ジュン 第11話
遊園地でヒーローショウに出演する純。急遽変更された台本で演じることになるも、{player}のおかげで無事に最後まで演じ切ることができる。そして自分が何をしたかったのかを思い出すのであった。
-------------- situation:
ヒーローは立ち上がる
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ジュンは警邏の任務をしながら、
{player}を捜していた。
voice: vo_adv_1047011_000
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……うん、今日も些細な問題こそあれど、
街中は平和なようだ。
しかし……この辺りにも少年はいないのだろうか?
voice: vo_adv_1047011_001
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
どうにも誘い文句が思いつかないせいで、
捜し方も雑になっている気がする……
まずはそちらをちゃんと考えるべきか。
voice: vo_adv_1047011_002
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
しかしどう誘うべきか……
任務だったら、こんな緊張なんてしないのだが……
いっそのこと、仕事のように声を掛ければいいのか?
Choice: (1) ジュンさん?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1047011_003
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ひゃっ!?
voice: vo_adv_1047011_004
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
え、少年っ?
こ、こんなところで会うなんて奇遇だなっ。
voice: vo_adv_1047011_005
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
まさか少年の方から声を掛けられるとは……お、落ち着け。
そ、そうだ、さっき考えていた方法で……!
voice: vo_adv_1047011_006
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ど、どうだ、少年。私と一緒に
魔物討伐でも行かないかっ?
voice: vo_adv_1047011_007
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……待て。この誘い方は正しいのか?
私は少年と食事をしたいだけで、任務に行きたいわけではないぞ?
voice: vo_adv_1047011_008
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
す、すまない、少年。
その、何か間違ったことを言ってしまったような気がする……
今のはどうか忘れてくれ……
voice: vo_adv_1047011_009
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……少年?
その何か言ってくれると助かるんだが……
voice: vo_adv_1047011_010
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
うっ? な、なんだ、この光は……?
voice: vo_adv_1047011_011
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ま、前にも、こんなことがあったような……
だ、駄目だ……眠くて思考が……
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
遊園地の無料招待券をもらった{player}は、
純が出演するヒーローショウを見にやってきていた。
voice: vo_adv_1047011_012
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
本当に来てくれたのか少年。
もうすぐはじまるから、観客席の方で待っているといい。
voice: vo_adv_1047011_013
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
あ、あのぅ……
voice: vo_adv_1047011_014
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
ん? 司会のお姉さん?
肩を落としてどうしたんだ?
voice: vo_adv_1047011_015
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
実は、手違いで悪の親玉役だったアクターさんが来れないみたいで、
今日のヒーローショウは休演になるみたいです……
voice: vo_adv_1047011_016
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
なんだってっ?
楽しみに来てくれた子供たちのためにも、
中止にはしたくないんだが……
voice: vo_adv_1047011_017
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
私もどうにかならないかって相談はしたんですが……
今の台本だとアクターさんがもう一人いないと難しいみたいです。
voice: vo_adv_1047011_018
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
うーん……いっそのこと、私が悪役の方もやって
一人二役こなす、のは厳しいか……
voice: vo_adv_1047011_019
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
あ、あのっ、実は思いついたことがあって……
アクションをトラタイガーだけで完結できればいいんですよね?
voice: vo_adv_1047011_020
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
トラタイガーだけで?
voice: vo_adv_1047011_021
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
はいっ! テレビ放送でトラタイガーが敵の罠で、
ブラックトラタイガーになって暴走するお話があるんです。
それならアクションするのが一人だけでも、できると思って……
voice: vo_adv_1047011_022
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
ず、随分詳しいな……
でも、それならアクションするのは私だけで済みそうだし、
もう一度掛け合う材料になりそうだ。
voice: vo_adv_1047011_023
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
はいっ!
あ、でも、どちらにしても悪役の親玉が……
Choice: (2) 僕がやるっ!
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1047011_024
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
少年が?
……そうだな、手伝ってくれるとありがたい。
voice: vo_adv_1047011_025
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
子供たちの笑顔のためにも、
みんなで、このショウを成功させようっ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
それから、純と{player}は他のスタッフにも掛け合い、
中止になりそうだったヒーローショウは何とか開幕できることとなった。
voice: vo_adv_1047011_026
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
みんなー! こんにちはー!
今日はね、トラタイガーが来てくれるんだよ!
みんなもトラタイガーが来たら大きな声で挨拶してねー!
voice: vo_adv_1047011_027
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
お姉さんもはやくトラタイガーに会いたいな!
みんなは大きな声でトラタイガーを呼べるかなー?
voice: vo_adv_1047011_028
子どもたち:
【chara 1 face 1 (normal)】
トラタイガーっ!!
voice: vo_adv_1047011_029
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
うんうん。みんな、おっきな声で元気いっぱいだね!
それじゃあみんなで一緒に……あれ?
ステージの上にトラタイガーじゃない人がいるよー?
voice: vo_adv_1047011_030
ヤンキー男:
【chara 1331 face 3 (anger)】
ああ~んっ!?
悪い子は俺たちの仲間だからな!
【chara 1331 face 2 (joy)】
一緒にここで暴れようぜぇ!!
voice: vo_adv_1047011_031
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
あっ、大変っ!
あそこにいるのは、悪いことが大好きなヤンキー男だっ!
はやくトラタイガーを呼ばないと!
voice: vo_adv_1047011_032
ヤンキー男:
【chara 1331 face 3 (anger)】
ああ~んっ!?
【chara 1331 face 1 (normal)】
こんなところにトラタイガーがいるわけ……
voice: vo_adv_1047011_033
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
そこまでだ! ここで悪事を働く者は、
このトラタイガーが許さんっ!
voice: vo_adv_1047011_034
ヤンキー男:
【chara 1331 face 6 (surprised)】
ああ~んっ!?
【chara 1331 face 3 (anger)】
なんでこんなところにトラタイガーが
いるんだよ、コラァ!?
voice: vo_adv_1047011_035
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
黙れ、悪党! そして……神に祈れ!
正義の裁きを受けるがいいっ!
voice: vo_adv_1047011_036
ヤンキー男:
【chara 1331 face 6 (surprised)】
ぐはぁっ!?
voice: vo_adv_1047011_037
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
トラタイガーが悪い人をやっつけてくれたよ!
ありがとう、トラタイガー!
でも、また向こうから悪そうな人が……!
Choice: (3) 現れたな、トラタイガー!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1047011_038
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
むっ、おまえは……怪人、カタツムリ博士っ!
voice: vo_adv_1047011_039
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
気をつけて、トラタイガー! カタツムリ博士は戦闘力は低いけど、
頭は良くて、色々な発明品で攻撃してくるんだ!
だから弱そうに見えても油断しちゃ駄目だよ!
voice: vo_adv_1047011_040
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
開発した物を壊されると、すぐに怒って姿を消してしまうから、
テレビ放送でも倒すのに数話必要になった厄介な敵なんだっ!
でも、大人の事情的にはとても助かったといわれているよっ!
voice: vo_adv_1047011_041
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
し、親切な解説ありがとう、お姉さんっ!
また何か悪だくみを考えているのか、カタツムリ博士!
voice: vo_adv_1047011_042
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
ああっ! 早速何か発明品を取り出したよっ!
あれは……カタツムリ博士の最大の発明品……
トラマックスV3っ!!
voice: vo_adv_1047011_043
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
大変っ! トラマックスV3を使われると、
トラタイガーの虎の本能が刺激されて、凶暴になっちゃうっ!
気を付けて、トラタイガー!
voice: vo_adv_1047011_044
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
そんなもの、私に効くわけ……
うっ……か、身体が……ぐあああぁぁぁっ!!
voice: vo_adv_1047011_045
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
頑張ってトラタイガー、そんな装置なんかに
負けないでー!
voice: vo_adv_1047011_046
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
ぐ、ぐぅっ……私は、トラタイガー、じゃない……
……獰猛な、虎……そうだ、ブラックトラタイガーだっ!
voice: vo_adv_1047011_047
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
ガオーーーッ!!
voice: vo_adv_1047011_048
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
あ、ブラックトラタイガーがステージの下に降りた!
みんな、動かないで! 今動いたらブラックトラタイガーに
噛まれちゃうよ!
voice: vo_adv_1047011_049
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
ガアアァァーーーッ!!
voice: vo_adv_1047011_050
女の子:
【chara 231 face 4 (sad)】
うっ……うえええええぇぇぇんっ!! こわいよぉーー!
voice: vo_adv_1047011_051
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
ガ……ァ……
voice: vo_adv_1047011_052
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
ど、どうしよう。思ってたよりも
怖がらせてしまった……うぅ、今すぐに
慰めてあげたい……
voice: vo_adv_1047011_053
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
仕方ない、はやくトラタイガーに戻れるように
お姉さんに合図を……
voice: vo_adv_1047011_054
男の子:
【chara 131 face 3 (anger)】
え、えーーーいっ!!
voice: vo_adv_1047011_055
純:
【chara 104731 face 1 (normal)】
ぐっ!? あ、仮面が……!!
voice: vo_adv_1047011_056
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
ええーー!?
いくら悪者になったからっていきなり蹴っちゃ駄目だぞー!?
voice: vo_adv_1047011_057
純:
【chara 104733 face 4 (sad)】
くぅ……し、しまった。油断して、仮面が外れてしまった……
あれがないと顔が……!
voice: vo_adv_1047011_058
純:
【chara 104733 face 6 (surprised)】
か、仮面はどこに……? 【chara 104733 face 4 (sad)】
うぅ、素顔で立ち上がるなんて
すごく恥ずかしいし……どうしよう……
voice: vo_adv_1047011_059
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
えーっとぉ……どうやら仮面が外れちゃったみたい、
ですけど、大丈夫ですかー?
voice: vo_adv_1047011_060
純:
【chara 104733 face 1 (normal)】
仮面を捜したいが、みんなの視線が……
【chara 104733 face 4 (sad)】
ううっ、こんなに注目された状態で、どうすれば……
Choice: (4) まさか、今の衝撃で正気にー!?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1047011_061
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
え、急にすごい棒読み……あっ……
み、みんなー! ブラックトラタイガー……ううん、
トラタイガーが今の衝撃で元に戻れそうだよ! みんなで応援しよう!
voice: vo_adv_1047011_062
純:
【chara 104733 face 6 (surprised)】
お姉さんの言うことは分かるが、
素顔で立ち上がるなんて、【chara 104733 face 4 (sad)】
わ、私には……
Choice: (5) 頑張れ、トラタイガー!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1047011_063
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
頑張れー! って、あれ、なんか今カタツムリ博士も……
ううん、今はそれよりも、トラタイガーを応援だぁ!!
立ち上がって、トラタイガー!! さぁ、みんなも応援しよう!
voice: vo_adv_1047011_064
子どもたち:
【chara 1 face 1 (normal)】
がんばれー!!
voice: vo_adv_1047011_065
純:
【chara 104733 face 6 (surprised)】
みんなが私を応援してくれている……!
【chara 104733 face 1 (normal)】
子供たちだけじゃない。さっき聞こえた声……
あれはきっと少年の声……!
voice: vo_adv_1047011_066
純:
【chara 104733 face 1 (normal)】
そうだ、恥ずかしがってどうする……!
【chara 104733 face 4 (sad)】
仮面がない不安はある……【chara 104733 face 1 (normal)】
それでも、私は……!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1047011_067
純:
【chara 104733 face 3 (anger)】
……ここで立たなければ、ヒーローじゃないっ!
私はみんなのヒーロー……トラタイガーだっ!!
voice: vo_adv_1047011_068
純:
【chara 104733 face 5 (shy)】
そうだ。恥ずかしいからなんだ。
皆が応援してくれているんだぞっ!
【chara 104733 face 3 (anger)】
それに応えられない方がよほど恥ずかしいことだっ!
voice: vo_adv_1047011_069
純:
【chara 104733 face 5 (shy)】
か、怪人、カタツムリ博士めっ! 【chara 104733 face 3 (anger)】
もう私に
そんなモノは効かないぞっ!
voice: vo_adv_1047011_070
純:
【chara 104733 face 3 (anger)】
子供たちの声、いや、それだけじゃない……
色々な人の想いが、私の心に届いたっ!
だから、私は……何度でも立ち上がれるっ!
voice: vo_adv_1047011_071
純:
【chara 104733 face 3 (anger)】
さあ……神に祈れ、悪党!
そして、正義の裁きを受けるがいいっ!!
--- Switch scene ---
still display end
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
バキィ!!
voice: vo_adv_1047011_072
司会のお姉さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
トラタイガーが、カタツムリ博士を倒したー!
トラタイガーのおかげで平和は守られたよー!!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ヒーローショウは大盛況の中で無事に終わり、
{player}と純は休憩をもらって休んでいた。
voice: vo_adv_1047011_073
純:
【chara 104732 face 1 (normal)】
ありがとう。少年。
おかげで無事にヒーローショウを終わらせることができた。
voice: vo_adv_1047011_074
純:
【chara 104732 face 1 (normal)】
ふふっ、お礼のつもりでここに招待したのに、
また手伝ってもらうことになるとはね。
今度は別のお礼をしないといけないな。
voice: vo_adv_1047011_075
純:
【chara 104732 face 1 (normal)】
でも、子供たちの声援のおかげで思い出したよ。
私は誰かを守れるようなヒーローになりたかったんだ。
voice: vo_adv_1047011_076
純:
【chara 104732 face 1 (normal)】
仮面が外れたのに、子供たちは私を応援してくれた。
あの声援を聞いて、大事なのは外見ではなく、心なのだと
教えてもらった気がするよ。
voice: vo_adv_1047011_077
男の子:
【chara 131 face 6 (surprised)】
トラタイガー!
voice: vo_adv_1047011_078
純:
【chara 104732 face 1 (normal)】
ん? 君はさっきのショウを見てくれた男の子じゃないか。
voice: vo_adv_1047011_079
男の子:
【chara 131 face 3 (anger)】
トラタイガーのその仮面……僕に頂戴っ!
voice: vo_adv_1047011_080
純:
【chara 104732 face 1 (normal)】
えっ!?
こ、これがないとすごく困るんだ。
それに、素顔を見られるのはとてもまずい……
voice: vo_adv_1047011_081
男の子:
【chara 131 face 6 (surprised)】
でも、さっきのトラタイガーもすごく格好良かったから
【chara 131 face 3 (anger)】
僕もトラタイガーみたいになりたいんだっ!
voice: vo_adv_1047011_082
純:
【chara 104732 face 1 (normal)】
うっ……
Choice: (6) 大事なのは心じゃないの?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1047011_083
純:
【chara 104732 face 1 (normal)】
こ、ここでそれを言うのはずるいぞ、少年……
う、うぅ……
voice: vo_adv_1047011_084
純:
【chara 104732 face 1 (normal)】
……すまないっ!
仮面を渡すわけにはいかないっ!
これがなくても、君は立派なトラタイガーになれるからねっ!
voice: vo_adv_1047011_085
男の子:
【chara 131 face 6 (surprised)】
あ、待ってよ、トラタイガー!!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1047011_086
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
はい、お疲れさまー
【chara 190011 face 6 (surprised)】
まさか、あんたが敵の親玉なんてね。
しかも、台詞はほとんど棒読みだったじゃない。
voice: vo_adv_1047011_087
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
でも、ジュンさんはきちんと向き合って、
自分なりのけじめをつけようとしているのね。
【chara 190011 face 1 (normal)】
まだ仮面を外せないみたいだけど……
voice: vo_adv_1047011_088
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
それでもいつか、彼女のもう一つの願いでもある
普通の女の子になりたいっていうささやかな願いが
叶ったらいいわね。
voice: vo_adv_1047011_089
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
そのためには、あんたの協力が必要なんだから
きちんと向き合ってあげなさい。
【chara 190011 face 2 (joy)】
近いうちに、きっと必要になるはずだから。
voice: vo_adv_1047011_090
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
それじゃあ今日はここまで。
あんたも大変だとは思うけど、頑張んなさいよ。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1047011_091
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
うっ……ここは……?
寝てしまっていたのか、私は……
voice: vo_adv_1047011_092
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
そうだ、少年は……
君も寝てしまっていたのか?
voice: vo_adv_1047011_093
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
それにしても、本当に不思議な夢だった。
正義の味方、か……確かに私は、誰かを守れるような人に
なりたいと思っていた。
voice: vo_adv_1047011_094
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
そんな大切なことを忘れていたとは……
それに、小さくても一歩を踏み出すには勇気が必要だったんだ。
その勇気を出さなくてはいけないことも……忘れていた。
voice: vo_adv_1047011_095
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
その……少年。
随分と前に、次は私から声を掛けると言ったのに言えないままだった。
voice: vo_adv_1047011_096
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
少年が良ければ……今、誘わせてほしい。
私はもっと、君のことを知りたい。
それに、私のことも知ってほしいんだ。
Choice: (7) 僕もジュンさんのことをもっと知りたい。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1047011_097
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
そ、そうか……
少年ならそう言ってくれると思っていたけど、
やっぱり少し気恥ずかしいな……
voice: vo_adv_1047011_098
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
よし、それじゃあそうだな……待ち合わせは
この掲示板の前でどうだろうか?
ふふっ、今度はこんなところで寝ては駄目だからな。
voice: vo_adv_1047011_099
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
うん。それじゃあまたここで。
今度こそ、普通の格好で来るけど……笑わないでほしい。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}と出掛ける約束ができたジュン。
彼女の仮面の下に隠された表情は、
少し晴れやかなものになっていた。