ミサキ 第1話
大人のレディだと証明するため、魔物に挑むミサキに出会う。魔物の登場で震えてしまった彼女は、{player}に助けられたことを怒りながらも、お礼と自己紹介をすることになった。
-------------- situation:
大人なレディ、ミサキ
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
街の外れで、一人の子供が頭を抱えていた。
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???:
【chara 105011 face 3 (anger)】
あーもう!
これから、どうすればいいわけ!?
voice: vo_adv_1050001_001
???:
【chara 105011 face 4 (sad)】
こんなことなら、見栄なんか張るんじゃ……
voice: vo_adv_1050001_002
???:
【chara 105011 face 3 (anger)】
ううん。
でもやっぱり、子供あつかいされるのはムカつくわ!
voice: vo_adv_1050001_003
???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
だけど……魔物なんかと戦って、
もしものことがあったら……【chara 105011 face 4 (sad)】
うぅ……どうしよう。
Choice: (1) なにか、困ってるの?
Choice: (2) 子供がこんな場所にいたら、危ないよ?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1050001_004
???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
キャッ!?
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???:
【chara 105011 face 4 (sad)】
な、なによ。いきなり話しかけないでよ!!
【chara 105011 face 3 (anger)】
ていうかアンタ、誰なのよ!?
voice: vo_adv_1050001_006
???:
【chara 105011 face 4 (sad)】
困っているレディを見過ごさないあたり、
なかなかの紳士ではあるけど……
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----- Tag 2 -----
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???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
キャッ!?
な、なによアンタ!?
voice: vo_adv_1050001_008
???:
【chara 105011 face 3 (anger)】
ていうか、アタシを子供あつかいしないで!
いきなり話しかけてきておいて、失礼なやつね!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1050001_009
???:
【chara 105011 face 4 (sad)】
……アンタ、本当に何者なの?
【chara 105011 face 1 (normal)】
もしかして、ナンパかしら?
voice: vo_adv_1050001_010
???:
【chara 105011 face 2 (joy)】
ふふっ、やっぱりアタシぐらいになると、
そこら中に出ちゃってるのよね。
voice: vo_adv_1050001_011
???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
……え? なにが、ですって?
【chara 105011 face 1 (normal)】
フェロモンよ、フェロモン。
【chara 105011 face 2 (joy)】
大人のレディから溢れ出す、み・りょ・く♪
voice: vo_adv_1050001_012
???:
【chara 105011 face 3 (anger)】
って!
なによ、その冷めたような目は!!
voice: vo_adv_1050001_013
???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
は、はぁ!?
もうそろそろ五時になるから、帰ったほうがいい!?
【chara 105011 face 3 (anger)】
だ・か・ら! アタシを子供あつかいするなー!!
voice: vo_adv_1050001_014
???:
【chara 105011 face 3 (anger)】
言っておくけど、アタシは帰らないわよ!?
【chara 105011 face 4 (sad)】
これから、魔物を倒さなくちゃ、いけないんだから!
voice: vo_adv_1050001_015
???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
え?
ど、どうしてって、【chara 105011 face 4 (sad)】
それは……
voice: vo_adv_1050001_016
???:
【chara 105011 face 3 (anger)】
ふんっ!
バカな男子がいけないのよ!
【chara 105011 face 4 (sad)】
あいつらが、アタシを大人のレディだって認めないから!
voice: vo_adv_1050001_017
???:
【chara 105011 face 3 (anger)】
あいつら、
「大人なら魔物ぐらい倒せるだろ」なんて、
【chara 105011 face 4 (sad)】
ふざけたこと言ってきて……
voice: vo_adv_1050001_018
???:
【chara 105011 face 3 (anger)】
男子って、本当に幼稚でバカ!
voice: vo_adv_1050001_019
???:
【chara 105011 face 1 (normal)】
でもまぁ、アタシは魔物なんて、
ぜんぜん怖くないし?
【chara 105011 face 3 (anger)】
余裕で、倒してみせるわ!
voice: vo_adv_1050001_020
???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
は、はぁ!?
【chara 105011 face 4 (sad)】
アタシの、足が、ふるえてる?
【chara 105011 face 3 (anger)】
そんなわけ、ないじゃない! 目、わるいんじゃないの!?
voice: vo_adv_1050001_021
???:
【chara 105011 face 3 (anger)】
いいわ。
アンタまで子供あつかいするなら、みせてあげる!
voice: vo_adv_1050001_022
???:
【chara 105011 face 2 (joy)】
アタシが華麗に、そして手際よく、
魔物を一瞬で倒してしまうのを──
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1050001_023
???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
キャーー!?
でたーーーーーー!!??
voice: vo_adv_1050001_024
???:
【chara 105011 face 4 (sad)】
どどど、どうしよう……
思ってたより、ぜんぜん大きいわ……
voice: vo_adv_1050001_025
???:
【chara 105011 face 3 (anger)】
でも、あれをどうにかしないと、【chara 105011 face 4 (sad)】
男子にバカにされ──
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1050001_026
???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
キャーー!?
voice: vo_adv_1050001_027
???:
【chara 105011 face 3 (anger)】
あぁ、もう最悪!!
【chara 105011 face 4 (sad)】
バカな男子のせいで、なんでアタシがこんな目に……!
voice: vo_adv_1050001_028
???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
って、ちょっと!?
アンタ、なにする気なのよ!?
【chara 105011 face 4 (sad)】
いきなり、アタシの手なんかつかんで……
voice: vo_adv_1050001_029
???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
はぁ!? 逃げるですって!?
【chara 105011 face 3 (anger)】
バカじゃないの!!
そんなこと、【chara 105011 face 4 (sad)】
大人のレディであるアタシが、できるわけ──
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1050001_030
???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
キャーーー!!
【chara 105011 face 4 (sad)】
に、逃げるわよ! さっさとアタシを、エスコートしなさいっ!!
voice: vo_adv_1050001_031
???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
な、なによ。【chara 105011 face 3 (anger)】
ジロジロ見ないで!
voice: vo_adv_1050001_032
???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
怪我? 【chara 105011 face 3 (anger)】
してないわよ!
しいて言うなら、アンタが強く握るから、
【chara 105011 face 4 (sad)】
手がちょっと痛いだけ!
voice: vo_adv_1050001_033
???:
【chara 105011 face 4 (sad)】
まったく……どうして、あんな余計なことしたのよ。
あれぐらいの魔物、
【chara 105011 face 3 (anger)】
大人のレディであるアタシにかかれば、優雅に一瞬で──
voice: vo_adv_1050001_034
???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
【chara 105011 face 3 (anger)】
は、はぁ!?
アタシがいつ、怖がったって言うのよ!?
voice: vo_adv_1050001_035
???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
あっ、まって! やっぱり、いい!
【chara 105011 face 4 (sad)】
具体的に言わなくて、いいから!
voice: vo_adv_1050001_036
???:
【chara 105011 face 3 (anger)】
あぁ、もうバカバカ、バカ!
【chara 105011 face 4 (sad)】
アンタと出会ったせいで、アタシの一日がメチャクチャよ!
voice: vo_adv_1050001_037
???:
【chara 105011 face 4 (sad)】
でも、その……まぁ……【chara 105011 face 3 (anger)】
ふんっ!
voice: vo_adv_1050001_038
???:
【chara 105011 face 1 (normal)】
アンタ、名前はなんて言うの?
【chara 105011 face 6 (surprised)】
な、なんでそんなこと聞くかって……【chara 105011 face 3 (anger)】
いいから、答えなさいよ!
voice: vo_adv_1050001_039
???:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
ふーん……{player}って言うのね。【chara 105011 face 1 (normal)】
わかったわ。
【chara 105011 face 2 (joy)】
一応教えておくけど、アタシの名前は、ミサキっていうの。
voice: vo_adv_1050001_040
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
その、えっと……
た、助けてくれて、ありがとう。
voice: vo_adv_1050001_041
ミサキ:
【chara 105011 face 3 (anger)】
こ、こういうときに、自己紹介したり、お礼を言わないと、
あとでお母さんに怒られちゃうの!
【chara 105011 face 4 (sad)】
だから……か、感謝しておくわ。
voice: vo_adv_1050001_042
ミサキ:
【chara 105011 face 3 (anger)】
でも、でも! 大人のレディであるアタシは、
本当は助けなんかいらなかったのよ!?
【chara 105011 face 4 (sad)】
そこだけは、絶対に勘違いしないでよね!