ネネカ 第2話
{player}に一般常識を教えていたネネカは、最後の授業でプリンセスナイトの力の使い方を教える。一人になったネネカは別れの寂しさを覚えながらも、期待の言葉を口にせずにいられなかった。
-------------- situation:
ラストレッスン
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ネネカの元へ何度も足を運んだ{player}は、
授業の中で一般常識を徐々に覚えつつあった。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1070002_000
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
……次の問題です。1袋に100ルピの野菜を3つと、
300ルピの果物を2つ。2袋分買うといくらになりますか?
Choice: (1) ……1800ルピ!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1070002_001
お姉さん:
【chara 107011 face 2 (joy)】
正解です。よくできました。
voice: vo_adv_1070002_002
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
計算問題もほとんど間違えなくなってきましたね。
【chara 107011 face 6 (surprised)】
最初に比べればずいぶんと成長していますよ。
voice: vo_adv_1070002_003
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
……この辺りが頃合いかも知れません。
十分に常識は教えましたし。
voice: vo_adv_1070002_004
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
彼、そして彼と交流のある少女たちが時折包まれる謎の光。
【chara 107011 face 6 (surprised)】
こちらの認識を超えた何かが、同じように彼を成長させている。
voice: vo_adv_1070002_005
お姉さん:
【chara 107011 face 6 (surprised)】
それだけではなく、見覚えのある少女たちと彼の再会。
……【chara 107011 face 1 (normal)】
やはり貴方に賭けてみるしかないようです。
voice: vo_adv_1070002_006
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
私のプリンセスナイトであるマサキではなく、
【chara 107011 face 3 (anger)】
貴方こそが真那の打倒において不可欠な存在……
voice: vo_adv_1070002_007
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
だからこそ、これ以上の接触は避けなければ。
【chara 107011 face 4 (sad)】
真那にこちらの存在を気取られては、元も子もありません。
Choice: (2) ……お姉さん?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1070002_008
お姉さん:
【chara 107011 face 2 (joy)】
{player}。
今日までよく頑張りました。
voice: vo_adv_1070002_009
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
今から最終試験を行います。これに合格すれば、
貴方はもう立派に一人でも生きていけるでしょう。
voice: vo_adv_1070002_010
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
それではまず1問目。
5+73+750は?
Choice: (3) えっと……828?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1070002_011
お姉さん:
【chara 107011 face 2 (joy)】
正解です。繰り上がりの足し算もできるようになりましたね。
その調子ですよ。
voice: vo_adv_1070002_012
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
私の授業以外でも、様々な少女たちとの時間を過ごす中で、
きちんと成長できているようですね。
voice: vo_adv_1070002_013
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
では2問目。
ルピは店での買い物でしか使ってはいけない。◯か×か?
Choice: (4) ×!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1070002_014
お姉さん:
【chara 107011 face 2 (joy)】
正解です。【chara 107011 face 1 (normal)】
ルピ、つまりお金は物を買うことだけでなく、
何かを売って人から報酬として受け取ることもできます。
voice: vo_adv_1070002_015
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
……この程度の常識が備わっていれば、大丈夫ですね。
【chara 107011 face 2 (joy)】
最終試験は合格です。
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1070002_016
お姉さん:
【chara 107011 face 2 (joy)】
そんな貴方に、とっておきのご褒美をあげます。
きっと役に立つはずです。
voice: vo_adv_1070002_017
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
もしかしたら、彼女も忘れてしまっているのかも知れません。
よってこれは、彼女の友としての餞別です。
voice: vo_adv_1070002_018
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
貴方に与えられたプリンセスナイトの力。
その本来の使い方を教えてあげましょう。
voice: vo_adv_1070002_019
お姉さん:
【chara 107011 face 6 (surprised)】
今までは無意識のうちに使っていたようですが、
【chara 107011 face 1 (normal)】
これからは自由に力を使えるようにしてあげます。
voice: vo_adv_1070002_020
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
まずは剣を構えなさい。次は集中して……【chara 107011 face 2 (joy)】
そう。
いいですよ。
voice: vo_adv_1070002_021
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
そして強く願いなさい。私や貴方の親しい人を助けたい、
誰かの力になりたいと。思いを届けるように。
Choice: (5) (お姉さんや、みんなを助けたい!)
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1070002_022
お姉さん:
【chara 107011 face 2 (joy)】
……成功です。
まさか貴方の力を受け取る日が来るとは思いませんでした。
voice: vo_adv_1070002_023
お姉さん:
【chara 107011 face 6 (surprised)】
ともあれ、これで私の授業は終わりです。
【chara 107011 face 1 (normal)】
ですので、お別れです。明日からはここに来てはいけませんよ。
Choice: (6) もっと教えてほしいことがある。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1070002_024
お姉さん:
【chara 107011 face 4 (sad)】
いつまでも人から教わるばかりではいけません。
【chara 107011 face 1 (normal)】
貴方は一人の人間なのです。
voice: vo_adv_1070002_025
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
これからの貴方は自分で色々なことを経験して、
考えて、理解していくべきです。
voice: vo_adv_1070002_026
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
どれほどの難問が待ち受けていても、
誰かに答えを教わるのではなく、自らで答えを導き出す。
voice: vo_adv_1070002_027
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
貴方ならそれができます。
【chara 107011 face 2 (joy)】
私の教え子なのですから。
voice: vo_adv_1070002_028
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
……分かりましたか?
Choice: (7) ……はい。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1070002_029
お姉さん:
【chara 107011 face 2 (joy)】
素直でよろしい。【chara 107011 face 1 (normal)】
では行きなさい。
貴方を待つ仲間の元へ。
Choice: (8) またね、お姉さん。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1070002_030
お姉さん:
【chara 107011 face 2 (joy)】
……ええ。またいつか。
voice: vo_adv_1070002_031
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
……明日からはもうこの施設で、
マサキ以外の人をもてなすことはないのですね。
voice: vo_adv_1070002_032
お姉さん:
【chara 107011 face 6 (surprised)】
そうと決まれば……【chara 107011 face 1 (normal)】
門番。聞こえますか?
voice: vo_adv_1070002_033
女性:
【chara 1211 face 1 (normal)】
『お呼びですか、我が主』
voice: vo_adv_1070002_034
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
この研究施設は破棄します。
新しいほうへ移りますよ。
voice: vo_adv_1070002_035
女性:
【chara 1211 face 1 (normal)】
『承知いたしました。マサキにも伝達します』
voice: vo_adv_1070002_036
お姉さん:
【chara 107011 face 4 (sad)】
……この教材も、ここと一緒に破棄しなくてはいけませんね。
voice: vo_adv_1070002_037
お姉さん:
【chara 107011 face 6 (surprised)】
……まさかですね。【chara 107011 face 1 (normal)】
彼との別れに対して、
私が寂しさを覚えるとは思いませんでした。
voice: vo_adv_1070002_038
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
……今の彼なら、私がいなくても平気でしょう。
voice: vo_adv_1070002_039
お姉さん:
【chara 107011 face 1 (normal)】
……私たちが倒せなかった貴方には、
【chara 107011 face 2 (joy)】
不可能なことなど、何もありませんよ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その言葉が{player}に届くことはなかったが、
彼への期待を口にせずにはいられないネネカだった。