すのじゃ!
voice: vo_adv_1044005_006
イリヤ:
【chara 104412 face 4 (sad)】
……なかなか深い洞窟じゃな。
子供の足では、ちと疲れるの……
voice: vo_adv_1044005_007
イリヤ:
【chara 104412 face 1 (normal)】
{player}、わらわのことを担ぐことを許す。
じゃから……【chara 104412 face 6 (surprised)】
むっ?
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1044005_008
イリヤ:
【chara 104412 face 6 (surprised)】
魔物か。
ふむ。少々数は多いが……
【chara 104412 face 1 (normal)】
この程度の魔物ならば、わらわの敵ではない。
voice: vo_adv_1044005_009
イリヤ:
【chara 104412 face 1 (normal)】
このような連中、わらわが一瞬で倒してくれよう。
【chara 104412 face 2 (joy)】
夜を統べる支配者の力……とくと味わうがいい!
voice: vo_adv_1044005_010
イリヤ:
【chara 104412 face 4 (sad)】
むぅ……この地下墓地ならばと思ったが、
やはりこの姿では魔物は倒せぬか……
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1044005_011
イリヤ:
【chara 104412 face 6 (surprised)】
わらわの攻撃を受けて、
向こうも気が立っておる。
【chara 104412 face 4 (sad)】
{player}、逃げるぞ!
voice: vo_adv_1044005_012
イリヤ:
【chara 104412 face 4 (sad)】
お、お主には特別に、わらわを担ぐことを許す!
【chara 104412 face 5 (shy)】
だから、わらわを連れて逃げるのじゃ!
voice: vo_adv_1044005_013
イリヤ:
【chara 104412 face 4 (sad)】
何とか逃げ切れたようじゃの……
【chara 104412 face 1 (normal)】
さすがはわらわの眷属じゃ。
voice: vo_adv_1044005_014
イリヤ:
【chara 104412 face 5 (shy)】
今後も、しっかりとわらわのために働き、
わらわを守るのじゃぞ?
voice: vo_adv_1044005_015
イリヤ:
【chara 104412 face 1 (normal)】
さて、では洞窟の奥に――
【chara 104412 face 6 (surprised)】
……っと、
どうやら、その必要はないみたいじゃの。
voice: vo_adv_1044005_016
イリヤ:
【chara 104412 face 6 (surprised)】
……なぜか、じゃと?
【chara 104412 face 1 (normal)】
{player}、よく周りを見てみるのじゃ。
Choice: (1) これは……じ、人骨!?
Choice: (2) そう言われても……
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1044005_017
イリヤ:
【chara 104412 face 1 (normal)】
うむ。
おそらく、これがこの洞窟で散った英霊たちじゃろう。
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----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1044005_018
イリヤ:
【chara 104412 face 1 (normal)】
よく見るのじゃ。
辺り一面に、白骨死体があるではないか。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1044005_019
イリヤ:
【chara 104412 face 2 (joy)】
これを見るに、
ここがこの洞窟の最奥のようじゃの。
voice: vo_adv_1044005_020
イリヤ:
【chara 104412 face 1 (normal)】
さっそく、英霊の力をわらわの物に……【chara 104412 face 6 (surprised)】
むっ?
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1044005_021
イリヤ:
【chara 104412 face 6 (surprised)】
まだ追ってきておったか。
【chara 104412 face 4 (sad)】
しつこいヤツらじゃの。
voice: vo_adv_1044005_022
イリヤ:
【chara 104412 face 4 (sad)】
逃げようにも、出口は魔物に塞がれておる。
戦うしかないようじゃ。
voice: vo_adv_1044005_023
イリヤ:
【chara 104412 face 4 (sad)】
せめて、わらわが真の姿に戻れれば、
あのようなザコになど遅れをとらぬものを……
【chara 104412 face 1 (normal)】
……こうなれば!
voice: vo_adv_1044005_024
イリヤ:
【chara 104412 face 1 (normal)】
カタコンベに眠る英霊たちよ……
わらわの名はイリヤ・オーンスタイン。
夜を統べる者である。
voice: vo_adv_1044005_025
イリヤ:
【chara 104412 face 3 (anger)】
主らの力を、わらわによこすのじゃ!!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1044005_026
イリヤ:
【chara 104411 face 3 (anger)】
ふっふっふ……はーっはっはっはっはっは!
【chara 104411 face 2 (joy)】
元の姿に戻れたのじゃ!
噂は、正しかったようじゃの!
voice: vo_adv_1044005_027
イリヤ:
【chara 104411 face 1 (normal)】
この姿になれば、貴様らなど恐るるに足らぬ!
塵となって消えるがいい!
魔物たち:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1044005_028
イリヤ:
【chara 104411 face 3 (anger)】
ふっふっふ……この力、全盛期のものと比べて、
なんら遜色ない!
voice: vo_adv_1044005_029
イリヤ:
【chara 104411 face 3 (anger)】
今こそ、この世界を征服するとき!
【chara 104411 face 2 (joy)】
行くのじゃ! わらわの供をせよ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1044005_030
イリヤ:
【chara 104411 face 1 (normal)】
まずはこの洞窟を出て、
一番近くの街で――
voice: vo_adv_1044005_031
イリヤ:
【chara 104412 face 6 (surprised)】
なっ!?
子供の姿に戻ったじゃと……?
地下墓地から離れた途端に……
voice: vo_adv_1044005_032
イリヤ:
【chara 104412 face 4 (sad)】
も、もしや、この場所でしか、元の姿に戻れぬのか……?
voice: vo_adv_1044005_033
イリヤ:
【chara 104412 face 4 (sad)】
それでは意味がないのじゃ!
{player}! こんなところ早く出て――
voice: vo_adv_1044005_034
イリヤ:
【chara 104412 face 6 (surprised)】
……い、いや、ちょっと待つのじゃ。
【chara 104412 face 1 (normal)】
もう一度、洞窟の奥へ戻るのじゃ。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1044005_035
イリヤ:
【chara 104411 face 1 (normal)】
よし、元の姿に戻ったようじゃな……
ほれ、我が眷属よ。
わらわに何か言うことはないか?
voice: vo_adv_1044005_036
イリヤ:
【chara 104411 face 2 (joy)】
この胸、この腰、そしてこの顔……
どうじゃ? 美しいであろう?
voice: vo_adv_1044005_037
イリヤ:
【chara 104411 face 5 (shy)】
お主の働きには見るべきものがある。
少しなら、お主の望みを聞いてやろう。
どうじゃ……?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1044005_038
イリヤ:
【chara 104411 face 6 (surprised)】
……ど、どういうこと、じゃと?
お主、まさか意味がわかっておらぬのか……?
【chara 104411 face 4 (sad)】
この姿ならでは――ということがたくさんあるじゃろ!?
voice: vo_adv_1044005_039
イリヤ:
【chara 104411 face 4 (sad)】
わ、わらわがせっかくお主のことを……!
{player}、そこに直るのじゃ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
なぜか{player}は、
イリヤに洞窟の中で怒られることとなるのだった。