タマキ 第6話
捕らわれていたタマキを脱出させた{player}。実はファントムキャッツが捕らえられた一連の事件は、悪徳商人アクドーイの陰謀だった。タマキたちはアクドーイを倒し、その金を町中にばらまく。
-------------- situation:
ファントムキャッツ再び
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
悪党「アクドーイ商会」を倒したタマキに促され、
泥棒の犯行予告があった家の
用心棒になった{player}。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
実際に泥棒を捕まえてみたところ、それはタマキだった。
タマキは何かの間違いだと言うが、美少女義賊・
ファントムキャッツの正体は衆目に晒されてしまう。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
タマキはそのまま王宮騎士団に連行されていったが、
王宮騎士団の去った後にはなぜか、
「アクドーイ商会」の名刺が落ちていたのだった。
voice: vo_adv_1046006_000
男性1:
【chara 311 face 3 (anger)】
おい、聞いたか、ファントムキャッツのこと。
善良な人の家に泥棒に入って
王宮騎士団に捕まったって噂が……
voice: vo_adv_1046006_001
男性2:
【chara 1011 face 3 (anger)】
ああ。
善人からも金を盗み取るなんて、ついに正体を現したな。
voice: vo_adv_1046006_002
女性:
【chara 411 face 4 (sad)】
私、ファントムキャッツのこと、
信じてたのに、裏切られた気分……
voice: vo_adv_1046006_003
男性1:
【chara 311 face 4 (sad)】
結局、義賊なんてのはいなかったんだよ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
街全体に、堕ちた義賊・ファントムキャッツの話題が
広まり始めたその夜──
Choice: (1) ……タマキ。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1046006_004
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
……にゃ? 【chara 104611 face 4 (sad)】
独房の外から声が聞こえてくるにゃ……
voice: vo_adv_1046006_005
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
この声は……{player}!?
どうしてここに……
voice: vo_adv_1046006_006
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
あたしと話に来た……?
【chara 104611 face 1 (normal)】
そっか……わざわざあたしと話すために、
留置所まで来てくれたにゃんて……
voice: vo_adv_1046006_007
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
……{player}。
voice: vo_adv_1046006_008
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
【chara 104611 face 3 (anger)】
もう、あたしは{player}と話せないかもしれないから……
今までのこと、全部謝っておくにゃ。
voice: vo_adv_1046006_009
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
……義賊のこと、今まで色々黙っててごめんにゃ。
それから結果的にキミに片棒を担がせてたことも……
voice: vo_adv_1046006_010
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
あたし、最近うまくいきすぎて、
調子に乗ってたのかもしれないにゃ……
voice: vo_adv_1046006_011
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
そのせいで、よく調べもせずに、
無実の人の家に泥棒に入ってしまったにゃ……
voice: vo_adv_1046006_012
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
今思えば、あの時{player}が止めてくれて
本当によかったのにゃ。【chara 104611 face 4 (sad)】
ていうか、キミの言うことを聞いて、
慎重に活動してれば、もっとよかったのにゃ……
voice: vo_adv_1046006_013
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
本当にごめんにゃ……
もしかしたら、以前のことも遡って、
キミにも責任が追及されるかもしれないにゃ。
voice: vo_adv_1046006_014
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
でも、安心してほしいのにゃ。
【chara 104611 face 1 (normal)】
なんとかして、{player}はこの先、
罪に問われることのないよう努力するのにゃ。
voice: vo_adv_1046006_015
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
ぜんぶ、ぜーんぶあたしが悪いって……
裁判でも、そう証言するのにゃ。
【chara 104611 face 4 (sad)】
だから──
voice: vo_adv_1046006_016
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
だから、この会話の後から、{player}は……
あたしと、無関係の人間になるにゃ。
voice: vo_adv_1046006_017
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
今までいろいろ、お世話になったにゃ。
voice: vo_adv_1046006_018
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
思い返せば、キミには助けられてばっかりだったにゃ。
初めて会った時も……子猫がいなくなった時も……
あたしが義賊をしてたときも……
voice: vo_adv_1046006_019
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
ねえ、{player}。
今まで、{player}と過ごした時間、楽しかったにゃ。
voice: vo_adv_1046006_020
タマキ:
【chara 104611 face 5 (shy)】
……ありがとうにゃ……
voice: vo_adv_1046006_021
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
それじゃあ、あと3秒で
{player}はあたしと無関係になるにゃ。【chara 104611 face 1 (normal)】
3、2、【chara 104611 face 4 (sad)】
1……
Choice: (2) 手に握っている物を壁に投げつける。
----- Tag 2 -----
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1046006_022
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
にゃふっ?
にゃーーーっ!?
voice: vo_adv_1046006_023
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
けほっ、【chara 104611 face 3 (anger)】
にゃふっ!
な、なにが起きたのにゃ……!?
voice: vo_adv_1046006_024
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
これは……留置所の壁が……
voice: vo_adv_1046006_025
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
{player}っ……!
もしかして、助けてくれたにゃ……?
voice: vo_adv_1046006_026
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
すんすん……この匂いは、火薬……?
【chara 104611 face 6 (surprised)】
もしかして爆弾で、牢を爆破したのにゃ……?
voice: vo_adv_1046006_027
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
{player}のばかばかっ!
壁を壊してまで留置場からあたしを脱走させて……
voice: vo_adv_1046006_028
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
場合によっては、キミもお尋ね者になるかもしれないにゃ。
【chara 104611 face 4 (sad)】
それでも……よかったのにゃ!?
voice: vo_adv_1046006_029
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
……え?
後ろを見ろって……【chara 104611 face 6 (surprised)】
あーっ! ここは!
voice: vo_adv_1046006_030
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
この前、あたしが盗みに入った屋敷……
【chara 104611 face 3 (anger)】
アクドーイ商会の屋敷にゃ!
voice: vo_adv_1046006_031
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
留置所じゃなかったのかにゃ……?
【chara 104611 face 3 (anger)】
ってことは、あの騎士団は、アクドーイの手下だった?
【chara 104611 face 4 (sad)】
だとしても、アクドーイはなんでこんなことを……
voice: vo_adv_1046006_032
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
あなたたち、ちょっとお待ちなさい!
voice: vo_adv_1046006_033
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
っ!?
【chara 104611 face 3 (anger)】
お前は……アクドーイ!
voice: vo_adv_1046006_034
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
アクドーイ、どうしてこんなことをしたのにゃ。
あたしに復讐するなら、ここに直接誘い込めばよかったにゃ。
voice: vo_adv_1046006_035
アクドーイ:
【chara 911 face 1 (normal)】
ふっふっふ、こないだはお世話になりましたね、タマキさん。
どうしてこんなことをしたかって……?
あなたをただ殺しても、私の復讐は完成しないからです!
voice: vo_adv_1046006_036
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
復讐が完成、にゃ……?
voice: vo_adv_1046006_037
アクドーイ:
【chara 911 face 3 (anger)】
私の目的、それは……
近頃世間でちやほやされている義賊・ファントムキャッツの
名声を地に落とすことだったんですよ。
voice: vo_adv_1046006_038
アクドーイ:
【chara 911 face 3 (anger)】
ちょっと目安箱に手紙でも入れれば、調子に乗って
貧乏な家にも泥棒に入るんじゃないかと考えたんですが、
【chara 911 face 2 (joy)】
狙い通りでした。
voice: vo_adv_1046006_039
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
どこまでも、ずるがしこいやつだにゃ……!
voice: vo_adv_1046006_040
アクドーイ:
【chara 911 face 1 (normal)】
しかし、ファントムキャッツ。
あなたがこうしてすぐ調子に乗ることは事実です。
それでもまだ、義賊なんて行為を続ける気ですか?
voice: vo_adv_1046006_041
アクドーイ:
【chara 911 face 1 (normal)】
いつまた私のような者に騙されるともしれずにね!
【chara 911 face 2 (joy)】
はーーーーっはっはっは!
voice: vo_adv_1046006_042
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
……確かに、こないだのあたしは、
うっかり間違えてしまったかもしれないにゃ。
voice: vo_adv_1046006_043
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
……でも、これからのあたしには
今までと違うことがあるのにゃ。
voice: vo_adv_1046006_044
アクドーイ:
【chara 911 face 6 (surprised)】
……今までと違うこと、ですか……?
【chara 911 face 3 (anger)】
なんですか、それは!
voice: vo_adv_1046006_045
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
それは、あたしのそばには{player}が
いてくれるってことにゃ! 【chara 104611 face 4 (sad)】
確かに、あたしは気まぐれだし、
よく考えないで突っ走っちゃうこともあるかもしれないにゃ。
voice: vo_adv_1046006_046
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
あたし一人なら間違いもあるかもしれないけど……【chara 104611 face 3 (anger)】
でも……!
voice: vo_adv_1046006_047
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
でも、{player}がそばにいてくれるなら……!
【chara 104611 face 2 (joy)】
二人なら違うにゃ!
voice: vo_adv_1046006_048
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
それに、もし二人とも間違ってても、
【chara 104611 face 2 (joy)】
一緒に地獄に落ちる覚悟はできてるにゃ!
voice: vo_adv_1046006_049
アクドーイ:
【chara 911 face 3 (anger)】
くそ……こわっぱがああっ!
死になさいっ!!
Choice: (3) タマキ、危ない!
Choice: (4) タマキを守る。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1046006_050
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
大丈夫にゃ!
【chara 104611 face 3 (anger)】
よっ、と!
Jump to tag 5
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1046006_051
アクドーイ:
【chara 911 face 3 (anger)】
くそ!
邪魔をするな、小僧!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1046006_052
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
にゃ、にゃ、にゃっ!
これで……どうにゃ!
voice: vo_adv_1046006_053
アクドーイ:
【chara 911 face 6 (surprised)】
ぐっ……!? は、離しなさい!
voice: vo_adv_1046006_054
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
{player}、今にゃ!
voice: vo_adv_1046006_055
アクドーイ:
【chara 911 face 4 (sad)】
っがはっ……! こん、な……バカな……
voice: vo_adv_1046006_056
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
ナイスにゃ、{player}。
アクドーイは気絶したようだにゃ。
【chara 104611 face 3 (anger)】
いまのうちにずらかるにゃ!
voice: vo_adv_1046006_057
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
あっ……そうだ、どうせなら……!
【chara 104611 face 1 (normal)】
ちょっと待っててほしいにゃ、{player}!
voice: vo_adv_1046006_058
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
…………うんしょっと。【chara 104611 face 1 (normal)】
ふう。
voice: vo_adv_1046006_059
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
この風呂敷を見るにゃ。
【chara 104611 face 2 (joy)】
にゃはは、たっぷり盗んできたにゃ。
アクドーイ商会の、あくどく貯めたお金にゃ。
voice: vo_adv_1046006_060
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
これをばらまけば、アクドーイも痛い目を見て、
街のみんなも喜ぶにゃ! 【chara 104611 face 2 (joy)】
だから、ばらま……【chara 104611 face 6 (surprised)】
あっ!
voice: vo_adv_1046006_061
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
これをばらまいても……いいかにゃ? {player}?
Choice: (6) 派手に行こう!
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1046006_062
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
……ありがとにゃ、{player}。
【chara 104611 face 2 (joy)】
それじゃあ、行くにゃ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1046006_063
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
さあ、みんな!
【chara 104611 face 2 (joy)】
このお金を、好きなだけばらまくにゃ!
猫たち:
にゃー!
voice: vo_adv_1046006_064
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
よしよし!
【chara 104611 face 3 (anger)】
それじゃあみんな、行くにゃ!
voice: vo_adv_1046006_065
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
にゃーーー! 街のみんにゃ!
これは、ご迷惑かけたファントムキャッツの、お詫びにゃ──!
voice: vo_adv_1046006_066
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
……これでよし、と。
voice: vo_adv_1046006_067
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
にゃ、にゃ、にゃー!
こないだ間違えて泥棒に入って、ご迷惑をおかけしたお家にも、
【chara 104611 face 3 (anger)】
しっかりばらまいてきたにゃ!
voice: vo_adv_1046006_068
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
ねえ{player}!
voice: vo_adv_1046006_069
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
何かと気まぐれで、早とちりで……
間違いを起こすあたしだけど……
voice: vo_adv_1046006_070
タマキ:
【chara 104611 face 5 (shy)】
……これからもよろしく頼むにゃ!
ナレーション:
笑顔で言うタマキとともに、
{player}は残りの金をばらまくために、
夜の街を駆けるのだった。