シズル 第6話
シズルはマスターに{player}との接触を自重するよう言われていた。彼を刺激しないためとはいえ寂しいシズルは、無邪気に遊ぶ子供たちを見て本当の姉弟のようだった自分たちの幼い頃を思い出す。


-------------- situation:
懐かしいあの頃みたいに
--------------

voice: vo_adv_1049006_000
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 はぁ……
{player}くんに会いたい……

voice: vo_adv_1049006_001
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 でも、マスターに……
【chara 104911 face 3 (anger)】 不用意に{player}くんと接触しないように~、
【chara 104911 face 4 (sad)】 って釘を刺されちゃったしね。

voice: vo_adv_1049006_002
シズル:
【chara 104911 face 3 (anger)】 偉そうに……
【chara 104911 face 4 (sad)】 でも今は、
あのひとの言うことを聞いておかないと。

voice: vo_adv_1049006_003
シズル:
【chara 104911 face 1 (normal)】 {player}くん、
単に記憶喪失なだけじゃなくて……
『何だか不思議な感じ』に、なってるみたいだし。

voice: vo_adv_1049006_004
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 余計な刺激を与えたら、
何があるかわかんないし。

voice: vo_adv_1049006_005
シズル:
【chara 104911 face 1 (normal)】 {player}くんと、
元通りの仲良しきょうだいになるためには……
【chara 104911 face 3 (anger)】 今は、我慢しなくちゃ。

voice: vo_adv_1049006_006
シズル:
【chara 104911 face 3 (anger)】 耐え難きを耐えて、
{player}くん断ちをしないと。

voice: vo_adv_1049006_007
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 あぁでも、駄目……
禁断症状。
道行くひとがぜんぶ、{player}くんに見える。

voice: vo_adv_1049006_008
男の子:
【chara 111 face 2 (joy)】 だ~るま~さんが~
【chara 111 face 1 (normal)】 ころんだっ♪

voice: vo_adv_1049006_009
女の子:
【chara 211 face 2 (joy)】 きゃっ、
きゃっ♪

voice: vo_adv_1049006_010
シズル:
【chara 104911 face 6 (surprised)】 何か、ちっちゃい子たちが遊んでる……
【chara 104911 face 4 (sad)】 子供は良いなぁ、
元気で、【chara 104911 face 5 (shy)】 幸せそうで……

voice: vo_adv_1049006_011
シズル:
【chara 104911 face 5 (shy)】 何だか、
昔を思いだしちゃうな。

voice: vo_adv_1049006_012
シズル:
【chara 104911 face 5 (shy)】 ちょうど、
あの子たちぐらいの年頃だったかなぁ。
【chara 104911 face 2 (joy)】 私と{player}くんが、運命的に巡り会ったのは。

voice: vo_adv_1049006_013
シズル:
【chara 104911 face 5 (shy)】 家が近所だったんだよね~
【chara 104911 face 2 (joy)】 あぁ懐かしいな。

voice: vo_adv_1049006_014
シズル:
【chara 104911 face 1 (normal)】 両親は、
仕事が忙しかったし。
【chara 104911 face 4 (sad)】 私、いつも独りぼっちで……

voice: vo_adv_1049006_015
シズル:
【chara 104911 face 5 (shy)】 {player}くんを弟みたいにして、
寂しさを埋めてた。

voice: vo_adv_1049006_016
シズル:
【chara 104911 face 5 (shy)】 ほんとの、
きょうだいみたいに育ったよね。

voice: vo_adv_1049006_017
シズル:
【chara 104911 face 3 (anger)】 ううん。
血の繋がりはなくっても、
私にとっては家族だった。

voice: vo_adv_1049006_018
シズル:
【chara 104911 face 1 (normal)】 {player}くんも同じだって、
信じていたかった。
【chara 104911 face 5 (shy)】 再会したとき、ほんとに嬉しかったんだよ。

voice: vo_adv_1049006_019
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 でも。
{player}くんは、
ぜんぶ忘れてた。

voice: vo_adv_1049006_020
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 理不尽な、
よくわかんない異変のせいで……
【chara 104911 face 3 (anger)】 私は、その事実を憎む。

voice: vo_adv_1049006_021
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 血の繋がりはなかったから、
思い出だけが私と{player}くんの絆だったのに。
【chara 104911 face 3 (anger)】 それを、奪われたんだ。

voice: vo_adv_1049006_022
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 {player}くんが、記憶を取り戻したとき……
ほんとうに、ふつうに、
私のことを忘れちゃってるかもしれないけど。

voice: vo_adv_1049006_023
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 ちっちゃいころ、
仲良しだった近所のお姉さんのことなんか。

voice: vo_adv_1049006_024
シズル:
【chara 104911 face 3 (anger)】 だけど。
記憶が理不尽に奪われたんでなければ、
【chara 104911 face 5 (shy)】 また思いだしてもらえるかも。

voice: vo_adv_1049006_025
シズル:
【chara 104911 face 1 (normal)】 ううん。
【chara 104911 face 5 (shy)】 また仲良くなって、
昔以上にたくさん思い出をつくっていけばいいんだよね。

voice: vo_adv_1049006_026
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 だけど今の状態だと、
それも難しい……

voice: vo_adv_1049006_027
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 今、どれだけ思い出を積み重ねても。
【chara 104911 face 3 (anger)】 {player}くんが記憶を取り戻したら、
『今』の記憶は消えちゃうかもしれないし。

voice: vo_adv_1049006_028
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 仲良くなっても、
また忘れられちゃうなら……
【chara 104911 face 3 (anger)】 実際、距離を置いておいたほうがいいんだ。

voice: vo_adv_1049006_029
シズル:
【chara 104911 face 1 (normal)】 あとで、傷つくだけだもんね。
【chara 104911 face 4 (sad)】 マスターは正しいよ、
わかってるけどさぁ。

voice: vo_adv_1049006_030
シズル:
【chara 104911 face 6 (surprised)】 ……ん?
あ、あれ?
{player}くん?

voice: vo_adv_1049006_031
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 {player}くんだよね?
幻覚じゃないよね?
【chara 104911 face 2 (joy)】 会いたかったよぉ~♪

voice: vo_adv_1049006_032
シズル:
【chara 104911 face 6 (surprised)】 いやいや、
会っちゃいけないんだ!
【chara 104911 face 3 (anger)】 距離をとらないと!

voice: vo_adv_1049006_033
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 だけど、会えて嬉しい!
いいもん、あとで傷ついても!
【chara 104911 face 5 (shy)】 今、最高に幸せだから……☆

voice: vo_adv_1049006_034
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 {player}く~ん!
ぐじゅっ、
ずっと会えなくて寂しかったよぉ~♪

voice: vo_adv_1049006_035
女の子:
【chara 211 face 1 (normal)】 あっ、
おにいちゃん動いた!

voice: vo_adv_1049006_036
男の子:
【chara 111 face 6 (surprised)】 【chara 111 face 2 (joy)】 何してるの~?
その綺麗なひと、おにいちゃんのカノジョ?
ひゅうひゅう♪

voice: vo_adv_1049006_037
シズル:
【chara 104911 face 6 (surprised)】 えっと……
{player}くん、
その子たちと知りあい?

voice: vo_adv_1049006_038
シズル:
【chara 104911 face 6 (surprised)】 ていうか。
【chara 104911 face 4 (sad)】 もしかして、
その子たちと一緒に遊んでるの?

voice: vo_adv_1049006_039
女の子:
【chara 211 face 1 (normal)】 そうだよ~
【chara 211 face 4 (sad)】 このひとお仕事してないのか、
昼間っからフラフラ暇そうにしてたんだ。

voice: vo_adv_1049006_040
女の子:
【chara 211 face 2 (joy)】 だから、
あたしたちが遊びに誘ってあげたの。

voice: vo_adv_1049006_041
シズル:
【chara 104911 face 6 (surprised)】 {player}くん……
こんな、ちっちゃい子たちに遊んでもらってたんだね。

voice: vo_adv_1049006_042
シズル:
【chara 104911 face 5 (shy)】 記憶喪失だもんね~
【chara 104911 face 2 (joy)】 子供の遊びも、新鮮で楽しいんだろうね。

Choice: (1) 一緒に遊ぶ?
Choice: (2) 元気ないけど、大丈夫?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1049006_043
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 いや~
お姉ちゃんは『だるまさんがころんだ』ではしゃげるほど、
お子ちゃまじゃないよ。

voice: vo_adv_1049006_044
シズル:
【chara 104911 face 5 (shy)】 どうせなら、
もっと年相応な遊びがしたいな。

voice: vo_adv_1049006_045
シズル:
【chara 104911 face 6 (surprised)】 どんな遊び、って?

voice: vo_adv_1049006_046
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 え~……
{player}くんには、まだちょっと早いかな。
【chara 104911 face 5 (shy)】 まぁ、そのうち教えてあげるよ。

Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1049006_047
シズル:
【chara 104911 face 6 (surprised)】 ほぇっ……?
【chara 104911 face 5 (shy)】 うわぁうわぁ、
{player}くんが心配してくれたっ☆

voice: vo_adv_1049006_048
シズル:
【chara 104911 face 2 (joy)】 お姉ちゃんのことが大好きなんだね!
私も愛してるよっ、
{player}く~ん♪

voice: vo_adv_1049006_049
シズル:
【chara 104911 face 5 (shy)】 ……大丈夫だよ。

voice: vo_adv_1049006_050
シズル:
【chara 104911 face 5 (shy)】 お姉ちゃんはね、
キミが元気でいてくれたら……
【chara 104911 face 2 (joy)】 それだけで、幸せなんだ。

voice: vo_adv_1049006_051
シズル:
【chara 104911 face 2 (joy)】 うん。
それ以上を求めるのは、
欲張りってもんだよね。

----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1049006_052
シズル:
【chara 104911 face 2 (joy)】 えへへ。
何か楽しく遊んでたのに、
【chara 104911 face 4 (sad)】 邪魔しちゃってごめん。

voice: vo_adv_1049006_053
シズル:
【chara 104911 face 5 (shy)】 お姉ちゃん、
ちょっと用事があるから行くね?

voice: vo_adv_1049006_054
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】 {player}くんと、
接触しちゃ駄目って言われてるしね。
寂しいけど、我慢我慢。

voice: vo_adv_1049006_055
シズル:
【chara 104911 face 6 (surprised)】 ふあっ?
な、なぁに、{player}くん?
どうして、お姉ちゃんの服の裾をつまむの……?

voice: vo_adv_1049006_056
シズル:
【chara 104911 face 6 (surprised)】 お姉ちゃんが、
遠くに行ったら嫌なの?
【chara 104911 face 4 (sad)】 寂しいの?

voice: vo_adv_1049006_057
シズル:
【chara 104911 face 5 (shy)】 んもう。
{player}くんは、
甘えん坊さんだなぁ……♪

voice: vo_adv_1049006_058
シズル:
【chara 104911 face 2 (joy)】 うん。
じゃあ、ちょっとだけ……
【chara 104911 face 5 (shy)】 一緒に、遊ぼっか。

voice: vo_adv_1049006_059
シズル:
【chara 104911 face 5 (shy)】 {player}くんは、
覚えてないだろうけど。
【chara 104911 face 2 (joy)】 ちいさな、子供のころみたいに。