イリヤ 第8話
アメスの『夢』の中で、行き倒れたイリヤを助けた{player}。一日従者として彼女をお店に連れていくことになるが、そこで目が覚める。二人は夢の続きとばかりに、改めて食事へと向かうのだった。


-------------- situation:
夜を統べる者の最期?
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 広場でくつろいでいたイリヤと{player}は、
突如、光に包まれる。

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イリヤ:
【chara 104412 face 6 (surprised)】 うわっ、なんじゃ!?
また、この光か!!

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イリヤ:
【chara 104412 face 4 (sad)】 くっ……!
な、何が起きているんじゃ!?

--- Switch scene ---

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イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 はぁ……はぁ……
くっ……わらわは、もうダメじゃ……

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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 まさか、ここまで日差しが強いとは……
【chara 104431 face 4 (sad)】 帽子をかぶっていても、体力を奪われるのじゃ。

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イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 トマトジュースを買おうとしただけじゃが、
わらわも、ここまでか……

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イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 せめて最後に、イキのいい男の首筋に
かみつきたかったのう……

Choice: (1) 気をしっかり。
Choice: (2) 首を差し出す。
----- Tag 1 -----
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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 む、むむ……!
ちょ、ちょっと待つのじゃ!
【chara 104431 face 4 (sad)】 そんなに揺さぶるでない!

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イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 はぁ、はぁ……
さらに体力が消耗したではないか!

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----- Tag 2 -----
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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 おぉ、わらわのために身を差し出すか。
【chara 104431 face 1 (normal)】 うむうむ、感心じゃな。
では、遠慮なく……

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イリヤ:
【chara 104431 face 5 (shy)】 はむっ……はむはむ……

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イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 ……ダメじゃ。
もはや、かみつく力も残っていないようじゃ……

----- Tag 3 -----
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イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 買い置きのトマトジュースさえ
残っていれば、こんなことには……

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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 ……ん?
そのビニール袋に入っているのは、もしや――

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イリヤ:
【chara 104431 face 2 (joy)】 ト、トマトジュースなのじゃ!?

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イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 渡せ!
今すぐわらわに渡すのじゃっ!

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イリヤ:
【chara 104431 face 1 (normal)】 ……ごくっ!
ごくっ、ごくっ……ぷはーっ!

voice: vo_adv_1044008_016
イリヤ:
【chara 104431 face 2 (joy)】 フッ……フハハハハ ハーッハッハッハ!
復活したのじゃ!

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イリヤ:
【chara 104431 face 2 (joy)】 今ならこの世界を征服できるほどに
力がみなぎっておる!

犬:
【chara 1811 face 1 (normal)】 ワンワン!

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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 む? なんじゃ、犬コロか……
【chara 104431 face 1 (normal)】 今のわらわは機嫌がいい。
犬コロであろうと、近寄ることを許すのじゃ!

犬:
【chara 1811 face 1 (normal)】 クゥ~ン……

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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 ……ん? 
なんじゃ、その物欲しそうな目は?

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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 ふむ……どうやら、
わらわのトマトジュースが欲しいようじゃな?

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イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 下等生物の分際でわらわのものを欲しがるとは……
このトマトジュースはやらんぞ!!

犬:
【chara 1811 face 1 (normal)】 クゥーン……

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イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 ……そ、ん~そんな目で見るでない!
こ、これはわらわのトマトジュースで……

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イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 くっ……仕方ない。
今回だけ、特別じゃからな!

Choice: (4) 優しい。
----- Tag 4 -----
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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 なっ!?
わらわが優しい……?

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イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 ふ、ふざけたことを言うでない!
わらわはいずれ世界を征服する者じゃ!
優しいわけ、ないのじゃ!

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イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 つ、次にわらわを優しいなどと言ったら、
死刑じゃからな!

--- Switch scene ---

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イリヤ:
【chara 104431 face 1 (normal)】 うむうむ、反省しておるようじゃな。
ならば、わびとして
きょう一日、わらわの従者になるのじゃ!

voice: vo_adv_1044008_028
イリヤ:
【chara 104431 face 2 (joy)】 まずはそうじゃな……
わらわは腹が減った!

voice: vo_adv_1044008_029
イリヤ:
【chara 104431 face 2 (joy)】 この街で一番美味な店に連れていくのじゃ!

--- Switch scene ---

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イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 {player}……
この店はなんじゃ……?

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イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 『ニンニクたっぷり餃子専門店』と
書いてあるようじゃが……?

Choice: (5) お店のドアを開ける。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1044008_032
イリヤ:
【chara 104431 face 6 (surprised)】 ぬぁあああああ~~!?
なんじゃ、この臭いは!!

voice: vo_adv_1044008_033
イリヤ:
【chara 104431 face 4 (sad)】 わらわはニンニクが大嫌いなんじゃ~!!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1044008_034
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】 アンタ……吸血鬼のイリヤさんに、
ニンニク料理はないんじゃないの?

voice: vo_adv_1044008_035
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 そもそも! レディをニンニク料理店に連れて行くのも
どうかと思うわよ……まったく。

voice: vo_adv_1044008_036
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 これは、以前のアンタとイリヤさんの記憶を元に作った『夢』なの。
【chara 190011 face 2 (joy)】 今のアンタはこんな行動をとるのね。
私も見てて楽しかったわ♪

voice: vo_adv_1044008_037
アメス:
【chara 190011 face 5 (shy)】 それじゃあ、またね~♪

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1044008_038
イリヤ:
【chara 104412 face 4 (sad)】 ニンニクは嫌じゃ~……む?

voice: vo_adv_1044008_039
イリヤ:
【chara 104412 face 6 (surprised)】 ……また夢を見とったのか?
【chara 104412 face 4 (sad)】 なんとも珍妙な夢じゃったな……

voice: vo_adv_1044008_040
イリヤ:
【chara 104412 face 5 (shy)】 ふふふ、
{player}は夢の中でもわらわの従者とは、感心じゃ。

voice: vo_adv_1044008_041
イリヤ:
【chara 104412 face 6 (surprised)】 何?
お主も同じ夢を見ておったのか?

voice: vo_adv_1044008_042
イリヤ:
【chara 104412 face 1 (normal)】 それなら話は早い!
夢の続きじゃ!

voice: vo_adv_1044008_043
イリヤ:
【chara 104412 face 2 (joy)】 わらわをこの街で一番美味な店に連れていくのじゃ!
【chara 104412 face 4 (sad)】 た、ただし、ニンニク以外でじゃ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 そうして、夢と同じように、
食事に出かける{player}とイリヤであった。