モニカ 第6話
街に多数の魔物が現れ、子供たちを連れ去ってしまう。{player}の助言で、モニカが人々に声をかけて子供の救出に向かうと意外な真相が判明する。魔物たちは人間に助けを求めていただけだった。
-------------- situation:
穴の中に隠された真実
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
モニカと{player}が
訓練に向かおうとした時だった──
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1053006_000
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
な! 魔物だと!?
街の中まで入ってきたのか!?
voice: vo_adv_1053006_001
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
しかも、かなりの数だ……
【chara 105311 face 4 (sad)】
早く退治しないと──
voice: vo_adv_1053006_002
子供:
【chara 111 face 4 (sad)】
うわぁあああん!
お父さーん、お母さーん!!
voice: vo_adv_1053006_003
父親:
【chara 311 face 4 (sad)】
待ってくれっ!
子供をどうするつもりだ!?
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1053006_004
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
子供たちをさらっていったのか!?
【chara 105311 face 4 (sad)】
どうして、そんなことを……?
voice: vo_adv_1053006_005
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
私の見ている前で、こんなことを許すとは、
なんて情けない……
【chara 105311 face 6 (surprised)】
なんとかしなければっ!
voice: vo_adv_1053006_006
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
待っていてくれ。
私が必ず……!
voice: vo_adv_1053006_007
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
{player}!?
【chara 105311 face 4 (sad)】
どうして、ここに……?
voice: vo_adv_1053006_008
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
【chara 105311 face 1 (normal)】
そうか……
私が何をするか予想したわけだな。
voice: vo_adv_1053006_009
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
貴公の考えている通り、
私は魔物のところに行って、
子供たちを取り返すつもりだ。
voice: vo_adv_1053006_010
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
危険だということは、わかっている。
しかし、どうやら私の友人たちもさらわれたらしい。
【chara 105311 face 4 (sad)】
放っておくことはできない!
voice: vo_adv_1053006_011
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
救助依頼が色々なギルドに……?
【chara 105311 face 4 (sad)】
それもわかっている。
voice: vo_adv_1053006_012
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
だが、あれだけの魔物が相手となると、
どこのギルドも、そう簡単には引き受けないだろう。
voice: vo_adv_1053006_013
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
複数のギルドが協力することになるはずだが……
ギルド間の交渉を待ってはいられない。
【chara 105311 face 4 (sad)】
その間にも、子供たちが苦しんでいる!
voice: vo_adv_1053006_014
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
なんと言われても、私は行くぞ!
Choice: (1) 一緒に行く。
Choice: (2) いったん街に帰ろう。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1053006_015
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
な、なにを言っている!?
ダメに決まっているだろう!
【chara 105311 face 4 (sad)】
貴公には危険すぎる!
voice: vo_adv_1053006_016
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
ん? 貴公だけではない……【chara 105311 face 4 (sad)】
だと?
Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1053006_017
モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】
だから、引き止めても無駄だ!
私は一人でも……
voice: vo_adv_1053006_018
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
……ん?
いったん帰る……と言ったか?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1053006_019
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
貴公には、なにか策があるようだな?
聞かせてもらおうか。
voice: vo_adv_1053006_020
住人1:
【chara 1411 face 4 (sad)】
子供たちがいなくなって大変だってのに、
急に呼び出して……なんなんだ?
voice: vo_adv_1053006_021
住人2:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
おい、あの子がなんか話すみたいだぞ?
voice: vo_adv_1053006_022
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
みんな、聞いてくれ!
私はこれから子供たちを助けに向かう!
【chara 105311 face 4 (sad)】
どうか力を貸してくれ!
voice: vo_adv_1053006_023
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
ギルドに任せていては、
救出がいつになるか、わからない……
その間に子供たちに何かあっては大変だ!
voice: vo_adv_1053006_024
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
私たち全員が力を合わせれば、きっと成功する!
【chara 105311 face 1 (normal)】
みんなで子供たちを助けに行こう!
voice: vo_adv_1053006_025
住人2:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
……そ、【chara 1011 face 3 (anger)】
そうだよ。
彼女の言う通りだ!
voice: vo_adv_1053006_026
住人1:
【chara 1411 face 1 (normal)】
ああ! やってやる!
自分たちの子供は、自分たちで取り戻すんだ!
voice: vo_adv_1053006_027
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
みんな……ありがとう!【chara 105311 face 2 (joy)】
では、【chara 105311 face 1 (normal)】
行くぞ!
進軍開始だ!
voice: vo_adv_1053006_028
住人たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
おおおおお!!
voice: vo_adv_1053006_029
住人1:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
おーーーい!
こっちに子供たちがいたぞーっ!
voice: vo_adv_1053006_030
父親:
【chara 311 face 4 (sad)】
大丈夫か!?
【chara 311 face 3 (anger)】
いま、みんなで魔物を倒して助け出してやるからな!
voice: vo_adv_1053006_031
子供:
【chara 111 face 4 (sad)】
パパ! 違うんだよ! 話を聞いて!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
必死で何かを訴えかける子供たちの後ろには
大きな穴が空いていて、その中から悲痛な鳴き声が聞こえてくる。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
住人たちが中を覗き込むと、穴の中には魔物の子供が
落ちてしまったようで、切なげな声で鳴いていた。
その姿からは、敵意のようなものは感じられない。
voice: vo_adv_1053006_032
住民1:
【chara 1411 face 4 (sad)】
お、おい、誰がこんなとこに穴掘ったんだよ……
voice: vo_adv_1053006_033
住民2:
【chara 1011 face 4 (sad)】
そ、そりゃ、俺が廃棄処分の資材を捨てようと思って……
【chara 1011 face 3 (anger)】
おい、とりあえずこいつを引き上げてみるぞ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その後、モニカと住民たちが恐る恐る魔物の子供を引き上げると、
魔物たちはそれ以上深入りせず、森の奥へと帰っていった。
voice: vo_adv_1053006_034
住民1:
【chara 1411 face 4 (sad)】
これで済んだ……のか?
voice: vo_adv_1053006_035
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
きっと……
あの魔物たちは、街を襲いに来たのではなく、
【chara 105311 face 4 (sad)】
これを知らせに来ただけだったのだな……
voice: vo_adv_1053006_036
父親:
【chara 311 face 1 (normal)】
いやー、とにかくぜんぶ丸く収まったな! ありがとう!
【chara 311 face 2 (joy)】
君がみんなで助けに行こうと提案してくれたおかげだ!
voice: vo_adv_1053006_037
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
い、いや……私は、大したことは……
voice: vo_adv_1053006_038
子供たち:
【chara 111 face 1 (normal)】
お姉ちゃん、僕たちの話を聞いてくれて、
【chara 111 face 2 (joy)】
魔物の子供を助けてくれてありがとう!
voice: vo_adv_1053006_039
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
う、うむ……
【chara 105311 face 5 (shy)】
こう何度も感謝されると、さすがに気恥ずかしいな。
voice: vo_adv_1053006_040
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
{player}、貴公もご苦労だったな。
voice: vo_adv_1053006_041
モニカ:
【chara 105311 face 2 (joy)】
万事が丸く収まったのは貴公のおかげだ。
【chara 105311 face 1 (normal)】
街のみんなに協力を頼むなど、私では考えつかなかった。
【chara 105311 face 4 (sad)】
私一人なら……何も考えずに魔物に切り込んでいただろうな。
voice: vo_adv_1053006_042
モニカ:
【chara 105311 face 2 (joy)】
貴公には助けられてばかりだな。
本当にありがとう。
voice: vo_adv_1053006_043
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
これからも……私のそばにいて、助言してくれると……【chara 105311 face 2 (joy)】
うれしい。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
微笑むモニカに、{player}もやさしく微笑み返すのだった。