ミフユ 第11話
胸の鼓動の原因を解明すると決意しつつ、二人で過ごすミフユ。そして夢の中の自分を見て、原因は{player}への恋だと考える。ミフユはその答えを否定するが、心の中では否定しきれていなかった。
-------------- situation:
芽生えし感情の正体は?
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──お見舞いでもらったカップル割引の割引券を使うため、
町を訪れる{player}とミフユ。
だが、ミフユはなぜか、決戦に赴くかのように気合いが入っていた。
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ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
……よく来たわね、{player}くん。
今日は効率よくお店を回れるように、スケジュールを立ててきたわ。
voice: vo_adv_1048011_001
ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
分……いえ、秒刻みのスケジュールよ!
【chara 104811 face 2 (joy)】
これで今日は、効率よく過ごすから覚悟しなさい!
voice: vo_adv_1048011_002
ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
……そして私は買い物だけじゃなくて、
最近の不調の調査を……
Choice: (1) 最近の不調?
----- Tag 1 -----
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ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
な、ななな、なんでもない!!
【chara 104811 face 1 (normal)】
さあほら、さっそく行くわよ!
voice: vo_adv_1048011_004
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
あ、危なかった……
もう少しで、{player}くんに気付かれるところだったわ!
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ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
今回のショッピングのもう一つの目的……それは、
{player}くんが近づくと発生する、謎の胸の鼓動の調査!
【chara 104811 face 3 (anger)】
いえ……むしろ、克服よ!
voice: vo_adv_1048011_006
ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
これは買い物よりも優先度が高いわ!
【chara 104811 face 3 (anger)】
なんとしても達成しないと!
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ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
さあ{player}くん!!
さっそく、割引券を使ってショッピングするわよ!!
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ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
最初の割引券は、雑貨の全品割引券ね。
【chara 104811 face 6 (surprised)】
……今はポーションとか必要無いし、【chara 104811 face 1 (normal)】
トラタイガーと、
魔法少女ベルルちゃんのグッズがあったら教えてちょうだい。
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ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
弟や妹たちが好きなのよ。グッズ関連って結構高いし、
うちは人数も多いから、日頃はあんまり買ってあげられないのよね。
だから、こういうときにちゃんと買ってあげないと。
Choice: (2) いいお姉ちゃんだね。
----- Tag 2 -----
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ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
べ、別にそんなことはないわよ!
でもその……【chara 104811 face 2 (joy)】
ありがと。
voice: vo_adv_1048011_011
ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
さ、さあ、ここが終わったら、
何か食べに行きましょうか!
voice: vo_adv_1048011_012
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
ここの割引券はランチが半額か。
【chara 104811 face 2 (joy)】
なかなかいい割引券ね。
日頃食べない料理とかいただこうかしら。
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ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
あ、でもこの料理、色々と代用すれば家でも作れるかも。
【chara 104811 face 2 (joy)】
ここのよりおいしくないと思うけど、
【chara 104811 face 6 (surprised)】
その……作ったら{player}くんも食べる?
Choice: (3) もちろん食べる。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1048011_014
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
そ、そっか。
だったら私も気合いを入れ……【chara 104811 face 5 (shy)】
て……
voice: vo_adv_1048011_015
ミフユ:
【chara 104811 face 5 (shy)】
………………克服なんてできるか~~!!!!
Choice: (4) きゅ、急にどうしたの?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1048011_016
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
な、なんでもないなんでもない!
ちょっと自問自答してただけよ!
なにも! なにも怪しいところはないわ!
voice: vo_adv_1048011_017
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
……なんなのよこれ!
{player}くんの一言一言で、
心臓の鼓動がすごいんだけど!!
voice: vo_adv_1048011_018
ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
と、とにかく、平常心を保つのよミフユ!
平常心を保ちつつ、何事もなかったかのように
{player}くんの顔を見て……【chara 104811 face 6 (surprised)】
あ、あれ?
voice: vo_adv_1048011_019
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
……{player}くんが光っているように見えるなんて、
【chara 104811 face 4 (sad)】
平常心を保てていない証拠ね。
これは幻覚。きっと眩しいだけの…………【chara 104811 face 6 (surprised)】
やっぱり光ってる!?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1048011_020
美冬:
【chara 104832 face 2 (joy)】
ありがとうございました~
voice: vo_adv_1048011_021
美冬:
【chara 104832 face 2 (joy)】
……ふう、今のお客さんで店も落ち着いたわ。
やっぱり、書き入れどきは大変ね。
voice: vo_adv_1048011_022
美冬:
【chara 104832 face 2 (joy)】
急に手伝いを頼んじゃってごめんなさいね。
{player}くんには本当に感謝しているわ。
Choice: (5) どういたしまして。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1048011_023
美冬:
【chara 104832 face 2 (joy)】
ふふっ、ありがとう。
もちろんちゃんとお給料は出るから安心してね。
voice: vo_adv_1048011_024
美冬:
【chara 104832 face 6 (surprised)】
でも、いつも手伝ってもらってるし、別のお礼もしたいところね。
何かお礼になりそうなものが……【chara 104832 face 2 (joy)】
あ、この割引券があったわね。
voice: vo_adv_1048011_025
美冬:
【chara 104832 face 6 (surprised)】
あのね、{player}くん。
こんなことでお礼になるかどうか分からないんだけど……
voice: vo_adv_1048011_026
美冬:
【chara 104832 face 2 (joy)】
──私と一緒に、お風呂に入りに行かない?
voice: vo_adv_1048011_027
美冬:
【chara 104831 face 2 (joy)】
……どう?
少しは楽しめた?
voice: vo_adv_1048011_028
美冬の妹1:
【chara 1 face 1 (normal)】
お風呂気持ちよかった~♪
voice: vo_adv_1048011_029
美冬の弟1:
【chara 1 face 1 (normal)】
やっぱり銭湯っていいよな~!
voice: vo_adv_1048011_030
美冬:
【chara 104831 face 2 (joy)】
──私の弟たちと一緒に入る銭湯は♪
voice: vo_adv_1048011_031
美冬の弟1:
【chara 1 face 1 (normal)】
なあなあ!
家まで競走しようぜ~!
voice: vo_adv_1048011_032
美冬の弟2:
【chara 1 face 1 (normal)】
よ~し、負けねえぞ~~!!
voice: vo_adv_1048011_033
美冬:
【chara 104831 face 1 (normal)】
こら~~!
あんまり離れちゃだめよ~!
voice: vo_adv_1048011_034
美冬:
【chara 104831 face 6 (surprised)】
ふう……やっぱり家族の数が多いと、銭湯に行くのも一苦労ね。
【chara 104831 face 2 (joy)】
{player}くんが一緒に来てくれて本当に助かったわ。
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美冬:
【chara 104831 face 2 (joy)】
{player}くんへのお礼と、
弟たちの引率も同時にこなす……
うん、我ながら完璧な効率ね♪
Choice: (6) さすがだね。
Choice: (7) 大変だった。
----- Tag 6 -----
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美冬:
【chara 104831 face 2 (joy)】
ええ!
たとえどんなときでも、効率を忘れるわけにはいかないわ!
Jump to tag 8
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1048011_037
美冬:
【chara 104831 face 2 (joy)】
ふふっ、たしかに{player}くん、
弟たちに大人気だったものね。
voice: vo_adv_1048011_038
美冬:
【chara 104831 face 1 (normal)】
……まあそれ以上に、
妹たちに大人気だったみたいだけど。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1048011_039
美冬:
【chara 104831 face 6 (surprised)】
それにしても、こうやって{player}くんと、
【chara 104831 face 2 (joy)】
しかも家族と一緒に歩くようになるなんて思わなかったわ。
voice: vo_adv_1048011_040
美冬:
【chara 104831 face 6 (surprised)】
よくよく考えれば、夜中に男女で一緒に歩くなんて、
【chara 104831 face 2 (joy)】
青少年としてはドキドキする状況じゃないの?
恋人と一緒に歩いてみたい~とかね♪
Choice: (9) 恋人はいないから。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1048011_041
美冬:
【chara 104831 face 6 (surprised)】
えっ、そうなの!?
なんだか意外。
{player}くんは絶対、恋人いると思ってたわ。
voice: vo_adv_1048011_042
美冬:
【chara 104831 face 6 (surprised)】
でも……【chara 104831 face 2 (joy)】
そっか。
{player}くんは恋人いないんだ。
だったら……えい!!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1048011_043
美冬:
【chara 104831 face 2 (joy)】
こ、こうすれば、私たちも恋人に見えるわよね!
voice: vo_adv_1048011_044
美冬:
【chara 104831 face 6 (surprised)】
ど、どうかな……?
少しは恋人を持つ気分みたいのが味わえてたりする?
Choice: (10) すごくうれしい。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1048011_045
美冬:
【chara 104831 face 2 (joy)】
ほ、本当に!?
そっか……ふふっ。
voice: vo_adv_1048011_046
美冬:
【chara 104831 face 1 (normal)】
あ、あのね?
この前の苺狩りのこと覚えてる?
voice: vo_adv_1048011_047
美冬:
【chara 104831 face 1 (normal)】
あのとき少し言ったと思うんだけど、
【chara 104831 face 5 (shy)】
その……う、うちの大黒柱にというか……
voice: vo_adv_1048011_048
美冬:
【chara 104831 face 5 (shy)】
……わ、私とこいび……!!
voice: vo_adv_1048011_049
弟と妹たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
……じ~~
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1048011_050
美冬:
【chara 104831 face 5 (shy)】
なっ!?
あ、ああ、あなたたち!?
そこで何してるの!?
voice: vo_adv_1048011_051
美冬の弟3:
【chara 1 face 1 (normal)】
……ねえちゃんたちのことみてた!
voice: vo_adv_1048011_052
美冬の妹2:
【chara 1 face 1 (normal)】
あ、あの、お姉ちゃん!!
今のってもしかして……!
voice: vo_adv_1048011_053
美冬:
【chara 104831 face 5 (shy)】
な、なんでもないから!
【chara 104831 face 1 (normal)】
それよりほら、家まで競走するんでしょ!?
早く行くわよ!
voice: vo_adv_1048011_054
弟と妹たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
は~~い!!
voice: vo_adv_1048011_055
美冬:
【chara 104831 face 1 (normal)】
……まったく。
こんなときまでやんちゃなんだから。
voice: vo_adv_1048011_056
美冬:
【chara 104831 face 2 (joy)】
{player}くんも一緒に行きましょう?
今日は特別に、試供品の高級ティーバッグで、
一番煎じのお茶をごちそうするわ♪
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1048011_057
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
──これはまた、随分と面白い展開ね~♪
なんだかあたしまで楽しくなってきたわ!
voice: vo_adv_1048011_058
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
……そして、当事者の一人はよく分からないって顔をしてる、と。
【chara 190011 face 1 (normal)】
まあ、あんたみたいな鈍感で
ニブチンなやつには一生分からないかもね~
voice: vo_adv_1048011_059
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
あたしは教えてあ~げない♪
どういうことか、ちゃんとあんたが考えなさい。
【chara 190011 face 2 (joy)】
それはきっと、あんたのためになると思うわ♪
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1048011_060
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
ん……ここは……さっきのお店?
なんか私、夢を見てたような……
voice: vo_adv_1048011_061
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
弟や妹たちだけじゃなくて、
{player}くんとも一緒に話しなが……【chara 104811 face 6 (surprised)】
ら……
voice: vo_adv_1048011_062
ミフユ:
【chara 104811 face 5 (shy)】
…………っっ!!!!
voice: vo_adv_1048011_063
ミフユ:
【chara 104811 face 5 (shy)】
わ、わわ、私ってばなんて夢見てるの!?
恋人みたいにしながら、
{player}くんと一緒に歩くなんて……!!
voice: vo_adv_1048011_064
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
そ、それに、
夢の私は弟や妹たちが来なかったら、何を言おうとしてたの!?
voice: vo_adv_1048011_065
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
あんな、
物語の女性が男性に告白するとき……みたいに……
voice: vo_adv_1048011_066
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
え、こく……はく…………?
voice: vo_adv_1048011_067
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
まさか……まさか……
恋愛経験すらない私が、{player}くんのことを……!?
Choice: (11) だいじょうぶ?
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1048011_068
ミフユ:
【chara 104811 face 5 (shy)】
うえぇっ!?
い、いい、いつから起きてたの!?
voice: vo_adv_1048011_069
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
え、最初から?
顔が赤くなったり、うずくまったりしてたから心配してたって……
【chara 104811 face 4 (sad)】
そ、そう、心配してくれてありがとう。
voice: vo_adv_1048011_070
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
で、ででででも、な、なな、なんの問題もないわ!!
か、完璧に、い、いいつも通りの私よ!
voice: vo_adv_1048011_071
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
え……か、体が小刻みに震えてるって……?
【chara 104811 face 1 (normal)】
こ、これはただの武者震いだから!
なんの問題もありはしないわ!
voice: vo_adv_1048011_072
ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
ほ、ほら!
早く食べて、次のお店に行くわよ!
voice: vo_adv_1048011_073
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
……気のせい!
こんなの気のせいだから!
あれはあくまで夢の中の私であって、私じゃない!!
voice: vo_adv_1048011_074
ミフユ:
【chara 104811 face 3 (anger)】
そうよ!!
私みたいな効率ばっかの女が恋愛とかありえないわ!
【chara 104811 face 5 (shy)】
だから……{player}くんのことが好きだなんて……
voice: vo_adv_1048011_075
ミフユ:
【chara 104811 face 5 (shy)】
気のせい……よね……?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──{player}の顔を見ながら心の中で呟くミフユ。
そして二人は、
残っている割引券を使って、ショッピングを楽しむのであった。