ミフユ 第2話
剣の鍛錬中、二人の耳に助けを求める声が聞こえる。子供がらみの事態に、無償で助けに行くミフユ。服が破れるのも構わず魔物を一掃し、子供たちを救ったミフユに{player}は自分の上着をかける。
-------------- situation:
古城の討伐戦
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}は、弟子入りしたミフユのもとで
剣術の鍛錬を積んでいた。
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ミフユ:
【chara 104811 face 3 (anger)】
まだまだ! 腰が入ってないわ!
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ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
違う違う、いい? 【chara 104811 face 3 (anger)】
ここを、こうして……狙いを定めて一点突破!
そしてすぐ後ろに下がる! 【chara 104811 face 2 (joy)】
このヒット&アウェイが基本よ!
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ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
そう! いい感じね!
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街の人:
【chara 311 face 4 (sad)】
おーい、誰か、助けてくれーーーーー!
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ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
あら。大きな声を出しながら街の人が走ってくるわ。
【chara 104811 face 1 (normal)】
何かしら?
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街の人:
【chara 311 face 4 (sad)】
はあっ、はあっ……
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ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
何があったの?
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街の人:
【chara 311 face 3 (anger)】
それが、廃墟になった古城で子供たちが遊んでたら……
魔物が突然襲ってきて、【chara 311 face 4 (sad)】
子供たちが
古城に取り残されてしまったんだ!
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街の人:
【chara 311 face 4 (sad)】
あんたたち頼む! 腕に覚えがあるなら、子供たちを
助け出してくれ!!
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ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
そう。助けたら、何ルピ出してくれるの?
Choice: (1) ……あの、そこはさすがに、人として……
Choice: (2) さすが師匠、どんな時も金儲けを忘れない!
----- Tag 1 -----
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ミフユ:
【chara 104811 face 3 (anger)】
わ、わかってるわよ、【chara 104811 face 4 (sad)】
ちょっと言ってみただけ……
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----- Tag 2 -----
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ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
ほ、本気で言ってるわけじゃないわよ……
----- Tag 3 -----
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ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
わかったわ。私たちが助けに行くわ。【chara 104811 face 4 (sad)】
無償で……
【chara 104811 face 3 (anger)】
敵は何体ぐらい? 効率的に倒すから事前に教えてくれると
助かるわ。
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ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
ふむふむ、なるほど……
【chara 104811 face 3 (anger)】
よし、古城に行くわよ、{player}くん!
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ミフユ:
【chara 104811 face 3 (anger)】
ここが古城ね……
【chara 104811 face 2 (joy)】
さあ、{player}くん、早速実践よ!
効率的に倒していってね!
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ミフユ:
【chara 104811 face 3 (anger)】
おりゃあああああああ! どけどけーーっ!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
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ミフユ:
【chara 104811 face 3 (anger)】
うりゃああああああ! のりこめーーーっ!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1048002_017
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
子供たちはいったいどこに……
【chara 104811 face 6 (surprised)】
あっ! あそこにいたわ!
高窓のふちにしがみついて、魔物から逃げてる!
voice: vo_adv_1048002_018
男の子:
【chara 111 face 4 (sad)】
うわああん! 誰か助けてええええ!
voice: vo_adv_1048002_019
ミフユ:
【chara 104811 face 3 (anger)】
魔物も、もうだいたい一掃したかしら?
【chara 104811 face 2 (joy)】
キミたち、今助けるわ! 【chara 104811 face 1 (normal)】
よいしょっ……と。
voice: vo_adv_1048002_020
男の子:
【chara 111 face 4 (sad)】
わーん! こわかったよおお!
voice: vo_adv_1048002_021
女の子:
【chara 211 face 1 (normal)】
つよくてやさしいお姉ちゃんたち、【chara 211 face 2 (joy)】
どうもありがとう!
voice: vo_adv_1048002_022
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
……ど、どういたしまして。
voice: vo_adv_1048002_023
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
ふふっ。たまには、こういうのもいいものね。
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街の人:
【chara 311 face 1 (normal)】
ありがとよ、姉ちゃん!
【chara 311 face 4 (sad)】
その……謝礼は出せなかったけど、
【chara 311 face 3 (anger)】
せめてその服ぐらいはこっちで修繕させてくれ!
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ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
……服?
--- Switch scene ---
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ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
ああ。ずいぶん派手に破れたわね。【chara 104811 face 4 (sad)】
やんなっちゃうわ、もう……
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ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
でもまあ、しばらくはこれでいいか。
Choice: (4) えっ?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1048002_028
ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
今日この後、魔物討伐の依頼を受けてるから。
【chara 104811 face 2 (joy)】
そこでもまた破れる可能性があるなら、
このままでいる方が効率的じゃない?
Choice: (5) (自分のマントをそっと渡す。)
Choice: (6) 女の子なんだから、ちゃんとしなきゃ。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1048002_029
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
えっ? これで隠せって?
Jump to tag 7
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1048002_030
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
え? って、マントを貸してくれるって?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1048002_031
ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
女の子がそんな恰好してちゃだめ……か。
【chara 104811 face 4 (sad)】
そういえば、そうだったわね。
【chara 104811 face 5 (shy)】
女の子という概念が自分にあったこと、すっかり忘れてたわ。
voice: vo_adv_1048002_032
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
……ありがとうね。{player}くん。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
自分の忘れていた一面を思い出したミフユと、
そんなミフユとの絆を強くした{player}だった。