イオ(サマー) 第3話
時間も忘れて海を満喫していたイオたちは、いつの間にか夕方になっていたことに気付く。帰ろうとする{player}を引き留めて、イオは一日のお礼として、きれいな夜の海の景色を見せるのだった。


-------------- situation:
海と星空の境界線
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}とイオは、無事に再上陸していた。

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 ようやくビーチまで帰ってこられたわ~
漂流しなかったのは、君のおかげね~

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イオ:
【chara 110111 face 6 (surprised)】 一生懸命浮き輪で漕いでくれたから、きっとヘトヘトよね?
【chara 110111 face 1 (normal)】 ちょっと休みましょっか。
私がごちそうするわね。

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 すみませーん!

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海の家店主:
【chara 1411 face 1 (normal)】 はーい、いらっしゃーい!

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 このオススメの特製トロピカルジュースを二つお願いします。

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海の家店主:
【chara 1411 face 4 (sad)】 あぁ悪いねえ、お姉さん。
実はフルーツの在庫が切れて、人数分作れないんだよ……

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イオ:
【chara 110111 face 4 (sad)】 そ、そんなぁ〜……

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海の家店主:
【chara 1411 face 1 (normal)】 でも、あと一つ分だけの材料はあるから、
【chara 1411 face 2 (joy)】 彼氏さんとシェアで良ければ作れるよ。

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イオ:
【chara 110111 face 6 (surprised)】 か、彼氏だなんて!
【chara 110111 face 5 (shy)】 私たちそんなんじゃ〜

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海の家店主:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 なんだ、やめとくかい?
【chara 1411 face 1 (normal)】 お兄さんはどうだい? 飲みたいだろ?
このオススメの特製トロピカルジュースを。

Choice: (1) ゴクリ……!
----- Tag 1 -----
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イオ:
【chara 110111 face 3 (anger)】 あ、こら〜!
先生の話はちゃんと聞くって約束でしょ~?

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イオ:
【chara 110111 face 6 (surprised)】 でも、さっきは君のおかげでビーチまで戻ってこられたんだし、
【chara 110111 face 5 (shy)】 カップルみたいなことしちゃうけど、仕方ないわよね〜……

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海の家店主:
【chara 1411 face 2 (joy)】 よし、決まりだな!

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海の家店主:
【chara 1411 face 1 (normal)】 はい、おまちどうさん。
ストローは二本差してあるから、仲良く飲むんだよ。
【chara 1411 face 2 (joy)】 ごゆっくり〜

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 わあー、【chara 110111 face 2 (joy)】 素敵なジュースね!

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イオ:
【chara 110111 face 4 (sad)】 って、だから私たちそんなんじゃなくて、【chara 110111 face 5 (shy)】 先生と生徒なのに〜
【chara 110111 face 4 (sad)】 君も何か言ってよ~!

Choice: (2) 喉が乾いた……
----- Tag 2 -----
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イオ:
【chara 110111 face 6 (surprised)】 大変! そうだったわ!
【chara 110111 face 4 (sad)】 どうぞ、先に飲んでちょうだい!

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イオ:
【chara 110111 face 6 (surprised)】 【chara 110111 face 3 (anger)】 こら、ちょっと飲み過ぎよ〜!
【chara 110111 face 4 (sad)】 喉が渇いてるのは分かるけど、
私の分がなくなっちゃうじゃない〜!

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イオ:
【chara 110111 face 3 (anger)】 もー、こうなったら私だって……!
ちゅぅ〜〜〜

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イオ:
【chara 110111 face 2 (joy)】 ん~、とってもおいしい!
濃厚な味ね~!

Choice: (3) 近い……
Choice: (4) ドキドキする……
----- Tag 3 -----
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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 そうよね~、新鮮なフルーツを使ってるって言ってたし、
自然そのままの味に近い気がするわ。
【chara 110111 face 2 (joy)】 これこそ、夏の飲み物だね。

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----- Tag 4 -----
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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 ドキドキと胸の鼓動が高鳴るほど、おいしいってことね!
そう言ってもらえると、【chara 110111 face 2 (joy)】 ごちそうした甲斐があったわ!

----- Tag 5 -----
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イオ:
【chara 110111 face 6 (surprised)】 って、つい一緒に飲んじゃったわ~!
【chara 110111 face 1 (normal)】 でも、本当においしいから、もう我慢できないかも~

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 一つしかないから、二人で一緒に味わいましょう?
【chara 110111 face 3 (anger)】 また飲み過ぎたら怒るからね~

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イオ:
【chara 110111 face 2 (joy)】 おいしかったー! 元気回復!

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 さてと、第3ラウンドの開始~!
今度こそ、ちゃんと泳ぐ練習をしなきゃよね〜

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カップル男:
【chara 312 face 2 (joy)】 今日は楽しかったね~!
【chara 312 face 1 (normal)】 そろそろ帰ろうかっ!

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カップル女:
【chara 1212 face 1 (normal)】 うん、こんな時間だもんね。
【chara 1212 face 2 (joy)】 いっぱい遊んじゃった~!

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イオ:
【chara 110111 face 6 (surprised)】 え?
大変! いつの間に夕方になっていたの~?

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イオ:
【chara 110111 face 4 (sad)】 名残惜しいけど、【chara 110111 face 1 (normal)】 大満足の一日だったわ~
泳げるようにはならなかったけど、
【chara 110111 face 2 (joy)】 今日は君といっぱい遊べたから!

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 あ、ジュースの容器を返却してくるから、
ちょっと待っててね!

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 こんなに海ではしゃいだのって、いつ以来かしら……
水着を着るのもひさしぶりだったなぁ。
実は、思い切って今日のために新調しちゃったし。

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イオ:
【chara 110111 face 4 (sad)】 先生なのに浮かれてちゃいけないかなって、
なんだか恥ずかしかったから彼には言えなかったけど、
【chara 110111 face 5 (shy)】 似合ってたかな……?

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 ごちそうさまでした~

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海の家店主:
【chara 1411 face 2 (joy)】 ああ、お姉さんか! 返却どうも。
【chara 1411 face 4 (sad)】 一つしか出せなくて、ごめんな。

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 いいえ、【chara 110111 face 2 (joy)】 とってもおいしかったです〜!

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海の家店主:
【chara 110111 face 1 (normal)】 【chara 1411 face 2 (joy)】 はっはっは、そりゃ良かった!
【chara 1411 face 1 (normal)】 それで、今日は楽しいデートはできたかい?

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イオ:
【chara 110111 face 4 (sad)】 も~! だから~!

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 ……でも、彼のおかげで今日はすごく楽しかったです。
私だけはしゃぎっぱなしって感じだったから、何かお礼したいくらい。

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イオ:
【chara 110111 face 4 (sad)】 でも私、泳げないし、海のこともあまり知らないし。
どうしようかしら……

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海の家店主:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 おぉ、それならちょうど良いことがあるよ。
【chara 1411 face 1 (normal)】 帰りが少し遅くなってしまうかもしれないけど、
お姉さんたちにぴったりだと思うことがあるから!

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イオ:
【chara 110111 face 6 (surprised)】 ……?

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 おまたせー!
海の家の店主さんとちょっと喋り込んじゃって、遅くなっちゃった。

Choice: (6) 僕たちもそろそろ帰ろう。
----- Tag 6 -----
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イオ:
【chara 110111 face 6 (surprised)】 えーっと……
【chara 110111 face 1 (normal)】 あとちょっとだけ付き合って欲しいな!
ね、お願い。

voice: vo_adv_1101003_044
イオ:
【chara 110111 face 2 (joy)】 やった! ありがとう!

voice: vo_adv_1101003_045
イオ:
【chara 110111 face 6 (surprised)】 あれ? でも、なんだか不安そうな顔ね。
【chara 110111 face 3 (anger)】 先生の言うことが信用できないのかしら?

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 安心して、君にご褒美をあげたいの。
学校じゃ渡すことができない、【chara 110111 face 2 (joy)】 今日限定の特別なご褒美。
【chara 110111 face 1 (normal)】 悪いようにはしないんだから。

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 よいしょっと。
君も座って?

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 うん、目を閉じて……

voice: vo_adv_1101003_049
イオ:
【chara 110111 face 4 (sad)】 ……

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イオ:
【chara 110111 face 6 (surprised)】 ……っ!

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イオ:
【chara 110111 face 6 (surprised)】 あっ! いいよ、目をあけて?

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イオ:
【chara 110111 face 2 (joy)】 ふふ、【chara 110111 face 1 (normal)】 どう? とってもきれいでしょ?
すごく驚いたって顔をしているわね。

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 今日一日付き合ってくれたお礼にと思って、
この景色を君に見せたかったの。

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イオ:
【chara 110111 face 2 (joy)】 実は、私も初めて見たんだ。
【chara 110111 face 1 (normal)】 こんなにもきれいだなんて……思ってた以上だわ。

voice: vo_adv_1101003_055
イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 どうして光っているか分かる?
学校じゃまだだいぶ先に教えることになるんだけど、
海の中にいる夜光虫っていう──

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 ……ううん、なんでもない。
【chara 110111 face 2 (joy)】 先生っぽいこと言うのは、今はやめておくわね。

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イオ:
【chara 110111 face 5 (shy)】 あのね……

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 今日は、とっても楽しかったわ。
こうして男の子と二人っきりで海に行くなんて、初めてのことだったし。
学生のころからずっと憧れていたの。

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 君といるのがあんまり楽しくって、先生と生徒だっていうことを、
つい忘れちゃいそうになるくらいだったのよ。
【chara 110111 face 2 (joy)】 最初は泳ぎの練習に来たはずなのにね。

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イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 君はどうだった? 今日は楽しかったかしら。
楽しんだのは私だけじゃなかったらいいんだけど。

voice: vo_adv_1101003_061
イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 今日こうして海で遊んだりしたことは、先生と……
【chara 110111 face 5 (shy)】 ううん、私と{player}くんとだけの秘密だからね。

voice: vo_adv_1101003_062
イオ:
【chara 110111 face 6 (surprised)】 あっ……

voice: vo_adv_1101003_063
イオ:
【chara 110111 face 4 (sad)】 海の光が治まっちゃった……

voice: vo_adv_1101003_064
イオ:
【chara 110111 face 5 (shy)】 な、なんてね! 今の話は忘れて!

voice: vo_adv_1101003_065
イオ:
【chara 110111 face 1 (normal)】 これからはいつも以上にビシバシいくんだから、覚悟しておいてね?

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 次第に海面は光るのをやめて、水平線を取り戻す。
海面と星空の間に再び現れた境界の前に二人は佇むのだった。