アユミ 第8話
アメスの力で「夢」を見る二人。入試に遅れそうなあゆみは、足を怪我してしまう。そんな彼女を助け、{player}は学校まで送り届けるのだった。


-------------- situation:
憧れの始まり
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 アユミは繁華街を歩く{player}を、
いつものように観察していた。

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アユミ:
【chara 105511 face 1 (normal)】 {player}先輩今日は買い物かな……

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アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】 はじめて会った時よりは距離が縮まった気がするけど、
【chara 105511 face 5 (shy)】 声かけるのはまだ少し勇気がいるなぁ。

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アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】 ……ん? なんか{player}先輩が光って……

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アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】 って、なんか前もこんなことあったような──

--- Switch scene ---

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あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】 やばいやばい、始まっちゃうよー! 急がなきゃ。

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あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】 きゃっ!

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あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】 いたたた……あ、靴ひも切れて……
【chara 105531 face 6 (surprised)】 じゃ、じゃなくて! 早くしないと──

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あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】 うっ! あ、足が……く、くじいちゃったのかな……
うぅ……これじゃあもう間に合わないよ……

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あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】 私なんか、やっぱり駄目なのかな……

Choice: (1) 大丈夫?
Choice: (2) どうしたの?
----- Tag 1 -----
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あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】 え? いや、あ、あの……足が、【chara 105531 face 4 (sad)】 痛くて……

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----- Tag 2 -----
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あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】 ふえ? あ、あの、【chara 105531 face 4 (sad)】 わ、私、転んじゃって……

----- Tag 3 -----
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あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】 へっ? あ……それ、私の受験票……
【chara 105531 face 1 (normal)】 拾ってくれてありがとうございます。

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あゆみ:
【chara 105531 face 1 (normal)】 でも……もう必要ないかも。
【chara 105531 face 4 (sad)】 きっと受験には間に合わないだろうし……

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あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】 足もくじいちゃったし、私には受験する資格もないって
神様が言っているのかもしれません……

Choice: (4) 高校受験?
----- Tag 4 -----
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あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】 は、はい……【chara 105531 face 1 (normal)】 入りたい高校だったからたくさん勉強して、
学力は先生にも問題ないって言われるくらいになったんです。

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あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】 でも昨日、緊張していて目覚ましをかけ忘れちゃって……
どうして私って、いつもこうなんだろう……

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あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】 え……あ、あの、どこ行くんですか……って、行っちゃった……

voice: vo_adv_1055008_017
あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】 ……そうだよね。こんな話聞かされたってつまらないだけ──

voice: vo_adv_1055008_018
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】 あれ? 戻ってきた……えっ、そ、その自転車どこから……

Choice: (5) 知り合いがいたから借りた。
----- Tag 5 -----
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あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】 ふぇ? そ、そうなんですか……【chara 105531 face 4 (sad)】 でもなんで。

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あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】 う、後ろに乗れって……で、でもあの……【chara 105531 face 6 (surprised)】 えっ、ひゃわっ!
は、はいっ、分かりました! 乗りますから……!

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あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】 って、ひゃ、【chara 105531 face 4 (sad)】 ひゃあああああああ!

voice: vo_adv_1055008_022
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】 嘘……ギリギリ間に合っちゃった……

voice: vo_adv_1055008_023
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】 あの、あの! 【chara 105531 face 2 (joy)】 ありがとうございました!

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あゆみ:
【chara 105531 face 2 (joy)】 あなたがくれたチャンス、絶対無駄にしません……!
【chara 105531 face 3 (anger)】 わ、私、精一杯頑張りますっ!

voice: vo_adv_1055008_025
あゆみ:
【chara 105531 face 2 (joy)】 ほ、本当にありがとうございました!

--- Switch scene ---

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あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】 ……あの人、私のために自転車を借りて……
ここまで送ってくれるなんて……

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あゆみ:
【chara 105531 face 2 (joy)】 とっても、すてきな人だったなぁ……

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あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】 あ、な、名前……聞きそびれちゃった。

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あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】 どこの高校の人なんだろう……【chara 105531 face 2 (joy)】 また、会えるかな……

voice: vo_adv_1055008_030
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】 あ、急がないと! 試験始まっちゃう……!

--- Switch scene ---

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アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 はい、お疲れ様。

voice: vo_adv_1055008_032
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 うんうん。
これがきっかけでアユミはあんたを観察するようになったと……

voice: vo_adv_1055008_033
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 まぁ、自分が入学した学校に、
もう会えるか分からないと思ってた人がいたらねぇ。

voice: vo_adv_1055008_034
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 引っ込み思案なあの子が声をかけられるわけないし……
【chara 190011 face 4 (sad)】 本当は近くにいたいのよ。分かってあげなさい。

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アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 アユミは勇気を出してあんたの隣にいこうとしてるのよ。
【chara 190011 face 1 (normal)】 たまにはこっちから歩み寄ってあげることね。

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アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】 ま、今日はこのへんにしておくわ。じゃーねー♪

--- Switch scene ---

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アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】 う~ん……ありがとうございましゅ……{player}先輩……

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アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】 はっ、わ、私、いつの間に寝て……
【chara 105511 face 4 (sad)】 お、おかしいな……全然覚えてないや……

voice: vo_adv_1055008_039
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】 ……それにしても、【chara 105511 face 2 (joy)】 なんだか夢の中で{player}先輩に
助けてもらってた気がするなぁ……えへへ。

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アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】 って、{player}先輩!? どうしてここに……!

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アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】 だ、だってさっきまで……【chara 105511 face 6 (surprised)】 あ、べ、別につけていたわけでは!
【chara 105511 face 5 (shy)】 た、たまたま見かけて声をかけようかなと!

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アユミ:
【chara 105511 face 5 (shy)】 だから、その、やましいことは……その……
いや、あの……夢で……そのぉ!

voice: vo_adv_1055008_043
アユミ:
【chara 105511 face 5 (shy)】 ご、ごめんなさーいっ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 パニックで逃走しながらも、いい夢が見れたと、
まんざらでもないアユミだった。