クリスティーナ 第2話
{player}はクリスティーナが提案した、体に触れることが出来れば無罪放免になる条件の組み手に挑む。苦戦するも足を滑らせたところをクリスティーナに抱き留められ、無罪放免となるのだった。


-------------- situation:
命がけの余興
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 運悪く【王宮騎士団(NIGHTMARE)】に
捕獲された{player}は、
クリスティーナによって面白半分な尋問をうけていた。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ふぅむ、記憶喪失ねぇ……【chara 107111 face 3 (anger)】 いかにも言い訳くさくて嘘っぽいな。
偽証を見抜くような魔法も存在するんだが、
生憎と魔術師や魔法道具の用意がなくてね。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 かといって。オマエが自分で【ラビリンス】の関係者である、
という嫌疑を否定する証拠をだすのも難しいだろう。
【chara 107111 face 1 (normal)】 いつだって、真実を語るよりも嘘をつくほうが簡単なのさ。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 なので、こうしよう。
これから簡単なテストをする。
それにオマエが合格すれば晴れて無罪放免だ、おうちに帰れるぞ。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 どうだ、受けてみるか?
べつに拒否しても構わんぞ。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 その場合は、オマエを『王宮』に連れ帰って地下監獄に放りこむ。
そこで、時間をかけてねっちり尋問するだけ……♪

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 どっちでも、ワタシは愉しい。
【chara 107111 face 1 (normal)】 だからオマエに選ばせてやるよ、どっちにする?

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 うむ。
場所はこのへんでいいだろう、【chara 107111 face 2 (joy)】 さぁテスト開始だ♪

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 よりワタシが愉しめるほうを選んでくれて嬉しいよ、
{player}くん。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ずっと穴蔵のなかに閉じこもっていると息が詰まる、
身体を動かしたい気分だったしな。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 それに。残念なことに、こいつの嫌疑はとっくに晴れている。
部下どもに調べさせたが、
ほんとに今回は単に通りすがっただけらしい。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 山奥にある牧場まで郵便配達をする途中で、
運悪く我々に行き逢って怪しまれ取っ捕まった……と。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 つまらんな。
もっとドラマティックな展開を用意してもらいたいものだ。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 だがまぁ、なぜか『陛下』がこいつにご執心のようだし……
その理由はわからんが、【chara 107111 face 2 (joy)】 ワタシなりにかる~く探ってみるさ。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 さぁ、始めるぞ。
テストの内容は簡単だ、ここでワタシと組み手をしてほしい。
【chara 107111 face 4 (sad)】 ……記憶喪失なら、組み手などと言ってもわからんか?

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 模擬戦、練習試合……う~ん洒落た言い回しが思いつかない。
要するに、ワタシと戦ってほしいんだよ。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 命の遣り取りをするつもりはない、お遊びさ。
だが万が一、オマエがワタシを倒せたら……
ううん、【chara 107111 face 2 (joy)】 触れられたらオマエを無罪放免にしてやるよ。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 約束しよう。
ワタシはこう見えて義理堅い女なんだ、【chara 107111 face 3 (anger)】 誓いは『絶対』に違えない。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 さぁ、おいで坊や……
【chara 107111 face 3 (anger)】 時間制限は設けないし、武器でも魔法でも何でも使っていい。
知恵と勇気を振り絞って、ワタシに挑んでくるといいよ。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ワタシの退屈を殺してくれ。
【chara 107111 face 2 (joy)】 ほらほら、遠慮は無用だぞ♪

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 ……動かないな。
【chara 107111 face 1 (normal)】 どうした、恐れをなしたか?
【chara 107111 face 3 (anger)】 それとも『女は傷つけない』などと、ふざけたことを宣うつもりか?

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 やる気をださせてやろうか?

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 我々ならば、オマエの身元を探るのは容易い。
オマエが遊び相手になってくれないなら……
オマエが愛する家族を、友人を恋人を切り刻む♪

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 おぉっと? 【chara 107111 face 2 (joy)】 良い子だ、もっと前のめりになって攻めてこい!
安心しろっ、いま言ったのは冗談さ!
【chara 107111 face 3 (anger)】 まぁ、オマエがワタシの機嫌を損ねたらわからないけどなっ!

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 さぁ、どんどん来い!
どうした、それが全力か?
未熟で甘くて苛々するっ、男の子だろう……【chara 107111 face 2 (joy)】 がんばれがんばれ♪

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 ほぉら、足下がお留守だぞ♪

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 ははっ、あっさり足払いに引っかかった!
【chara 107111 face 1 (normal)】 剣術の基本がなってないな、ワタシが優しく教えてやろうか?
手取り足取り……♪

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 お互い、老衰するまで睦みあおう!
死がふたりを分かつまで!

voice: vo_adv_1071002_027
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 立て!
寝るな殺すぞっ、もっとワタシを愉しませてくれ!
【chara 107111 face 4 (sad)】 お願いだから!

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ……ほう。【chara 107111 face 1 (normal)】 良い目だ、何か企んでいるな?
【chara 107111 face 2 (joy)】 いいぞ、思いつきでも何でも試してみろ!
【chara 107111 face 3 (anger)】 さもないと、ワタシに触れることなど夢のまた夢だぞ!

Choice: (1) 能力を使う。
Choice: (2) 助っ人を呼ぶ。
----- Tag 1 -----
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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 おぉ?
何だ、その光は……?

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----- Tag 2 -----
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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 はは。【chara 107111 face 1 (normal)】 かわいいなぁ、助けを求めているのか?
【chara 107111 face 3 (anger)】 こんな人気(ひとけ)のない山奥に、
そう都合良く助太刀してくれる仲間など現れるものか!

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ……む?
何だ、こいつの全身が光っている?

----- Tag 3 -----
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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 あぁ、『陛下』から聞いた覚えがある。
【chara 107111 face 1 (normal)】 こいつは他者を、とくに味方を強化する能力を持っているんだったか。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 自分のことは強化できない、
という制約があると聞いていたし……

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 実際、むしろ能力を使ったことで疲れたのか、
動きが鈍ったぐらいだな?

voice: vo_adv_1071002_035
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 意図がわからん。
何を目論む、坊や……?

voice: vo_adv_1071002_036
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 【chara 107111 face 3 (anger)】 ……むっ!?
何だ、不意に野獣や野鳥が飛びかかってきたな?

voice: vo_adv_1071002_037
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 魔物まで……
【chara 107111 face 3 (anger)】 どいつもこいつも殺気立っていて筋力なども増している、
オマエのちからで強化したな?

voice: vo_adv_1071002_038
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 こいつらの相手をするのは、やや骨が折れる……
だが愚策だぞ、坊や。

voice: vo_adv_1071002_039
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 オマエは単に周りのものを強化できるだけで、
操れるわけではないのだろう?

voice: vo_adv_1071002_040
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 ほら、オマエまで動物や魔物に襲われているじゃないか……
馬鹿め、もっと後先を考えろ。

voice: vo_adv_1071002_041
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ふむ。その顔……そこまで織りこみ済みか、
自分が危機に陥ってでも野獣などを強化した?
【chara 107111 face 4 (sad)】 ワタシがその対処に追われ、隙を見せるのを狙って?

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 肉を切らせて骨を断つか、【chara 107111 face 2 (joy)】 面白い!
良いねっ、思ったよりも男の子だな……☆

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 だが甘い!
目くらましなど通じんぞっ、この程度では足りん!

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 もっと必死になって策を練るがいいっ、
すべて華麗に踏みつぶしてやるよ!

voice: vo_adv_1071002_045
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 む? 何だ、雨滴が……?
【chara 107111 face 4 (sad)】 天気予報では、しばらく快晴の日がつづくはずだったのだけど?

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 まさか。こいつが大気中に含まれる、
水を司る精霊などを強化して……雨を降らせているのか?

voice: vo_adv_1071002_047
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 馬鹿な……
天候を変えるなど、魔法でも有り得ん。

voice: vo_adv_1071002_048
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 ワタシや『陛下』などにしか行使できないはずの、
人知を超えた奇跡だ。

voice: vo_adv_1071002_049
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 いかん。偶然でも何でも、雨が降ってきたのはまずい。
【chara 107111 face 4 (sad)】 なぜかは知らんが、ワタシは雨の日には感度が鈍る。

voice: vo_adv_1071002_050
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 降り注ぐ雨のひとつぶひとつぶの動きを無意識的に計算してしまい、
頭の処理が追いつかなくなる……
【chara 107111 face 6 (surprised)】 やばいな、この環境では『絶対攻撃、絶対防御』が機能不全に陥る。

voice: vo_adv_1071002_051
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 【chara 107111 face 3 (anger)】 野獣なども変わらず暴れつづけているし、
その対処に追われて坊やに集中できない!
ちぃっ、油断のしすぎだった……非常に良くない状況だな!

voice: vo_adv_1071002_052
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 だが!
この程度の苦難、あっさり乗り越えてこそのクリスティーナだよ!

voice: vo_adv_1071002_053
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 あはは!
ありがとう、思った以上に愉しいぞ!

voice: vo_adv_1071002_054
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 次はどうする?
瞬間移動でもしてみるか、
それとも無敵の豪傑に変身でもするか?

voice: vo_adv_1071002_055
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 何度も何度も奇跡を起こして、このワタシを攻略してみろ!

voice: vo_adv_1071002_056
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ……って、おぉ?
う、ひゃっ?

--- Switch scene ---

story_still_107100201
voice: vo_adv_1071002_057
クリスティーナ:
【chara 107111 face 5 (shy)】 ど阿呆! なぜワタシのほうに倒れこんでくるっ、
雨でぬかるんだ地面に足を滑らせたのか?
【chara 107111 face 3 (anger)】 間抜けめっ、ここが戦場ならオマエは死んでいたぞ!

voice: vo_adv_1071002_058
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 まぁいい、仕切り直しだ!
続きをしようっ、今度はワタシからも攻めるぞ!

voice: vo_adv_1071002_059
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 ……ん? 何だ、その顔は?
文句でもあるのか?

story_still_107100202
voice: vo_adv_1071002_060
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 あっ……
たしかに、オマエはワタシに触れたな。

--- Switch scene ---

still display end
voice: vo_adv_1071002_061
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 ようやく面白くなってきたところだし……
オマエが転んで失神でもしたらつまらんと思って、
つい咄嗟に抱き留めてしまった。

voice: vo_adv_1071002_062
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 ぐう、一生の不覚。
だが、約束は約束だ。

voice: vo_adv_1071002_063
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 仕方ない、オマエは無罪放免としよう。

voice: vo_adv_1071002_064
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 だが、ワタシはぜんぜん満足していないぞ。
【chara 107111 face 1 (normal)】 オマエの名前と顔は覚えた……
【chara 107111 face 2 (joy)】 また遊ぼう、{player}くん♪