タマキ 第5話
評判に浮かれ調子に乗ったファントムキャッツは、何者かの罠で善良な人の家に泥棒に入り捕らえられてしまう。ファントムキャッツがタマキだと知った{player}は事件の真相を追い始める。
-------------- situation:
仕組まれていた陰謀
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 2 (joy)】
ランドソルの繁華街で、{player}は、
妙にご機嫌なタマキの姿を見つけた。
voice: vo_adv_1046005_000
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
にゃん、にゃにゃにゃ~ん♪
voice: vo_adv_1046005_001
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
あ、{player}!
【chara 104611 face 2 (joy)】
こんなところで会うなんて、奇遇だにゃ!
Choice: (1) 妙に機嫌がいいけど、どうしたの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1046005_002
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
ふふん、よく聞いてくれたにゃ!
voice: vo_adv_1046005_003
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
{player}には前に、
美少女義賊・ファントムキャッツについて話したけど、
【chara 104611 face 2 (joy)】
覚えてるにゃ?
voice: vo_adv_1046005_004
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
うむうむ。ちゃんと覚えているとは感心にゃ。
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タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
実はにゃ、このランドソルには、
【chara 104611 face 1 (normal)】
ファントムキャッツへの目安箱のようなものが
設置されているのにゃ。
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タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
噂によると、今日、その目安箱に依頼があったらしいのにゃ。
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タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
「悪と戦うファントムキャッツさま。どうか懲らしめていただきたい
悪人がいます。ファントムキャッツさまの
正義の鉄槌を下してください」【chara 104611 face 1 (normal)】
とのことにゃ。
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タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
だから今宵も悪人を懲らしめる──じゃなくて、
ファントムキャッツが悪人を懲らしめてくれるのにゃ!
voice: vo_adv_1046005_009
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
連日のファントムキャッツの活躍……
【chara 104611 face 2 (joy)】
胸が躍って仕方がないにゃ!
voice: vo_adv_1046005_010
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
つい先日も……【chara 104611 face 1 (normal)】
{player}が
見張りを引き受けてくれた日のことにゃ。
voice: vo_adv_1046005_011
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
あの日もファントムキャッツは悪を懲らしめたにゃ。
高利貸しのアクドーイ商会、手強い相手だったにゃ……
【chara 104611 face 4 (sad)】
だったと聞いたにゃ。
Choice: (2) ファントムキャッツ、最近出すぎじゃない?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1046005_012
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
むっ……確かに、ファントムキャッツは連日活動しているにゃ。
【chara 104611 face 3 (anger)】
それが……?
voice: vo_adv_1046005_013
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
調子に乗ると、足元を掬われる、っていうのかにゃ……?
【chara 104611 face 4 (sad)】
もっと慎重に行動した方がいい……にゃ?
voice: vo_adv_1046005_014
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
心配しなくとも、
ファントムキャッツはそう簡単には負けないにゃ!
voice: vo_adv_1046005_015
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
目安箱の話だってそうにゃ!
【chara 104611 face 1 (normal)】
みんながファントムキャッツに期待しているのにゃ!
【chara 104611 face 3 (anger)】
みんなに期待されたら動くのが義賊にゃ!
voice: vo_adv_1046005_016
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
みんなのために頑張る、
ファントムキャッツは何も間違ったことはしてないのにゃ!
【chara 104611 face 2 (joy)】
正しいことなら毎日でもするべきなのにゃ!
voice: vo_adv_1046005_017
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
{player}もたまには弱きを助け強きを挫くにゃ!
voice: vo_adv_1046005_018
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
義賊みたいな違法行為がいやなら、【chara 104611 face 2 (joy)】
そこの掲示板に
正式な用心棒の依頼なりがたくさん貼ってあるにゃ!
voice: vo_adv_1046005_019
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
さてと、あたしはこれから少し忙しいから、
これで失礼するにゃ。
voice: vo_adv_1046005_020
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
じゃあ、またにゃ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
タマキの言葉に従い、{player}は掲示板で
募集していた依頼を引き受け、依頼人のもとにやってきた。
voice: vo_adv_1046005_021
男性1:
【chara 311 face 4 (sad)】
あなたが私の出した
用心棒の依頼を引き受けてくれた方、ですね。
voice: vo_adv_1046005_022
女性1:
【chara 411 face 4 (sad)】
あの、私たちなんかの出した依頼を引き受けていただいて、
どうもすみません……
大したお礼もお出しできないのに……
voice: vo_adv_1046005_023
男性1:
【chara 311 face 3 (anger)】
今晩、お前の家に盗みに入るぞっていう泥棒の
犯行予告が何者からかありまして……
【chara 311 face 4 (sad)】
今回、用心棒を依頼した次第です。
voice: vo_adv_1046005_024
女性1:
【chara 411 face 4 (sad)】
でも、どうして私たちの家に犯行予告なんて……
voice: vo_adv_1046005_025
男性1:
【chara 311 face 4 (sad)】
そうなんです、
私たち一家は、恨まれるようなことをした覚えもないし、
大してお金もない、貧乏な家なのに……
voice: vo_adv_1046005_026
男性1:
【chara 311 face 3 (anger)】
……いえ、ここで理由を考えても仕方がありませんよね。
あの、今夜はよろしくお願いいたします。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その夜。
voice: vo_adv_1046005_027
???:
にゃーーーっ!
voice: vo_adv_1046005_028
???:
ふっふっふ……予告通り、
この家の者たちに天誅を与えにきたにゃ。
金目の物はいただいてくにゃ!
Choice: (3) そうはさせないぞ、泥棒。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1046005_029
???:
用心棒!?
にゃーっ!? つかまってたまるかにゃ!
voice: vo_adv_1046005_030
???:
ふにゃにゃ!
ちょっ、変なとこ触るにゃ! え、エッチ!
voice: vo_adv_1046005_031
???:
あ、ちょっと、尻尾を掴まれると力が……
こ、このままじゃ捕まるにゃ……!
voice: vo_adv_1046005_032
???:
だけど、あたしはこんなことじゃ諦めないにゃー!
voice: vo_adv_1046005_033
???:
うぅ……ま、まさかこのあたしが捕まることになるなんて……
まるであたしの動き方をよく知っているかのような
用心棒だったにゃ……
Choice: (4) 正体を見せてもらうぞ、泥棒。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1046005_034
???:
【chara 1 face 4 (sad)】
にゃっ、あたしの仮面が……!
【chara 1 face 6 (surprised)】
って、{player}……?
voice: vo_adv_1046005_035
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
ど、どうしてにゃ!?
どうして{player}が……
voice: vo_adv_1046005_036
老人:
【chara 511 face 4 (sad)】
なんじゃ、この騒ぎは……?
voice: vo_adv_1046005_037
男性2:
【chara 1011 face 4 (sad)】
あの姿って、今有名な義賊のファントムキャッツ……?
voice: vo_adv_1046005_038
女性2:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
え?
じゃあファントムキャッツがあの家に盗みに入ったの?
voice: vo_adv_1046005_039
女性2:
【chara 1211 face 4 (sad)】
信じられない……あそこの家の人たちは、
とってもいい人なのに……
voice: vo_adv_1046005_040
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
にゃっ!?
それはおかしいにゃ!
voice: vo_adv_1046005_041
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
【chara 104611 face 3 (anger)】
ここの家は、あくどいやり方で金を儲けてるうちじゃないにゃ?
ここから盗んでくれって依頼があったのにゃ!
voice: vo_adv_1046005_042
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
依頼では確かに……
【chara 104611 face 3 (anger)】
こ、これは何かの間違いにゃ!
Choice: (5) タマキ、どうして……?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1046005_043
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
……{player}にも、バレてしまったのにゃ。
【chara 104611 face 3 (anger)】
そうにゃ。ファントムキャッツの正体は、あたしだったにゃ。
【chara 104611 face 4 (sad)】
……キミには、知られたくなかったにゃ。
voice: vo_adv_1046005_044
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
でも、信じてほしいにゃ!
【chara 104611 face 4 (sad)】
あたし、いい人を狙おうだなんて決して思ってなかったにゃ……
voice: vo_adv_1046005_045
王宮騎士団:
【chara 711 face 1 (normal)】
ファントムキャッツを捕まえたそうだな。
ここからは私が連行しよう。
ご苦労だった。
voice: vo_adv_1046005_046
男性1:
【chara 311 face 6 (surprised)】
え? あ、ああ、はい。
よろしくお願いします。
voice: vo_adv_1046005_047
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
にゃ、にゃーーーーーー!
voice: vo_adv_1046005_048
王宮騎士団:
【chara 711 face 1 (normal)】
こ、こらっ、暴れるな!
voice: vo_adv_1046005_049
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
も、もがっ……【chara 104611 face 4 (sad)】
にゃー…………
voice: vo_adv_1046005_050
女性1:
【chara 411 face 4 (sad)】
ふう。泥棒が無事捕まってよかったわ……
【chara 411 face 6 (surprised)】
そういえばあなた、さっき王宮騎士団の方がもみ合っていた時に
この白い紙を落としていったのだけど……【chara 411 face 4 (sad)】
どうしましょう?
voice: vo_adv_1046005_051
男性1:
【chara 311 face 6 (surprised)】
なになに……『アクドーイ商会』?
なんだって、この名刺が王宮騎士団の鎧から……
【chara 311 face 4 (sad)】
用心棒さん……これ、どういうことだと思いますか?
Choice: (6) その名刺、貸してください。
----- Tag 6 -----
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
タマキの身を案じながらも、
一連の出来事で残った謎を少し調べてみることを
決意した{player}だった。