スズメ(サマー) 第2話
働くことになった海の家の店長から、水着姿で働くように懇願されたスズメは、渋々承諾する。{player}が来店し、初めてのバイトに四苦八苦するのだった。


-------------- situation:
期待が重すぎます!
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 数日後。
バイト先……マルジェン海岸にある海の家にて、
スズメは困惑していた。

voice: vo_adv_1077002_000
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】 え、えええ……?
ごめんなさいっ、ちょっと困ります!

voice: vo_adv_1077002_001
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】 き、聞いてないですよ~?
私以外に海の家の店員がいないうえに、
み、水着で接客するなんて……?

voice: vo_adv_1077002_002
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】 私はこういったお仕事は初めてなので、
ひとりでぜんぶこなせる気がしませんし。
み、水着は……肌を見せるのは恥ずかしいです。

voice: vo_adv_1077002_003
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】 そう言わずに、頼むよスズメちゃん!
後生だから、僕を助けると思って協力してほしい!

voice: vo_adv_1077002_004
店長:
【chara 1411 face 4 (sad)】 僕も料理とかはするけど、
資材を搬送して海の家を建てるときに腰をやっちゃってね……
とても接客はできそうにないから、スズメちゃんに頼むしかないんだ。

voice: vo_adv_1077002_005
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】 で、でも……
せ、接客だけなら、わざわざ水着にならなくてもできますよね?

voice: vo_adv_1077002_006
店長:
【chara 1411 face 4 (sad)】 それはそうだが、そうじゃない!
君は海に遊びにくる客の好みをわかってない!

voice: vo_adv_1077002_007
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】 かわいい水着の女の子が接客してくれるから嬉しいんだっ、
みんなに一夏の思い出を与えてあげようよ!
それが海の家ってもんだ……!

voice: vo_adv_1077002_008
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】 だいたいそんな厚着をしたまま動き回ってたら、
すぐ熱中症でぶっ倒れるよ?
ほら、水着はこっちで用意したから着替えて着替えて!

voice: vo_adv_1077002_009
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】 ええっ?
【chara 102511 face 4 (sad)】 店長さん、何で私の水着のサイズをご存知なんでしょう……?

voice: vo_adv_1077002_010
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】 君はバイトの募集に応えて履歴書を送ってくれただろう、
そこにプロフィールが書いてあったからね。

voice: vo_adv_1077002_011
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】 この海の家では水着のレンタルなんかもしてるから、
いろんなサイズを用意してるし。

voice: vo_adv_1077002_012
店長:
【chara 1411 face 2 (joy)】 水着の他にも、浮き輪や水鉄砲などのレジャー用品も完備!
更衣室やシャワーも設置!
飲食物も豊富に取り揃えてあるっ、ここが理想の海の家だ……!

voice: vo_adv_1077002_013
店長:
【chara 1411 face 3 (anger)】 それなのに! 絶好の海水浴シーズンだというのに!
【chara 1411 face 4 (sad)】 なぜだろうね、あんまり誰も海辺に近づいてこないんだ!

voice: vo_adv_1077002_014
店長:
【chara 1411 face 4 (sad)】 おまけに他に雇っていた海の家のバイトも、
当日になって「無理です」とか言い始めて辞めたりして……
実際、スズメちゃんだけが頼りなんだよ。

voice: vo_adv_1077002_015
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】 でも僕は海水浴にきた客をあてこんで、
この海の家をかなりの初期投資をして建ててしまった!
このままじゃ丸損だっ、大赤字だよ!

voice: vo_adv_1077002_016
店長:
【chara 1411 face 3 (anger)】 せめてわずかにいるお客さんを確実につかまえて、
お金を落としてもらわないと!
そのための水着だっ、わかってくれるね!?

voice: vo_adv_1077002_017
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】 もし、スズメちゃんにまで見放されたら……
僕は、そして町に残してきた妻と息子は路頭に迷ってしまう。
最悪の場合、一家で首をくくるしかない。

voice: vo_adv_1077002_018
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】 スズメちゃんだけが頼りなんだ!
僕の、そしてこの海の家の最後の希望なんだ!
どうか頼むよっ、ちからを貸してほしい……!

voice: vo_adv_1077002_019
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】 き、期待が重すぎます……!

voice: vo_adv_1077002_020
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】 でも。店長さんの話が本当なら、可哀想ですよね……
何とかしてあげたいです、見殺しになんてできません。

voice: vo_adv_1077002_021
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】 お嬢さまたちに、勇んで「働いてきます!」なんて言って、
出てきてしまった手前……
何もせずに、すごすごと帰っちゃうのも何だか情けないですし。

voice: vo_adv_1077002_022
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】 ……わかりました。

voice: vo_adv_1077002_023
スズメ:
【chara 102511 face 1 (normal)】 私がどれだけお役に立てるかはわかりませんが、
精一杯がんばってみます。

voice: vo_adv_1077002_024
店長:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 ほ、本当かい? 【chara 1411 face 1 (normal)】 ありがとう!
君は女神だっ、メイドさんの姿をした女神だ……!

voice: vo_adv_1077002_025
店長:
【chara 1411 face 2 (joy)】 では早速、水着に着替えてほしい!

voice: vo_adv_1077002_026
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】 は、はぁい……
【chara 102511 face 1 (normal)】 更衣室をお借りしますね?

voice: vo_adv_1077002_027
スズメ:
【chara 107712 face 4 (sad)】 ……き、着替えてきました。

voice: vo_adv_1077002_028
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】 …………

voice: vo_adv_1077002_029
スズメ:
【chara 107712 face 4 (sad)】 な、何ですか?
あんまり見ないでくださいね、恥ずかしいんですよ……?

voice: vo_adv_1077002_030
店長:
【chara 1411 face 2 (joy)】 僕の目は節穴じゃなかった! 最高に綺麗だよスズメちゃん!
君は逸材だっ、この海の家の救世主だ!

voice: vo_adv_1077002_031
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】 君が手伝ってくれるなら、何とかなるかもしれない!
僕はさっそく料理をするから、
君は店内の清掃と客の呼びこみを頼む!

voice: vo_adv_1077002_032
店長:
【chara 1411 face 2 (joy)】 仕事のやりかたは、働きながらひとつひとつ覚えていってほしい!
大変かもしれないけど頼むよ、給料は二倍だすから!

voice: vo_adv_1077002_033
スズメ:
【chara 107712 face 4 (sad)】 はい……
【chara 107712 face 1 (normal)】 な、何とかがんばります。

voice: vo_adv_1077002_034
スズメ:
【chara 107712 face 4 (sad)】 う~……
恥ずかしい、顔から火がでそうです

voice: vo_adv_1077002_035
スズメ:
【chara 107712 face 1 (normal)】 でも。お給料は弾んでくれるみたいですし、
【chara 107712 face 2 (joy)】 経営難の【サレンディア救護院】のためにがんばって働かないと!
お嬢さま~、スズメは全力を尽くします!

voice: vo_adv_1077002_036
スズメ:
【chara 107712 face 1 (normal)】 まずは、店内のお掃除ですね! お掃除なら得意です!
お店のなかを綺麗にしてから、お客さまを招き入れて……?

voice: vo_adv_1077002_037
スズメ:
【chara 107712 face 4 (sad)】 でもお客さまって、本当に来るんでしょうか?
行きがけに見た感じ、海辺にはほとんど誰もいなかったような……?

voice: vo_adv_1077002_038
スズメ:
【chara 107712 face 1 (normal)】 まぁお客さまがいないなら、
あんまり水着姿を誰にも見られなくて済むので良いんですけど。
【chara 107712 face 4 (sad)】 海の家としては、お客さまがひとりもいないと困りますよね……?

voice: vo_adv_1077002_039
スズメ:
【chara 107712 face 1 (normal)】 お掃除をしたら、ちゃんとお客さまの呼びこみもしましょう!
恥ずかしいですけど!
大丈夫、誰も海の家の店員なんかにそこまで注目しないはずです!

voice: vo_adv_1077002_040
スズメ:
【chara 107712 face 1 (normal)】 知りあいでもないかぎり、すぐに私のことなんか忘れちゃうはず!

Choice: (1) こんにちは。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1077002_041
スズメ:
【chara 107712 face 1 (normal)】 ……【chara 107712 face 6 (surprised)】 はひゅう!?
いいい、【chara 107712 face 2 (joy)】 いらっしゃいませ~!
【chara 107712 face 6 (surprised)】 って、{player}さん!?

voice: vo_adv_1077002_042
スズメ:
【chara 107712 face 6 (surprised)】 えっ、何でここに?
い、いきなり知りあいがご来店……!

Choice: (2) 【美食殿】のみんなと海水浴に来てるんだ。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1077002_043
スズメ:
【chara 107712 face 4 (sad)】 はぁ、福引きで招待券が当たって……?
【chara 107712 face 1 (normal)】 そういえばコッコロちゃんがそんなような話をしていて、
一緒にお店で水着を選んであげたりしましたけど~?

voice: vo_adv_1077002_044
スズメ:
【chara 107712 face 6 (surprised)】 ま、まさか私のバイト先と同じ海辺とは……!
【chara 107712 face 1 (normal)】 南国に行くっていう話だったから、
もっと遠方なのかと思ってましたよ~!?

voice: vo_adv_1077002_045
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】 どうしたの、スズメちゃん?
お客さまが来たなら、雑談してないでちゃんと注文を取ったりして!

voice: vo_adv_1077002_046
スズメ:
【chara 107712 face 6 (surprised)】 は、はひい! 注文……?
えぇっとえぇっと、どうすれば!?

voice: vo_adv_1077002_047
スズメ:
【chara 107712 face 6 (surprised)】 うわぁあん、何だか前途多難ですよ~!