ミフユ 第6話
傭兵の仕事を得たミフユは大張り切り。契約書の怪しさを指摘する{player}の言葉を聞き入れずに、盗賊団に嵌められ大ピンチに陥る。何とか無事に解決したが、ミフユは深く反省した。


-------------- situation:
奇妙な花屋の護衛任務
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ある日{player}がミフユとの鍛錬のために平原に行くと、
ミフユは自慢げに一枚の紙を差し出した。

voice: vo_adv_1048006_000
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】 ねえ、{player}くん!
新しい傭兵契約を取ってきたわ! この紙を見て!

voice: vo_adv_1048006_001
ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】 花屋へ馬車で輸送される花を護衛してほしい、という依頼よ。
【chara 104811 face 2 (joy)】 なんだかすごく報酬が高額だったの!

voice: vo_adv_1048006_002
ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】 当然、弟子のキミにも手伝ってもらうからね!

Choice: (1) 契約書をよく見る。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1048006_003
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】 ……え? 契約書に不自然な条文がある?
【chara 104811 face 4 (sad)】 なになに……?

voice: vo_adv_1048006_004
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】 「商品を守れなかった場合は、護衛人は
自分の身をもって弁償するものとする。
【chara 104811 face 3 (anger)】 拒否することはできない」……ですって?

Choice: (2) 危なくない?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1048006_005
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】 まあ、確かに気にはなるけど……【chara 104811 face 3 (anger)】 心配いらないわ。
私たちは長年の鍛錬もあって、十分強くなったわ。
ちょっとやそっとの賊には負けやしないわよ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 そして、心配する{player}をよそに、輸送当日。
二人は馬車の上で待機していた。

voice: vo_adv_1048006_006
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】 ふふーん。なかなか、馬車の上での旅ってのも
優雅でいいわね!

voice: vo_adv_1048006_007
ミフユ:
【chara 104811 face 5 (shy)】 ……わかってるわよ。【chara 104811 face 3 (anger)】 仕事、仕事。

voice: vo_adv_1048006_008
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】 って、向こうから、何かが近づいてくるわよ? 何かしら……

voice: vo_adv_1048006_009
野盗1:
【chara 811 face 1 (normal)】 おおーー俺たちゃ怖い怖い野盗だー
その花、奪っちゃうぞ。怪しいところなんてないぞー

Choice: (3) やけに棒読みだな……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1048006_010
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】 ふふふ、長年傭兵を続けてきた私たちが負けやしないわよ!
【chara 104811 face 3 (anger)】 てええええい!

voice: vo_adv_1048006_011
野盗2:
【chara 911 face 4 (sad)】 ぐはっ、やーらーれーたー

voice: vo_adv_1048006_012
野盗1:
【chara 811 face 4 (sad)】 負けたーおい、怪我しないうちにずらかれー
危険手当なんか出ないぞー

voice: vo_adv_1048006_013
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】 あっはっは! ふがいない連中ね!
ろくに手合わせもしないまま帰っていったわ!

Choice: (4) さすがにおかしくないか……?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1048006_014
ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】 いいえ、強くなりすぎてしまったのよ、【chara 104811 face 2 (joy)】 私たち……ふふふ。
キミも、心配しすぎだったみたいね。

voice: vo_adv_1048006_015
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】 あっ、あそこに目的地の花屋さんが見えてきたわよ!

voice: vo_adv_1048006_016
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】 あれ……? 【chara 104811 face 4 (sad)】 花屋というにはやけに
屈強な男性たちが並んでるわね……【chara 104811 face 2 (joy)】 まあ、いいか。

voice: vo_adv_1048006_017
ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】 花屋さんたち! 【chara 104811 face 2 (joy)】 無事に野盗は撃退して、
花を守ったわよ!

voice: vo_adv_1048006_018
花屋?:
【chara 1 face 1 (normal)】 へへへ、どうかな……おい、荷台を確かめろ!

voice: vo_adv_1048006_019
花屋店員?:
【chara 1 face 1 (normal)】 あーーっ! 親分……じゃない、店長、
荷台が空っぽになってますぜ!

voice: vo_adv_1048006_020
花屋?:
【chara 104811 face 6 (surprised)】 【chara 1 face 1 (normal)】 おおおおっと! なんてこった! おい、そこの姉ちゃん、
馬車の中身を見やがれ! 空っぽになってるじゃねえか!

voice: vo_adv_1048006_021
ミフユ:
【chara 104811 face 3 (anger)】 そんなはずはないわ! ちゃんと、野盗は全部
撃退したのに……

voice: vo_adv_1048006_022
花屋?:
【chara 1 face 1 (normal)】 いいや、お前らが目を離した隙に盗まれたに違いねえ!

voice: vo_adv_1048006_023
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】 でも信じられない、私はちゃんと……

voice: vo_adv_1048006_024
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】 守った……はずなのに……

voice: vo_adv_1048006_025
花屋?:
【chara 1 face 1 (normal)】 ぐえっへっへ。だんだん声が小さくなってるじゃねえか。
それじゃあ、契約書通り、もうお前を煮るなり焼くなり、
俺たちの自由だ。

voice: vo_adv_1048006_026
花屋店員?:
【chara 1 face 1 (normal)】 上物の姉ちゃんだな、奴隷として高値で売り飛ばしてやるぜ!
なにしろ契約書にそう書いてあるからなあ!

voice: vo_adv_1048006_027
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】 仕方ないわ……

voice: vo_adv_1048006_028
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】 ごめんね、{player}くん。
キミを弟子として指導することは、もう、できそうにないわ……

voice: vo_adv_1048006_029
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】 って、どうしたの{player}くん?
馬車の御者を、ちらちら気にして……

Choice: (5) ……なんで逃げようとしてるの?
Choice: (6) なんか怪しい。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1048006_030
御者:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 はっ……!? や、やべ……見つかった……

Jump to tag 7
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1048006_031
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】 ……えっ? 【chara 104811 face 3 (anger)】 ちょ、ちょっと待ちなさい! そこの御者!

----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1048006_032
御者:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 うわっ!
【chara 1411 face 4 (sad)】 ま、待ってくれ、手荒なことはやめてくれよ!
全部話すから! なあ!

voice: vo_adv_1048006_033
御者:
【chara 1411 face 3 (anger)】 お、俺はそいつらに雇われてただけなんだ!
そいつらは、花屋なんかじゃなくて盗賊団で、
この馬車も最初から荷物なんて積んでねえんだ!!

voice: vo_adv_1048006_034
野盗1:
【chara 811 face 3 (anger)】 バッ、バカ、ベラベラと白状しやがって!
【chara 811 face 4 (sad)】 くそっ、逃げろ!

voice: vo_adv_1048006_035
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】 花屋じゃなくて……【chara 104811 face 3 (anger)】 盗賊団?

voice: vo_adv_1048006_036
ミフユ:
【chara 104811 face 3 (anger)】 ま、待てえええ! でえええええい!

voice: vo_adv_1048006_037
野盗たち:
【chara 1 face 1 (normal)】 うわああああっ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 盗賊団一味を一網打尽にしたミフユたちは、
そのまま連中を王宮騎士団に引き渡した。

voice: vo_adv_1048006_038
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】 ……ふう。キミの言うとおり……
危ない任務だったみたいね。

voice: vo_adv_1048006_039
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】 って、【chara 104811 face 4 (sad)】 怒ってるの?

voice: vo_adv_1048006_040
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】 そうね、心配かけてごめんなさい。
あと少しで、もうキミを指導できなくなるところだったものね。
師匠として失格……

voice: vo_adv_1048006_041
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】 え? そういうことじゃない?
【chara 104811 face 4 (sad)】 純粋に……私の身を心配してくれたの?

voice: vo_adv_1048006_042
ミフユ:
【chara 104811 face 5 (shy)】 わ、私、その、あんまり、こういうの慣れてなくて……
今まで、自分しか自分の心配をしてくれる人がいなかったから……

voice: vo_adv_1048006_043
ミフユ:
【chara 104811 face 5 (shy)】 【chara 104811 face 2 (joy)】 え、えっと……
あっ、ありがとう……

voice: vo_adv_1048006_044
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】 これからは、もっとキミの言うことに耳を傾けるわね!
【chara 104811 face 4 (sad)】 って、な、なんだか私、ずいぶん変わったみたいね……
なんていうか、その……

voice: vo_adv_1048006_045
ミフユ:
【chara 104811 face 5 (shy)】 あ、な、なんだか頬が熱いわー!
な、なんでかしら! 【chara 104811 face 2 (joy)】 あはは!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 そう言って、パタパタと手で自分の頬を煽ぐミフユを
微笑みながら見守る{player}だった。