キャル 第9話
キャルは意思を操る魔石の力で{player}にお気に入りの女の子を聞き出そうとするが怖くなり止める。意識を取り戻した{player}に顔が赤いことを指摘され、暴れるキャルだった。


-------------- situation:
意思を操る魔石
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 王宮での仕事を終えたキャルは、ランドソルの町を散歩していた。

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キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 最近の陛下は、
ペコリーヌより{player}に興味があるみたいね。
【chara 106012 face 4 (sad)】 さっきも、{player}の話題ばっかりだったし。

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キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 今日はあいつの尾行をする予定じゃなかったけど、
した方がいいわよね……

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キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】 陛下に、よくやったわねって言ってもらえるかもしれないもの。

Choice: (1) いらっしゃい!
----- Tag 1 -----
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キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】 ひえっ!?
な、なによ、{player}か!!

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 もう、あんたってば人を驚かせる趣味でもあんの?

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 で、こんなところでなにしてんのよ?
【chara 106012 face 6 (surprised)】 え? この露天商の店番のバイト?
【chara 106012 face 4 (sad)】 ほんとあんたって色んなバイトしてるのね……

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キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 でも、運が良かったわ。
{player}の方から声掛けてくるなんて、
【chara 106012 face 2 (joy)】 願ったり叶ったりじゃない。

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キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 へぇ~、魔術書に、古文書か……【chara 106012 face 4 (sad)】 どれもこれも
出どころの怪しそうなものばっかりね。

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キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 えーと、これはなに?
意思を操る魔石って書いてあるわね──

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キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】 え!? 意思を操る魔石!!?

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キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】 それってもしかして、
あたしのプリンセスナイトの権能を
パワーアップしてくれるものなんじゃ……!? 

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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】 んん~、見た目はありふれた魔石って感じね。
【chara 106012 face 1 (normal)】 発動時の触媒に使うって考えるのが普通だけど……

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キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 あたしが魔物をもっと上手に操ることができたら、
【chara 106012 face 2 (joy)】 きっと陛下も喜んでくれるはず……! 

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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】 ……買っちゃった。
【chara 106012 face 1 (normal)】 出費だったけど、パワーアップできるんなら安いものよね。

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キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】 あれ? あんたバイトはもういいの?
【chara 106012 face 1 (normal)】 そっか、もう店じまいなのね。

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キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】 だったら、ちょっとついてきなさいよ。

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キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 この『モンスターレース』の会場なら調教待ちの魔物もいるし、
【chara 106012 face 2 (joy)】 おあつらえ向きよね。

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キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 ねえ。あたしが魔物を調教してるとこを
見たことがある{player}なら、
魔石に効果があるかどうか分かると思うの。

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キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 だから、ちょっと見ててよね。
いくわよ──

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キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 さぁ、支配されなさい!
【chara 106012 face 2 (joy)】 あたしに隷属しなさい!

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キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】 へ? バキ、って……

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キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】 あああ!? 割れたぁああっ!!??

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 ふざけんなふざけんなっ、マジでふざけんな!!
あっさり壊れてんじゃないわよ!

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 ちょっとあんたね~!
あたしに不良品買わせるなんていい度胸じゃない!

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 {player}? 聞いてるの!?
なによ急にぐったりして!
寝たふりなんかで言い逃れできるとでも思ってるわけ!?

Choice: (2) ──キャル様、ご命令を。
----- Tag 2 -----
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キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】 は? キャル様? 【chara 106012 face 4 (sad)】 気持ち悪い呼び方しないでよ……【chara 106012 face 6 (surprised)】 って、
も、もしかして……!?

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キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 ……ねえ{player}。
あたしを褒め称えなさい。

Choice: (3) ──キャル様はとてもかわいいです。
Choice: (4) ──キャル様はとても優秀な魔法使いです。
----- Tag 3 -----
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キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】 か、かわいいって、褒めるとこそこなわけ!?
【chara 106012 face 5 (shy)】 まあ、悪い気はしないけど……

Jump to tag 5
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1060009_028
キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】 ふふん、そうでしょそうでしょ♪
よく分かってるじゃない!

----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1060009_029
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 やっぱりそうなんだ。
プリンセスナイトの権能がパワーアップして、
【chara 106012 face 2 (joy)】 あたし、{player}を……魔物以外を操ってる!

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キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】 すごいすごい!
すごいわ! あたし、天才かも!?

voice: vo_adv_1060009_031
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 そうだ、今なら、
情報を聞き出せるはずよね!

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 ねえ、{player}。
あんたって、陛下とどういう関係なわけ?

voice: vo_adv_1060009_033
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】 どうしてあんたみたいな平凡で無害なお人好しを、
陛下は警戒してるの?

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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】 ……無言なんだ。
{player}には、身に覚えがないみたいね。

voice: vo_adv_1060009_035
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 ていうか、本当に何一つ記憶が無いってことか。

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 そのくせ女の子にはやたらめったら好かれちゃって。
【chara 106012 face 4 (sad)】 災難なんだかなんなんだか。

voice: vo_adv_1060009_037
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】 うーん。これじゃあ、せっかくこいつを操ってる意味がないわ。
【chara 106012 face 1 (normal)】 少しは面白いことを聞けないかしら?
たとえば、そうね……

voice: vo_adv_1060009_038
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 {player}って、女の子たちにやたらと絡まれてるけど、
【chara 106012 face 4 (sad)】 実際どう思ってるのかしら? 

voice: vo_adv_1060009_039
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】 もしかしたら、特定のお気に入りの子がいたりして? 

voice: vo_adv_1060009_040
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 あはは、暇つぶしにはちょうど良さそうなネタね。
【chara 106012 face 4 (sad)】 ねえ{player}、あんたの──

voice: vo_adv_1060009_041
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】 …………え、っと。
あんたの……

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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】 どうしてかしら。なんか、聞きたくないかも。

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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】 {player}の口から、
あたしじゃない子の名前が出てくるかも、って思ったら……

voice: vo_adv_1060009_044
キャル:
【chara 106012 face 5 (shy)】 って、な、なんで{player}のこと
意識しちゃってるのよあたしってば!?

voice: vo_adv_1060009_045
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 {player}は確かにいいやつだけど、
そんな関係なんて望んでないわよ!?

voice: vo_adv_1060009_046
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】 当たり前じゃない、だってあたしは……
そんなこと望んでいい人間じゃないんだから……

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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】 だから、だからっ……!
【chara 106012 face 3 (anger)】 別に{player}に気に入られてなくたって、
あたしは悲しくなんてないのっ!

Choice: (6) なんの話?
----- Tag 6 -----
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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 なんの話って、だからあたしは……【chara 106012 face 5 (shy)】 って、え!!??
あああ、あんたいつの間に!!??

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キャル:
【chara 106012 face 5 (shy)】 そっか、あたしの集中が途切れて、束縛が解けちゃったんだ……!

Choice: (7) キャルちゃん、顔が真っ赤だよ?
----- Tag 7 -----
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キャル:
【chara 106012 face 5 (shy)】 ~~~~~!!

voice: vo_adv_1060009_051
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 ……ねえ、{player}。
ちょっとそこに座んなさいよ。
【chara 106012 face 2 (joy)】 そうそう、そのままじっとしてて?

voice: vo_adv_1060009_052
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 それじゃあ、あたし今からあんたのこと、殺すから♪

voice: vo_adv_1060009_053
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 あたしの全魔力で、粉々にしてあげるわね……
はぁああああ!!

voice: vo_adv_1060009_054
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 こらー!! {player}!!
そこから動くんじゃないわよ!
死ねー! しねしね! 死んじゃえー!!!!

voice: vo_adv_1060009_055
キャル:
【chara 106012 face 5 (shy)】 うにゃああああ~~!!!!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 わけも分からず逃げ惑う{player}に向かって、
魔力が尽きるまで攻撃魔法を撃ち続けるキャルだった。