スズメ(サマー) 第2話
働くことになった海の家の店長から、水着姿で働くように懇願されたスズメは、渋々承諾する。{player}が来店し、初めてのバイトに四苦八苦するのだった。
-------------- situation:
期待が重すぎます!
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
数日後。
バイト先……マルジェン海岸にある海の家にて、
スズメは困惑していた。
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スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
え、えええ……?
ごめんなさいっ、ちょっと困ります!
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スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
き、聞いてないですよ~?
私以外に海の家の店員がいないうえに、
み、水着で接客するなんて……?
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スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
私はこういったお仕事は初めてなので、
ひとりでぜんぶこなせる気がしませんし。
み、水着は……肌を見せるのは恥ずかしいです。
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店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
そう言わずに、頼むよスズメちゃん!
後生だから、僕を助けると思って協力してほしい!
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店長:
【chara 1411 face 4 (sad)】
僕も料理とかはするけど、
資材を搬送して海の家を建てるときに腰をやっちゃってね……
とても接客はできそうにないから、スズメちゃんに頼むしかないんだ。
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スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
で、でも……
せ、接客だけなら、わざわざ水着にならなくてもできますよね?
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店長:
【chara 1411 face 4 (sad)】
それはそうだが、そうじゃない!
君は海に遊びにくる客の好みをわかってない!
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店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
かわいい水着の女の子が接客してくれるから嬉しいんだっ、
みんなに一夏の思い出を与えてあげようよ!
それが海の家ってもんだ……!
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店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
だいたいそんな厚着をしたまま動き回ってたら、
すぐ熱中症でぶっ倒れるよ?
ほら、水着はこっちで用意したから着替えて着替えて!
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スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
ええっ?
【chara 102511 face 4 (sad)】
店長さん、何で私の水着のサイズをご存知なんでしょう……?
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店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
君はバイトの募集に応えて履歴書を送ってくれただろう、
そこにプロフィールが書いてあったからね。
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店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
この海の家では水着のレンタルなんかもしてるから、
いろんなサイズを用意してるし。
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店長:
【chara 1411 face 2 (joy)】
水着の他にも、浮き輪や水鉄砲などのレジャー用品も完備!
更衣室やシャワーも設置!
飲食物も豊富に取り揃えてあるっ、ここが理想の海の家だ……!
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店長:
【chara 1411 face 3 (anger)】
それなのに! 絶好の海水浴シーズンだというのに!
【chara 1411 face 4 (sad)】
なぜだろうね、あんまり誰も海辺に近づいてこないんだ!
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店長:
【chara 1411 face 4 (sad)】
おまけに他に雇っていた海の家のバイトも、
当日になって「無理です」とか言い始めて辞めたりして……
実際、スズメちゃんだけが頼りなんだよ。
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店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
でも僕は海水浴にきた客をあてこんで、
この海の家をかなりの初期投資をして建ててしまった!
このままじゃ丸損だっ、大赤字だよ!
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店長:
【chara 1411 face 3 (anger)】
せめてわずかにいるお客さんを確実につかまえて、
お金を落としてもらわないと!
そのための水着だっ、わかってくれるね!?
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店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
もし、スズメちゃんにまで見放されたら……
僕は、そして町に残してきた妻と息子は路頭に迷ってしまう。
最悪の場合、一家で首をくくるしかない。
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店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
スズメちゃんだけが頼りなんだ!
僕の、そしてこの海の家の最後の希望なんだ!
どうか頼むよっ、ちからを貸してほしい……!
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スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
き、期待が重すぎます……!
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スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
でも。店長さんの話が本当なら、可哀想ですよね……
何とかしてあげたいです、見殺しになんてできません。
voice: vo_adv_1077002_021
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
お嬢さまたちに、勇んで「働いてきます!」なんて言って、
出てきてしまった手前……
何もせずに、すごすごと帰っちゃうのも何だか情けないですし。
voice: vo_adv_1077002_022
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
……わかりました。
voice: vo_adv_1077002_023
スズメ:
【chara 102511 face 1 (normal)】
私がどれだけお役に立てるかはわかりませんが、
精一杯がんばってみます。
voice: vo_adv_1077002_024
店長:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
ほ、本当かい? 【chara 1411 face 1 (normal)】
ありがとう!
君は女神だっ、メイドさんの姿をした女神だ……!
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店長:
【chara 1411 face 2 (joy)】
では早速、水着に着替えてほしい!
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スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
は、はぁい……
【chara 102511 face 1 (normal)】
更衣室をお借りしますね?
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スズメ:
【chara 107712 face 4 (sad)】
……き、着替えてきました。
voice: vo_adv_1077002_028
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1077002_029
スズメ:
【chara 107712 face 4 (sad)】
な、何ですか?
あんまり見ないでくださいね、恥ずかしいんですよ……?
voice: vo_adv_1077002_030
店長:
【chara 1411 face 2 (joy)】
僕の目は節穴じゃなかった! 最高に綺麗だよスズメちゃん!
君は逸材だっ、この海の家の救世主だ!
voice: vo_adv_1077002_031
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
君が手伝ってくれるなら、何とかなるかもしれない!
僕はさっそく料理をするから、
君は店内の清掃と客の呼びこみを頼む!
voice: vo_adv_1077002_032
店長:
【chara 1411 face 2 (joy)】
仕事のやりかたは、働きながらひとつひとつ覚えていってほしい!
大変かもしれないけど頼むよ、給料は二倍だすから!
voice: vo_adv_1077002_033
スズメ:
【chara 107712 face 4 (sad)】
はい……
【chara 107712 face 1 (normal)】
な、何とかがんばります。
voice: vo_adv_1077002_034
スズメ:
【chara 107712 face 4 (sad)】
う~……
恥ずかしい、顔から火がでそうです
voice: vo_adv_1077002_035
スズメ:
【chara 107712 face 1 (normal)】
でも。お給料は弾んでくれるみたいですし、
【chara 107712 face 2 (joy)】
経営難の【サレンディア救護院】のためにがんばって働かないと!
お嬢さま~、スズメは全力を尽くします!
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スズメ:
【chara 107712 face 1 (normal)】
まずは、店内のお掃除ですね! お掃除なら得意です!
お店のなかを綺麗にしてから、お客さまを招き入れて……?
voice: vo_adv_1077002_037
スズメ:
【chara 107712 face 4 (sad)】
でもお客さまって、本当に来るんでしょうか?
行きがけに見た感じ、海辺にはほとんど誰もいなかったような……?
voice: vo_adv_1077002_038
スズメ:
【chara 107712 face 1 (normal)】
まぁお客さまがいないなら、
あんまり水着姿を誰にも見られなくて済むので良いんですけど。
【chara 107712 face 4 (sad)】
海の家としては、お客さまがひとりもいないと困りますよね……?
voice: vo_adv_1077002_039
スズメ:
【chara 107712 face 1 (normal)】
お掃除をしたら、ちゃんとお客さまの呼びこみもしましょう!
恥ずかしいですけど!
大丈夫、誰も海の家の店員なんかにそこまで注目しないはずです!
voice: vo_adv_1077002_040
スズメ:
【chara 107712 face 1 (normal)】
知りあいでもないかぎり、すぐに私のことなんか忘れちゃうはず!
Choice: (1) こんにちは。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1077002_041
スズメ:
【chara 107712 face 1 (normal)】
……【chara 107712 face 6 (surprised)】
はひゅう!?
いいい、【chara 107712 face 2 (joy)】
いらっしゃいませ~!
【chara 107712 face 6 (surprised)】
って、{player}さん!?
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スズメ:
【chara 107712 face 6 (surprised)】
えっ、何でここに?
い、いきなり知りあいがご来店……!
Choice: (2) 【美食殿】のみんなと海水浴に来てるんだ。
----- Tag 2 -----
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スズメ:
【chara 107712 face 4 (sad)】
はぁ、福引きで招待券が当たって……?
【chara 107712 face 1 (normal)】
そういえばコッコロちゃんがそんなような話をしていて、
一緒にお店で水着を選んであげたりしましたけど~?
voice: vo_adv_1077002_044
スズメ:
【chara 107712 face 6 (surprised)】
ま、まさか私のバイト先と同じ海辺とは……!
【chara 107712 face 1 (normal)】
南国に行くっていう話だったから、
もっと遠方なのかと思ってましたよ~!?
voice: vo_adv_1077002_045
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
どうしたの、スズメちゃん?
お客さまが来たなら、雑談してないでちゃんと注文を取ったりして!
voice: vo_adv_1077002_046
スズメ:
【chara 107712 face 6 (surprised)】
は、はひい! 注文……?
えぇっとえぇっと、どうすれば!?
voice: vo_adv_1077002_047
スズメ:
【chara 107712 face 6 (surprised)】
うわぁあん、何だか前途多難ですよ~!