ミツキ 第6話
ミツキの実験につき合わされていた{player}はひょんなことから、ミツキに魔法を習うことに。手取り足取り、触れたり吐息を感じたりしながらミツキに教わったが、結局魔法は失敗する。
-------------- situation:
ミツキ先生の特別授業
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
今日も{player}は、
ミツキの実験に付き合わされていた。
voice: vo_adv_1051006_000
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
……今日はこの辺りにしておきましょう。
【chara 105111 face 2 (joy)】
お疲れさま。
voice: vo_adv_1051006_001
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
ふふ、本当に疲れたって様子ね。
【chara 105111 face 5 (shy)】
でも、実験したい魔法は山ほどあるの。
君には、まだまだ張り切ってもらわないと。
voice: vo_adv_1051006_002
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
……そういえば君、魔法は使わないの?
【chara 105111 face 1 (normal)】
ルカと違って魔力はあるわよね?
Choice: (1) 使おうと思わなかった。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1051006_003
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
試しに、学んでみない?
ヘトヘトになるまで付き合ってくれたお礼に、
【chara 105111 face 5 (shy)】
私が付きっ切りで、教えてあげる。
Choice: (2) やってみる。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1051006_004
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
決まりね!
【chara 105111 face 2 (joy)】
ミツキ先生の特別授業で、あなたも今日から魔法使いよ!
voice: vo_adv_1051006_005
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
最初はどの魔法にしましょうか……
【chara 105111 face 1 (normal)】
何かと役に立つし、発火魔法がいいわね。
voice: vo_adv_1051006_006
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
まずは詠唱する呪文を覚えるところからよ。
【chara 105111 face 3 (anger)】
『燃え盛る火炎よ、我が手より出でよ』……【chara 105111 face 2 (joy)】
覚えた?
voice: vo_adv_1051006_007
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
次に必要なのは、自分の魔力をコントロールすること。
【chara 105111 face 4 (sad)】
これが出来ないと詠唱による魔力の変換が出来ないの。
voice: vo_adv_1051006_008
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
いきなりは難しいかも知れないけど、やってみましょう。
【chara 105111 face 1 (normal)】
さあ、呼吸を整えて……意識を体の隅々までいき渡らせて……
voice: vo_adv_1051006_009
ミツキ:
【chara 105111 face 5 (shy)】
力の集まっている場所を探すのよ……
この辺りに……
voice: vo_adv_1051006_010
ミツキ:
【chara 105111 face 5 (shy)】
……どうしたの? ここよ、おへその辺り。
もう少し下に力を入れて……【chara 105111 face 2 (joy)】
ダメよ。ちゃんと集中しないと。
Choice: (3) 触り方が……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1051006_011
ミツキ:
【chara 105111 face 5 (shy)】
くすぐったいの? 我慢して。君のお腹、触り心地がいいわね……
柔らかいけど、ちゃんと男の子の体つきで……
voice: vo_adv_1051006_012
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
ほら、ちゃんと集中しなさい……
私の魔力を流して、あなたの魔力を目覚めさせてあげるわ……
voice: vo_adv_1051006_013
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
……ふふっ、感じたみたいね。それが魔力よ。
【chara 105111 face 5 (shy)】
一度気づいたら、もう忘れられないでしょう?
voice: vo_adv_1051006_014
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
……このまま次のステップに進みましょう。
【chara 105111 face 1 (normal)】
いよいよ詠唱ね。私が耳元でささやくから、続けて唱えなさい。
voice: vo_adv_1051006_015
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
燃え盛る火炎よ、我が手より出でよ……
voice: vo_adv_1051006_016
ミツキ:
【chara 105111 face 5 (shy)】
……どうしたの? 呼吸が乱れてるわ。
もう一度集中して……
Choice: (4) 耳に息が……
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1051006_017
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
もしかして耳、弱いの?
【chara 105111 face 5 (shy)】
君の弱点発見♪ ふーっ……
voice: vo_adv_1051006_018
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
ふふっ、冗談よ。【chara 105111 face 1 (normal)】
呪文を唱えて……
魔力を下腹部から体の中心を通して、指先へ流しなさい……
voice: vo_adv_1051006_019
ミツキ:
【chara 105111 face 5 (shy)】
健康的な心臓……服の上から触ってるのに鼓動が分かるわ……
少し激しいくらいね……【chara 105111 face 4 (sad)】
でもこれじゃ、集中して詠唱できないわ。
voice: vo_adv_1051006_020
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
それなら、私と感覚を共有してみましょうか。
いま私がやってみせたように、
君が私の心臓を感じ取ってちょうだい。
voice: vo_adv_1051006_021
ミツキ:
【chara 105111 face 5 (shy)】
ほら、ここに手を当てるの。
こうやって……
voice: vo_adv_1051006_022
ミツキ:
【chara 105111 face 5 (shy)】
……どう、感じる? もっと強く触っていいのよ?
私のことを、ちゃんと感じて……
Choice: (5) ……ドキドキしてる。
Choice: (6) ……クラクラしてきた。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1051006_023
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
ふふ、そのドキドキは君の?
それとも私のかしら?
voice: vo_adv_1051006_024
ミツキ:
【chara 105111 face 5 (shy)】
恥ずかしがらないで、その感覚に集中していいのよ。
Jump to tag 7
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1051006_025
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
あら、緊張しすぎちゃったのかしら?
この程度で……かわいいわね。
voice: vo_adv_1051006_026
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
でもいいのよ。それは気分が高揚してきた証拠。
その感覚が、魔法の成功率を上げるの……
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1051006_027
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
そう、いい感じ……
【chara 105111 face 1 (normal)】
……今よ。もう一度呪文を唱えて……!
voice: vo_adv_1051006_028
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
……不発か。今回は失敗ね。
【chara 105111 face 5 (shy)】
でもいいところまではいってたって思うから、このまま続けてみる?
Choice: (8) 勘弁してください!
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1051006_029
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
あら残念。でもいいわ。
【chara 105111 face 1 (normal)】
私も楽しませ……【chara 105111 face 2 (joy)】
勉強させてもらったし。
voice: vo_adv_1051006_030
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
ちょうど今、新しい魔法のアイデアが浮かんできたの。
これから二人で協力して放つ魔法を開発してみるわ。
voice: vo_adv_1051006_031
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
君といると、私の想像力がいつもより活発になるみたい。
【chara 105111 face 5 (shy)】
君って、私を刺激するのが上手なのね。
voice: vo_adv_1051006_032
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
君の魔法については、今度違うアプローチで試してみましょう。
【chara 105111 face 2 (joy)】
ふふっ、また実験ね。次も楽しみだわ♪
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
子供のように笑うミツキだったが、{player}は
その裏に妖艶さが隠れているのを見逃さなかった。