リマ 第7話
リマはなんとか{player}に自分がリマであると信じてもらおうとするがうまくいかない。やっぱり自分は人間にはなれないのだと落ち込むリマを、{player}は着ぐるみ舞踏会へと誘った。
-------------- situation:
お姫様にはなれなくても
--------------
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リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
うん。
だから私が、{player}くんの捜してるリマなのよ。
voice: vo_adv_1052007_001
リマ:
【chara 105212 face 4 (sad)】
信じて~
この森で出会った不思議な女の子に、
魔法っぽいもので人間の姿に変化させてもらったの。
voice: vo_adv_1052007_002
リマ:
【chara 105212 face 6 (surprised)】
ほんとよ。
【chara 105212 face 4 (sad)】
私、嘘なんかつかないわ。
voice: vo_adv_1052007_003
リマ:
【chara 105212 face 4 (sad)】
うう。
{player}くん、疑り深そうな目で見てる……
そうよね、本来ならありえない話だもん。
voice: vo_adv_1052007_004
リマ:
【chara 105212 face 4 (sad)】
絵本じゃないんだから、
動物が人間の姿に化けるなんて聞いたことないわ。
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リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
私も自分で体験したんじゃなきゃ、
信じられないぐらいだもの。
voice: vo_adv_1052007_006
リマ:
【chara 105212 face 6 (surprised)】
幻覚とかで人間に化けたように見せかけてるんじゃなくて、
ほんとに肉体レベルで変化してるし。
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リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
何者なのかしらね、ネネカちゃんって……
【chara 105212 face 6 (surprised)】
不思議な子だけど、もしかして神さまとか?
【chara 105212 face 4 (sad)】
気になるけど、今はそれどころじゃないわ。
voice: vo_adv_1052007_008
リマ:
【chara 105212 face 4 (sad)】
どうにかして、
{player}くんに、私がリマだって信じてもらいたい。
voice: vo_adv_1052007_009
リマ:
【chara 105212 face 4 (sad)】
私がいなくなって、心配してるみたいだし。
【chara 105212 face 5 (shy)】
人間どうしなら……
これまで我慢してたこと、色々できるもんね。
voice: vo_adv_1052007_010
リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
町で、ふたりでお買い物したりとか……
【chara 105212 face 2 (joy)】
ずうっと、{player}くんとそういうことがしたかったの。
【chara 105212 face 5 (shy)】
ふつうの、人間の男の子と女の子だったらできること、ぜんぶ。
voice: vo_adv_1052007_011
リマ:
【chara 105212 face 4 (sad)】
んっと。
どうすれば、私がリマだって信じてもらえる??
voice: vo_adv_1052007_012
リマ:
【chara 105212 face 4 (sad)】
私、何でもするわ。
本人なのに偽者だ~別人だ~って感じに接されるのは、
とっても寂しいもん。
Choice: (1) リマしか知らないはずのことを喋らせる。
Choice: (2) リマっぽいことをしてもらう。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1052007_013
リマ:
【chara 105212 face 6 (surprised)】
あぁ、たしかに……
【chara 105212 face 1 (normal)】
私っていうかリマしか知らないことを私が知ってたら、
私がリマだって証明できるわよね?
voice: vo_adv_1052007_014
リマ:
【chara 105212 face 2 (joy)】
じゃあ、何でも質問してみて?
私、どんなことでも答えてみせるわ♪
voice: vo_adv_1052007_015
リマ:
【chara 105212 face 4 (sad)】
といっても……
難しいわね、意外と。
voice: vo_adv_1052007_016
リマ:
【chara 105212 face 4 (sad)】
私と{player}くんの共通の秘密、
みたいなことがあればいいんだけど。
【chara 105212 face 1 (normal)】
あんまり、お互い深い話とかはしなかったもんね。
voice: vo_adv_1052007_017
リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
あっ……
最初に出会ったときのこと、覚えてる?
voice: vo_adv_1052007_018
リマ:
【chara 105212 face 4 (sad)】
私、{player}くんにぶつかっちゃったのよね。
でも、{player}くんはちっとも怒ったりしなかったわ。
voice: vo_adv_1052007_019
リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
私のことを、
みんな初対面だと魔物だと思って怖がったりするのに……
【chara 105212 face 2 (joy)】
普通に、お喋りしてくれたわよね。
voice: vo_adv_1052007_020
リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
私、とっても嬉しかったのよ。
voice: vo_adv_1052007_021
リマ:
【chara 105212 face 2 (joy)】
ありがとう、{player}くん。
【chara 105212 face 5 (shy)】
あのときからずっと、あなたのことが大好きよ。
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----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1052007_022
リマ:
【chara 105212 face 6 (surprised)】
う~ん、私っぽいことって何かしら?
難しいわね?
voice: vo_adv_1052007_023
リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
いつも{player}くんには、
モフモフさせてあげてたけど……
voice: vo_adv_1052007_024
リマ:
【chara 105212 face 4 (sad)】
私、人間の姿に化けたことで毛皮がすくなくなっちゃったから。
抱きついても、あんまりモフモフじゃないわね。
voice: vo_adv_1052007_025
リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
あっ、良いことを思いついちゃった♪
voice: vo_adv_1052007_026
リマ:
【chara 105212 face 3 (anger)】
……ぺっ!
voice: vo_adv_1052007_027
リマ:
【chara 105212 face 2 (joy)】
ふふん。私、唾を吐いちゃう癖があるのよ。
【chara 105212 face 1 (normal)】
こんなこと、普通の人間の女の子はしないでしょ?
私っぽい、リマっぽいわよね~♪
voice: vo_adv_1052007_028
リマ:
【chara 105212 face 6 (surprised)】
あ、あれ……?
{player}くん、
【chara 105212 face 4 (sad)】
どうして初めて親にぶたれた子供みたいな顔をしているの……?
voice: vo_adv_1052007_029
リマ:
【chara 105212 face 6 (surprised)】
あぁっ……そういえば私、
嫌われたくないと思って、
【chara 105212 face 4 (sad)】
{player}くんには唾を吐かないように我慢してたんだわ!
voice: vo_adv_1052007_030
リマ:
【chara 105212 face 4 (sad)】
たぶん、いちども唾を吐いたりしてないわね?
いきなり唾を吐かれたら、
{player}くんもショックよね……
voice: vo_adv_1052007_031
リマ:
【chara 105212 face 6 (surprised)】
ごごご、ごめんね!
拭いたげる!
【chara 105212 face 4 (sad)】
あぁもうっ、ナイスアイディアだと思ったんだけどなぁ?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1052007_032
リマ:
【chara 105212 face 4 (sad)】
ぐすん……
ごめんね、{player}くん。
自分が自分であることの証明って、難しいわね。
voice: vo_adv_1052007_033
リマ:
【chara 105212 face 4 (sad)】
{player}くんを、心配させるだけなら……
私、元に戻ったほうが良いかしら。
voice: vo_adv_1052007_034
リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
ネネカちゃんに頼んで、元に戻してもらってくるわ……
【chara 105212 face 4 (sad)】
ほんとはデートとか、いろいろ、したいこともあったけど。
【chara 105212 face 2 (joy)】
何か、うまくいかないんだもん。
voice: vo_adv_1052007_035
リマ:
【chara 105212 face 4 (sad)】
やっぱり私には、
人間の女の子と同じような幸せは味わえないのかなぁ……?
voice: vo_adv_1052007_036
リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
でも、いいの。
{player}くんは、『いつもの私』を心配してくれたわ。
voice: vo_adv_1052007_037
リマ:
【chara 105212 face 5 (shy)】
人間の姿になんか、ならなくたって……
私を偏見なく見て、ふつうに接してくれる男の子がいるのよね。
voice: vo_adv_1052007_038
リマ:
【chara 105212 face 2 (joy)】
それだけで満足すべきで、
高望みなんかしちゃいけなかったんだわ。
voice: vo_adv_1052007_039
リマ:
【chara 105212 face 6 (surprised)】
ん?
なぁに、{player}くん……
【chara 105212 face 1 (normal)】
このチラシ、くれるの?
voice: vo_adv_1052007_040
リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
『着ぐるみ舞踏会』……
【chara 105212 face 4 (sad)】
なぁに、これ?
何やら、怪しげだけど。
voice: vo_adv_1052007_041
リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
ふぅん、仮面舞踏会みたいに……
素性を隠して、着ぐるみ姿で参加する舞踏会?
【chara 105212 face 6 (surprised)】
これなら、リマでも参加できるって?
voice: vo_adv_1052007_042
リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
このパーティにリマを招待しようと思って、
{player}くんは牧場まできたのね。
自由参加だから、私も良かったら参加して……って?
voice: vo_adv_1052007_043
リマ:
【chara 105212 face 2 (joy)】
うん。
ありがと、気が向いたら参加してみるわ。
voice: vo_adv_1052007_044
リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
あなたって誰に対しても気安いっていうか、
同じ態度で接するわよね……
【chara 105212 face 2 (joy)】
そういうところ、だぁい好きよ。
voice: vo_adv_1052007_045
リマ:
【chara 105212 face 2 (joy)】
舞踏会かぁ……
絵本では、定番よね。
【chara 105212 face 1 (normal)】
女の子なら誰でも憧れる、お姫さまの物語ではよくある展開。
voice: vo_adv_1052007_046
リマ:
【chara 105212 face 5 (shy)】
私は絵本のヒロインみたいには、
なかなか上手には振る舞えないけど。
voice: vo_adv_1052007_047
リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
いつもの姿でも、人間の姿でも。
【chara 105212 face 4 (sad)】
ハッピーエンドに辿りつくのは、難しそうだけど。
voice: vo_adv_1052007_048
リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
努力するわ。
【chara 105212 face 2 (joy)】
私のために、こんな山の上まできてくれるひとがいるんだから。
voice: vo_adv_1052007_049
リマ:
【chara 105212 face 2 (joy)】
ちゃんと幸せになって、笑わないと、申し訳がないわ。
【chara 105212 face 1 (normal)】
ううん、生まれてきた甲斐がないってものだわ。
voice: vo_adv_1052007_050
リマ:
【chara 105212 face 4 (sad)】
神さまが、どうして私に、
人間の心と魔物の見た目を与えたのかは、知らないけど。
voice: vo_adv_1052007_051
リマ:
【chara 105212 face 3 (anger)】
そんな運命なんかに屈して、泣き寝入りはしないわ。
【chara 105212 face 2 (joy)】
私、幸せになっちゃうんだから。
voice: vo_adv_1052007_052
リマ:
【chara 105212 face 5 (shy)】
{player}くん、ごめんね……
【chara 105212 face 4 (sad)】
いちどだけ、抱きしめてもいい?
voice: vo_adv_1052007_053
リマ:
【chara 105212 face 6 (surprised)】
いいの?
【chara 105212 face 2 (joy)】
わぁい……【chara 105212 face 1 (normal)】
えへへ、変な感じ。
voice: vo_adv_1052007_054
リマ:
【chara 105212 face 5 (shy)】
{player}くんが、おおきい。
肌が触れあって、鼓動が直に響いてくる。
こんな感覚なのね~忘れずに覚えておくわ。
voice: vo_adv_1052007_055
リマ:
【chara 105212 face 1 (normal)】
ありがとう、{player}くん。
【chara 105212 face 2 (joy)】
私、せめて幸せな夢が見られたわ。