アン 第2話
アンは子どもたち相手に魔法教室を開くが、説明が高度過ぎてうまくいかない。{player}の助言を受け、魔法の楽しさを見せる授業を行ったところ、子どもたちを喜ばせることに成功するのだった。


-------------- situation:
王女の青空魔法教室
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}が朝食を食べに広間へ出てくると、
そこには難しい顔をしているアンがいた。

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アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 あっ、おはよう{player}さん!
【chara 109211 face 6 (surprised)】 ……え、何考えてるのって? 【chara 109211 face 4 (sad)】 うーんと、実は……

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アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 私たち、【ギルド管理協会】からの連絡を待つ間
身を寄せる場所が必要だからって、
この【サレンディア救護院】にお邪魔してるでしょ?

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アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】 急に押し掛けるような形になっちゃったのに、
【chara 109211 face 1 (normal)】 救護院の人たち、みんなすっごくよくしてくれて……
私、とっても感謝してるんだ!

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アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 だから、なにか恩返しがしたいなって思ってるんだけど、
【chara 109211 face 4 (sad)】 なにがいいかなって。

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男の子:
【chara 111 face 1 (normal)】 お姉ちゃん、おっはよー!!

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アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 あっ、おはよう!
【chara 109211 face 2 (joy)】 ふふっ、みんな今日も元気だね。

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男の子:
【chara 111 face 2 (joy)】 へへー、今日は外に遊びにいくんだー!

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女の子:
【chara 211 face 3 (anger)】 待って! だめだよ、その前にお勉強しなきゃ!

voice: vo_adv_1092002_008
男の子:
【chara 111 face 4 (sad)】 えー、つまんないの……【chara 111 face 6 (surprised)】 あっ、そーだ!
【chara 111 face 1 (normal)】 ねえねえ、アンお姉ちゃんって魔法の学校に行ってるんでしょ?

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アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 うん、そうだよ。マナリア魔法学院っていうところなの!

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男の子:
【chara 111 face 1 (normal)】 だったら、僕たちにも魔法を教えてよ!
【chara 111 face 2 (joy)】 僕、魔法だったら勉強したーい!

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女の子:
【chara 211 face 6 (surprised)】 あっ、ずるい! 【chara 211 face 1 (normal)】 アンお姉ちゃん、私にも!
私にも魔法教えて!!

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アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】 わわわ……みんな、魔法に興味あるの?

voice: vo_adv_1092002_013
女の子:
【chara 211 face 1 (normal)】 うんっ! 魔法って楽しそう!
【chara 211 face 2 (joy)】 私も使ってみたーい!

voice: vo_adv_1092002_014
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】 楽しそう……! 【chara 109211 face 1 (normal)】 そっか、そう思ってくれてるんだ……!!

voice: vo_adv_1092002_015
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 【chara 211 face 1 (normal)】 そういうことなら、私に任せてっ!
【chara 109211 face 2 (joy)】 みんなに魔法を教えてあげる!

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男の子・女の子:
【chara 1 face 1 (normal)】 【chara 211 face 2 (joy)】 【chara 111 face 2 (joy)】 やったー!!

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アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 さっそく準備しなくちゃ! 【chara 109211 face 2 (joy)】 ふふふっ……
よーしっ、みんなに楽しんでもらうためにも、頑張っちゃうぞ~!

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グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】 あれ……? 【chara 109411 face 1 (normal)】 アン、大きな声出して、どうしたの?

voice: vo_adv_1092002_019
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 あっ、グレア! 【chara 109211 face 2 (joy)】 あのね、今から救護院の子どもたち向けに
魔法教室を開くんだ~!
【chara 109211 face 1 (normal)】 よかったらグレアも手伝ってくれないかなっ?

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グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】 わ、私は……【chara 109411 face 4 (sad)】 ええと、子どもたちに囲まれるのは、ちょっと……

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アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】 そう? そっかー……【chara 109211 face 1 (normal)】 分かった!
じゃあ、私一人でも頑張るねっ!!

voice: vo_adv_1092002_022
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 どうしよっかな~、参考書はあれとあれと……【chara 109211 face 2 (joy)】 うふふっ♪

voice: vo_adv_1092002_023
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】 ……行っちゃった。
【chara 109411 face 4 (sad)】 うーん……アン、大丈夫かなぁ……

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グレア:
【chara 109411 face 1 (normal)】 あの、{player}さん。
ちょっといいかな……?

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グレア:
【chara 109411 face 4 (sad)】 その、図々しいお願いかもしれないんだけど……
【chara 109411 face 1 (normal)】 よかったら、アンの魔法教室を手伝ってあげてくれないかな?

Choice: (1) いいよ。
Choice: (2) 魔法は全然使えないよ?
----- Tag 1 -----
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グレア:
【chara 109411 face 2 (joy)】 ほんと? ありがとう……【chara 109411 face 4 (sad)】 ごめんね、急にお願いしちゃって。

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----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1092002_027
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】 あっ、うん、【chara 109411 face 2 (joy)】 それは大丈夫。
なんていうか……アンのこと、見守っててほしいの。

----- Tag 3 -----
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グレア:
【chara 109411 face 4 (sad)】 ほんとは私が行くべきなのに、ごめんね。
魔法教室に来た子たちが、私を見てびっくりしちゃったらいけないから。

voice: vo_adv_1092002_029
グレア:
【chara 109411 face 2 (joy)】 アン、みんなと一緒に勉強できるのがうれしくて、
すごく張り切ってたみたいだけど……
【chara 109411 face 4 (sad)】 だからこそ、ちょっと心配っていうか……

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グレア:
【chara 109411 face 2 (joy)】 とにかく……アンのことよろしくね、{player}さん。

voice: vo_adv_1092002_031
アン:
【chara 109211 face 2 (joy)】 みんな!
さっそく、魔法の授業を始めるよー!

voice: vo_adv_1092002_032
男の子・女の子:
【chara 1 face 1 (normal)】 わーい!!

voice: vo_adv_1092002_033
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 じゃあまず、魔法が発動する仕組みについて解説するね?
【chara 109211 face 2 (joy)】 ちゃんとアストライア大陸式の原理も頭に入ってるから、
私に任せてっ! 【chara 109211 face 1 (normal)】 まずは――

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アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 ――つまり個々人の精神世界と現実世界、
その境界を繋ぐ役割をするのがこの魔法陣なの!
ここまではいいかなっ?

voice: vo_adv_1092002_035
女の子:
【chara 211 face 4 (sad)】 ……ねえねえ、分かった?

voice: vo_adv_1092002_036
男の子:
【chara 111 face 4 (sad)】 うぅん、ぜーんぜん……僕、眠たくなってきちゃった……

voice: vo_adv_1092002_037
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】 あ、あれれ? えっと、ごめん!
【chara 109211 face 4 (sad)】 もしかしてちょっと複雑だったかな……?

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男の子:
【chara 111 face 4 (sad)】 うーん……魔法って、すっごく難しいんだね。
僕、使えそうにないかも……

voice: vo_adv_1092002_039
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】 わわ、そ、そんなことないよ!?
【chara 109211 face 4 (sad)】 ちょっと原理を理解すれば、ほんとはとっても簡単だし便利なんだから!

voice: vo_adv_1092002_040
男の子:
【chara 111 face 6 (surprised)】 ほんと? 【chara 111 face 1 (normal)】 僕もアンお姉ちゃんみたいに、
でっかい鎧とか召喚できる?

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アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 あっ、召喚魔法に興味があるんだね!?
【chara 109211 face 2 (joy)】 じゃあ、私の得意分野だよー!

voice: vo_adv_1092002_042
アン:
【chara 109211 face 2 (joy)】 できるできるっ、絶対大丈夫!
【chara 109211 face 1 (normal)】 私も、初めて召喚魔法を成功させたのは君くらいの頃だったんだから。

voice: vo_adv_1092002_043
男の子:
【chara 111 face 1 (normal)】 そーなんだ! 【chara 111 face 2 (joy)】 じゃあ、教えて教えてー!

voice: vo_adv_1092002_044
アン:
【chara 109211 face 2 (joy)】 もっちろん! 【chara 109211 face 1 (normal)】 英霊だと厳格な契約の儀式が必要だけど、
下級精霊の類だったらすぐできると思うから、やってみよっか!

voice: vo_adv_1092002_045
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 【chara 111 face 1 (normal)】 召喚魔法の発動に必要な術式は全部で5種類あるんだ。
まずは脳内イメージの具現化に必要な魔力反応式を――

voice: vo_adv_1092002_046
男の子:
【chara 111 face 4 (sad)】 ふえぇ……やっぱり難しそうだよぉ……

voice: vo_adv_1092002_047
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】 ええっ!? 【chara 109211 face 4 (sad)】 あっ、あれー……

Choice: (4) ちょっと休憩しておやつにしよう。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1092002_048
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】 あ……{player}さん……

voice: vo_adv_1092002_049
女の子:
【chara 211 face 1 (normal)】 おやつ! おやつ食べるー!

voice: vo_adv_1092002_050
男の子:
【chara 111 face 1 (normal)】 僕も僕も! 【chara 111 face 2 (joy)】 お腹空いちゃったー!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}の言葉を聞いた子どもたちは、
おやつを取りに、いっせいに救護院の中へと駆けていった。

voice: vo_adv_1092002_051
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】 ……はぁーあ。
{player}さん、ありがと……正直、助かっちゃった。

voice: vo_adv_1092002_052
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 あはは……張り切ってはみたけど、【chara 109211 face 2 (joy)】 教えるって難しいね!
【chara 109211 face 1 (normal)】 ぜんぜんうまくできなかったよ。

voice: vo_adv_1092002_053
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】 ……あの子たち、せっかく興味を持ってくれたのに。
魔法を嫌いになっちゃったり、してないといいな……

voice: vo_adv_1092002_054
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】 …………

voice: vo_adv_1092002_055
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】 その、ね。
実はこういうこと、学院でもよくあって……

voice: vo_adv_1092002_056
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】 教えてーって言われることはよくあったんだけど、
実際やってみると全然うまくいかないっていうか……
ぽかんってされちゃうこと、多くて。

voice: vo_adv_1092002_057
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】 そうしたらね、だんだん、みんなが言うようになったんだ。
【chara 109211 face 1 (normal)】 『すごいね!』『さすがは王女様!』『私たちとは違うんだね』【chara 109211 face 4 (sad)】 って。

voice: vo_adv_1092002_058
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】 あ、褒めてくれてるんだろうなぁっていうのは分かってるんだよ?
【chara 109211 face 4 (sad)】 でも……

voice: vo_adv_1092002_059
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】 違う、だなんて……そんなこと、ないのにな。

voice: vo_adv_1092002_060
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】 私だって、みんなと一緒に勉強する方が楽しいし……
好きなものとか、興味あることについておしゃべりしたいって
思う気持ちは、同じなのに……

voice: vo_adv_1092002_061
アン:
【chara 109211 face 3 (anger)】 ……ううん、暗い顔はだめだめ!
【chara 109211 face 1 (normal)】 みんなが戻ってきたとき、びっくりしちゃうもんね。
【chara 109211 face 2 (joy)】 笑顔、笑顔だー! にぃーっ!

voice: vo_adv_1092002_062
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】 ……はぁ。でも、授業……どうしよ~……

Choice: (5) いい方法があるよ。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1092002_063
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】 えっ、本当!? なになに、教えて!!

voice: vo_adv_1092002_064
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】 ……えっ? そ、それだけ?
【chara 109211 face 4 (sad)】 それだけで……うまくいくのかなぁ?

voice: vo_adv_1092002_065
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】 う~ん、でも……
……【chara 109211 face 1 (normal)】 分かった。言ってくれた通り、やってみるね!

voice: vo_adv_1092002_066
アン:
【chara 109211 face 2 (joy)】 みんなお待たせ!
【chara 109211 face 1 (normal)】 魔法の授業を再開するね!

voice: vo_adv_1092002_067
アン:
【chara 109211 face 3 (anger)】 よし……まずは{player}さんの
アドバイス通りにやってみよう。

voice: vo_adv_1092002_068
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】 でも、本当にこれだけでうまくいくのかな?
子どもたちに簡単な魔法を見せてあげよう、なんて……

voice: vo_adv_1092002_069
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】 けどほかにいい方法も思いつかないし……【chara 109211 face 3 (anger)】 えーいっ、いいや!
後のことは、やってみてから考えようっ。

voice: vo_adv_1092002_070
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】 えっと……【chara 109211 face 1 (normal)】 さっきはお話ばっかりだったから、
次は魔法ってどんなものか、みんなに見てもらいたいの。

voice: vo_adv_1092002_071
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 いくよー。
まずは基本的な、炎を出す魔法……!

voice: vo_adv_1092002_072
男の子:
【chara 111 face 6 (surprised)】 わぁ、あちちっ!?
火がでてきた! なんで!?

voice: vo_adv_1092002_073
女の子:
【chara 211 face 6 (surprised)】 すごーい! 【chara 211 face 1 (normal)】 おもしろーい!

voice: vo_adv_1092002_074
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】 ……! ほ、ほんと!?

voice: vo_adv_1092002_075
女の子:
【chara 211 face 2 (joy)】 うん、すっごくおもしろーい!

voice: vo_adv_1092002_076
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 わぁ……! さっきまでとは全然違う!
子どもたちが、魔法にどんどん興味を持ってる!

voice: vo_adv_1092002_077
女の子:
【chara 211 face 1 (normal)】 アンお姉ちゃん、もっと見せて! 【chara 211 face 2 (joy)】 もっといろいろ見た~い!

voice: vo_adv_1092002_078
アン:
【chara 109211 face 2 (joy)】 ふふっ、もちろん!
【chara 109211 face 1 (normal)】 じゃあ、こんなのはどうかな……えいっ!

--- Switch scene ---

story_still_109200201
voice: vo_adv_1092002_079
女の子:
【chara 211 face 1 (normal)】 うわ~! きれーい!

voice: vo_adv_1092002_080
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 花火みたいでしょ?
魔法って、こんな面白いことだってできるんだよ。
【chara 109211 face 2 (joy)】 あなたがイメージすることなら、なんだって!

voice: vo_adv_1092002_081
男の子:
【chara 111 face 2 (joy)】 すごいすごい、すごーいっ!
【chara 111 face 1 (normal)】 僕も、僕もやってみたいっ!

voice: vo_adv_1092002_082
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】 本当?
【chara 109211 face 1 (normal)】 そっか、よかった……!

voice: vo_adv_1092002_083
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 じゃあ、この魔法の出し方を教えてあげる。
まずはね、頭の中で、よーくイメージするの。

voice: vo_adv_1092002_084
男の子:
【chara 111 face 6 (surprised)】 いめーじ……さっき見せてくれた魔法を思い出せばいいの?

voice: vo_adv_1092002_085
アン:
【chara 109211 face 2 (joy)】 そうっ! その通り! 【chara 109211 face 1 (normal)】 イメージって、そういうことだよ!

voice: vo_adv_1092002_086
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 さっきみたいに、きれいな花火がパチパチしてるところを、
頭の中でイメージして――

voice: vo_adv_1092002_087
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 身体の真ん中から出てくる不思議な光が、
【chara 109211 face 2 (joy)】 その形になるようすを思い描くの。

voice: vo_adv_1092002_088
男の子:
【chara 111 face 3 (anger)】 むむむ……不思議な光……イメージ……

voice: vo_adv_1092002_089
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 余計な力は抜いちゃって。息を吸って、吐いて……
ちょっと止めて……手から、そのイメージが溢れ出す感じ!

voice: vo_adv_1092002_090
男の子:
【chara 111 face 3 (anger)】 むむむむむ~……えいっ!
【chara 111 face 6 (surprised)】 ……わっ、で、できた! できたぁ~!!
【chara 111 face 2 (joy)】 ありがとうっ、アンお姉ちゃん!

voice: vo_adv_1092002_091
アン:
【chara 109211 face 5 (shy)】 ……!
【chara 109211 face 1 (normal)】 ううんっ……よかった。【chara 109211 face 2 (joy)】 ……よかったね!

voice: vo_adv_1092002_092
女の子:
【chara 211 face 1 (normal)】 ねえねえ、私にも!
私にももっと教えて、お姉ちゃん!

voice: vo_adv_1092002_093
アン:
【chara 109211 face 2 (joy)】 ふふふっ……うん、お安い御用だよ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 アンの授業で、
子どもたちは魔法の楽しさを学んでいったのだった。

--- Switch scene ---

still display end
voice: vo_adv_1092002_094
アン:
【chara 109211 face 2 (joy)】 {player}さん、ありがとうっ!
【chara 109211 face 1 (normal)】 おかげで、みんな楽しく魔法が勉強できたみたい……!

voice: vo_adv_1092002_095
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 はぁっ、よかった~……!
一時はどうなることかと思ってたから……

voice: vo_adv_1092002_096
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】 ……私、あの子たちに教えてーって頼まれたとき、
きっと無意識にいろいろ思い出して……
肩に力が入り過ぎちゃってたのかも。

voice: vo_adv_1092002_097
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】 でも{player}さんのおかげで、目が覚めたみたい。
【chara 109211 face 2 (joy)】 えへへっ……ほんとに、ありがとね!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 アンはそう言って、とてもうれしそうに微笑んだのだった。