ミツキ 第7話
{player}と森に来たミツキは、自分の魅力が増す香水をつけていたつもりが、間違えて魔物に好かれる香水をつけていた。ミツキが近づく魔物を撃退する中で、魔物は被虐嗜好に目覚めてしまった。
-------------- situation:
魅惑の香りが君を呼ぶ
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}はミツキと一緒に、暗い森に来ていた。
voice: vo_adv_1051007_000
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
こっちよ。
もう少し奥に行くと、目的地が見えてくるはず。
voice: vo_adv_1051007_001
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
香水の原料植物なんだけど、量が必要でね。
君についてきてもらって、助かったわ。
【chara 105111 face 5 (shy)】
それに……
voice: vo_adv_1051007_002
ミツキ:
【chara 105111 face 5 (shy)】
薄暗い森でふたりきり……
周りに人の目はなく、何かあっても証拠は残らない。
そんな状況って、素敵だと思わない?
voice: vo_adv_1051007_003
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
……冗談よ♪
君にはいつも感謝してるし、変なことはしないわ。
voice: vo_adv_1051007_004
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
……私からはね。
voice: vo_adv_1051007_005
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
私は今、先日実験したフェロモン倍増魔法で作った
香水をつけているわ。
voice: vo_adv_1051007_006
ミツキ:
【chara 105111 face 5 (shy)】
魔法の香水が、しっかり効くかどうか……
君の私への反応で、【chara 105111 face 2 (joy)】
実験させてもらうわよ~♪
voice: vo_adv_1051007_007
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
……ねえ。今日の私、いつもと違うと思わない?
voice: vo_adv_1051007_008
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
【chara 105111 face 4 (sad)】
……いつも通り?
ふむ、量が足りないのかしら。
もう少し、香水を使ってみれば、効果が出るかも……
voice: vo_adv_1051007_009
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
ん? なんでもないわ。
それより……
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1051007_010
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
さっきから何匹か近寄ってきてたわね。
まったく、これからがいいところなんだから、
邪魔しないでほしいんだけど……
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1051007_011
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
相手より自分が弱いのも分からないのかしら?
【chara 105111 face 3 (anger)】
悲しい生き物よね、魔物って。
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1051007_012
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
また出てきた。
【chara 105111 face 3 (anger)】
お生憎さま。もう魔物はお呼びじゃあ……
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1051007_013
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
……よくもまあ飽きもせず次々出てくるわね。
【chara 105111 face 4 (sad)】
それに……気のせいかしら。
どれも私に、一直線に向かってきてるような……
Choice: (1) こっちは眼中にない?
Choice: (2) 求愛されてる?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1051007_014
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
君の魅力に気づかないなんて、
見る目のない魔物たちね。
voice: vo_adv_1051007_015
ミツキ:
【chara 105111 face 3 (anger)】
あなた達の相手をしている時間はないの。
さようなら!
Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1051007_016
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
魔物に求愛されてもね。
【chara 105111 face 5 (shy)】
私が狙っているのは……
voice: vo_adv_1051007_017
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
そう、今は大事な場面なの。
【chara 105111 face 3 (anger)】
邪魔者は……消えなさい!
----- Tag 3 -----
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1051007_018
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
まったくもう、人の話を邪魔するなんて無粋だわ。
魔物だからしょうがないけど、
もう少し気遣いが出来ないものかしら?
voice: vo_adv_1051007_019
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
それで……どう?
そろそろ私のこと、魅力的な女性に見えてきた?
Choice: (4) かっこよかった。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1051007_020
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
ああんもう! そういう話じゃなくて……
おかしいわね。もう効果が表れる時間のはず……
voice: vo_adv_1051007_021
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
……待って。魔物たちの表情が、まるで被虐嗜好の変質者みたい。
【chara 105111 face 4 (sad)】
悦に入ってるような……
voice: vo_adv_1051007_022
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
この森の魔物がそんな特性を持ってるなんて、
聞いたことないし……【chara 105111 face 6 (surprised)】
これってまさか……!
voice: vo_adv_1051007_023
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
今回の香水を作る途中で
魔物に好かれる香水ができちゃったんだけど……
【chara 105111 face 4 (sad)】
間違えて、そっちの失敗作を持ってきちゃった?
voice: vo_adv_1051007_024
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
香りが同じで気づかなかったわ……
だから森に来る途中も、魔物が多かったのね。
voice: vo_adv_1051007_025
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
でも、これはこれで使い物になりそう。
【chara 105111 face 2 (joy)】
思わぬ副産物が手に入ったかも。
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1051007_026
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
あら、まだこんなにいたの?
【chara 105111 face 4 (sad)】
さすがにこの数は、骨が折れそうね。
Choice: (5) ミツキを守る。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1051007_027
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
あら……守ってくれるの?
君が私を?
voice: vo_adv_1051007_028
ミツキ:
【chara 105111 face 5 (shy)】
ふふ、ありがとう。
【chara 105111 face 2 (joy)】
でも心配はいらないわ。
voice: vo_adv_1051007_029
ミツキ:
【chara 105111 face 5 (shy)】
むしろちょうどいいストレス発散になりそう♪
【chara 105111 face 3 (anger)】
さあ……行くわよ!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1051007_030
ミツキ:
【chara 105111 face 3 (anger)】
なあに、その面白みのない悲鳴は?
……もっと上手に鳴きなさい!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1051007_031
ミツキ:
【chara 105111 face 3 (anger)】
少しだけ良くなったわね。
その調子よ!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1051007_032
ミツキ:
【chara 105111 face 5 (shy)】
いいわ……!
そのまま後100回は鳴き続けなさい!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1051007_033
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
一匹残らず逃げちゃったわね……
あの程度のおしおきに耐えられないだなんて、情けない……
voice: vo_adv_1051007_034
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
……ちょっとだけやりすぎちゃった気もするけど。
【chara 105111 face 1 (normal)】
でも、だからこそ魔物たちは、忘れられないはずよ。
voice: vo_adv_1051007_035
ミツキ:
【chara 105111 face 3 (anger)】
痛みの中から芽生えた……快感を。
voice: vo_adv_1051007_036
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
それで、どうだった?
さっきの私の姿を見て……【chara 105111 face 5 (shy)】
君は何かに目覚めそう?
Choice: (6) 目覚めない。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1051007_037
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
あら残念……手ごわいのね、君って。
voice: vo_adv_1051007_038
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
でも、チャンスはまだこれからたくさんあるし……
諦めないわよ♪
Choice: (7) 諦めて!
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1051007_039
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
もう、強情なのね。本当はこのまま、
【chara 105111 face 5 (shy)】
人が被虐嗜好に目覚める過程を実験してみたいんだけど……
voice: vo_adv_1051007_040
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
今日はやめておくわ。
気を取り直して採集に向かいましょうか。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その後、森の中で魔物と戦った人々が、
何度か変わった反応をする個体に出会ったという……