キャル 第3話
{player}と予想外に親しくなったキャルは、王宮の庭で自身の複雑な状況に困惑していた。そこへ王宮警備に追われる{player}が現れる。キャルは咄嗟に彼をかばい、逃してしまう。
-------------- situation:
与えられた身分
--------------
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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
はあ~……
何だか、全然うまくいかないわ。
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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
当面の目的はティアナ……【chara 106012 face 6 (surprised)】
じゃないペコリーヌと、
{player}の監視。
【chara 106012 face 3 (anger)】
命令があったら、魔物をけしかけて始末する。
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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
今んとこ、監視を続行することになってるけど。
あたし、尾行とか下手なのかなぁ?
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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
あっさり、勘づかれちゃったうえ……
【chara 106012 face 5 (shy)】
なぜか毎日毎晩、一緒に食卓を囲むことになっちゃったし。
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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
ううん、これも作戦どおりよ。
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キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
親密になることで、
よりたくさん情報をゲットできる立場を得たわけよ。
前向きに考えましょ、あたしは決してミスってないわ。
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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
でもまぁ……陛下にそのことを説明しても、
納得してもらえないかもしれないし。
【chara 106012 face 5 (shy)】
まだ、報告はしないでおこう~っと。
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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
陛下、どこに地雷が埋まってるかわかんないしなぁ……
【chara 106012 face 3 (anger)】
たまに、不意にキレるし。
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キャル:
【chara 106012 face 5 (shy)】
そういうところは、あたしと似てるわよね。
【chara 106012 face 2 (joy)】
血の繋がり、感じちゃうわ。
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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
気をつけないとね……
【chara 106012 face 4 (sad)】
うっかり陛下の逆鱗に触れて、
おまえはもう用済みだ~って言われて捨てられちゃったら嫌だし。
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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
従順に、任務をやり遂げてるって思っていてもらわないと。
【chara 106012 face 1 (normal)】
あいつらと仲良くなって、
陛下の欲しがってる情報をゲットできれば良いわけだし。
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キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
そしたら、経過は問題じゃなくなる!
【chara 106012 face 2 (joy)】
いつだって、大事なのは結果よ!
うん、うん♪
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王宮騎士団員:
【chara 711 face 1 (normal)】
そっちに逃げたぞ!
捕まえろ……!
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キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ひゃっ……?
な、何っ?
【chara 106012 face 3 (anger)】
いったい、何事よっ?
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王宮騎士団員:
【chara 711 face 1 (normal)】
あっキャルさま、お疲れさまです!
今、こっちに誰か逃げてきませんでしたかっ?
王宮の周辺を、不審なやつがウロウロしてたんですよ!
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キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
あぁ、いやごめん……
あたしもさっき王宮から出てきたばっかりだから、わかんない。
【chara 106012 face 1 (normal)】
もう通り過ぎて、どっか行っちゃったんじゃない?
voice: vo_adv_1060003_016
王宮騎士団員:
【chara 711 face 1 (normal)】
そうですか……了解です、
その不審人物らしきやつを見かけたら大声をだしてください!
すぐに、我らが駆けつけますので!
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キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
あぁ、うん。
わかったわ。
【chara 106012 face 1 (normal)】
お仕事、ご苦労さま~……?
voice: vo_adv_1060003_018
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
【chara 106012 face 4 (sad)】
…………
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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
ちょっと、{player}?
連中、どっか行っちゃったわよ?
出てきなさい!
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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
あぁ……やっぱり、{player}だったのね。
【chara 106012 face 6 (surprised)】
咄嗟に庇っちゃったけど、あんたこんなところで何してんの?
【chara 106012 face 3 (anger)】
植えこみのなかに潜んじゃってさ、ほんとに不審よ?
Choice: (1) お散歩してた。
Choice: (2) キャルちゃんは何してるの?
----- Tag 1 -----
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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
ん~……散歩するにしても、場所を選びなさいよ。
ここはこの国の政治中枢、王宮よ。
【chara 106012 face 3 (anger)】
警備、かなり厳しいんだからね。
voice: vo_adv_1060003_022
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
うろついてたら、さっきの連中……
【chara 106012 face 4 (sad)】
王宮の警備が役目の武闘派ギルド、
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】に取っ捕まっちゃうわよ。
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----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1060003_023
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
キャルちゃんってか。
気安いわね~あんた……
【chara 106012 face 1 (normal)】
べつにいいけどさ。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1060003_024
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
まぁいいわ。
立ち話してる場合じゃないでしょ、【chara 106012 face 4 (sad)】
とりあえず逃がしてあげる。
voice: vo_adv_1060003_025
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
ほら、あたしと一緒にきなさい。
誰にも見られずに、王宮から離れられるルートがあるのよ。
【chara 106012 face 3 (anger)】
ぐずぐずすんな。
voice: vo_adv_1060003_026
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
あんた、あたしの従者のふりをしときなさいよ。
【chara 106012 face 4 (sad)】
本来なら……王宮の敷地内には、
王侯貴族しか立ち入れないんだからね。
voice: vo_adv_1060003_027
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
この細い道を通って、あの門から出ればランドソルの市街地よ。
そこまで一緒に行ってあげるわ、【chara 106012 face 4 (sad)】
ったくも~……
いちいち、手間かけさせるんじゃないわよ。
voice: vo_adv_1060003_028
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
あんたが【王宮騎士団(NIGHTMARE)】に捕まりでもしたら、
面倒くさいんだからね。
【chara 106012 face 1 (normal)】
いざとなれば、あたしの権限で釈放させられるけどさ。
voice: vo_adv_1060003_029
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】は王宮直属とはいえ、
最近じゃ王族への忠誠心も薄れてるし……
【chara 106012 face 4 (sad)】
実際、ごろつきの吹き溜まりみたいになってるんだから。
voice: vo_adv_1060003_030
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
捕まったら、酷い目に遭わされるわよ。
気をつけることね。
voice: vo_adv_1060003_031
キャル:
【chara 106012 face 5 (shy)】
べつに、あんたが心配なわけじゃないわよ……
【chara 106012 face 3 (anger)】
職場の近くで揉めごとを起こされたら、鬱陶しいってだけ。
voice: vo_adv_1060003_032
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
うん。
あたし、この王宮に仕えてるの。
いちお~爵位もあるわ。
voice: vo_adv_1060003_033
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
だから、王宮の敷地内にも入れるのよ。
貴族さまってわけよ。
【chara 106012 face 2 (joy)】
敬いなさいよ、平民が。
voice: vo_adv_1060003_034
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
まぁ陛下の使い走りをするためには、
王宮に自由に出入りできたほうが良いだろうって与えられた、
架空っていうか、薄っぺらい身分だけどね。
voice: vo_adv_1060003_035
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
って、これ喋っちゃ駄目じゃん……
【chara 106012 face 4 (sad)】
あぁもう、こっちばっかり情報を与えてど~すんのよ。
あべこべよ、うまくいかないなぁ?
voice: vo_adv_1060003_036
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
……ん?
【chara 106012 face 5 (shy)】
何よ{player}、気安く頭を撫でないでくれる?
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キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
よくわかんないけど、元気だして……って?
【chara 106012 face 3 (anger)】
慰めてんじゃないわよ、{player}のくせに。
ていうか、あんまり馴れ馴れしくしないでよねっ?
voice: vo_adv_1060003_038
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
仲良くなればなるほど、あとで苦しくなるんだから。
voice: vo_adv_1060003_039
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
ん~ん、独り言……
voice: vo_adv_1060003_040
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
それよりさ……{player}、このあと暇?
【chara 106012 face 2 (joy)】
助けてあげたお礼に、ごはんでも奢ってよ。
おいしいものとか、お腹いっぱい食べたいわ。
voice: vo_adv_1060003_041
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
何もかもうまくいかない、残念な一日でも。
【chara 106012 face 2 (joy)】
おいしいものが食べられたら、
何となくハッピーって感じになるでしょ♪