タマキ 第9話
価格操作により多額の利益を得る悪党の存在を知ったタマキたち。調査の準備をするタマキに{player}も手伝うと申し出るが、彼を心配したタマキは無理難題なテストを出して諦めさせようとする。
-------------- situation:
猫の心配、相棒知らず
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──たい焼き屋で働くタマキ。
臨時バイトとして入った{player}と共に、
次々とたい焼きを焼いていくのであった。
voice: vo_adv_1046009_000
常連客1:
【chara 1111 face 2 (joy)】
タマキちゃん!
いつものあずきを一つくれ!
voice: vo_adv_1046009_001
常連客2:
【chara 1411 face 2 (joy)】
こっちは白あんで頼むよ!
voice: vo_adv_1046009_002
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
毎度ありにゃ!
【chara 104611 face 1 (normal)】
あずき一つに白あん一つ……【chara 104611 face 6 (surprised)】
{player}、
こっちのあんこが切れそうだから、準備しといてにゃ!
Choice: (1) もう用意してある。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1046009_003
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
おお、仕事が早いにゃ!
【chara 104611 face 1 (normal)】
{player}がバイトに入ってくれて、
本当に助かってるにゃ~♪
voice: vo_adv_1046009_004
常連客1:
【chara 1111 face 1 (normal)】
へえ……
voice: vo_adv_1046009_005
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
ん、どうかしたかにゃ?
voice: vo_adv_1046009_006
常連客2:
【chara 1411 face 2 (joy)】
いやいや、
なんだか夫婦でたい焼き屋をやってるみたいに、
二人の息がぴったりだったから、見てて感動しちゃってね。
voice: vo_adv_1046009_007
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
そ、【chara 104611 face 5 (shy)】
そうかにゃ?
にゃはは~、なんだか照れるにゃ~♪
voice: vo_adv_1046009_008
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
ねえねえ、{player}。
なんだったら、本当に結婚しちゃうかにゃ?
Choice: (2) うん、分かった。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1046009_009
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
え!?
ちょっ、ちょっと待つにゃ!
【chara 104611 face 4 (sad)】
いくらなんでもその……【chara 104611 face 5 (shy)】
ほ、本気なのかにゃ?
voice: vo_adv_1046009_010
常連客2:
【chara 1411 face 2 (joy)】
ははっ!
最近、物価が上がって大変だから、
こういう楽しげな話が聞けてうれしいよ。
voice: vo_adv_1046009_011
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
物価が上がってるのにゃ?
voice: vo_adv_1046009_012
常連客1:
【chara 1111 face 4 (sad)】
ああ。
食い物に服、日用品まで値上がりしてやがる。
voice: vo_adv_1046009_013
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
……そういえば最近、猫のエサも高いし、
店長もたい焼きの値段を上げるかもってぼやいてたにゃ。
voice: vo_adv_1046009_014
常連客2:
【chara 1411 face 4 (sad)】
……ここだけの話だけど、物価が上がってるってのは、
商人どもが値段を示し合わせて、価格を操作してるかららしいぞ。
voice: vo_adv_1046009_015
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
そ、そうなのかにゃ!
voice: vo_adv_1046009_016
常連客2:
【chara 1411 face 1 (normal)】
ま、たんなる噂さ。
……【chara 1411 face 3 (anger)】
でもそれが本当なら、
今頃あいつらは笑いが止まらないだろうさ。
voice: vo_adv_1046009_017
常連客1:
【chara 1111 face 4 (sad)】
ちくしょう!
苦労するのはいつだって、俺たちみたいな貧乏人ってことかよ!
voice: vo_adv_1046009_018
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_1046009_019
常連客2:
【chara 1411 face 1 (normal)】
さーて、そろそろ仕事に戻るか。
voice: vo_adv_1046009_020
常連客1:
【chara 1111 face 1 (normal)】
俺も行くかな。
【chara 1111 face 2 (joy)】
またな、タマキちゃん!
voice: vo_adv_1046009_021
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
あ、毎度あり!
【chara 104611 face 1 (normal)】
また来てにゃ~!
voice: vo_adv_1046009_022
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
……さっきのお客さんたちの話なんだけど、
【chara 104611 face 3 (anger)】
もしかしたら、
またアクドーイ商会みたいなのが現れたのかもしれないにゃ。
Choice: (3) ファントムキャッツの出番では?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1046009_023
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
その通りにゃ!
みんなをいじめる悪い商会なんて、
ファントムキャッツが懲らしめてやるにゃ!
voice: vo_adv_1046009_024
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
まずは、噂が本当かどうかを調査することから始めるにゃ。
【chara 104611 face 4 (sad)】
アクドーイのときみたいに、ニセ情報で失敗するのはもうたくさんにゃ。
voice: vo_adv_1046009_025
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
商会の情報に強そうなアキノにも協力してもらって……【chara 104611 face 6 (surprised)】
にゃ?
どうかしたのかにゃ?
Choice: (4) 調査の準備ができたよ。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1046009_026
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
は、早すぎるにゃ!
まだ30秒もたってないにゃ!
voice: vo_adv_1046009_027
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
もしかして、
あたしの……【chara 104611 face 6 (surprised)】
義賊ファントムキャッツに協力するつもりなのかにゃ?
voice: vo_adv_1046009_028
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
そ、そんなのダメに決まってるにゃ!!
voice: vo_adv_1046009_029
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
……あ、【chara 104611 face 4 (sad)】
き、きつく言ってごめんにゃ?
【chara 104611 face 3 (anger)】
でも、{player}は一般人なんだから、
もう首を突っ込むのはやめた方がいいにゃ。
voice: vo_adv_1046009_030
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
こういうことはあたしに任せるのにゃ!
【chara 104611 face 2 (joy)】
ファントムキャッツであるあたしに、
不可能はないにゃ!
Choice: (5) タマキの力になりたい。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1046009_031
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
あ、あたしの力にって……ほ、本当かにゃ?
【chara 104611 face 4 (sad)】
えっと、だったら……【chara 104611 face 6 (surprised)】
はっ!
voice: vo_adv_1046009_032
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
あ、あたしはなにを考えているにゃ!
【chara 104611 face 3 (anger)】
これ以上、{player}を危険な目にあわせたくないにゃ!
ここは断らないと……【chara 104611 face 6 (surprised)】
ん!
voice: vo_adv_1046009_033
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
うぅ……なんかすっごい寂しそうな目で見てるにゃ……
そんな、捨て猫みたいな目で見ないでほしいにゃぁ……
voice: vo_adv_1046009_034
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
……でも、ここは心を鬼にして、きっぱりと断るべきにゃ!
よーし、びしっと言ってやるにゃ~!
voice: vo_adv_1046009_035
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
──{player}!!
Choice: (6) ……迷惑かな?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1046009_036
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
………………ま、まあ、考えなくもないにゃ。
voice: vo_adv_1046009_037
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
うにゃ~~!!
あたしは何を言ってるのにゃ~~!!!!
voice: vo_adv_1046009_038
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
い、今からでも、
なんでもいいから理由をつけて断らにゃいと……【chara 104611 face 6 (surprised)】
そうにゃ!
voice: vo_adv_1046009_039
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
でも、義賊というのは、とっても大変なのにゃ。
だから、テストさせてもらうにゃ!
【chara 104611 face 1 (normal)】
名付けて、『ファントムキャッツの相棒テスト』にゃ!
voice: vo_adv_1046009_040
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
言っておくけど、このテストは厳しいにゃよ?
【chara 104611 face 3 (anger)】
一緒に行動するからには、それは相棒にゃ!
互いを支え合うぐらいの能力がなければならないのにゃ!
voice: vo_adv_1046009_041
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
だから、いくら{player}に不思議な力があっても、
こんなひょろひょろの腕じゃ、テストを受けることすら……
voice: vo_adv_1046009_042
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
あ、あれ?
{player}ってこんなに鍛えてたのかにゃ?
voice: vo_adv_1046009_043
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
あ、改めて見ると、結構がっちりしてるにゃ。
【chara 104611 face 4 (sad)】
年下だし、弟みたいって色々とからかってたけど、
【chara 104611 face 6 (surprised)】
なんだかずいぶんと頼れる感じになったにゃ……
voice: vo_adv_1046009_044
タマキ:
【chara 104611 face 5 (shy)】
な、なんか見てるだけでも照れてきたにゃ……
【chara 104611 face 3 (anger)】
早くテストを終わらせて、失格にするにゃ!
voice: vo_adv_1046009_045
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
ではまず、
身体能力テストを……【chara 104611 face 6 (surprised)】
にゃぁぁあああ~~!!
voice: vo_adv_1046009_046
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
な、ななな、なんであたしを持ち上げてるにゃ!?
しかもこれ、お、おお、お姫さまだっこってやつにゃ!!
Choice: (7) 支えたよ。
Choice: (8) 軽いんだね。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1046009_047
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
い、いや、そんなふうに答えられても、
【chara 104611 face 4 (sad)】
こっちはどうしてこうなっているか、
まったく訳が分からないのにゃ!
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----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1046009_048
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
えっ……【chara 104611 face 5 (shy)】
あ、うん。
ありがとにゃ……【chara 104611 face 6 (surprised)】
じゃなくて!
なんであたしを持ち上げてるにゃ!
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1046009_049
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
あ、もしかして、
互いを『支える』ってのを勘違いしているのかにゃ!?
voice: vo_adv_1046009_050
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
互いを支えるってのは、
物理的に『支える』って意味じゃないにゃ!
【chara 104611 face 6 (surprised)】
と、とにかく! 恥ずかしいから降ろすにゃ~~!!
voice: vo_adv_1046009_051
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
はあ……はあ……{player}。
いくら記憶喪失だからって、
女の子にこんなことばっかしてたらそのうち捕まるにゃ……
voice: vo_adv_1046009_052
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
え……次のテストはなにかって……
voice: vo_adv_1046009_053
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
き、鍛えてるのは分かったから、
もう身体能力テストはやめて、【chara 104611 face 3 (anger)】
最後のテストを始めるにゃ!
Choice: (10) もう最後なの?
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1046009_054
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
ぎ、義賊のテストってのは、こんなもんなのにゃ!
voice: vo_adv_1046009_055
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
……もし、テストの度に
さっきみたいなことが起きたら、こっちの身がもたないにゃ!
【chara 104611 face 3 (anger)】
ここは早く諦めさせるにゃ!
voice: vo_adv_1046009_056
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
言っておくけど、次の試験は最大の難関にゃ。
【chara 104611 face 1 (normal)】
さあみんな、こっちに来るにゃ~~!!
猫1:
【chara 0 face 1 (normal)】
にゃー
猫2:
【chara 0 face 1 (normal)】
にゃにゃーん!
猫3:
【chara 0 face 1 (normal)】
……にゃあ?
voice: vo_adv_1046009_057
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
ふっふっふっ、ファントムキャッツの相棒ならば、
猫に好かれてしかるべきなのにゃ!
【chara 104611 face 1 (normal)】
さあ、この猫たちに懐かれてみるにゃ!
voice: vo_adv_1046009_058
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
ふっふっふっ、
この子たちはあたし以外に懐かない……これで失格確定にゃ!
voice: vo_adv_1046009_059
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
悪く思わないでほしいにゃ……
【chara 104611 face 3 (anger)】
これも、{player}のためなのにゃ!
voice: vo_adv_1046009_060
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
さ~て、
猫たちに懐かれることはできたかにゃ?
ダメだったら諦めても……
猫1:
【chara 0 face 1 (normal)】
にゃあ~♪
猫2:
【chara 0 face 1 (normal)】
にゃにゃにゃーん!
猫3:
【chara 0 face 1 (normal)】
……にゃあ♪
voice: vo_adv_1046009_061
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
なんかめちゃくちゃ懐いてるにゃー!!
voice: vo_adv_1046009_062
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
な、なんでにゃ!
【chara 104611 face 4 (sad)】
この子たちはあたし以外に懐かないはずにゃ!
Choice: (11) 休憩中にエサをあげていたから?
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1046009_063
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
にゃ、にゃんと……!!
【chara 104611 face 4 (sad)】
あたしは食べ物に負けたのかにゃ……
でも、エサをあげてくれてありがとうとしか言えないにゃ……
Choice: (12) それで、テスト結果は?
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1046009_064
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
えっと、それはその……
voice: vo_adv_1046009_065
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
失格と言うのにゃ、タマキ!
【chara 104611 face 4 (sad)】
もうこうなったら、理由なんて後でどうとでもするにゃ!
【chara 104611 face 3 (anger)】
とにかく失格と言えば終わるはずなのにゃ!
voice: vo_adv_1046009_066
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
あ、あんな子どもみたいに目を輝かせていようが関係ないのにゃ!
これも、{player}のためなのにゃ!
voice: vo_adv_1046009_067
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
──さあ、思いっきり失格って言ってやるにゃ~~!!!!
voice: vo_adv_1046009_068
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
………………サ、サポートだけなら、付いてきてもいいにゃ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──こうしてタマキは、
{player}と共に、
新たなる敵に立ち向かうのであった。