ジュン 第2話
ジュンに地図のお礼を渡す{player}。最初は警戒していたジュンだったが、真っ直ぐな{player}の想いに、心を許してゆく。


-------------- situation:
プレゼントは突然に
--------------

voice: vo_adv_1047002_000
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 …………

voice: vo_adv_1047002_001
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ……おや少年、こんにちは。

voice: vo_adv_1047002_002
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 昨日は、無事にホテルへ帰り着けたのか?

voice: vo_adv_1047002_003
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 そうか。良かった良かった。
近ごろランドソルの治安が悪化しているからね、
君が暴漢に襲われてでもいないかと心配していたんだ。

voice: vo_adv_1047002_004
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ……すまないね、少年。

voice: vo_adv_1047002_005
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ん?
何で謝るのか、と?

voice: vo_adv_1047002_006
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ふふ。治安が悪化しているのは、
町の平和を守る……
我ら【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の不手際だからな。

voice: vo_adv_1047002_007
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 こちらも警邏を増やしたり、
取り締まりを強化してはいるのだが。

voice: vo_adv_1047002_008
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 平和な時代が長かったせいで予算が削減されているし、
人員のほとんどが経験不足の未熟者だ。

voice: vo_adv_1047002_009
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 急増している怪事件や犯罪に対応できず、
後手後手に回ってしまっている。

voice: vo_adv_1047002_010
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 それに不安を抱いたらしい腕利きたちが、
町を自警するギルドなどを結成しているのだが……

voice: vo_adv_1047002_011
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 そんなギルド同士が衝突したりして、
逆に秩序が乱れている。

voice: vo_adv_1047002_012
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 悪循環だ。
このままでは駄目だろう、とは思ってはいるのだが……

voice: vo_adv_1047002_013
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 まずは我ら【王宮騎士団(NIGHTMARE)】が、
しっかりしなくてはな。

voice: vo_adv_1047002_014
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ふふ。
君には関係ない話をしてしまったな、
ずっと黙って突っ立っていたからお喋りに飢えていたんだ。

voice: vo_adv_1047002_015
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 それよりも。
君は、私に何か用事だったのか?

voice: vo_adv_1047002_016
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 もしかして、また迷子になったのか?
道案内は、私の仕事ではないのだが……
まぁ暇だし、地図ぐらいなら書いてあげよう。

voice: vo_adv_1047002_017
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ん?
あぁ、昨日のお礼を言いにきたのか?

voice: vo_adv_1047002_018
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 それはどうも、わざわざご丁寧に……
律儀だな、少年。

voice: vo_adv_1047002_019
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 お礼を言われるようなことはしていないのだが、
それでも誰かの役に立てたなら嬉しくはある。

voice: vo_adv_1047002_020
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 えっ?
感謝の気持ちとして、
プレゼントを贈る……と?

voice: vo_adv_1047002_021
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 あ、ありがとう。
大仰だな、ただ道を教えただけなのに……
何だか、ちょっと照れてしまうね。

voice: vo_adv_1047002_022
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ふふ。
君は、いったい私に何を贈ってくれるのかな?

Choice: (1) おいしいケーキ。
Choice: (2) かわいいリボン。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1047002_023
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ケーキ?
ありがとう。
甘い物はあまり得意ではないのだが。

voice: vo_adv_1047002_024
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ん?
同居人に、女の子は甘いものが好きだと聞いた……?

voice: vo_adv_1047002_025
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ふふ。
私は女の『子』と呼べるような年齢でもないんだがな。

voice: vo_adv_1047002_026
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 私、こんな強そうな見た目だろう?
だから、女の子あつかいされるのは珍しくて……
普通に、ちょっと嬉しい。

voice: vo_adv_1047002_027
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 おや、何で私をじっと見ている……?

voice: vo_adv_1047002_028
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 えっ?
兜をかぶったまま、
どうやって食べるのか興味があるのか?

voice: vo_adv_1047002_029
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 いや普通に、
自宅に持ち帰って兜を脱いで食べるつもりだが。

voice: vo_adv_1047002_030
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 すまないな。
ちょっと事情があって、
誰にも素顔を見られたくないんだ。

Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1047002_031
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 リボン?
あぁ髪につけるやつだな、知ってる。

voice: vo_adv_1047002_032
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ふふ。
私はちいさな子供のころから、
自宅の外では兜をつけっぱなしだから……

voice: vo_adv_1047002_033
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 髪飾りとかは、自分では買わないんだ。
生まれて初めて触った気がするよ、リボン。

voice: vo_adv_1047002_034
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 うん。
ちょっと事情があってね、
人前では兜を脱げないんだ。

voice: vo_adv_1047002_035
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 だからリボンなんかもらっても、仕方ないのだけど……
プレゼントしてくれて嬉しかったし、
これは持ち帰って家で髪につけてみるよ。

voice: vo_adv_1047002_036
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 私はもう、
かわいいリボンをつけるような年齢ではないのだけど。
こういうの、他の女の子がつけてるのを見て羨ましかったし。

voice: vo_adv_1047002_037
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 だから、とても嬉しい。
ありがとう、少年。

----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1047002_038
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ふふ。
ちょっと警戒もしていたのだけど……
君は、普通に私にお礼を言いにきただけみたいだな。

voice: vo_adv_1047002_039
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 プレゼント箱に爆弾でも仕掛けているのでは、
と思ったのだけど。
考えすぎだったな。

voice: vo_adv_1047002_040
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 駄目だなぁ……
疑り深いのは職業病だろうか。

voice: vo_adv_1047002_041
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 君は素直に、
感謝の気持ちを示しにきてくれたのにね。

voice: vo_adv_1047002_042
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 疑ったことを許してほしい、少年。

voice: vo_adv_1047002_043
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 だが仕方ないんだ。
私にはこの王宮を守る使命がある。
先祖代々、受け継いできた門番の仕事がな。

voice: vo_adv_1047002_044
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 私が倒れたら、王宮が、この国のすべてが危険に晒される。
そんな悲劇を阻止するために、
私は今日も明日も明後日も……ずっとここに立っている。

voice: vo_adv_1047002_045
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ……寂しい人生だと思うだろうか、少年?

voice: vo_adv_1047002_046
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ふふ。
すまないな。
返事のしにくいことを尋ねてしまった。

voice: vo_adv_1047002_047
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 大丈夫。
私は満足しているよ、この人生に。

voice: vo_adv_1047002_048
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 重要な仕事を任されている、
という誇りが心の慰めになるし。

voice: vo_adv_1047002_049
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 単に突っ立っているだけでも、
君のような良い子と出会えたりするからな。