チカ(クリスマス) 第2話
魔物が大量発生し、クリスマスケーキを届けることができないと嘆くケーキ屋のために、{player}とチカは唱喚術で魔物を退けながら配達をする。配達先の人々の笑顔に満たされるチカだった。
-------------- situation:
想いを届ける唱喚術
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
子供を引き渡す約束の時間になり、
{player}はチカと一緒にケーキ屋を訪れた。
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チカ:
【chara 108411 face 2 (joy)】
わぁ……クリスマスのケーキ屋さんって、やっぱり華やかですね。
どのケーキも美味しそう……
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ケーキ屋:
【chara 1411 face 4 (sad)】
はぁ。どうしてこんな時に……くそぅ。
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チカ:
【chara 108411 face 6 (surprised)】
あ、あれ……?
ケーキ屋さん、どうしたんでしょうか? ひどく暗い顔をしていますね。
Choice: (1) ごめんください。
----- Tag 1 -----
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ケーキ屋:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
え? 【chara 1411 face 1 (normal)】
ああ、君だったのか。子供をみてもらってありがとう。
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ケーキ屋:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
そうか、もうこんな時間だったんだね……
【chara 1411 face 2 (joy)】
いやいや、暗いところを見せてしまって、申し訳ない。
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チカ:
【chara 108411 face 6 (surprised)】
あの、どうかなさったんですか?
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ケーキ屋:
【chara 1411 face 4 (sad)】
うん……ちょっと問題が起きてしまってね。
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ケーキ屋:
【chara 1411 face 4 (sad)】
実は、ランドソルの外へクリスマスケーキを配達する予定だったんだけど
街道で魔物が大量発生していて、通行できないという知らせが入って、
どうしたものかとね……
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チカ:
【chara 108411 face 6 (surprised)】
そんな! 【chara 108411 face 4 (sad)】
それでは、ケーキを届けることが……
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ケーキ屋:
【chara 1411 face 4 (sad)】
そうなんだ。遠くからわざわざランドソルにやって来て、
かなり前から予約をしてくれた人たちが
ケーキを待っているっていうのに……
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ケーキ屋:
【chara 1411 face 4 (sad)】
クリスマスケーキは、クリスマスを楽しみにしている家族の
幸せの象徴のようなものさ。
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ケーキ屋:
【chara 1411 face 4 (sad)】
そんな家族たちに、寂しいクリスマスを過ごさせてしまうと思うと
辛いやら、申し訳ないやらでね……
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チカ:
【chara 108411 face 4 (sad)】
…………
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チカ:
【chara 108411 face 1 (normal)】
あの、{player}さん。
私たちで力になれることはないでしょうか?
Choice: (2) ケーキを届けよう。
Choice: (3) ケーキを食べ尽くそう。
----- Tag 2 -----
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チカ:
【chara 108411 face 2 (joy)】
そうですよね。
私たち二人でなら、無事にケーキを届けられるはずです!
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----- Tag 3 -----
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チカ:
【chara 108411 face 4 (sad)】
えっ? あの、余らせるともったいないからっていうのは
分かりますけど、そういう問題ではないような……
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チカ:
【chara 108411 face 3 (anger)】
それより、なんとかしてケーキを注文したご家族に届けるべきだと
思うんです!
----- Tag 4 -----
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チカ:
【chara 108411 face 1 (normal)】
ケーキ屋さん、私たちに配達をさせてもらえませんか?
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ケーキ屋:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
君たちがかい?
【chara 1411 face 4 (sad)】
申し出はありがたいけど、君たちを命の危険に晒すわけには……
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チカ:
【chara 108411 face 1 (normal)】
安心してください。{player}さんと私の力で、
ケーキを待っている皆さんの笑顔を、守ってみせます。
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チカ:
【chara 108411 face 1 (normal)】
{player}さん。
唱喚術で魔物を遠ざけたり、眠らせたりしながら進めば
目的の場所までたどり着けるはずです。
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チカ:
【chara 108411 face 2 (joy)】
さあ、早速配達の準備を始めましょう!
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チカ:
【chara 108411 face 4 (sad)】
魔物にはクリスマスなんて関係ないんですね。当たり前ですけど。
突発的とはいえ、大量発生するなんて……
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チカ:
【chara 108411 face 1 (normal)】
とにかくケーキをぐしゃぐしゃにしないよう、気を付けましょうね。
voice: vo_adv_1084002_024
チカ:
【chara 108411 face 4 (sad)】
箱を開けたら飾りのサンタさんが潰れてました……
【chara 108411 face 1 (normal)】
なんてことになったら、目も当てられませんから。
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チカ:
【chara 108411 face 1 (normal)】
今、ランドソルと配達先の中間地点というところでしょうか。
弱い魔物なら唱喚術で眠ってくれるのですが、
そろそろ強力な魔物が現れるかもしれませんね……
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
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チカ:
【chara 108411 face 6 (surprised)】
あっ、来ました! 【chara 108411 face 3 (anger)】
魔物がこちらに向かって襲い掛かってきます!
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チカ:
【chara 108411 face 3 (anger)】
{player}さんの力を貸してください!
より強い唱喚術で、あの魔物を撃退しますから!
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チカ:
【chara 108411 face 3 (anger)】
んんっ……力が身体の奥底から湧くこの感じ、
【chara 108411 face 5 (shy)】
{player}さんの力は、本当にすごいです……!
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チカ:
【chara 108411 face 3 (anger)】
風の精霊よ、魔物を退け給え……!
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1084002_030
チカ:
【chara 108411 face 4 (sad)】
ふぅ、少し揺れましたが、ケーキは無事でしょうか?
……【chara 108411 face 1 (normal)】
大丈夫そうですね。【chara 108411 face 2 (joy)】
よかった。
voice: vo_adv_1084002_031
チカ:
【chara 108411 face 1 (normal)】
あ、家が見えてきましたね! あそこが配達先ですよ!
voice: vo_adv_1084002_032
チカ:
【chara 108411 face 2 (joy)】
すみません。ランドソルから、ご注文のケーキを配達に参りました~
voice: vo_adv_1084002_033
子供:
【chara 111 face 6 (surprised)】
わぁ……! お母さん、クリスマスケーキだ!
配達に来てくれたんだよ!!
voice: vo_adv_1084002_034
母親:
【chara 1511 face 6 (surprised)】
まあまあ……魔物がいっぱい出たって聞いたから、
今年は諦めるしかないかって話していたんです……
【chara 1511 face 2 (joy)】
届けてくださって、ありがとうございます! とってもうれしいわ!
voice: vo_adv_1084002_035
子供:
【chara 111 face 2 (joy)】
サンタさんっ、ありがとう!!
voice: vo_adv_1084002_036
チカ:
【chara 108411 face 6 (surprised)】
えっ? あ、いえっ、【chara 108411 face 5 (shy)】
あの……どういたしましてっ。
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チカ:
【chara 108411 face 1 (normal)】
喜んでもらえてよかったですね。【chara 108411 face 2 (joy)】
さあ、次のお家に行きましょう!
--- Switch scene ---
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チカ:
【chara 108411 face 1 (normal)】
無事に、全てのお家にケーキを届けることができてよかったです。
voice: vo_adv_1084002_039
チカ:
【chara 108411 face 1 (normal)】
きっと今ごろは皆さん、幸せなクリスマスの時間を
過ごしているんでしょうね……
voice: vo_adv_1084002_040
チカ:
【chara 108411 face 2 (joy)】
ふふ。色んな人たちから、サンタさんありがとう、って
言ってもらっちゃいましたね。
voice: vo_adv_1084002_041
チカ:
【chara 108411 face 1 (normal)】
……{player}さんがサンタさんなら、
私はトナカイさんでしょうか。
【chara 108411 face 5 (shy)】
鼻は赤くはないですけど。
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チカ:
【chara 108411 face 2 (joy)】
私の唱喚術が人々の役に立ったことが、とてもうれしいです。
voice: vo_adv_1084002_043
チカ:
【chara 108411 face 5 (shy)】
ふふっ、皆さんの幸せそうな顔を思い出すだけで、
満ち足りた気持ちになります。
本当に、よかった……
voice: vo_adv_1084002_044
チカ:
【chara 108411 face 1 (normal)】
そうだ。精霊たちにも、
なにか感謝の気持ちを伝えられたらいいな……
voice: vo_adv_1084002_045
チカ:
【chara 108411 face 5 (shy)】
やっぱり、私にできることといえば、歌……でしょうか。
Choice: (5) いいと思う。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1084002_046
チカ:
【chara 108411 face 1 (normal)】
ありがとうございます。では、
歌う時は{player}さんも、一緒に聴いてくださいね。
voice: vo_adv_1084002_047
チカ:
【chara 108411 face 6 (surprised)】
あら? 空を舞っていた精霊たちが近づいてきましたね。
【chara 108411 face 1 (normal)】
ふふ、急かさないでください。
まだなにを歌うかも決まっていないですし。
voice: vo_adv_1084002_048
チカ:
【chara 108411 face 2 (joy)】
少しだけ時間をくださいね。
心からの歌を、プレゼントしますから。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
チカはそう言って、にっこりと微笑むのだった。
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