シズル(バレンタイン) 第2話
チョコ作りのため料理教室にやってきたシズルは、難易度の高いレッスンを受ける{player}を見かける。陰から手助けをするシズルだったが、おかげでチョコの作り方は学び損ねるのであった。


-------------- situation:
弟くんお手伝いクッキング
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}に
絶品のチョコレートを作ろうと張り切るシズルは
市街地で催されている料理教室に通うことになった。

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シズル:
【chara 109111 face 4 (sad)】 パンフレットを見ながらやってきたけど、
お菓子教室の場所、ここであってるかな?

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シズル:
【chara 109111 face 1 (normal)】 結構有名な先生が教えてくれるって評判だし、
【chara 109111 face 2 (joy)】 どんなチョコレートを教えてくれるか楽しみ♪

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シズル:
【chara 109111 face 6 (surprised)】 うわぁ、私のほかにも生徒さんが来てるんだね。
【chara 109111 face 1 (normal)】 そろそろバレンタインだもんね。
みんなおいしいチョコレートを作ろうと頑張ってるんだ。

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シズル:
【chara 109111 face 2 (joy)】 よ~し、私も{player}くんのために、
おいしいお菓子作り頑張ろう!

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シズル:
【chara 109111 face 6 (surprised)】 あれ? 隣のキッチンの周りにも生徒さんがいるよ。
【chara 109111 face 1 (normal)】 あぁ、こっちでは普通の料理教室が開かれてるんだね。
【chara 109111 face 6 (surprised)】 ん? 生徒さんの中に一人だけ男の子が……?

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シズル:
【chara 109111 face 1 (normal)】 ねえ、もしかして{player}くんじゃない?
【chara 109111 face 2 (joy)】 あ~、やっぱり{player}くんだぁ♪

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シズル:
【chara 109111 face 1 (normal)】 偶然だね!
こんなところでどうしたの?

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シズル:
【chara 109111 face 6 (surprised)】 ふむふむ……普段お世話になっているコッコロちゃんたちに、
お礼するためにご飯を作ってあげたいの?

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シズル:
【chara 109111 face 1 (normal)】 ふふっ、偉いねぇ。
【chara 109111 face 2 (joy)】 優しい弟を持って、お姉ちゃんうれしいぞ♪

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シズル:
【chara 109111 face 6 (surprised)】 あっ、あの人が先生かな?
【chara 109111 face 1 (normal)】 ごめんねっ、そろそろ始まるみたい。
お姉ちゃん、自分のクラスに戻るね。

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先生1:
【chara 611 face 2 (joy)】 みなさま、ごきげんよう。
【chara 611 face 1 (normal)】 本日は私が講師を務めさせていただきますわ。
おいしいチョコレートの作り方を覚えていただけると光栄です。

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シズル:
【chara 109111 face 2 (joy)】 よろしくお願いします!

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先生1:
【chara 109111 face 1 (normal)】 【chara 611 face 1 (normal)】 では、最初に作り方の手順書をお配りいたしますわ。

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シズル:
【chara 109111 face 6 (surprised)】 ふむふむ、今日のレッスンはブッシュドノエルか。

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先生1:
【chara 611 face 1 (normal)】 チョコレートの基本は一粒サイズのショコラですが、
今日はプレゼントに喜ばれるブッシュドノエルを
レッスンさせていただきます。

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先生1:
【chara 611 face 1 (normal)】 ブッシュドノエルといえば、
一般的に生地はロールケーキを連想される方が多いと思いますが、
【chara 611 face 2 (joy)】 今回はガナッシュとムースの層だけで仕立ててみましょう。

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シズル:
【chara 109111 face 4 (sad)】 う~む、なかなか難しそうなメニューだね。
【chara 109111 face 3 (anger)】 でも{player}くんのためだもん。
お姉ちゃん頑張るからね!

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シズル:
【chara 109111 face 1 (normal)】 ふぅ、とりあえずここまで下ごしらえしたら
少し待つだけで大丈夫かな?
【chara 109111 face 2 (joy)】 うん、いい感じ! 順調順調♪

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シズル:
【chara 109111 face 6 (surprised)】 それにしてもテンパリングって
ただ湯煎してかき混ぜるだけだと思ってたけど、
【chara 109111 face 1 (normal)】 意外と奥が深いんだね……

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シズル:
【chara 109111 face 2 (joy)】 さて、ちょっとだけ
{player}くんの様子を見に行ってみようかなぁ。

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シズル:
【chara 109111 face 1 (normal)】 どれどれ~、メニューを見てっと……【chara 109111 face 6 (surprised)】 ええっ!?
{player}くん、
すごくレベルの高いクラスのレッスン受けてない!?

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シズル:
【chara 109111 face 3 (anger)】 『アボカドとエビのカクテル』
『アスパラガスのオランデーズソース添え』

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シズル:
【chara 109111 face 3 (anger)】 『真鯛のロティ』
『スモークサーモンの焼きブリック添え』

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シズル:
【chara 109111 face 6 (surprised)】 『手長海老のポワレとサフランリゾット』
【chara 109111 face 4 (sad)】 『甲殻類のクリームソース』

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シズル:
【chara 109111 face 4 (sad)】 『フォアグラのテリーヌ』
『イチジクとキャラメルのタルト』

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シズル:
【chara 109111 face 4 (sad)】 ……って、どれも到底初心者に
作れるものとは思えないんだけど。

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シズル:
【chara 109111 face 4 (sad)】 コッコロちゃんたちに喜んでほしくて
一番難しい料理教室に参加しちゃったみたいだね。
{player}くん、作れるのかな?

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シズル:
【chara 109111 face 6 (surprised)】 あ~、やっぱり{player}くん分かってなさそう……
なんだかおろおろしてるし……

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シズル:
【chara 109111 face 3 (anger)】 うん! ここは{player}くんの一大事だし、
お姉ちゃんが手助けしてあげなきゃ!

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シズル:
【chara 109111 face 3 (anger)】 でも、{player}くんの気持ちを傷つけちゃいけないよね!
ちょっと大変だけど{player}くんに気付かれないように
こっそりサポートしてあげよっと。

voice: vo_adv_1091002_030
先生2:
【chara 1511 face 1 (normal)】 では、次にソース・オランデーズを作っていきます。
溶かしたバターにワイン、レモン汁、砂糖を加えて……

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シズル:
【chara 109111 face 6 (surprised)】 あっ、ソースの作り方、間違えてる!
【chara 109111 face 1 (normal)】 急いで正しいものを作って……すり替える……っと。

voice: vo_adv_1091002_032
シズル:
【chara 109111 face 4 (sad)】 あぁっ、そんなに鍋を煮立たせちゃダメ!
ば、ばれないように……静かにスイッチを切って……

voice: vo_adv_1091002_033
シズル:
【chara 109111 face 6 (surprised)】 ……って、野菜を切る手がぷるぷるしちゃってる!
【chara 109111 face 4 (sad)】 あれじゃものすごく時間がかかっちゃうよ。
とにかく手伝ってあげなきゃ!

voice: vo_adv_1091002_034
シズル:
【chara 109111 face 6 (surprised)】 で、でもいきなりちゃんと切ってある野菜が置いてあるのも変だよね?
【chara 109111 face 3 (anger)】 いや、考えてる暇はないよ!
とにかく不自然にならない程度にさりげなく並べてあげなくちゃ!

voice: vo_adv_1091002_035
シズル:
【chara 109111 face 4 (sad)】 はぁ……はぁ……な、なんとかバレないで
{player}くんの料理を完成させられたよ……
先生の反応はどうかな?

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先生2:
【chara 1511 face 6 (surprised)】 お……おいしいっ! なんてすばらしい料理だ!
【chara 1511 face 2 (joy)】 あんた、手つきは危なっかしかったが頑張ったようだね。

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シズル:
【chara 109111 face 1 (normal)】 ……良かった、先生にも満足してもらえたみたい。
すごくうれしそうだな……【chara 109111 face 2 (joy)】 ふふ、お姉ちゃんもうれしい♪

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シズル:
【chara 109111 face 1 (normal)】 さて、私も自分のレッスンに戻って……
【chara 109111 face 6 (surprised)】 ん? {player}くんがこっちに来るよ。

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シズル:
【chara 109111 face 2 (joy)】 お、お疲れさま、{player}くん。

Choice: (1) ちゃんと料理作れた。
Choice: (2) 今度はお姉ちゃんに作って食べさせてあげるね。
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シズル:
【chara 109111 face 6 (surprised)】 わぁ、すごい!
これ全部{player}くんが作ったの?
【chara 109111 face 2 (joy)】 おいしそうだね~!

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----- Tag 2 -----
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シズル:
【chara 109111 face 6 (surprised)】 えっ、ほ、本当に!?
【chara 109111 face 5 (shy)】 うれしい……お姉ちゃん、本当にうれしいよ、{player}くん!

----- Tag 3 -----
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シズル:
【chara 109111 face 2 (joy)】 上手にできて良かったね♪
【chara 109111 face 1 (normal)】 料理、落とさないようにちゃんと持って帰るんだぞ!

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シズル:
【chara 109111 face 2 (joy)】 ふふっ、うれしそうに帰っていったなぁ~
【chara 109111 face 1 (normal)】 あの笑顔が見られただけで、頑張った甲斐があったよね。

voice: vo_adv_1091002_044
シズル:
【chara 109111 face 1 (normal)】 さぁて、そろそろお姉ちゃんも自分の作業に戻らなきゃ。
【chara 109111 face 6 (surprised)】 って、そういえば私、下ごしらえのままだった!
大分時間が経ってるけど、大丈夫かな……

voice: vo_adv_1091002_045
先生1:
【chara 611 face 1 (normal)】 ……では、今日のレッスンはここまでです。
【chara 611 face 2 (joy)】 お疲れさまでした。

voice: vo_adv_1091002_046
シズル:
【chara 109111 face 6 (surprised)】 えっ、えええええええっ!?
お、終わっちゃってるーっ!
【chara 109111 face 4 (sad)】 チョコの作り方、全然覚えられなかったよぉ~!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 作業半ばで放り出された、
作りかけのチョコレートを前にシズルは頭を抱えるのだった。