ツムギ 第3話
ライブ会場設営中、ツムギはバイトに来た{player}と出くわす。その後、夜のステージで密かに練習しているのを見られてしまう。口止めのため一緒に食事をする中でアイドル活動をすすめられる。
-------------- situation:
シークレットステージ
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}は明日ランドソルで開催される、
ライブ会場設営のバイトにやって来た。
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ツムギ:
【chara 105411 face 6 (surprised)】
……騎士さん。この忙しい時に、何しに来たんですか?
voice: vo_adv_1054003_001
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
ああ、そういえばもう一人設営のバイトが来るって話が……
【chara 105411 face 4 (sad)】
それがよりにもよって……まったくどうしていつもいつも……
voice: vo_adv_1054003_002
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
まあいいです。騎士さんにも出来る簡単な作業はありますから、
腕章をつけたスタッフに仕事がないか聞いてみてください。
voice: vo_adv_1054003_003
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
ちなみに私がこのライブの運営責任者なので、
分からないことがあれば私かスタッフに必ず質問してくださいね。
voice: vo_adv_1054003_004
ツムギ:
【chara 105411 face 2 (joy)】
というわけで、早速仕事にとりかかってください。
お昼の休憩までは休みなしで行きますから!
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男性1:
【chara 1111 face 6 (surprised)】
ツムギさーん! 3曲目の照明って青ですよね~?
voice: vo_adv_1054003_006
ツムギ:
【chara 105411 face 2 (joy)】
はい! イントロ前から青系です!
煙も足元のみで!
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男性2:
【chara 1011 face 1 (normal)】
ツムギさん! マイクスタンドですけど……
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ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
3曲目の後にトークを挟むので、その間にお願いします!
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ツムギ:
【chara 105411 face 4 (sad)】
ふぅ……
voice: vo_adv_1054003_010
ツムギ:
【chara 105411 face 4 (sad)】
さすがに少し、疲れたかも……
voice: vo_adv_1054003_011
ツムギ:
【chara 105411 face 6 (surprised)】
あれ? 騎士さん。どうしたんですか?
Choice: (1) 「大丈夫?」と言って飴を渡す。
Choice: (2) 「お疲れ様」と言ってジュースを渡す。
----- Tag 1 -----
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ツムギ:
【chara 105411 face 6 (surprised)】
な、なんですか!? いきなり……
voice: vo_adv_1054003_013
ツムギ:
【chara 105411 face 4 (sad)】
普通そこは飲み物だと思うんですけど……
【chara 105411 face 1 (normal)】
まあいいです。いただきますね。
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----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1054003_014
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
ああ、すみません……
voice: vo_adv_1054003_015
ツムギ:
【chara 105411 face 6 (surprised)】
なにこれ甘っ! しかもドロドロ……
【chara 105411 face 1 (normal)】
でも疲れてたし、こういうのがちょうどいいかも……
----- Tag 3 -----
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ツムギ:
【chara 105411 face 2 (joy)】
どうもです。おかげで一息つけました。
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ツムギ:
【chara 105411 face 6 (surprised)】
なんで驚くんですか!?
素直な私がそんなに珍しいですか!?
voice: vo_adv_1054003_018
ツムギ:
【chara 105411 face 3 (anger)】
言っておきますけど、休憩には早いですからね!
voice: vo_adv_1054003_019
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
騎士さんも作業に戻ってください。【chara 105411 face 3 (anger)】
ほら、行って行って!
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ツムギ:
【chara 105411 face 5 (shy)】
……でも、心配してくれて……ありがとうございました。
【chara 105411 face 4 (sad)】
……行っちゃった。
voice: vo_adv_1054003_021
ツムギ:
【chara 105411 face 2 (joy)】
さてと! 早めに終わらせれば時間も取れるし、頑張らなくちゃ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その日の夜、設営の終わったライブ会場のステージで──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1054003_022
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
1、2、3、4! 1、2、3、4!
voice: vo_adv_1054003_023
ツムギ:
【chara 105411 face 2 (joy)】
ラストのポーズ、バシッと決める!
voice: vo_adv_1054003_024
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
そして曲が終わるまで、ポーズを維持……!
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1054003_025
ツムギ:
【chara 105411 face 4 (sad)】
ふぅっ……明日のセットリスト、全曲踊りきった……
もうダメ……動けないぃ……
voice: vo_adv_1054003_026
ツムギ:
【chara 105411 face 4 (sad)】
疲れ過ぎたのかな……騎士さんの幻覚が見える……
片付けて帰ろう……
Choice: (4) 幻覚じゃないよ。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1054003_027
ツムギ:
【chara 105411 face 6 (surprised)】
本物!? ど、どうしてここに……!
それより今の、見ちゃったんですか!?
voice: vo_adv_1054003_028
ツムギ:
【chara 105411 face 4 (sad)】
これだけは誰にも見られちゃいけないのに……!
仕方ない、ここは騎士さんを縛り上げて説得するしか……
voice: vo_adv_1054003_029
ツムギ:
【chara 105411 face 6 (surprised)】
……今の、聞こえました?
voice: vo_adv_1054003_030
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
……あの、ご飯食べに行きませんか?
踊って歌って叫んだら、お腹すいちゃいました。
voice: vo_adv_1054003_031
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
あの、ここの食事はおごります。【chara 105411 face 3 (anger)】
ですからさっき見たことは
誰にも言わないでください!
voice: vo_adv_1054003_032
ツムギ:
【chara 105411 face 3 (anger)】
特にノゾミさんとチカさんには、絶対に内緒です!
約束してください!
Choice: (5) 分かった。
Choice: (6) 言わないよ。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1054003_033
ツムギ:
【chara 105411 face 3 (anger)】
約束ですよ。もし破ったら縛り上げて、
門の前で逆さ吊りにしますからね!
Jump to tag 7
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1054003_034
ツムギ:
【chara 105411 face 3 (anger)】
絶対ですよ。もし他の誰かに言ったら、
縛って魔物の餌にしますからね!
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1054003_035
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
まあ騎士さんなら口は堅そうだし、大丈夫かな……
【chara 105411 face 2 (joy)】
すみませーん! ラーメン二つー!
voice: vo_adv_1054003_036
店員:
【chara 411 face 1 (normal)】
ラーメン2丁かしこまりましたー!
voice: vo_adv_1054003_037
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
騎士さんラーメンって食べたことあります? 【chara 105411 face 2 (joy)】
美味しいんですよ!
【chara 105411 face 1 (normal)】
……料理が来るまでの間に、私が踊ってた理由を教えます。
voice: vo_adv_1054003_038
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
衣装担当の私が、アイドルの振り付けについて口を出すんです。
指摘出来るように、きちんと振り付けを把握しておく必要があります。
voice: vo_adv_1054003_039
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
歌も同じです。それぞれに気を付ける点が色々あります。
【chara 105411 face 4 (sad)】
……でも、踊りも歌も、私がカルミナの中で一番素人なんです。
voice: vo_adv_1054003_040
ツムギ:
【chara 105411 face 4 (sad)】
ノゾミさんより踊れなくても、チカさんより歌えなくても……
出来るだけ二人と近い目線で、振り付けや歌について、
ある程度の目線で話せるようになりたいんです。
voice: vo_adv_1054003_041
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
それがどんなに大変でも、今の私に必要なことだし、
それで私の作った服を着る人たちが最高に輝くなら、
やるしかないんです!
voice: vo_adv_1054003_042
ツムギ:
【chara 105411 face 2 (joy)】
だって今回用意した衣装が、すっごい自信作なんですよ!
腰のリボンとスカートが生む躍動感!
voice: vo_adv_1054003_043
ツムギ:
【chara 105411 face 2 (joy)】
あの衣装を着て華麗に歌うノゾミさんが見えます……
最高にキラキラ輝いて、ああ……なんて素敵な……!
Choice: (8) ツムギちゃんはすごいね。
Choice: (9) さっきのツムギちゃんも輝いてた。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1054003_044
ツムギ:
【chara 105411 face 6 (surprised)】
……すごい? 私が、ですか?
【chara 105411 face 4 (sad)】
そんなことありませんよ! 私はただ、努力してるだけです……
Jump to tag 10
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1054003_045
ツムギ:
【chara 105411 face 6 (surprised)】
……え? 私が、ですか?
……騎士さんには、あの時の私がそんな風に見えたんですか?
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1054003_046
ツムギ:
【chara 105411 face 5 (shy)】
な、な、なんですか急に! 褒めても何も出ませんよ!
Choice: (11) ツムギちゃんも、アイドルになれるよ。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1054003_047
ツムギ:
【chara 105411 face 5 (shy)】
……騎士さん。あの、今のって、本気で──
voice: vo_adv_1054003_048
店員:
【chara 411 face 1 (normal)】
──お待たせしました! ご注文の品でございます!
voice: vo_adv_1054003_049
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
……なんでもありません。
【chara 105411 face 2 (joy)】
さあこれがラーメンですよ! 冷めないうちに食べちゃいましょう!
voice: vo_adv_1054003_050
ツムギ:
【chara 105411 face 4 (sad)】
……私が、アイドル……私が、本当のステージに立つ……?
voice: vo_adv_1054003_051
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
……頑張って、みようかな……
騎士さんもああ言ってくれたんだし……
voice: vo_adv_1054003_052
ツムギ:
【chara 105411 face 4 (sad)】
いやいや、私はあくまで裏方でしょ。
人に言われたからって、すぐに出来るものでもないし……
voice: vo_adv_1054003_053
ツムギ:
【chara 105411 face 1 (normal)】
でも……私も二人と一緒に、輝けたら……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
心の中で二つの気持ちがせめぎ合っているツムギを、
{player}は何も言わずに見守り続けた。