ジータ 第6話
ある日ジータたちに大所帯のギルドからスカウトがくる。悩むジータに{player}は声をかけ、二人で一緒に悩む。その後二人は自分たちだけの冒険がしたいと結論を出し、ギルドへの加入を断った。


-------------- situation:
団長の悩み
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ジータと{player}は、
騎空団へ仕事の依頼が増えたため、多忙の日々を送っていた。

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ジータ:
【chara 105711 face 4 (sad)】 ふぅ……仕事があるのはありがたいけど、
二人だけだと、やっぱりちょっと大変だね。

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ジータ:
【chara 105711 face 4 (sad)】 これだけの仕事量は、いつもは受けられないなぁ……
【chara 105711 face 1 (normal)】 私とあなたじゃなかったら、
きっと今頃二人とも倒れちゃってるよ。

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女性:
【chara 1211 face 3 (anger)】 ──ねぇ、あなたがジータ? ちょっといいかしら?

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ジータ:
【chara 105711 face 6 (surprised)】 私ですか? なんでしょう……?

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女性:
【chara 1211 face 3 (anger)】 ええそうよ。騎空士のジータ。
そしてあなたたちは騎空団でしょう?
【chara 1211 face 2 (joy)】 今日は話したいことがあって、ずっと探していたのよ。

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ジータ:
【chara 105711 face 3 (anger)】 仕事の相談……じゃなさそうですね。

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女性:
【chara 1211 face 1 (normal)】 その通り……と言いたいところだけど、ある意味仕事の相談よ。
【chara 1211 face 3 (anger)】 ……あなたたち、私たちのギルドへ入ってくれない?

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ジータ:
【chara 105711 face 1 (normal)】 なるほど。ギルドに……
【chara 105711 face 6 (surprised)】 ……ええっ!? ど、どういうことですか?

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女性:
【chara 1211 face 1 (normal)】 驚くのも無理はないわ。【chara 1211 face 3 (anger)】 まず誤解しないで欲しいんだけど、
あなたたちが騎空艇を持っていない騎空団だからって、
憐れんで誘ってるわけじゃないの。

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ジータ:
【chara 105711 face 1 (normal)】 あはは……ちょ、【chara 105711 face 4 (sad)】 直球ですね。

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男性:
【chara 1111 face 3 (anger)】 俺たちのギルドの
メンバーはこの間50人を超えたところだ。

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ジータ:
【chara 105711 face 6 (surprised)】 ご、50人!?

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女性:
【chara 1211 face 1 (normal)】 私たちは幾つもの馬車で、各地を旅しながら仕事を受けるの。
この街も明後日には発つ予定よ。

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男性:
【chara 1111 face 1 (normal)】 仕事は巨大な魔物の討伐、大規模な隊商の護衛と様々だ。
【chara 1111 face 2 (joy)】 厳しい仕事ばかりだが、その分稼ぎはいい。

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ジータ:
【chara 105711 face 3 (anger)】 たしかに、それだけの仕事になれば、
報酬もかなりの額になりますね……

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女性:
【chara 1211 face 3 (anger)】 おかげでいつも危険と隣り合わせなの。
だからこそ、メンバーの選定は厳正に行う必要があるわ。
【chara 1211 face 4 (sad)】 ついてこられないメンバーを養えるほど余裕がなくて。

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男性:
【chara 1111 face 3 (anger)】 君たちは最近の活躍から、勝手ながら、
その選定基準を超えていると判断させてもらった。
【chara 1111 face 2 (joy)】 たった二人ながら、素晴らしい結果を残しているね。

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ジータ:
【chara 105711 face 2 (joy)】 えへへ……【chara 105711 face 5 (shy)】 ありがとうございます。

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女性:
【chara 1211 face 3 (anger)】 そんなあなたと相棒の君には、
【chara 1211 face 2 (joy)】 ぜひ私たちのギルドに入って欲しいの。

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男性:
【chara 1111 face 3 (anger)】 俺たちにとっては戦力の拡充になる。
君たちは報酬の額が増える。
【chara 1111 face 1 (normal)】 お互いにとっていい話だと思うんだが、どうかな?

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ジータ:
【chara 105711 face 4 (sad)】 えっと、あの……
いきなりすぎて、どう考えたらいいのか分からなくて……

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女性:
【chara 1211 face 1 (normal)】 返事はすぐじゃなくて構わないわ。
それじゃあまた。

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ジータ:
【chara 105711 face 6 (surprised)】 ……行っちゃった。
【chara 105711 face 4 (sad)】 どうしよう……

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ジータ:
【chara 105711 face 3 (anger)】 ……私、今日は帰るね。

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ジータ:
【chara 105711 face 3 (anger)】 あの人たちがちゃんと誘ってくれたから、
私もちゃんと答えを出さないと。

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ジータ:
【chara 105711 face 1 (normal)】 だから、しばらく考えてみる。これからのこと。
【chara 105711 face 2 (joy)】 それじゃあ、またね!

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ジータ:
【chara 105711 face 4 (sad)】 ……はぁ……
どうしよう……

voice: vo_adv_1057006_027
ジータ:
【chara 105711 face 4 (sad)】 まさかあんなに大きなギルドに誘われるなんて……
あの人たちと一緒なら、
きっと今よりも大きな仕事を受けられる……

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ジータ:
【chara 105711 face 3 (anger)】 色んな場所を旅する仕事になるから、
{player}の記憶の手がかりも、
今より見つかりやすくなる……

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ジータ:
【chara 105711 face 4 (sad)】 私たちの目的を実現したいなら、
騎空団を解散して、ギルドに入ったほうがいいんじゃ……

voice: vo_adv_1057006_030
ジータ:
【chara 105711 face 3 (anger)】 そのほうが近道、だよね……
【chara 105711 face 4 (sad)】 でも私、なんでこんなに悩んでるの……?

Choice: (1) 悩みごと?
----- Tag 1 -----
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ジータ:
【chara 105711 face 6 (surprised)】 どうして、あなたがここに……?

Choice: (2) 団長の悩みは団員の悩み。
----- Tag 2 -----
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ジータ:
【chara 105711 face 2 (joy)】 ……ありがとう。相変わらず頼りになる団員だね。

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ジータ:
【chara 105711 face 4 (sad)】 ねぇ、あなたも一緒に悩んでくれるかな……
これから先、私たちがどうするべきか……

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ──翌日。

voice: vo_adv_1057006_034
ジータ:
【chara 105711 face 1 (normal)】 こんにちは。

voice: vo_adv_1057006_035
女性:
【chara 1211 face 1 (normal)】 あら、こんにちは。【chara 1211 face 3 (anger)】
その様子だと答えはもう出たみたいね。
聞かせてもらえるかしら?

voice: vo_adv_1057006_036
ジータ:
【chara 105711 face 4 (sad)】 ……はい。
私たちは……

voice: vo_adv_1057006_037
ジータ:
【chara 105711 face 3 (anger)】 ……あなたたちのギルドには、入れません。
【chara 105711 face 4 (sad)】 せっかく誘ってくれたのに、ごめんなさい!

voice: vo_adv_1057006_038
ジータ:
【chara 105711 face 3 (anger)】 これが……たくさん考えて出した、私たちの答えです!

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男性:
【chara 1111 face 1 (normal)】 理由を聞かせてもらえるかな?

voice: vo_adv_1057006_040
ジータ:
【chara 105711 face 4 (sad)】 ……やっぱり父さんみたいに、私たちの騎空団で、
【chara 105711 face 3 (anger)】 私たちだけの冒険がしたいんです。

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ジータ:
【chara 105711 face 4 (sad)】 これだけは、どうしても諦められなくて……
わがままに聞こえるかもしれないんですけど、
【chara 105711 face 3 (anger)】 それでもこれが、私の夢だから……!

voice: vo_adv_1057006_042
女性:
【chara 1211 face 1 (normal)】 ……決意は固いみたいね。
【chara 1211 face 4 (sad)】 残念だなぁ、こんなにしっかりしてる子たちなんて、【chara 1211 face 2 (joy)】
そう見つからないのに。

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ジータ:
【chara 105711 face 4 (sad)】 ごめんなさい……

voice: vo_adv_1057006_044
男性:
【chara 1111 face 6 (surprised)】 おいおい、あんまり気にするな!
【chara 1111 face 1 (normal)】 あちこちを旅してる俺たちにとっては、よくあることなんだ。

voice: vo_adv_1057006_045
女性:
【chara 1211 face 1 (normal)】 でも真剣に考えてくれて嬉しかったわ。
【chara 1211 face 2 (joy)】 本当にありがとう。

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ジータ:
【chara 105711 face 2 (joy)】 こちらこそ、誘ってもらえて嬉しかったです!

voice: vo_adv_1057006_047
女性:
【chara 1211 face 4 (sad)】 二人と一緒にやっていけないのは本当に残念だけど、
【chara 1211 face 1 (normal)】 譲れないものがあるのなら、仕方ないわ。
【chara 1211 face 2 (joy)】 あなたの夢、叶うといいわね。

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ジータ:
【chara 105711 face 2 (joy)】 はい!  ありがとうございます!

voice: vo_adv_1057006_049
女性:
【chara 1211 face 1 (normal)】 それじゃあね。縁があったらまた会いましょう!

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ジータ:
【chara 105711 face 1 (normal)】 ……行っちゃったね。
【chara 105711 face 4 (sad)】 あなたは、これで良かったの?

voice: vo_adv_1057006_051
ジータ:
【chara 105711 face 4 (sad)】 やっぱりあなたは、あの人たちと一緒に行ったほうが……

Choice: (3) 団長はジータだけだ。
----- Tag 3 -----
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ジータ:
【chara 105711 face 2 (joy)】 ありがとう……! 【chara 105711 face 5 (shy)】 あなたが一緒にいてくれたから、
自分の気持ちに迷わないで答えが出せたんだ。

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ジータ:
【chara 105711 face 1 (normal)】 私の願いや夢を叶えるためだけじゃなくて、
あなたの記憶も取り戻さないと。
【chara 105711 face 3 (anger)】 団員の願いを叶えるのも、団長の務めだもん。

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ジータ:
【chara 105711 face 2 (joy)】 これからも一緒に、二人で頑張っていこうね。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ジータと{player}は、握手を交わし、
今後も二人で頑張っていこうと誓い合った。