キャル(サマー) 第5話
ギルドの仲間と南の島に行くため秘かにバイトを始めたキャルだが、慣れない接客業で自信を失う。だが高級シーフードと偽り安物の魔物の肉を持ち込んだ悪徳業者を撃退したことで、店の仲間といい関係を築く。
-------------- situation:
南の島への第一歩
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
キャルに呼び出されギルドハウスを訪れた{player}。
そこにはいつになく神妙な顔つきのキャルがいた。
voice: vo_adv_1078005_000
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
いきなり呼びつけて悪いわね。
ちょっとあんたに相談したいことがあるの。
Choice: (1) 僕にできることなら協力するよ。
Choice: (2) ペコさんたちじゃダメなの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1078005_001
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
助かるわ、ありがと。
【chara 106012 face 4 (sad)】
むしろあんたにしか相談できないことなの。
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----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1078005_002
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
ダメよ。【chara 106012 face 4 (sad)】
ていうか【美食殿】のみんなには
絶対に秘密にしといてほしいのよ。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1078005_003
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
そ、それでね、ええと……
【chara 106012 face 6 (surprised)】
バイトを、紹介してほしいんだけど、どこかいいとこないかしら?
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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
い、いいでしょ別に、あたしがバイトしたって。
【chara 106012 face 4 (sad)】
……ううん、あんたにはちゃんと言っておかないとダメよね。
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キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
前に【美食殿】で海に行ったの覚えてる?
【chara 106012 face 3 (anger)】
そう、カリンに騙されたあれよ。
voice: vo_adv_1078005_006
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
あれはあれで十分楽しかったんだけど、
【chara 106012 face 2 (joy)】
やっぱり本当の南の島に行きたいって思いは今でもあるのよね。
voice: vo_adv_1078005_007
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
あれからいろいろあって今はシェフィもいるし、
改めてみんなで南の島に行きたいなって。
voice: vo_adv_1078005_008
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
でもただ行くんじゃ面白くないわ。
【chara 106012 face 2 (joy)】
どうせならあいつらをあっと驚かせてやろうと思ってるの。
voice: vo_adv_1078005_009
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
だから日頃のお礼というか恩返しというか、
【chara 106012 face 1 (normal)】
とにかくこっそりと旅費を貯めて全員招待してやりたいの!
Choice: (4) いいと思うよ!
----- Tag 4 -----
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キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】
でしょ? そういうわけだから、あんたもバイト先紹介して
あたしに協力しなさい。
voice: vo_adv_1078005_011
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
あんたいっぱいバイトやってるんだから、
いい所知ってるでしょ?
Choice: (5) ちょうどいい所があるよ。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1078005_012
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ふーん、笑顔あふれるアットホームな職場か。
【chara 106012 face 1 (normal)】
まあ、あんたがそう言うなら間違いないわね。
voice: vo_adv_1078005_013
キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】
それじゃあ善は急げ、さっそく始めましょ♪
よろしくね!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1078005_014
男性店員:
【chara 312 face 2 (joy)】
らっしゃーせぇ! こちらの席によろしくぅ!
voice: vo_adv_1078005_015
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
3番テーブル、料理あがったよ!
voice: vo_adv_1078005_016
女性店員:
【chara 1212 face 6 (surprised)】
レインボーパフェにトロピカルパンケーキっすね?
【chara 1212 face 1 (normal)】
かしこまりましたっす。
voice: vo_adv_1078005_017
キャル:
【chara 107812 face 4 (sad)】
……ちょっと、これはどういうことよ。
Choice: (6) 笑顔あふれるアットホームな職場だけど?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1078005_018
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
そうね、あんたは何も間違ってないわ。
【chara 107812 face 4 (sad)】
確認しなかったあたしのミスよ。【chara 107812 face 6 (surprised)】
でも……
voice: vo_adv_1078005_019
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
よりによって海の家だなんて!
voice: vo_adv_1078005_020
キャル:
【chara 107812 face 4 (sad)】
前よりましになったとはいえ、知らない人と話すのは得意じゃないし、
この無駄に明るいノリもちょっと苦手だし……
正直今すぐ出ていきたいわ!
voice: vo_adv_1078005_021
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
でも、給料はいいし何より紹介してくれたこいつの顔に
泥を塗ることになるし……【chara 107812 face 4 (sad)】
辞めるわけにはいかないわ。
voice: vo_adv_1078005_022
店長:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
おや、緊張してるのかい? 【chara 1411 face 1 (normal)】
まあ当然だよね。
慣れない職場に来て緊張するなって方が無理な話さ。
【chara 1411 face 2 (joy)】
うちはそんな格調高い店じゃないから、気軽にやればいいよ。
voice: vo_adv_1078005_023
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
そうだね、まずは少しでも慣れるために声出してみようか。
いらっしゃいませー! こんな感じでやってみて。
voice: vo_adv_1078005_024
キャル:
【chara 107812 face 4 (sad)】
は、はぃ……
いら……しゃいま、せぇ……
voice: vo_adv_1078005_025
店長:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
は、はは……【chara 1411 face 1 (normal)】
まあ、最初だからね。そのうち慣れればいいよ。
voice: vo_adv_1078005_026
男性店員:
【chara 312 face 6 (surprised)】
あれー、キャルぴーどうしたん?
【chara 312 face 1 (normal)】
なんかヤバめな感じ?
voice: vo_adv_1078005_027
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
キャ、キャルぴー?
【chara 107812 face 4 (sad)】
あ、いえ、別に……あはは……
voice: vo_adv_1078005_028
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
なんなの!? 距離感近っ!!
これが……なんて言うんだっけ……【chara 107812 face 4 (sad)】
陽キャってやつなの?
voice: vo_adv_1078005_029
女性店員:
【chara 1212 face 3 (anger)】
パイセンうるせえっすよ。
キャルっさんってばまだ入ったばっかで緊張してんすよ。
voice: vo_adv_1078005_030
男性店員:
【chara 312 face 6 (surprised)】
マジか! チョー大変じゃん!
【chara 312 face 2 (joy)】
んじゃ、あのお客さんの注文、聞いてみるしかないっしょ。
voice: vo_adv_1078005_031
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
は、え?
voice: vo_adv_1078005_032
男性店員:
【chara 312 face 1 (normal)】
ぶっちゃけこんなのは慣れっしょ、慣れ。
いっぱいやってりゃそのうちどうにかなるっしょ。
voice: vo_adv_1078005_033
キャル:
【chara 107812 face 4 (sad)】
そ、そうは言っても……
voice: vo_adv_1078005_034
店長:
【chara 1411 face 2 (joy)】
あの人たちはウチの常連だから大丈夫だよ。
【chara 1411 face 1 (normal)】
それじゃあ{player}君、
キャルちゃんについていってあげて。
voice: vo_adv_1078005_035
キャル:
【chara 107812 face 4 (sad)】
悪いわね……【chara 107812 face 1 (normal)】
でも、助かるわ。
Choice: (7) いらっしゃいませ!
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1078005_036
常連客男性:
【chara 414 face 1 (normal)】
やあ、こんにちは。【chara 414 face 6 (surprised)】
おや、そちらの子は……新入りさんかい?
voice: vo_adv_1078005_037
キャル:
【chara 107812 face 4 (sad)】
は、はひ……ご、ご注文、ど、どぞ……
voice: vo_adv_1078005_038
常連客女性:
【chara 413 face 2 (joy)】
ふふふ、初々しくてかわいいわね。
【chara 413 face 1 (normal)】
それじゃあお嬢さん、エッグベネディクトのセットをお願いするわ。
voice: vo_adv_1078005_039
常連客男性:
【chara 414 face 1 (normal)】
いいね。【chara 414 face 6 (surprised)】
俺はそうだな……【chara 414 face 1 (normal)】
デラックスロコモコ丼にしようかな。
voice: vo_adv_1078005_040
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
は、ぃ……ェ、エッグ、ベネディクトのセット……と
デラック、スロコモコ、丼、です、ね?
voice: vo_adv_1078005_041
常連客男性:
【chara 414 face 6 (surprised)】
え、ごめんね、もう一度いいかな?
voice: vo_adv_1078005_042
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
ひっ、あの……【chara 107812 face 4 (sad)】
その……
Choice: (8) ご注文を繰り返させていただきます。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1078005_043
常連客男性:
【chara 414 face 2 (joy)】
そうそう、それそれ。
【chara 414 face 1 (normal)】
お願いするよ。
voice: vo_adv_1078005_044
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
あ、ありがとう……【chara 107812 face 4 (sad)】
あと、ごめん……
voice: vo_adv_1078005_045
キャル:
【chara 107812 face 4 (sad)】
どうしよう、こんな調子で続けられるかしら……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
一週間後──
voice: vo_adv_1078005_046
キャル:
【chara 107812 face 4 (sad)】
はぁ……しんどい……
voice: vo_adv_1078005_047
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
あいつのおかげでギリギリ大きな失敗はしてないけど、
【chara 107812 face 4 (sad)】
なかなか慣れないわね……
voice: vo_adv_1078005_048
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
バイト仲間はちょっと変わってるけど基本いい人だし、
あいつと一緒にちゃんとフォローしてくれる。
voice: vo_adv_1078005_049
キャル:
【chara 107812 face 1 (normal)】
店長もこんなあたしに文句の一つもなく、辛抱強く使ってくれてる。
【chara 107812 face 2 (joy)】
まかないもすごくおいしい……
voice: vo_adv_1078005_050
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
お客さんだって怒ったりせずに優しく接してくれてるのに、
【chara 107812 face 4 (sad)】
あたしはいつまでたってもダメダメなまま。
voice: vo_adv_1078005_051
キャル:
【chara 107812 face 4 (sad)】
【美食殿】に入って、いろんなこと経験して、
少しは変われたかもと思ったんだけどな……ホント自分が嫌になるわ。
voice: vo_adv_1078005_052
業者:
【chara 4911 face 1 (normal)】
どーも! お届け物でーす!
voice: vo_adv_1078005_053
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
あ、どうも……
あの、店長……
voice: vo_adv_1078005_054
店長:
【chara 1411 face 2 (joy)】
ああ、ありがとう。ようやく注文の品が届いたな。
voice: vo_adv_1078005_055
女性店員:
【chara 1212 face 6 (surprised)】
うわ、すごい量。これなんなんすか?
voice: vo_adv_1078005_056
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
新しいシーフード系のメニューを開発しようと思ってね。
ちょっと珍しくて高級な食材を仕入れてみたんだ。
voice: vo_adv_1078005_057
業者:
【chara 4911 face 1 (normal)】
それじゃあこちらがご注文の高級シーフードになります。
voice: vo_adv_1078005_058
店長:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
おや、もう切り身になってるのか。
voice: vo_adv_1078005_059
業者:
【chara 4911 face 2 (joy)】
はい、調理しやすいように全て加工させていただきました。
voice: vo_adv_1078005_060
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
ん? 刺身用ならともかく、最初から全部切り身?
【chara 107812 face 4 (sad)】
活け作りやそのままの姿で提供する料理だってあるわよね。
voice: vo_adv_1078005_061
キャル:
【chara 107812 face 4 (sad)】
それにこの切り身、どこかで見たことがあるのよね。
あれは確か……
voice: vo_adv_1078005_062
業者:
【chara 4911 face 1 (normal)】
ご注文の品は以上です。【chara 4911 face 2 (joy)】
では、料金の方を……
voice: vo_adv_1078005_063
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
ま……待って!
voice: vo_adv_1078005_064
店長:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
え?
voice: vo_adv_1078005_065
男性店員:
【chara 312 face 6 (surprised)】
ちょ、キャルぴー、どーしたん? 【chara 312 face 2 (joy)】
てか声でっか!
voice: vo_adv_1078005_066
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
あの、そ、それ、ちょっと試食させて、もらえない、かしら?
voice: vo_adv_1078005_067
業者:
【chara 4911 face 3 (anger)】
おいおいお嬢さん、うちの品に何か文句でもあるのかい?
voice: vo_adv_1078005_068
店長:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
ま、まあまあ。【chara 1411 face 1 (normal)】
ええとキャルちゃん、
この食材に何か気になることがあるんだね?
voice: vo_adv_1078005_069
キャル:
【chara 107812 face 4 (sad)】
……はい。
voice: vo_adv_1078005_070
店長:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
そうか。【chara 1411 face 4 (sad)】
すみませんね、お客さんの口に入るものだし、
一応確認させてもらってもいいですかね?
voice: vo_adv_1078005_071
業者:
【chara 4911 face 1 (normal)】
……ええ、好きなだけどうぞ。
voice: vo_adv_1078005_072
キャル:
【chara 107812 face 1 (normal)】
それじゃあ、いただきます……もぐ、もぐ……
voice: vo_adv_1078005_073
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
この味、食感、やっぱり……!
voice: vo_adv_1078005_074
キャル:
【chara 107812 face 3 (anger)】
店長、だまされないで。これは高級シーフードなんかじゃない、
よく似た安い魔物の肉よ!
voice: vo_adv_1078005_075
店長:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
な、なんだって!
voice: vo_adv_1078005_076
女性店員:
【chara 1212 face 6 (surprised)】
キャルっさんマジっすか?
voice: vo_adv_1078005_077
業者:
【chara 4911 face 6 (surprised)】
い、言いがかりだ! 【chara 4911 face 3 (anger)】
こんな小娘に食材のことなんかが
分かるわけがない!
Choice: (9) キャルちゃんなら分かるよ。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1078005_078
キャル:
【chara 107812 face 3 (anger)】
そう、分かるのよ。他の物はともかく魔物の食材に関してはね。
これまでイヤってほど食べさせられてきたんだから。
voice: vo_adv_1078005_079
業者:
【chara 4911 face 6 (surprised)】
バカな、そんな酔狂な奴が……
voice: vo_adv_1078005_080
キャル:
【chara 107812 face 4 (sad)】
残念ながらいるのよ。【chara 107812 face 3 (anger)】
それでも疑うなら教えてあげるわ。
まずこの肉は風味や食感はシーフードに近いから、
刺身で出されれば気付かず普通に食べられる。
voice: vo_adv_1078005_081
キャル:
【chara 107812 face 4 (sad)】
でも、シーフードとは違う独特の臭みもあるし、
口の中にわずかな筋っぽさも残る。
【chara 107812 face 1 (normal)】
何より一番の違いはこうして炙ってみると……
voice: vo_adv_1078005_082
女性店員:
【chara 1212 face 6 (surprised)】
うわ、身が小さくガチガチになったっすよ。
voice: vo_adv_1078005_083
キャル:
【chara 107812 face 3 (anger)】
シーフードなら程よく脂がしみ出して香ばしい匂いがするはず。
これは見てのとおり脂もなくて、とても食べられたもんじゃないわ。
voice: vo_adv_1078005_084
キャル:
【chara 107812 face 1 (normal)】
高級シーフード?
【chara 107812 face 3 (anger)】
バカ言わないで、とんでもないまがい物よ。
voice: vo_adv_1078005_085
業者:
【chara 4911 face 3 (anger)】
くっ、小娘がいい気になりやがって……
たかが海の家じゃねえか、店も客も浮かれたやつらばかりだろうが!
voice: vo_adv_1078005_086
業者:
【chara 4911 face 3 (anger)】
そんな味もろくに分からねえやつらには安物で十分だ!
文句があるなら言ってみろ、あぁん?
voice: vo_adv_1078005_087
男性店員:
【chara 312 face 6 (surprised)】
ちょ、こいつナイフを……【chara 312 face 4 (sad)】
これってマジヤバくね?
voice: vo_adv_1078005_088
キャル:
【chara 107812 face 3 (anger)】
……だっさ。
voice: vo_adv_1078005_089
店長:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
ま、待ってキャルちゃん、刺激したら危ないって!
voice: vo_adv_1078005_090
キャル:
【chara 107812 face 1 (normal)】
セコい詐欺を働いたうえに小娘に言い負かされ、
あげく逆切れして脅しにくるなんて──
【chara 107812 face 3 (anger)】
おまえ、悪党の中でも下の下だわ。
voice: vo_adv_1078005_091
キャル:
【chara 107812 face 3 (anger)】
こんなちっぽけなナイフでどうにかできると思ったら大間違いよ。
voice: vo_adv_1078005_092
業者:
【chara 4911 face 4 (sad)】
な、なんだこいつ……とんでもねえ威圧感だ……
【chara 4911 face 6 (surprised)】
い、いったいどれだけ修羅場くぐったらこんなふうになるんだ!
voice: vo_adv_1078005_093
キャル:
【chara 107812 face 3 (anger)】
それと、たかが海の家ですって?
店長や仲間がどれだけ頑張って店を盛り立ててると思ってるのよ?
voice: vo_adv_1078005_094
キャル:
【chara 107812 face 3 (anger)】
それ以上この店を侮辱してみなさい──ぶっ殺すぞ?
voice: vo_adv_1078005_095
業者:
【chara 4911 face 4 (sad)】
ひいっ……す、すみませんでしたぁー!
voice: vo_adv_1078005_096
キャル:
【chara 107812 face 3 (anger)】
ふん、三流が。二度と来るなっての。
voice: vo_adv_1078005_097
店長たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
……
voice: vo_adv_1078005_098
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
あ、まずい……ついやりすぎちゃった。
【chara 107812 face 4 (sad)】
どうしよう、みんな引いてるわよ……も、もしかしてクビ、かしら。
voice: vo_adv_1078005_099
男性店員:
【chara 312 face 6 (surprised)】
パ、【chara 312 face 2 (joy)】
パネェー!
キャルぴーマジパネーじゃん!
voice: vo_adv_1078005_100
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
へ?
voice: vo_adv_1078005_101
女性店員:
【chara 1212 face 2 (joy)】
食材に精通し、悪党相手に全く退かない肝のすわりよう、
キャルっさんホントカッコよかったっす。
voice: vo_adv_1078005_102
店長:
【chara 1411 face 2 (joy)】
いやー、助かったよ。本来なら僕がちゃんとしなきゃいけなかったのに、
キャルちゃんに全部任せてしまって申し訳ない。
voice: vo_adv_1078005_103
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
それと、この店や仲間のために怒ってくれてありがとう。
君は恩人にして最高の仲間だよ!
voice: vo_adv_1078005_104
キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
あ、は、はい……【chara 107812 face 2 (joy)】
ありがとう、ございます……
voice: vo_adv_1078005_105
男性店員:
【chara 312 face 6 (surprised)】
てか店長、新メニューマジどうすんの?
voice: vo_adv_1078005_106
店長:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
そうだね。別の業者に頼むしかないけど、
どこかいいところがないものかな……
voice: vo_adv_1078005_107
キャル:
【chara 107812 face 1 (normal)】
ねえ、あんた色々バイトしてるんでしょ?
【chara 107812 face 6 (surprised)】
そのへんのつてで、どうにかできないの?
Choice: (10) バイト先や知り合いに聞いてみるよ。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1078005_108
店長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
本当かい! そりゃ助かるよ。
【chara 1411 face 6 (surprised)】
ていうか君たち何者だい? 実はすごい人なんじゃないのか?
voice: vo_adv_1078005_109
女性店員:
【chara 1212 face 6 (surprised)】
よろこんでるとこ悪いんすけど、これどうするんすか?
voice: vo_adv_1078005_110
店長:
【chara 1411 face 4 (sad)】
あの業者、食材置いてっちゃったのか……
【chara 1411 face 6 (surprised)】
魔物は扱ったことないし、かといって捨てるのもな……
Choice: (11) キャルちゃん、どうする?
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キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
……あたしらが倒したものじゃないとはいえ、
【chara 107812 face 4 (sad)】
このまま無駄になんかしたらペコリーヌに怒られるわよ。
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キャル:
【chara 107812 face 2 (joy)】
仕方ない、こいつで一品作りましょ。
【chara 107812 face 1 (normal)】
ペコリーヌほど上手くはできないから、あんたも手伝いなさい。
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キャル:
【chara 107812 face 1 (normal)】
店長、厨房を借りるわよ。
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店長:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
う、うまい!
これが本当に魔物の肉なのか!
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男性店員:
【chara 312 face 2 (joy)】
キャルぴーパネェ!
マジ天才じゃん!
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キャル:
【chara 107812 face 5 (shy)】
べ、別に……【chara 107812 face 4 (sad)】
ただマリネにしただけよ。大したことはしてないわ。
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キャル:
【chara 107812 face 6 (surprised)】
まさか無理矢理食べさせられた魔物料理に、
こんな形で助けられるなんてね。【chara 107812 face 1 (normal)】
感謝しとくわ、ペコリーヌ。
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キャル:
【chara 107812 face 2 (joy)】
必ずあんたを南の島に招待するから待ってなさいよ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
心の中で秘かにペコリーヌに礼を言うキャルだった。