ペコリーヌ（サマー） 第8話
デートが終わることを寂しがるぺコリーヌ。{player}はある場所へぺコリーヌを連れていき、離れてもぺコリーヌを想っているという気持ちを伝える。夕日の下、二人は次の約束を交わすのだった。
-------------- situation:
夕日と海とあなたと
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
ペコリーヌと{player}は
人気の少なくなった砂浜で、沈んでいく夕日をのんびりと眺めていた。
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ペコリーヌ：
【chara 107512 face 2 (joy)】
んー♪
今日は遊び尽くしました！
【chara 107512 face 1 (normal)】
楽しい時間ってあっという間ですね！
voice: vo_adv_1075008_001
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 2 (joy)】
というわけで、あなたのアルバイトは
ここで終了です☆
voice: vo_adv_1075008_002
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 4 (sad)】
……でも残念ですね。
これでまた、しばらくあなたとは会えなくなっちゃいますから……
voice: vo_adv_1075008_003
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 6 (surprised)】
確かに会おうと思えば会えますが、
【chara 107512 face 1 (normal)】
明日からのわたしはユースティアナ陛下です。
voice: vo_adv_1075008_004
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 4 (sad)】
今日みたいにはもう
あなたに甘える困ったさんなわたしじゃいられません。
voice: vo_adv_1075008_005
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 4 (sad)】
あの夕日が沈めばこのキラキラした魔法が解けちゃいます。
そう思うと寂しいです……
voice: vo_adv_1075008_006
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 4 (sad)】
帰りたくないなって。
あなたをダーリンのままにしておきたいって、
また困らせたくなっちゃいます……
voice: vo_adv_1075008_007
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1075008_008
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 2 (joy)】
なんて☆
【chara 107512 face 1 (normal)】
ところで報酬はどうしましょうか。
先にあなたの望みを聞かせてください！
Choice: (1) それなら一緒に来てほしい場所がある。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1075008_009
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 6 (surprised)】
え？
来てほしい場所ですか？
voice: vo_adv_1075008_010
船長：
【chara 1 face 1 (normal)】
おーい！ にいちゃん！
時間通りに来たぜー！！
voice: vo_adv_1075008_011
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 6 (surprised)】
船から誰か手を振ってますけど……
もしかしてこれから海へ出かけるんですか？
Choice: (2) うん。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1075008_012
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 1 (normal)】
なるほどなるほど～なにかドッキリを企んでいますね！
【chara 107512 face 2 (joy)】
デートの延長ということなら喜んで付き合いますよ♪
voice: vo_adv_1075008_013
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 2 (joy)】
それじゃダーリン♪
わたしはか弱い女の子なので
船までエスコートお願いします♪
voice: vo_adv_1075008_014
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 2 (joy)】
海、海、海！ 見渡す限りの海ですよ！
つまり絶景です♪
voice: vo_adv_1075008_015
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 1 (normal)】
ここがあなたの来たかった場所なんですね☆
【chara 107512 face 2 (joy)】
船の上からみる夕日もロマンチックで素敵です♪
Choice: (3) 本命はあっちだよ。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1075008_016
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 6 (surprised)】
あれって……もしかして、灯台ですか？
voice: vo_adv_1075008_017
船長：
【chara 1 face 1 (normal)】
ああ、少し前に建ったばかりなんだ。
我らが陛下のおかげさ。
voice: vo_adv_1075008_018
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 6 (surprised)】
……え？
voice: vo_adv_1075008_019
船長：
【chara 1 face 1 (normal)】
この辺りはちょっと前まで魔物に荒らされててな……
漁には出れねぇ。観光客もこねぇ。
俺たちの生活は立ち行かない状態だったんだ。
voice: vo_adv_1075008_020
船長：
【chara 1 face 1 (normal)】
ランドソルの街も復興中だったしな。
正直、こんな田舎にまで援助が来るなんて期待してなかったが……
それでも藁にもすがる思いで嘆願書を出したんだ。
voice: vo_adv_1075008_021
船長：
【chara 1 face 1 (normal)】
そしたらあの灯台の建設計画が始まって……
俺たちはみんなびっくりこいたぜ。
voice: vo_adv_1075008_022
船長：
【chara 1 face 1 (normal)】
あれのおかげで船の遭難事故も減ったし、
魔物も近づかなくなったんだ。
おかげで安心して暮らせる。
voice: vo_adv_1075008_023
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 4 (sad)】
で、でも……
その……陛下について
みなさんから結構、不安の声があがってるみたいですけど……
voice: vo_adv_1075008_024
船長：
【chara 1 face 1 (normal)】
ああ、たしかに俺たちも最初はそうだったなぁ。
だがよ……
voice: vo_adv_1075008_025
船長：
【chara 1 face 1 (normal)】
家族そろって、美味い飯が食える……
そんな毎日を取り戻せたのは陛下のおかげだ。
voice: vo_adv_1075008_026
船長：
【chara 107512 face 6 (surprised)】
【chara 1 face 1 (normal)】
だから俺は、今の陛下を支持するぜ。
……まぁ。前の陛下よりはマシって意味ではあるがな！
voice: vo_adv_1075008_027
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 4 (sad)】
うう……がんばります。
voice: vo_adv_1075008_028
船長：
【chara 1 face 1 (normal)】
ん？
voice: vo_adv_1075008_029
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 6 (surprised)】
あっ！ いえっ！
勉強になりました～！
【chara 107512 face 2 (joy)】
あはは～！
voice: vo_adv_1075008_030
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 6 (surprised)】
……あの。
今の話、{player}くんは知っていたんですね。
voice: vo_adv_1075008_031
船長：
【chara 1 face 1 (normal)】
そりゃそうさ！ そこのにいちゃん、陛下のファンらしくてな！
他にも陛下が視察した村へ行ったり、色々追っかけやってるみたいだぜ。
voice: vo_adv_1075008_032
船長：
【chara 1 face 1 (normal)】
しかしいくらファンとはいえ、
彼女と灯台を眺めるってのは真夏のデートとしてどうなんだ？
voice: vo_adv_1075008_033
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 1 (normal)】
いえ！ わたしはうれしいです☆
【chara 107512 face 2 (joy)】
えへへ……あなた、陛下のファンだったんですね！ そうですか！
voice: vo_adv_1075008_034
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 1 (normal)】
……あの。もう少しだけここにいさせてください。
この景色を、ちゃんと目に焼き付けておきたいので！
voice: vo_adv_1075008_035
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 2 (joy)】
えへへ♪
あなたからのサプライズ、
びっくりしちゃいました☆
voice: vo_adv_1075008_036
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 1 (normal)】
あのっ、帰る前に少し話をしてもいいですか？
【chara 107512 face 5 (shy)】
その……告白タイムってやつです♪
voice: vo_adv_1075008_037
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 1 (normal)】
船長さんは言ってました。
漁にも出られなくて観光客も来なかったけど
あの灯台のおかげで、悩みが解決したのだと。
voice: vo_adv_1075008_038
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 1 (normal)】
今日わたしと海の幸を堪能してくれたり
観光客の賑わう浜辺へ連れて行ってくれたり
最後にあの灯台を見せてくれたのは……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1075008_039
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 2 (joy)】
やっぱり最初から全部、わたしのためだったんですね☆
voice: vo_adv_1075008_040
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 4 (sad)】
実は王宮に残ることになった後、
わたしは心の片隅で
『あなたと会えなくて寂しい』って思ってました。
voice: vo_adv_1075008_041
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 1 (normal)】
でもあなたは遠くからずっと
わたしが陛下としてやってきたことを見守ってくれました。
voice: vo_adv_1075008_042
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 1 (normal)】
わたしの味方でいてくれて……
想いに距離は関係ないって教えてくれました！
voice: vo_adv_1075008_043
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 2 (joy)】
だからわたし……またへこんじゃうことがあれば、思い出します！
大好きな人と過ごしたこの夏を♪
voice: vo_adv_1075008_044
ペコリーヌ：
【chara 107512 face 2 (joy)】
いつかまた、ここでわたしとデートしてくださいね？
ダーリン☆
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
沈んでいく夕日の下……
差し出されたペコリーヌの手を握り、
{player}はその約束に頷くのだった。