シェフィ 第3話
【美食殿】の家計を支えようとアルバイトを始めるシェフィ。なかなかうまく仕事をこなせず落ち込むが、魔法で道を凍らせたことが運送屋の目に留まり、肉や魚を冷凍する仕事を得るのだった。
-------------- situation:
シェフィの決意
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シェフィ:
【chara 106412 face 3 (anger)】
記憶探ししている場合じゃなかったわ、{player}。
私、働くから。
Choice: (1) いきなりどうしたの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1064003_001
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
だって、だって……!
私、知らなかったのよ!
voice: vo_adv_1064003_002
シェフィ:
【chara 106412 face 3 (anger)】
【美食殿】の家計が、火の車で……
【chara 106412 face 4 (sad)】
コッコロさんがバイトとか内職して支えてたなんて!
Choice: (2) ああ……
Choice: (3) 火の車、ってほどでもないけど……
----- Tag 2 -----
----- Tag 3 -----
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シェフィ:
【chara 106412 face 3 (anger)】
{player}も、
アルバイトしてるっていうし……
【chara 106412 face 4 (sad)】
私だけが、何もせずにごはんを食べるだけなんて……
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シェフィ:
【chara 106412 face 3 (anger)】
そんなのダメよ!
だから、私も働くわ!
Choice: (4) 何をするの?
----- Tag 4 -----
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シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
う……、そ、それは……
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シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
たしかに……困りどころなのよね。
【chara 106412 face 6 (surprised)】
少なくとも……『今の私』は、働いた経験なんてないし。
【chara 106412 face 4 (sad)】
私にもできそうな仕事なんて……あるのかしら。
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シェフィ:
【chara 106412 face 1 (normal)】
……お願い、{player}。
仕事の探し方、教えてもらえないかしらっ?
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シェフィ:
【chara 106412 face 3 (anger)】
経験はなくても、私、頑張るから!
ママのために!
Choice: (5) ママ?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1064003_009
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
……あ……
voice: vo_adv_1064003_010
シェフィ:
【chara 106412 face 5 (shy)】
ぁぅ……
voice: vo_adv_1064003_011
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
これが、ギルドの掲示板……
【chara 106412 face 1 (normal)】
この張り紙に書いてある仕事の中から、
自分にできそうなものを探せばいいわけね。
Choice: (7) うん。
----- Tag 7 -----
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シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
たくさんあるけれど……
何か、オススメのものはあるかしら?
Choice: (8) 魔物退治とか?
Choice: (9) 荷物運びとか?
----- Tag 8 -----
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シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
魔物退治……
【chara 106412 face 4 (sad)】
あんまり強くない魔物だったら、
私でもなんとかなるかなって思うけど……
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シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
でも……街の近くでの依頼は、今は張られてないみたい。
【chara 106412 face 4 (sad)】
それだと、ちょっと困るわね……
Jump to tag 10
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1064003_015
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
荷物運び……それなら、私にもできるかしら?
【chara 106412 face 4 (sad)】
ん……でも……
voice: vo_adv_1064003_016
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
荷物運びの依頼って、
街から遠くに行かなくちゃいけないものばかりみたいね。
それだと、ちょっと困るわね……
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1064003_017
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
そうね。
初心者だし……あまり街から離れたり、何日もかかるようなものは、
仕事というものに慣れてからにしたいわ。
voice: vo_adv_1064003_018
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
……みんなと、あんまり離れたくないし……ね。
voice: vo_adv_1064003_019
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
でも、お金を貰うのに
あんまりワガママ言ってたらダメよね。
【chara 106412 face 1 (normal)】
少しでもできそうだと思ったら、やってみるわ……!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
『ウェイトレスのアルバイト募集! 元気な子求む!』
voice: vo_adv_1064003_020
客1:
【chara 1011 face 2 (joy)】
すみませーん!
麦しゅわ3つ追加でー!
voice: vo_adv_1064003_021
客2:
【chara 1211 face 2 (joy)】
ウェイトレスさーん!
こっちも、麦しゅわとブドウサイダーねー!
voice: vo_adv_1064003_022
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
は、はいっ!
voice: vo_adv_1064003_023
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
うぅっ、バランスが……!
【chara 106412 face 3 (anger)】
スズメさんを反面教師に……【chara 106412 face 6 (surprised)】
そっと、そーっと!
voice: vo_adv_1064003_024
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
っ!
【chara 106412 face 4 (sad)】
ひゃああ~っ!?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
『お願い! いなくなっちゃった猫を捜してください!』
猫:
【chara 1711 face 1 (normal)】
ニャー!
voice: vo_adv_1064003_025
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
はぁ、はぁ……!
すばしっこい……!
Choice: (11) そっちに行ったよ!
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1064003_026
シェフィ:
【chara 106412 face 8 (special_b)】
ええ!
今度こそ、必ず捕まえてやるわっ!
猫:
【chara 1711 face 1 (normal)】
フシャー!!
voice: vo_adv_1064003_027
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
【chara 106412 face 4 (sad)】
きゃあっ!?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
『郵便配達の手伝い、お願いします! 今日中に!』
voice: vo_adv_1064003_028
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
み、道に迷っちゃったわ……!
もう時間が……!
Choice: (12) 次の家、結構遠い……!
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1064003_029
シェフィ:
【chara 106412 face 3 (anger)】
こうなったら奥の手よ。
道を凍らせて、その上を滑って走る……!
voice: vo_adv_1064003_030
シェフィ:
【chara 106412 face 8 (special_b)】
──『霜の道』!
Choice: (13) 待って!
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1064003_031
御者:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
おわっ!
路面が凍ってる!?
voice: vo_adv_1064003_032
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
あぁっ!
馬車の邪魔をしちゃった……【chara 106412 face 4 (sad)】
ごめんなさい!
voice: vo_adv_1064003_033
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
……はぁ……
どうにか、配り終えたけど……
Choice: (14) お疲れさま。
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1064003_034
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
……働くのって、大変ね。
今日は、たくさん失敗してしまったわ。
Choice: (15) 初めてだし、しょうがないよ。
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_1064003_035
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
……ありがとう、{player}。
【chara 106412 face 4 (sad)】
でも……私に向いてる仕事なんて、あるのかしら……
Choice: (16) そんなに、焦らなくても……
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_1064003_036
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
ううん……
でも、私……
voice: vo_adv_1064003_037
御者:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
あっ!
いたいた!
さっきの嬢ちゃん!
voice: vo_adv_1064003_038
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
あなたは……私が止めてしまった、馬車の御者さん……?
【chara 106412 face 4 (sad)】
さっきは、本当にごめんなさい……
voice: vo_adv_1064003_039
御者:
【chara 1411 face 1 (normal)】
いやいや!
気にしなくていいよ。
【chara 1411 face 6 (surprised)】
それより嬢ちゃん、氷の魔法が得意なのかい?
voice: vo_adv_1064003_040
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
えっ?
……ええ、それなりに……
voice: vo_adv_1064003_041
御者:
【chara 1411 face 2 (joy)】
じゃあさ!
このツナトゥンヌスの切り身、凍らせてもらっていいかい?
voice: vo_adv_1064003_042
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
え、ええ……
voice: vo_adv_1064003_043
御者:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
おー、こりゃすごい!
カッチンコッチンだぁ!
voice: vo_adv_1064003_044
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
このくらい、なんてことないわ。
voice: vo_adv_1064003_045
御者:
【chara 1411 face 2 (joy)】
こりゃいける!
なぁ嬢ちゃん、ウチの運送屋ギルドで働いてくれないか!?
voice: vo_adv_1064003_046
御者:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
【chara 1411 face 2 (joy)】
魚や肉を氷漬けにすりゃ、鮮度を保ったまま売れるからさ!
報酬はきっちり払うから!
なっ、頼むよ!
voice: vo_adv_1064003_047
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
えっ!?
えーっと……
voice: vo_adv_1064003_048
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
それじゃあ……
【chara 106412 face 2 (joy)】
ギルドは入れないけど。
たまにでよかったら、やらせてもらうわ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──こうして、
シェフィは運送屋ギルドの手伝いをするようになった。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
魚や肉を冷凍にするだけでなく、
シェフィが作り出した氷を港へ運ぶことで
鮮度を保った輸送ができるようになり、とても評判だという。
voice: vo_adv_1064003_049
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
よかった……
これで少しは、家計の助けになれるわね。
Choice: (17) でも、記憶探しは……
----- Tag 17 -----
voice: vo_adv_1064003_050
シェフィ:
【chara 106412 face 1 (normal)】
もちろん、記憶のこと……
『前の私』のことを知りたいって気持ちは、強いけど……
voice: vo_adv_1064003_051
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
でも。
それより『今の私』は、みんなの仲間であることが大事なの。
胸を張って、このギルドの……【美食殿】の一員であることが、ね。
voice: vo_adv_1064003_052
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
記憶探しは、それがきちんとできてからよ。
だから私──
voice: vo_adv_1064003_053
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
私、たくさん頑張るわ!
冷凍ツナトゥンヌス作り……!