ムイミ 第8話
海を越え、魔星獣「セルペンティス」との戦いに臨むムイミと{player}。圧倒的な強敵を前に迎えた窮地、手中の天楼覇断剣が星のような輝きを放ち、ムイミは見事に魔星獣を討ち倒したのだった。


-------------- situation:
夜天を断ち斬るは星光
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 船酔いが無事醒めたムイミと{player}は、
長い間エルピス島へ向かう船の上での日々を過ごしていた──

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ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 おお~! あれがエルピス島か!
なあ{player}! 見てみろあれ! でっかいなぁ!

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ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 たしかにここならアイツがいてもおかしくないな……

Choice: (1) そういえば、アイツって?
----- Tag 1 -----
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ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 げっ! ここまで来ておいてアタシ、
オマエに話してなかったか!?

voice: vo_adv_1061008_003
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 そっかそっか……アイツは蛇の魔星獣「セルペンティス」だ。
【chara 106113 face 1 (normal)】 アイツはアストルムにもう現れないはずだった。

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ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 でもこの世界と一緒に『再構築』されたんだ。だからアタシは……
アタシがアイツを倒さなきゃいけない。

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ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 オマエにはさっぱり分からないと思うけど、
アイツはサービス開始前のアストルムにしか存在しなかったんだ。

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ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 βテストの頃……まだアストルムで力を自由に使えたアタシは
一人でアイツと戦った。【chara 106113 face 6 (surprised)】 アイツ、めちゃくちゃ強かったな……

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ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 どうにか倒した後でソイツの体を調べてたら、
一本のでっかい剣が突き立てられてたんだ。

Choice: (2) それってもしかして……
----- Tag 2 -----
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ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 オマエにも分かったか? そう、天楼覇断剣だ。
アタシが持ってていいって言われたから、その時からの相棒さ。

voice: vo_adv_1061008_009
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 ただアイツは当時のアタシがかなりがんばらないと倒せなかったから、
お蔵入りになったんだよ。

voice: vo_adv_1061008_010
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 調整が必要だから実装はひとまず見送った、とか言ってたな……
【chara 106113 face 6 (surprised)】 まさか残ってたデータがよみがえるなんて思わなかったぞ。

voice: vo_adv_1061008_011
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 つまりはだな、倒したと思ってた魔物が生き返ったんだ。
【chara 106113 face 6 (surprised)】 しかもホントならもっと弱くなってるはずだったのに、
未調整のまま放置されてたのが再構築されやがった。

voice: vo_adv_1061008_012
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 アイツを放っておいたら世界がとんでもないことになる。
今のアストルムでアイツが暴れたらヤバいんだよ。

Choice: (3) 誰かに手伝ってもらおう。
----- Tag 3 -----
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ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 そういうのはいいヤツのオマエにまかせる!
まずはアタシ一人で戦ってみる。オマエはそれを見届けてくれ。

voice: vo_adv_1061008_014
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 ……みんなに助けてもらうのは、アタシが負けた時だ。
【chara 106113 face 2 (joy)】 そのためにオマエを呼んでおいたんだからな!

voice: vo_adv_1061008_015
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 今の世界に出てくるべきじゃなかった、
過去の存在の相手はアタシがやる。
【chara 106113 face 2 (joy)】 みんなには未来を見ながら今を生きてほしいんだ。

voice: vo_adv_1061008_016
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 だから──

魔物:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!!!

voice: vo_adv_1061008_017
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 今の音……! 【chara 106113 face 1 (normal)】 間違いない、アイツの声だ!

voice: vo_adv_1061008_018
男:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 魔物か……【chara 1411 face 3 (anger)】 くそっ! あと少しで島に着くってのに!

voice: vo_adv_1061008_019
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】 おっちゃん! アイツはまだ浜から離れたところにいる!
【chara 106113 face 1 (normal)】 だから今のうちにアタシたちを運んでくれ!

voice: vo_adv_1061008_020
男:
【chara 1411 face 3 (anger)】 お、おう! 分かった!

voice: vo_adv_1061008_021
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 行くぞ{player}!
戦う時は怪我するから離れとけよ!

voice: vo_adv_1061008_022
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 ありがとな、おっちゃん!
ここから先はアタシたちだけで行く!
戻ってくるまで船から出ちゃダメだぞ!

voice: vo_adv_1061008_023
男:
【chara 1411 face 4 (sad)】 ……戻ってこなかった時はどうすりゃいい!

voice: vo_adv_1061008_024
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 {player}だけは死んでも戻ってこさせる!
【chara 106113 face 2 (joy)】 その時はコイツを頼むな!

voice: vo_adv_1061008_025
男:
【chara 1411 face 3 (anger)】 ああ、まかせろ! ……気をつけてな!

voice: vo_adv_1061008_026
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 おう! サンキューな!
よし、出発だ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 魔物の声がする方へと足早に向かった
{player}とムイミは火山の麓にて、
ついに魔物の姿を確認した。

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!!!

voice: vo_adv_1061008_027
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 いやがった……! 【chara 106113 face 2 (joy)】 デカさは相変わらずだな!
懐かしいぞ!

voice: vo_adv_1061008_028
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 いいか{player}!
アタシを助けたくなっても絶対に近づくな! 【chara 106113 face 3 (anger)】 巻き添えで死ぬだけだ!

voice: vo_adv_1061008_029
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 ギリギリだと思うところから3歩くらい下がれ!
【chara 106113 face 2 (joy)】 約束だぞ!

Choice: (4) うん……気をつけて!
----- Tag 4 -----
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ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 まかせろ! ……気をつけたところで、
アイツが相手じゃ生きて帰れるか分かんないけどな……!

voice: vo_adv_1061008_031
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】 現出せよ! 天楼覇断剣!!

--- Switch scene ---

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!!!

voice: vo_adv_1061008_032
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 殺気に反応しやがった! 【chara 106113 face 1 (normal)】 だけどなぁ!
そうくるのはこっちも分かってるんだよ!

voice: vo_adv_1061008_033
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】 どおおりゃああああっ!!!

voice: vo_adv_1061008_034
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 どうだ!

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!!!

voice: vo_adv_1061008_035
ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】 ちぇっ、武器はあの時より強いんだけどな……
【chara 106113 face 6 (surprised)】 傷つけられても大ダメージってほどじゃないか……

voice: vo_adv_1061008_036
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】 ゲームだった時と同じでHPリジェネに
やけくそみたいな魔法耐性があるんだとしたら、
とにかく天楼覇断剣で斬りまくるしかないよな……

voice: vo_adv_1061008_037
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 ったく、人の能力を勝手に封じやがって……
【chara 106113 face 3 (anger)】 こうなった責任くらい取れっての……! オマエもそう思うよなぁ!

voice: vo_adv_1061008_038
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】 でぇぇぇいっ!

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!!!

voice: vo_adv_1061008_039
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】 アタシが力尽きる前に倒しきれるか、体力勝負だ!
はあっ! せやあっ! だああああっ!!

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!!!

voice: vo_adv_1061008_040
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】 まだまだぁ!
天!

voice: vo_adv_1061008_041
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】 楼!

voice: vo_adv_1061008_042
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】 覇!

voice: vo_adv_1061008_043
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】 断!

--- Switch scene ---

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 キィィィィーン……

voice: vo_adv_1061008_044
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 ヤバっ──!!

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 シャァァァァァッ!!!

voice: vo_adv_1061008_045
ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】 ぐああああああっ!!!

Choice: (5) ノウェムちゃん!?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1061008_046
ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】 ぐへっ、がはっ……!
【chara 106113 face 6 (surprised)】 ……大丈夫か、{player}!

Choice: (6) 僕は無事だから、自分の心配を!
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1061008_047
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 強化してくれるのか……! 【chara 106113 face 1 (normal)】 でも気をつけろ!
コイツの武器は空気なんだ! 下手に近づいたら体が砕けるぞ!

voice: vo_adv_1061008_048
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 くそっ、もう回復しはじめてやがるな……
【chara 106113 face 4 (sad)】 こんなに強かったっけな、オマエって……

voice: vo_adv_1061008_049
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 まともに攻撃してくるようになったのは、
あれがアイツの防御手段でもあるからだ。
【chara 106113 face 2 (joy)】 それってあっちもヤバいと思ったってことだよな……! 

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ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 再構築で強くなったとしても、負けてやるもんか!
【chara 106113 face 3 (anger)】 うおおおおおっ!!!

--- Switch scene ---

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 キィィィィーン……

voice: vo_adv_1061008_051
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 連発か!? 【chara 106113 face 3 (anger)】 ふざけやがって……!
こっちだって、連発してやるよ! でえええいっ!

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 シャァァァァァッ!!!

voice: vo_adv_1061008_052
ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】 うわああああっ!!!

voice: vo_adv_1061008_053
ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】 ……ごはっ! 【chara 106113 face 3 (anger)】 く、くそ……
【chara 106113 face 4 (sad)】 やるな……オマエ……ぐぅっ!

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ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】 プリンセスナイトに強化してもらってこれか……
ちくしょう、やっぱり強いな……

voice: vo_adv_1061008_055
ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】 能力で避けられれば……
【chara 106113 face 3 (anger)】 違うな……攻撃する前に、攻撃できれば……

voice: vo_adv_1061008_056
ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】 ただの人間なアタシには、無理なのか……?
能力だけが取り柄の『ムイミ』には……

voice: vo_adv_1061008_057
ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】 ソフトが高性能なのに、ハードはイマイチ、【chara 106113 face 1 (normal)】 だっけか……
【chara 106113 face 2 (joy)】 ははっ、たしかにアタシにピッタリだ……【chara 106113 face 1 (normal)】 でもな!

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ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】 アタシはオマエには、負けてやれない……!
力がなくても、相棒との、みんなとの未来のために……

voice: vo_adv_1061008_059
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】 アタシが! 勝つ!

--- Switch scene ---

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 キィィィィーン……

voice: vo_adv_1061008_060
ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】 撃たせる、もんか……! 【chara 106113 face 3 (anger)】 おい{player}!
力をくれ! いいや……アタシに寄こせぇぇぇ!

Choice: (7) がんばれー! ノウェムー!
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1061008_061
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 聞こえたぞ……アタシの味方の声!
【chara 106113 face 3 (anger)】 どおりゃああああっ!!!

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 シャァァァァァッ!!!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1061008_062
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】 ちっ、打ち消すのが精いっぱいか……【chara 106113 face 6 (surprised)】 ん?

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1061008_063
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 天楼覇断剣が……ピッカピカだぞ!
おい、どうしちゃたんだよ!

voice: vo_adv_1061008_064
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 うわっ!

voice: vo_adv_1061008_065
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 ……オマエ、ホントはこんな形だったのか。
これが、天光の……【chara 106113 face 2 (joy)】 そうか! そうだったのか!

voice: vo_adv_1061008_066
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 へへっ、オマエもアタシと一緒の未来が楽しみなんだな……

voice: vo_adv_1061008_067
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 だったら! アタシと一緒に世界を救え!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1061008_068
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】 天楼覇断剣ぇぇぇぇぇん!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!!!

voice: vo_adv_1061008_069
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 さっきまでとは段違いの破壊力だぞ……!
……もう一発お見舞いしとくか! 【chara 106113 face 3 (anger)】 コイツが、トドメだぁぁぁぁっ!!

--- Switch scene ---

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!!!

voice: vo_adv_1061008_070
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 ……じゃあな。
ちゃんと調整されたら、また相手してやるよ。

Choice: (8) やったね、ノウェムちゃん!
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1061008_071
ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】 ……も、もうダメだ~……

voice: vo_adv_1061008_072
ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】 体が全部痛い……
もう一歩も動けないぞ……

voice: vo_adv_1061008_073
ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】 頼む……浜にいるおっちゃんたちのとこに、連れてってくれ……
たぶん、心配してるから……

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 持てる力を使い果たしたムイミを背負い、
{player}は山を下りて浜へと帰還した。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 翌日、エルピス島から本土の帰路に着く船の上で、
ムイミは一人、海を見つめていた。

voice: vo_adv_1061008_074
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 はぁ……【chara 106113 face 6 (surprised)】 アタシ、ホントにまた倒したのか……?
【chara 106113 face 1 (normal)】 なあ、これって現実なんだよな、天楼覇断剣……

voice: vo_adv_1061008_075
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 ……

voice: vo_adv_1061008_076
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 『この剣を手にした者よ。星を統べる者迷いし時、
天楼を覇断し世界を救え。空より凶爛の災い降り注ぐ時、
天光を覇断し世界を統べよ』……

Choice: (9) 今の言葉は……?
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1061008_077
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 なんだ、聞いてたのか。
【chara 106113 face 1 (normal)】 今のは天楼覇断剣のフレーバーテキストで……
【chara 106113 face 2 (joy)】 初めて持った時に、言葉が流れ込んできたんだ。

voice: vo_adv_1061008_078
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 あれだ、猫に小判……で合ってるよな。
アタシにこれを持ってていいって言ったヤツは、
ゲームの装備の一つくらいに考えたのかもしれない。

voice: vo_adv_1061008_079
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 実はさ、この世界の神様……
ミネルヴァが誰かに託したかったのかもって思ってたんだ。
世界を救ってくれるヒーローに……

voice: vo_adv_1061008_080
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 アストルムとは違う、
空の向こうの地球って星から降り注ぐ、【chara 106113 face 2 (joy)】 災いを断つ剣をさ。

voice: vo_adv_1061008_081
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 きっとホントはアタシが持つべきものじゃないんだよ。
天楼覇断剣は。

voice: vo_adv_1061008_082
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 コイツを持つのにふさわしいのは、
剣の輝きに負けないくらい眩しい、太陽の下で生きるヤツだ。

voice: vo_adv_1061008_083
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 {player}たちみたいなヤツだよ。

voice: vo_adv_1061008_084
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 アタシとオクトーはそっちじゃない。輝きが届かないところ……
【chara 106113 face 2 (joy)】 太陽が照らせない、星のない夜みたいなところで生きてるからな!

Choice: (10) 夜には星がないとダメだよ。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1061008_085
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 {player}……

Choice: (11) 夜にこそ、光は必要だから。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1061008_086
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 ……たしかにそうかもな。
オマエ今、かなりいいこと言ったぞ!

voice: vo_adv_1061008_087
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 そうだよな……星の見えない夜に生きてる人たちは、
どこに行けばいいか分からなくなるよな……

voice: vo_adv_1061008_088
ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 ……天楼覇断剣! オマエにはまだまだ輝いてもらうぞ!
真っ暗闇の夜の中だろうと、星よりもピッカピカにな!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 これまでよりも一層強い輝きを放つようになった
天楼覇断剣を、ムイミはじっと大切そうに見つめるのだった。