シェフィ 第2話
王宮を訪れ、記憶を無くす前の自分が皆の敵だったとしたら……と恐れるシェフィ。この不安を消し去り皆と一緒にいるためにも、記憶探しを手伝ってほしいと{player}に伝えるのだった。
-------------- situation:
戸惑う竜少女
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その日もシェフィと{player}は、
記憶の手掛かりを求めて街を散策していた。
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シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
……この先が、王宮……
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シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
でも……【chara 106412 face 4 (sad)】
さすがに、
記憶を探したいからって理由で
王宮の中を散策させてもらうわけにもいかないわよね。
Choice: (1) お願いしてみる?
----- Tag 1 -----
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シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
ううん……
ペコリーヌさんなら、
あっさり許可してくれそうだけど……【chara 106412 face 1 (normal)】
でも、やめておくわ。
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シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
私がもし、王宮の誰かの関係者とかだったりするなら、
さすがに捜索願いのひとつでも、出ていると思うの。
【chara 106412 face 4 (sad)】
それに……
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シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
いちおう、私って『王族暗殺未遂』だったらしいし。
【chara 106412 face 1 (normal)】
指名手配は外れたけど、
余計な騒ぎは起こしたくないわ。
Choice: (2) 『王族暗殺未遂』……
Choice: (3) 覚えてるの?
----- Tag 2 -----
----- Tag 3 -----
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シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
ん……【chara 106412 face 4 (sad)】
その。
自分が赤ん坊みたいになってしまっていたときのことは……
【chara 106412 face 5 (shy)】
お、思い出せてしまうから。
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シェフィ:
【chara 106412 face 1 (normal)】
だから王宮の地下牢で、あの嫌な貴族に
指名手配犯扱いされたことは覚えてるわ。
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シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
でも……記憶を無くす前の私が、
どうして覇瞳皇帝って人を狙ったのかは、
分からないんだけど……
voice: vo_adv_1064002_008
シェフィ:
【chara 106412 face 1 (normal)】
ねぇ、{player}。
あなたたちは、覇瞳皇帝と戦っていたのよね。
【chara 106412 face 6 (surprised)】
それは、どうして?
Choice: (4) 悪い人だったから。
Choice: (5) ペコさんのために。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1064002_009
シェフィ:
【chara 106412 face 1 (normal)】
……そうね。
覇瞳皇帝が悪くてひどい人だったという話は、何度か聞いたわ。
【chara 106412 face 4 (sad)】
キャルのことだって、利用して……
Jump to tag 6
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1064002_010
シェフィ:
【chara 106412 face 3 (anger)】
ペコリーヌさんのご両親の王権を奪って、
さらには兵士や貴族を洗脳して、
ペコリーヌさんに関する記憶を消して、【chara 106412 face 4 (sad)】
最終的には、殺そうとして……
voice: vo_adv_1064002_011
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
やっぱり、悪い人……だったのよね。
【chara 106412 face 1 (normal)】
目的がどうあれ、ペコリーヌさんをそんなひどい目に遭わせる人なら
私にとっても許せない相手だわ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1064002_012
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
じゃあ……私も、悪い人を倒そうとしていたのかしら。
もしそうだとしたなら、【chara 106412 face 2 (joy)】
まだ……救われるわね。
Choice: (7) そうなの?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1064002_013
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
ええ。
だってそういう理由なら、
{player}たちと同じ立場っていうことになるんだし。
voice: vo_adv_1064002_014
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_1064002_015
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
私が、怖いのは……レイさんの懸念が、当たっていたとき。
『記憶を無くす前の私』が、あなたたちの……敵だったときよ。
Choice: (8) そんなことは……
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1064002_016
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
ないとは、言い切れないでしょう?
【chara 106412 face 1 (normal)】
だって『前の私』が覇瞳皇帝を狙った理由が、
悪い人だったからでも、ペコリーヌさんの敵だったからでもなくて……
voice: vo_adv_1064002_017
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
……『七冠』だったから、だとしたら。
そうしたら……あなたのお友達のクレープ屋さんも、
『前の私』の敵だったということになるし。
voice: vo_adv_1064002_018
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
……もし、そうだとしたら……
私は……{player}の……
voice: vo_adv_1064002_019
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_1064002_020
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
……『前の私』……いったい、なんなのかしら。
【chara 106412 face 6 (surprised)】
あの、城のずっと上にある……『ソルの塔』から、落ちてきただなんて。
……どうして……?
Choice: (9) 『ソルの塔』に、登ってみる?
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1064002_021
シェフィ:
【chara 106412 face 1 (normal)】
……
ペコリーヌさんは、
それもあっさり許可してくれると思うけど……
voice: vo_adv_1064002_022
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
でも……塔の中には、強い魔物がウロウロしているらしいし。
記憶の手掛かりが、必ずあるって確証があるわけじゃないし。
……私のために、みんなのことを危険な目に遭わせたくないわ。
voice: vo_adv_1064002_023
シェフィ:
【chara 106412 face 1 (normal)】
だから……【chara 106412 face 2 (joy)】
しばらくは、安全なところから見て回ろうと思うの。
この街はとても広いし。
街の外にだって、手掛かりはあるかもしれないんだしね。
Choice: (10) そうだね。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1064002_024
シェフィ:
【chara 106412 face 1 (normal)】
この不安を、消し去るためにも。
胸を張って、みんなと一緒にいるためにも。
voice: vo_adv_1064002_025
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
私の記憶探し……これからも手伝ってくれるとうれしいわ。
{player}。