アユミ 第3話
{player}にお礼を言うため跡をつけていたアユミは、道に迷ってしまう。そこに、同じく迷った{player}が合流する。二人は手を繋ぎながら、知っている道まで出ようとする。
-------------- situation:
幸せな迷い道
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
買い物に向かう途中の{player}を
アユミはこっそりと熱い視線で観察している。
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アユミ:
【chara 105511 face 3 (anger)】
……ジー
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アユミ:
【chara 105511 face 3 (anger)】
きょ、今日こそ{player}先輩にお礼を……【chara 105511 face 4 (sad)】
うぅ。
や、やっぱり話しかける勇気が出ないよー!
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アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
じ、実際、私なんかが話しかけたら迷惑かもだし……
【chara 105511 face 1 (normal)】
み、見てるだけで私は幸せだし……
voice: vo_adv_1055003_003
アユミ:
【chara 105511 face 5 (shy)】
だけど、もし……
もし、もっと{player}先輩と近づけたら……
隣に並んで、話をして、【chara 105511 face 2 (joy)】
そして──
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アユミ:
【chara 105511 face 5 (shy)】
{player}先輩っ、私たちまだそういう関係じゃ……あっ……
【chara 105511 face 2 (joy)】
て、手を繋ぐなんて! そんなっ!
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アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
──はっ! つい妄想モードに入っちゃった。
voice: vo_adv_1055003_006
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
あれ? {player}先輩が
いつの間にかいなくなってる!?
【chara 105511 face 4 (sad)】
ど、どこに行っちゃったんだろー
voice: vo_adv_1055003_007
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
うぅ……{player}先輩どこに……【chara 105511 face 6 (surprised)】
って、あれ?
あれ? あれ!? あれー!?
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アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
ここ……【chara 105511 face 4 (sad)】
どこだろう。
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アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
ど、どうしよう!
{player}先輩探すのに必死で
よく分からない場所来ちゃった……
voice: vo_adv_1055003_010
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
こっちの方あんまり来ないし、どこも似たような景色だし……
うぅ、誰か通らないかなあ。
Choice: (1) なにしてるの?
Choice: (2) こんにちは。
----- Tag 1 -----
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アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
あ、ちょっと人を探してまして……
Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1055003_012
アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】
あ、こんにちは。【chara 105511 face 1 (normal)】
本日はお日柄もよく……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1055003_013
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
ひええ!? {player}先輩!? な、なんで!? どうして!?
voice: vo_adv_1055003_014
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
あ、あのあの違うんですよ!
【chara 105511 face 4 (sad)】
決して{player}先輩をつけていたら
道に迷っちゃったとかじゃないんです!
Choice: (4) 自分も道に迷っている。
----- Tag 4 -----
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アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
ふえ?
あ、そ、【chara 105511 face 1 (normal)】
そうなんですね!
{player}先輩もなんですね!
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アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】
え、えへへ……
{player}先輩と同じだぁ……【chara 105511 face 3 (anger)】
って! そうじゃなくて!
【chara 105511 face 4 (sad)】
どうしましょう……人通りもないし……
voice: vo_adv_1055003_017
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
{player}先輩と一緒なのはうれしいけど、
道に迷ってるのに変わりはないし。
……ふ、不良とかに絡まれちゃったらどうしよう……
voice: vo_adv_1055003_018
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
うぅ……
Choice: (5) 大丈夫だよと、手を握る。
----- Tag 5 -----
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1055003_019
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
ふぇ!? {player}先輩!?
【chara 105511 face 5 (shy)】
あの、てて、て、手が! 手が繋がって!
voice: vo_adv_1055003_020
アユミ:
【chara 105511 face 3 (anger)】
い、いいえっ! 嫌なわけないですよ!
voice: vo_adv_1055003_021
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
{player}先輩、私が不安がってるから……
【chara 105511 face 2 (joy)】
やっぱり、優しいな……
voice: vo_adv_1055003_022
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
え? 知ってる道に出るまで歩いてみよう?
【chara 105511 face 2 (joy)】
そ、そうですね! それがいいと思います!
voice: vo_adv_1055003_023
アユミ:
【chara 105511 face 5 (shy)】
ひえぇ……{player}先輩と手を繋いで歩いてるよ……!
【chara 105511 face 2 (joy)】
し、しかも今、私たちは二人きり……
voice: vo_adv_1055003_024
アユミ:
【chara 105511 face 3 (anger)】
こ、これって、もしかして、デートなんじゃ!?
【chara 105511 face 6 (surprised)】
さっきの妄想が現実に!?
voice: vo_adv_1055003_025
アユミ:
【chara 105511 face 1 (normal)】
お母さん、アユミは大人の階段を上ってしまいました……
【chara 105511 face 5 (shy)】
え? ななっ、なんでもありません! いいい、行きましょう!
voice: vo_adv_1055003_026
アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】
……{player}先輩の手、あったかいなぁ。
手を繋いで歩くって、こんなに幸せなことなんだ。
voice: vo_adv_1055003_027
アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】
見ているだけで幸せだったのにな……
こんな温もり知っちゃったら……やっぱり近くにいたくなっちゃうよ。
voice: vo_adv_1055003_028
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
でも、{player}先輩の周りには
私なんかよりかわいい女の子がたくさんいるし、
なんの個性もない私なんか……どうせ……
voice: vo_adv_1055003_029
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
はぁ……道なんてずっと分からなければいいのにな……
【chara 105511 face 2 (joy)】
この時間が、いつまでも続いてくれれば……
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1055003_030
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
──あ……ここ、知ってる……
【chara 105511 face 2 (joy)】
{player}先輩も見覚えありますか、よかったです……
voice: vo_adv_1055003_031
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
……なんて、本当はちょっと寂しいな。
幸せな時間もこれで終わりかぁ……
voice: vo_adv_1055003_032
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
え? この後の私の予定ですか?
【chara 105511 face 1 (normal)】
特になにもないですけど。
voice: vo_adv_1055003_033
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
【chara 105511 face 5 (shy)】
はひっ!? い、一緒に買い物ですか!?
voice: vo_adv_1055003_034
アユミ:
【chara 105511 face 5 (shy)】
な、なんで私なんかと……【chara 105511 face 6 (surprised)】
な、なるほど。
一人一つしか買えないセール品が欲しいと……
voice: vo_adv_1055003_035
アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】
そ、そうですね、二人でいけば二つ買えますもんね!
い、行きたいです行かせてください!
voice: vo_adv_1055003_036
アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】
えへ……えへへへへ。
ナレーション:
明るい笑顔のアユミと手を繋いだまま、{player}は
仲良くセールへと向かうのであった。