レム 第8話
魔物に襲われ周辺の村が食料難に。レムは炊き出しを行い、今まで親切にしてくれたランドソルの住民に恩返しをする。{player}からの強化でピンチも乗り越え、皆との絆を更に深めたのであった。


-------------- situation:
鬼の恩返し
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}は、レムやサレンとともに
サレンディア救護院のピクニックにやってきた。

voice: vo_adv_1097008_000
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 このあたりでお昼にしましょうか。
日当たりもいいし、みんなくつろげるくらいの広さもあるしね。

voice: vo_adv_1097008_001
レム:
【chara 109711 face 1 (normal)】 では、すぐに用意をいたします。
お弁当はたくさん持ってきましたし、
香りのよいお茶の準備も万全です。

voice: vo_adv_1097008_002
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】 それはたのしみだわ♪
みんなも頑張ったわね。たくさん歩いたから、
今日のお弁当、きっとおいしいわよ♪

voice: vo_adv_1097008_003
女の子:
【chara 415 face 2 (joy)】 やったぁ! 【chara 415 face 1 (normal)】 お弁当はなに? サンドイッチのピーマンは抜いてくれた?

voice: vo_adv_1097008_004
レム:
【chara 109711 face 6 (surprised)】 好き嫌いはいけませんよ。
【chara 109711 face 1 (normal)】 それに、今日はそれほど苦くはないと思いますよ。
【chara 109711 face 2 (joy)】 外での食事は、いつもの数倍おいしく感じるはずですから。

voice: vo_adv_1097008_005
男の子:
【chara 416 face 4 (sad)】 うう~っ、それって、ほんと?

voice: vo_adv_1097008_006
レム:
【chara 109711 face 2 (joy)】 はい、レムは嘘はつきません。
【chara 109711 face 1 (normal)】 さあ、支度をしますから少しお待ちくださ──

voice: vo_adv_1097008_007
村人1:
【chara 4911 face 4 (sad)】 おおーいっ! 誰か助けてくれえっ! 【chara 4911 face 6 (surprised)】 ……って、そこにいるのは、
【サレンディア救護院】のサレンちゃんじゃないかい!?
【chara 4911 face 4 (sad)】 ちょうどよかった! 王都に行く途中で会えるなんてラッキーだったよ!

voice: vo_adv_1097008_008
レム:
【chara 109711 face 6 (surprised)】 ええと、【chara 109711 face 4 (sad)】 少し落ち着いてください。
あなたは……?

voice: vo_adv_1097008_009
村人1:
【chara 4911 face 6 (surprised)】 ああ、すまん急に話しかけたりして。
【chara 4911 face 1 (normal)】 救護院に野菜を卸させてもらってる村の者さ。【chara 4911 face 2 (joy)】 いまはピクニックかい?
今年の野菜は出来がいいからたくさん食べてくれよな……【chara 4911 face 6 (surprised)】 じゃなくて!

voice: vo_adv_1097008_010
村人1:
【chara 4911 face 4 (sad)】 実は村が魔物に襲われてな! いつもならどうにかなるんだが、
今回は村の連中だけじゃ太刀打ちできなくて、
王都に救援を呼びに行くところなんだ。

Choice: (1) 僕たちで行こう。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1097008_011
レム:
【chara 109711 face 3 (anger)】 はい、急いで向かいましょう!
こうしている間にも村の方々が危険な目に遭っているかもしれません。
せめて救援がくるまではレムたちでどうにかしなければ……

voice: vo_adv_1097008_012
村人1:
【chara 4911 face 4 (sad)】 そうしてもらえるとありがてぇよ……!
何しろ畑も食糧庫も荒らされてよ。
みんな怯えて、ひでえありさまなんだ。

voice: vo_adv_1097008_013
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 もとよりそのつもりよ。
【chara 102811 face 6 (surprised)】 子どもたちは──

voice: vo_adv_1097008_014
女の子:
【chara 415 face 3 (anger)】 あたし行く!
【chara 415 face 1 (normal)】 もしかしたらお手伝いができるかもしれないもん!

voice: vo_adv_1097008_015
男の子:
【chara 416 face 1 (normal)】 僕もー!

voice: vo_adv_1097008_016
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 分かったわ。じゃあみんな、ピクニックはここで終わり。
ここからは、村を助ける作戦よ。いいわね?

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 村について魔物討伐を終えた{player}たちが、
改めて周りを見回すと──
食い荒らされた畑に果樹園が目に入る。

Choice: (2) これは、ひどいね。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1097008_017
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 ……ひどいわね。
魔物が来たにしたって、ここまでなんて。
特に食料が根こそぎやられてるじゃない。

voice: vo_adv_1097008_018
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 だけど、もっと分からないのは魔物のほうよ。
【chara 102811 face 6 (surprised)】 なんだったの、あのパンをくわえた魔物やニンジンをくわえた魔物……
初めて見たわ、あんなの。

voice: vo_adv_1097008_019
村人1:
【chara 4911 face 4 (sad)】 ああ。急に現れた突然変異らしい。
【chara 4911 face 6 (surprised)】 なんでも貪食化【chara 4911 face 4 (sad)】 というとかなんとか……

voice: vo_adv_1097008_020
レム:
【chara 109711 face 4 (sad)】 ピクニックのバスケットも狙われました。
本当に食料ばかり被害に遭っているみたいですね。

voice: vo_adv_1097008_021
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 根こそぎ村の食料を奪うなんて、魔物にしたってたちが悪すぎるわ。
【chara 102811 face 3 (anger)】 ……でも、今は怒ってる場合じゃないわね。できることをやらなくちゃ。

voice: vo_adv_1097008_022
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 踏み荒らされた畑は地ならしが必要だし、果樹園も枝がボロボロで……
どこから手を付けたものかしらね……

voice: vo_adv_1097008_023
レム:
【chara 109711 face 1 (normal)】 サレン様。
まず最初に……炊き出しをするのはどうでしょうか。

voice: vo_adv_1097008_024
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 炊き出し?

voice: vo_adv_1097008_025
レム:
【chara 109711 face 1 (normal)】 はい。まずは疲れを癒して、ひと心地ついていただくのはどうかなと。
【chara 109711 face 2 (joy)】 温かいものを口にすれば、皆様も落ち着けるかもしれません。

voice: vo_adv_1097008_026
レム:
【chara 109711 face 6 (surprised)】 広場かお庭をお借りして調理すれば、
【chara 109711 face 1 (normal)】 出来立てをその場で召し上がっていただけます。
【chara 109711 face 4 (sad)】 お腹が空いていると、不安は募る一方ですから。

voice: vo_adv_1097008_027
レム:
【chara 109711 face 1 (normal)】 いかがでしょうか……?

Choice: (3) 賛成!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1097008_028
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 うん、こんな状況だもの!
まずは英気を養わなくちゃいけないわね!

voice: vo_adv_1097008_029
村人1:
【chara 4911 face 2 (joy)】 そうしてくれるとありがてえ!
みんな魔物に追い回されてへとへとなんだ。

voice: vo_adv_1097008_030
村人2:
【chara 411 face 2 (joy)】 少しですが残った食材もあります。
もしよかったら、無事だった食材も持ち寄りますから!

voice: vo_adv_1097008_031
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】 炊き出し、いい考えよ!
【chara 102811 face 1 (normal)】 そうと決まれば、すぐに支度をしなくちゃね!

voice: vo_adv_1097008_032
レム:
【chara 109711 face 2 (joy)】 はい!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 こうして、レムと{player}たちによる炊き出しが始まった。

voice: vo_adv_1097008_033
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】 どうぞ、お召し上がりください。

voice: vo_adv_1097008_034
村の老人:
【chara 511 face 2 (joy)】 有難いのぅ……

voice: vo_adv_1097008_035
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 熱いから、ちゃんとふーふーすんのよ?

voice: vo_adv_1097008_036
村の子ども1:
【chara 111 face 2 (joy)】 うん! いただきます!

Choice: (4) 二人とも、来てくれてありがとう。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1097008_037
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】 主さまがお出かけになった方角で、今魔物が大発生しているようだと
【chara 105913 face 2 (joy)】 ぺコリーヌさまが教えてくださったのです。

voice: vo_adv_1097008_038
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 だから駆け付けたのよ。
【chara 106012 face 4 (sad)】 救護院の子どもたちも一緒って聞いてたから、心配になってね。

voice: vo_adv_1097008_039
レム:
【chara 109711 face 1 (normal)】 お手伝い、ありがとうございます。
【chara 109711 face 4 (sad)】 それに、ご心配をおかけして申し訳ありません。

voice: vo_adv_1097008_040
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 いいのよ謝んなくて。
あたしたちが心配だから来ただけなんだし。
【chara 106012 face 2 (joy)】 でもま、手が足りないんだったらちょうどよかったわね。

voice: vo_adv_1097008_041
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 だって、絶対ダメでしょ? 食べ物がないなんて。
【chara 106012 face 4 (sad)】 人間お腹がすいていいことなんてひとつもないんだから。

voice: vo_adv_1097008_042
レム:
【chara 109711 face 1 (normal)】 はい、レムもそう思います。
【chara 109711 face 6 (surprised)】 それで、ぺコリーヌ様はどちらに?

voice: vo_adv_1097008_043
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 王宮の魔物対策本部でことに当たっておられます。
なんでも、相当数の魔物が発生しているとか。

voice: vo_adv_1097008_044
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 この近くの魔物はあたしたちでだいぶ退治したけど、
あれは氷山の一角ってことかしら。
【chara 102811 face 3 (anger)】 まだまだ油断はできないわね。

voice: vo_adv_1097008_045
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 なんにせよ、今は炊き出しをがんばりましょ。
【chara 106012 face 2 (joy)】 腹が減っては戦はできぬ、だもんね!

voice: vo_adv_1097008_046
レム:
【chara 109711 face 2 (joy)】 はい!

Choice: (5) うん、がんばろう!
----- Tag 5 -----
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 その5分後──

voice: vo_adv_1097008_047
レム:
【chara 109711 face 6 (surprised)】 お鍋がもう空になってしまいました……!
【chara 109711 face 4 (sad)】 次のお鍋を仕込んでいるところですが、
まだまだ足りなさそうでしょうか?

voice: vo_adv_1097008_048
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】 レムさま、【chara 105913 face 4 (sad)】 ご覧ください。目の前の大行列を。

voice: vo_adv_1097008_049
レム:
【chara 109711 face 6 (surprised)】 こんなにたくさん……!
生半可な量ではとても足りませんね。
【chara 109711 face 3 (anger)】 調理を急ぎます……!

voice: vo_adv_1097008_050
村人2:
【chara 411 face 4 (sad)】 すみません……思いのほか被害が出ていたことと、
【chara 411 face 1 (normal)】 この炊き出しを食べるととっても元気になるって村中で噂になって!

voice: vo_adv_1097008_051
村人1:
【chara 4911 face 4 (sad)】 村の連中が評判を聞きつけて集まってるんだ。
……そんだけ魔物の被害があったってのもあるが、
【chara 4911 face 2 (joy)】 みんな、あんたたちの飯で勇気をもらいたいのさ。よろしく頼む。

voice: vo_adv_1097008_052
レム:
【chara 109711 face 1 (normal)】 はい、もちろんです。
【chara 109711 face 2 (joy)】 皆様に元気になっていただけるなら、それが一番ですから。
【chara 109711 face 1 (normal)】 できました! ……次のお鍋、お願いします!

voice: vo_adv_1097008_053
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】 はーい! 引き受けたわ。
【chara 102811 face 1 (normal)】 第二弾ができたから、お鍋入れ替えるわよー!

voice: vo_adv_1097008_054
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】 も、もう次が出来上がったのでございますか?
ついさっき最初のお鍋をお預かりしたところなのに……

voice: vo_adv_1097008_055
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 そうなのよ。すごいスピードでしょ。
【chara 102811 face 2 (joy)】 レムの働きっぷりのおかげよ。

voice: vo_adv_1097008_056
コッコロ・キャル:
【chara 1 face 1 (normal)】 「レムさまが……?」
「レムが……?」

voice: vo_adv_1097008_057
レム:
【chara 109711 face 3 (anger)】 30……40……50と。
【chara 109711 face 1 (normal)】 すべて切り終えました! お鍋に入れていただけますか?
次のお野菜をお願いします。

Choice: (6) はい!
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1097008_058
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】 え、え、なに? あのレムの包丁さばき。
【chara 106012 face 4 (sad)】 速すぎて、止まってるように見えるんだけど……!

voice: vo_adv_1097008_059
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】 まさに八面六臂。
【chara 105913 face 2 (joy)】 メイド力を超越したメイド力でございます。

voice: vo_adv_1097008_060
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 ……そもそもね。
炊き出しの提案をしてくれたのは、レムなの。

voice: vo_adv_1097008_061
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】 レムさまが、ですか?
優秀なメイドでいらっしゃるとはいえ、
いつも控えめなレムさま自らご提案とは、【chara 105913 face 1 (normal)】 少し珍しい気もいたしますね。

voice: vo_adv_1097008_062
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 でしょ。
あたしもそう思ったから、訳を聞いてみたの。
【chara 102811 face 2 (joy)】 そしたらあの子ね……

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1097008_063
レム:
【chara 109711 face 1 (normal)】 レムはこれまで、
この世界で皆様のお世話になりっぱなしでした。

voice: vo_adv_1097008_064
レム:
【chara 109711 face 1 (normal)】 いえ、レムだけではありません。
スバルくんや姉様、エミリア様にも、
とても優しく、親切に接していただいて。

voice: vo_adv_1097008_065
レム:
【chara 109711 face 4 (sad)】 それなのに、レムから十分なお返しができていないことが、
ずっと気がかりでした。

voice: vo_adv_1097008_066
レム:
【chara 109711 face 1 (normal)】 ですから、せめて。
今、困っていらっしゃる皆様のお役に立ちたいのです。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1097008_067
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】 レムさまが、そんなことを……

voice: vo_adv_1097008_068
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 ったく、トンチンカンなんだから。
レムの世話になりまくってんのはあたしたちの方じゃない。

voice: vo_adv_1097008_069
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 ほんとよね。
でも……ううん、だからこそ。
この炊き出しを成功させて、レムの想いを実現させてあげましょ。

voice: vo_adv_1097008_070
キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】 ……ん、そうね。
【chara 106012 face 1 (normal)】 レムの鬼のような働きっぷりを見てたら、
こんな大行列、へでもないって気がしてきたしね。

voice: vo_adv_1097008_071
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】 はい、キャルさま。
わたくしたちも鬼のように、配って配って、
みなさまに安心と笑顔をお届けしましょう。

voice: vo_adv_1097008_072
キャル・サレン:
【chara 1 face 1 (normal)】 うん……!

voice: vo_adv_1097008_073
村の子ども1:
【chara 111 face 4 (sad)】 ──うわぁぁぁん!
こわいよー!

voice: vo_adv_1097008_074
村の老人:
【chara 511 face 4 (sad)】 ひいぃぃぃぃ!

Choice: (7) どうしたの!?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1097008_075
村人1:
【chara 4911 face 4 (sad)】 大変だ!
炊き出しを狙って、また貪食魔物が侵入してきてる!

voice: vo_adv_1097008_076
一同:
【chara 1 face 1 (normal)】 ……ええ!?

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_1097008_077
村の子ども1:
【chara 111 face 4 (sad)】 うわぁぁん!
僕のごはんが~!

魔物たち:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_1097008_078
村の子ども2:
【chara 211 face 4 (sad)】 食べられちゃった~!

voice: vo_adv_1097008_079
住民達:
【chara 1 face 1 (normal)】 うわぁぁぁ!

voice: vo_adv_1097008_080
レム:
【chara 109711 face 3 (anger)】 皆様、どうか落ち着いて避難してください!
ここはレムたちが食い止めて──

voice: vo_adv_1097008_081
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ……! レム!
【chara 102811 face 3 (anger)】 お鍋を離れちゃだめ!

voice: vo_adv_1097008_082
レム:
【chara 109711 face 6 (surprised)】 ……あっ!!

voice: vo_adv_1097008_083
コッコロ:
【chara 105911 face 4 (sad)】 これは……

voice: vo_adv_1097008_084
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】 たった一瞬目を離しただけなのに、ひっど……!
【chara 106011 face 3 (anger)】 魔物のやつ、作りかけの料理も食材も、全部平らげてんじゃない!

voice: vo_adv_1097008_085
レム:
【chara 109711 face 4 (sad)】 お鍋の中も……
調理台にあった食材も……ひとつ残らずですね。

voice: vo_adv_1097008_086
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 ええ。
残ってたのは、この、ニンジン一本だけよ。
まさか、ここまでやられるなんて。どうしたものかしらね……

voice: vo_adv_1097008_087
少女:
【chara 5411 face 6 (surprised)】 おねーちゃん、水色のおねーちゃん。

voice: vo_adv_1097008_088
レム:
【chara 109711 face 1 (normal)】 はい、レムです。【chara 109711 face 6 (surprised)】 どうしましたか?
【chara 109711 face 4 (sad)】 不安、ですよね。怖い思いをさせてしまって……

voice: vo_adv_1097008_089
少女:
【chara 5411 face 6 (surprised)】 おねーちゃんはだいじょうぶ? 怪我しなかった?

voice: vo_adv_1097008_090
レム:
【chara 109711 face 6 (surprised)】 ……え?
は、【chara 109711 face 1 (normal)】 はい。レムは大丈夫です。

voice: vo_adv_1097008_091
少女:
【chara 5411 face 1 (normal)】 そうなんだ! よかったぁ……

voice: vo_adv_1097008_092
レム:
【chara 109711 face 6 (surprised)】 あの……レムを、心配してくれたんですか?

voice: vo_adv_1097008_093
少女:
【chara 5411 face 6 (surprised)】 えっ? うん……
【chara 5411 face 1 (normal)】 おねーちゃん、ずっとがんばってたの……見てたから。

voice: vo_adv_1097008_094
少女:
【chara 5411 face 6 (surprised)】 あっ、【chara 5411 face 1 (normal)】 おなか鳴っちゃった……【chara 5411 face 2 (joy)】 えへへ。

voice: vo_adv_1097008_095
レム:
【chara 109711 face 1 (normal)】 そうですか……ありがとうございます。
【chara 109711 face 4 (sad)】 自分も苦しいはずなのに……レムのことを……

voice: vo_adv_1097008_096
レム:
【chara 109711 face 4 (sad)】 …………
…………そうです。
いつだってこの世界は……こうして……

voice: vo_adv_1097008_097
レム:
【chara 109711 face 4 (sad)】 どこから来たのかもわからないレムを、
疑うことなく、優しく受け入れてくれました……

voice: vo_adv_1097008_098
レム:
【chara 109711 face 1 (normal)】 そして未熟なレムを……
まるで姉様のように、スバルくんのように、認めてくれた……

voice: vo_adv_1097008_099
レム:
【chara 109711 face 3 (anger)】 だからこそ……
そんな皆様のために……
【chara 109711 face 4 (sad)】 まだ諦めたくはないのに……

voice: vo_adv_1097008_100
レム:
【chara 109711 face 4 (sad)】 スバルくん……教えてください。
【chara 109711 face 3 (anger)】 スバルくんなら、どうしますか……! 

voice: vo_adv_1097008_101
レム:
【chara 109711 face 3 (anger)】 ……
【chara 109711 face 6 (surprised)】 …………あっ!

voice: vo_adv_1097008_102
レム:
【chara 109711 face 3 (anger)】 サレン様、失礼いたします!
その一本だけ残ったニンジンをお借りしてもよいでしょうか?

voice: vo_adv_1097008_103
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 え、これ?
【chara 102811 face 4 (sad)】 いいけど、ニンジン一本でなにするつもり──

voice: vo_adv_1097008_104
レム:
【chara 109711 face 3 (anger)】 皆様、しばらくの間、
レムから離れていてください!

voice: vo_adv_1097008_105
レム:
【chara 109711 face 3 (anger)】 ──貪食の魔物たち!
ここです。ここにまだ食糧が残っています!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

魔物たち:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_1097008_106
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】 え、え? レム、魔物を集めてんの!?
【chara 106011 face 4 (sad)】 いったいなにするつもりなのよ!

voice: vo_adv_1097008_107
コッコロ:
【chara 105911 face 4 (sad)】 ああ……あっという間に魔物に囲まれて、
レムさまのお姿が見えなくなってしまいました……!

voice: vo_adv_1097008_108
レム:
【chara 109711 face 1 (normal)】 大丈夫です。
姿は見えずとも、レムはここにいます!

voice: vo_adv_1097008_109
レム:
【chara 109711 face 3 (anger)】 今です!
レムに、強化をお願いします!

Choice: (8) 任せて!
----- Tag 8 -----
--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1097008_110
レム:
【chara 109712 face 1 (normal)】 鬼がかった力が湧いてきます……!
これであれば!

voice: vo_adv_1097008_111
レム:
【chara 109712 face 1 (normal)】 ──はぁぁぁぁぁっ!

--- Switch scene ---

魔物たち:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

voice: vo_adv_1097008_112
レム:
【chara 109712 face 1 (normal)】 はっ!
やぁぁっ!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1097008_113
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】 えええ!?
レムのやつ、鉄球で魔物を倒しつつ……
その魔物を小さく、いや、ひと口大にカットしてる!?

voice: vo_adv_1097008_114
コッコロ:
【chara 105911 face 6 (surprised)】 これは、もしや……

voice: vo_adv_1097008_115
レム:
【chara 109712 face 1 (normal)】 これで最後です!
──やぁぁぁぁっ!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1097008_116
村の子ども2:
【chara 211 face 2 (joy)】 おいしい!
お肉が柔らかくって、ほろほろしてる!

voice: vo_adv_1097008_117
村の老人:
【chara 511 face 6 (surprised)】 これが、本当に魔物料理なのかい?
【chara 511 face 2 (joy)】 こんなにおいしいなんて、信じられないねぇ。

voice: vo_adv_1097008_118
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】 まさか……
大量の魔物を退治すると同時に捌いて、食材にしちゃうなんて。

voice: vo_adv_1097008_119
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ほんとに驚きだわ……
【chara 102811 face 1 (normal)】 お陰で魔物は一掃できたし、炊き出しも大成功よ。

voice: vo_adv_1097008_120
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】 あの状況から起死回生を成し遂げられるとは……
さすがレムさまでございます。

voice: vo_adv_1097008_121
レム:
【chara 109711 face 1 (normal)】 いいえ、とんでもありません。
皆様の協力なしでは、到底成し遂げられませんでした。

voice: vo_adv_1097008_122
レム:
【chara 109711 face 2 (joy)】 ですから、これはレム達みんなの──

voice: vo_adv_1097008_123
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 自信持ちなさいよ。これはほとんど全部、レムのお手柄よ!

voice: vo_adv_1097008_124
キャル:
【chara 109711 face 6 (surprised)】 【chara 106012 face 1 (normal)】 あんたの世界じゃどうか知らないけど、
【chara 106012 face 9 (special_c)】 こういう時は偉そうにドヤって顔しとくのが、こっちの流儀なの。
【chara 106012 face 1 (normal)】 だから、うれしそうにしてなさいよね!

voice: vo_adv_1097008_125
レム:
【chara 109711 face 6 (surprised)】 流儀、ですか。
【chara 109711 face 1 (normal)】 であれば……はい。
【chara 109711 face 2 (joy)】 ドヤ、という顔がわからないですが。

voice: vo_adv_1097008_126
レム:
【chara 109711 face 1 (normal)】 ……こほん。
【chara 109711 face 2 (joy)】 微力ながら、お役に立てて、レムは嬉しいです。

voice: vo_adv_1097008_127
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】 どこが微力かーっ!!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 こうしてまたひとつ、
仲間としての絆を深めたレムなのであった。