ルカ 第8話
夢の中。断り切れなかった見合いに出た流夏は、自分を慕う不良を馬鹿にする相手に激怒し斬りかかろうとする。その瞬間に乗り込んできた{player}に手を引かれ、流夏は会場を後にするのだった。
-------------- situation:
お見合いハプニング
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ルカは久しぶりに自由な日常を取り戻し、
街の外で昼寝に入ろうとしていた。
voice: vo_adv_1056008_000
ルカ:
【chara 105611 face 2 (joy)】
ふわぁ……
よしよし、いい感じに眠気がきたよ……
Choice: (1) 昼寝は気持ちいい?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1056008_001
ルカ:
【chara 105611 face 6 (surprised)】
お前さん。【chara 105611 face 1 (normal)】
もちろんだよ。妖刀退治やら色々あったのが落ち着いて、
【chara 105611 face 2 (joy)】
ようやくのんびり出来るようになったしね。
voice: vo_adv_1056008_002
ルカ:
【chara 105611 face 1 (normal)】
暇ならお前さんもどうだい? アタシの横って特等席が空いてるよ。
なんてな。冗談だよ。
voice: vo_adv_1056008_003
ルカ:
【chara 105611 face 6 (surprised)】
……どうしたのさ、そんな呆けた顔して。
Choice: (2) 聞きたかったことがある。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1056008_004
ルカ:
【chara 105611 face 1 (normal)】
なんだい? なんでも聞きな。
Choice: (3) ……僕はルカの大事な人?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1056008_005
ルカ:
【chara 105611 face 6 (surprised)】
ぶはっ! 【chara 105611 face 5 (shy)】
い、いきなりなんてこと聞くんだ!
あの時は……別にそんなつもりで言ったんじゃ……
voice: vo_adv_1056008_006
ルカ:
【chara 105611 face 4 (sad)】
あれは咄嗟に口から本音が出ちまっただけで……
ぽやーっとしてるかと思ったら、鋭いとこ突いてくるんだねこの子は……
voice: vo_adv_1056008_007
ルカ:
【chara 105611 face 5 (shy)】
いやまあ本音には違いないんだが……
【chara 105611 face 6 (surprised)】
待て待て! 何でこんなに動揺しちまってるんだアタシは!?
voice: vo_adv_1056008_008
ルカ:
【chara 105611 face 5 (shy)】
そ、その話はもういいだろ? 【chara 105611 face 6 (surprised)】
ほら、日差しだってこんなに強いんだ。
アタシはもう寝るよ!
voice: vo_adv_1056008_009
ルカ:
【chara 105611 face 4 (sad)】
……おかしいね。眩しくて眠れやしないはずなのに……
なんで、こんなに……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1056008_010
流夏:
【chara 105632 face 4 (sad)】
やれやれ……どうしたもんかねぇ……
会長の手前断れないし……
voice: vo_adv_1056008_011
流夏:
【chara 105632 face 6 (surprised)】
【chara 105632 face 1 (normal)】
おや、お前さん。買い物かい?
voice: vo_adv_1056008_012
流夏:
【chara 105632 face 6 (surprised)】
アタシか? 【chara 105632 face 4 (sad)】
アタシは……
【chara 105632 face 1 (normal)】
散歩の途中なんだ。……それじゃあね。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
翌日──
voice: vo_adv_1056008_013
舎弟:
【chara 1331 face 6 (surprised)】
あっ! アンタ、流夏の姉御とよくいっしょにいる人!
【chara 1331 face 1 (normal)】
自分、流夏さんの舎弟っス!
voice: vo_adv_1056008_014
舎弟:
【chara 1331 face 2 (joy)】
姉御のこと心配して、来てくれたんスね!
さすが姉御の認めた男! 【chara 1331 face 1 (normal)】
アンタの話、よく姉御から聞いてます!
voice: vo_adv_1056008_015
舎弟:
【chara 1331 face 4 (sad)】
それにしても、いくら商店街の会長の頼まれ事だからって、
見合いなんかに行っちまうなんて……姉御もお人好しが過ぎるぜ。
voice: vo_adv_1056008_016
舎弟:
【chara 1331 face 1 (normal)】
どうしたんすか、固まって……【chara 1331 face 6 (surprised)】
もしかして知らなかったんスか!?
【chara 1331 face 4 (sad)】
そりゃないぜ姉御ぉ!
voice: vo_adv_1056008_017
舎弟:
【chara 1331 face 3 (anger)】
実はその見合い相手ってのがとんでもねぇヤツなんです!
voice: vo_adv_1056008_018
舎弟:
【chara 1331 face 1 (normal)】
表向きはまともそうな男のフリしてるけど
【chara 1331 face 3 (anger)】
裏ではオレら不良も引くような、ろくでもないことやってるんスよ。
voice: vo_adv_1056008_019
舎弟:
【chara 1331 face 1 (normal)】
姉御だから大丈夫って信じてるッスよ?
【chara 1331 face 4 (sad)】
でも相手が相手だからどうにも心配で……
voice: vo_adv_1056008_020
舎弟:
【chara 1331 face 4 (sad)】
ダチと相談して、見合いをぶっ壊そうとしたら姉御にバレちまって……
ここで途方に暮れてたんス……
voice: vo_adv_1056008_021
舎弟:
【chara 1331 face 2 (joy)】
姉御が認めてるアンタなら、今回の事、
何とかして出来るかも知んねぇ! 【chara 1331 face 1 (normal)】
これ見合いの場所の地図っス!
voice: vo_adv_1056008_022
舎弟:
【chara 1331 face 2 (joy)】
姉御のこと、よろしく頼みます!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}は受け取った地図を頼りに、
見合い会場へと急いだ──
voice: vo_adv_1056008_023
流夏:
【chara 105632 face 3 (anger)】
今、なんて言った……?
voice: vo_adv_1056008_024
見合い相手:
【chara 1031 face 1 (normal)】
君の近くをちょろちょろしてる不良だよ。
あんなヤツらのことなんか放っておけばいいんだ。
voice: vo_adv_1056008_025
見合い相手:
【chara 1031 face 2 (joy)】
どうせまともな人間にはなれないよ。
クズにはクズらしい人生がお似合いさ。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1056008_026
流夏:
【chara 105632 face 3 (anger)】
よぉく聞いてりゃペラペラとご高説たれてくれやがって……
クズはどっちだい! アンタの腐った性根、今ここで叩き斬ってやるよ!
voice: vo_adv_1056008_027
見合い相手:
【chara 1031 face 6 (surprised)】
ひぃぃぃぃっ!
voice: vo_adv_1056008_028
流夏:
【chara 105632 face 3 (anger)】
人間誰だって間違いは犯すさ。
でもね、やり直す機会は誰にだって与えられるべきなんだ!
voice: vo_adv_1056008_029
流夏:
【chara 105632 face 3 (anger)】
アイツらだって見た目はああでも、
今は心を入れ替えて真面目に生きようとしてんだよ!
voice: vo_adv_1056008_030
見合い相手:
【chara 1031 face 6 (surprised)】
お、落ち着けよ! 不良のバカガキ共を悪く言ったくらいで、
そこまで怒ることないだろ!
voice: vo_adv_1056008_031
見合い相手:
【chara 1031 face 3 (anger)】
だいたいな、俺を怒らせたらさっき話したとこが黙ってないぞ!
君の店や商店街だってタダじゃ済まないからな!
voice: vo_adv_1056008_032
流夏:
【chara 105632 face 1 (normal)】
ああそうかい。さっきアンタが自慢げにケツモチだって話してた人から、
昨日電話で言われたよ。【chara 105632 face 3 (anger)】
腑抜け野郎なら斬っても構わないって。
voice: vo_adv_1056008_033
見合い相手:
【chara 1031 face 6 (surprised)】
は……? 【chara 1031 face 3 (anger)】
う、嘘だ! お前があの人と知り合いなわけあるか!
voice: vo_adv_1056008_034
流夏:
【chara 105632 face 1 (normal)】
ちょいと昔に色々あってね。アンタとアタシの見合いなんざ、
上手くいきっこないって言ってたよ。
voice: vo_adv_1056008_035
流夏:
【chara 105632 face 2 (joy)】
それにアンタみたいな性根の曲がったクズは、
アタシにぶった斬られるだろうって笑ってたよ。【chara 105632 face 3 (anger)】
さあ、覚悟しな!
Choice: (4) 流夏さん、落ち着いて!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1056008_036
流夏:
【chara 105632 face 6 (surprised)】
お前さん! なんでここに!?
voice: vo_adv_1056008_037
流夏:
【chara 105632 face 1 (normal)】
アタシは落ち着いてるさ。模造刀だから大した怪我にはなりゃしないよ。
斬ろうと思えば斬れるけどね。
voice: vo_adv_1056008_038
見合い相手:
【chara 1031 face 3 (anger)】
ちょ、ちょっと待て! 何者だよお前は!?
Choice: (5) 流夏さんは僕の大事な人です。
Choice: (6) 僕は流夏さんの彼氏です。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1056008_039
流夏:
【chara 105632 face 5 (shy)】
お、お前さん……!?
Jump to tag 7
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1056008_040
流夏:
【chara 105632 face 5 (shy)】
かっ、いや、えっ!? いつの間に!?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1056008_041
見合い相手:
【chara 1031 face 6 (surprised)】
な、なんだとぉ!?
voice: vo_adv_1056008_042
流夏:
【chara 105632 face 5 (shy)】
お前さん……アタシのこと、そんな風に思ってくれてたなんて……
Choice: (8) 流夏の手をとって逃げる。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1056008_043
流夏:
【chara 105632 face 6 (surprised)】
あっ! ちょっ、お前さん!
さっきの言葉、本気なのかい!? なあ、お前さん!
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1056008_044
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
はい、お疲れ様。今回の夢はどうだった? 楽しめたかしら?
voice: vo_adv_1056008_045
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
それにしても驚いたわ。見合いの席であんなことしちゃうなんて……
【chara 190011 face 2 (joy)】
ルカってあっちでも、やっぱり強いのね。
voice: vo_adv_1056008_046
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
自分の身は自分で守れる、理想の大人って感じ。
しかもなんだかんだ言いながら、慕ってくれる人は大切にしてるしね。
voice: vo_adv_1056008_047
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
ただまあ、そんなルカでもアンタの言葉には弱いみたいね。
あわてちゃって、かわいかったわ〜♪
voice: vo_adv_1056008_048
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
さてと、いいものも見られたし、今回はこの辺で切り上げるとするわ。
それじゃあ、またね〜
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1056008_049
ルカ:
【chara 105611 face 4 (sad)】
んっ……あ、あれ? アタシ、いつの間に……
voice: vo_adv_1056008_050
ルカ:
【chara 105611 face 6 (surprised)】
って、お前さんも一緒に寝てたのかい。
【chara 105611 face 4 (sad)】
そういや前にもあったね、こんなこと……
voice: vo_adv_1056008_051
ルカ:
【chara 105611 face 1 (normal)】
お前さんがアタシのこと、大事な人だって言って、
手を取ってくれた……ような気がしたんだ……
voice: vo_adv_1056008_052
ルカ:
【chara 105611 face 5 (shy)】
今のは夢の話だからね! 深く考えないでおくれよ!
voice: vo_adv_1056008_053
ルカ:
【chara 105611 face 6 (surprised)】
よ、よし! 【chara 105611 face 1 (normal)】
せっかく会ったんだし、飯でも食べに行こう!
【chara 105611 face 2 (joy)】
ほら立ちな! 街へ戻るよ! さあ行った行った!
voice: vo_adv_1056008_054
ルカ:
【chara 105611 face 2 (joy)】
お前さん……なんだか、
最初にあった頃よりお前さんの背中が大きく見えるよ。
voice: vo_adv_1056008_055
ルカ:
【chara 105611 face 2 (joy)】
それにさ。夢の中だけど、嬉しかった。
お前さんが、アタシの手を取ってくれて……
voice: vo_adv_1056008_056
ルカ:
【chara 105611 face 5 (shy)】
さっきはちゃんと言えなかったけど、
とっくにお前さんは、アタシの大事な人だよ。
voice: vo_adv_1056008_057
ルカ:
【chara 105611 face 5 (shy)】
お前さんにとっても、アタシは大事な人……なのかい?
voice: vo_adv_1056008_058
ルカ:
【chara 105611 face 6 (surprised)】
な、なんでもないよ! 【chara 105611 face 1 (normal)】
こっちはいいから、前向いてな!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
それからしばらくルカは、{player}と会っても、
顔を直視できない日々が続いた──