サレン(サマー) 第1話
スズメがバイトしていた海の家から招待されて海にやって来たサレンディア救護院の面々と{player}。バカンスを満喫しようとするサレンだが、次々と迷子に遭遇し、親探しに奔走することになる。
-------------- situation:
ビーチの迷子注意報
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ある夏の日、{player}は
サレンディア救護院あての手紙を受け取った。
voice: vo_adv_1103001_000
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
あら、おはよう{player}。
【chara 102811 face 6 (surprised)】
……え? 手紙が届いてる?
voice: vo_adv_1103001_001
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
送り主は……『ソルティ・ウォーターメロン』。
【chara 102811 face 1 (normal)】
あぁ、以前スズメがバイトしていた海の家ね。
えーっと、なになに……?
voice: vo_adv_1103001_002
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
暑い日が続く今日この頃、
サレンディア救護院のみなさまはいかがお過ごしでしょうか。
【chara 102811 face 6 (surprised)】
もしよろしければ、みなさんで遊びに来てください。
voice: vo_adv_1103001_003
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
海、か……
voice: vo_adv_1103001_004
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
そうね。ここのところずっと働きどおしだったし、
子どもたちもどこかに遊びに行きたいって言ってたし、毎日暑いし……
voice: vo_adv_1103001_005
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】
よし、決めた!
たまにはみんなで遊びに行ってみましょうか。
【chara 102811 face 1 (normal)】
泊まりはお金が掛かっちゃうから、日帰りで!
voice: vo_adv_1103001_006
サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】
う~ん、いい天気!
潮風も気持ちいい~♪
最高の海水浴日和って感じね。
voice: vo_adv_1103001_007
サレン:
【chara 110311 face 4 (sad)】
……この大混雑さえなければ、だけど。
voice: vo_adv_1103001_008
サレン:
【chara 110311 face 3 (anger)】
まったくもう。
混んでるのは分かってたけど……【chara 110311 face 4 (sad)】
予想以上ね。
voice: vo_adv_1103001_009
サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】
きゃっ……ちょ、ちょっと{player}、
【chara 110311 face 3 (anger)】
急に袖を引っ張らないでよ……【chara 110311 face 6 (surprised)】
って、違う?
voice: vo_adv_1103001_010
女の子:
【chara 213 face 4 (sad)】
ううっ……ひっく、ぐすん……
ママぁ、ママはどこぉ……?
voice: vo_adv_1103001_011
サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】
迷子なのかしら。
【chara 110311 face 1 (normal)】
よしよし、大丈夫よ。
ママを一緒に捜しましょう?
voice: vo_adv_1103001_012
女の子:
【chara 213 face 4 (sad)】
ぐすん、ひっく……
お姉ちゃん、ママをさがしてくれるの?
voice: vo_adv_1103001_013
サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】
ええ、もちろんよ。あたしたちに任せて。
【chara 110311 face 1 (normal)】
それで、ママはどんな人なのかしら?
voice: vo_adv_1103001_014
サレン:
【chara 110311 face 4 (sad)】
う~ん、
この近くには、ママはいなさそうね……
【chara 110311 face 1 (normal)】
はぐれたのがどのあたりか、覚えてる?
voice: vo_adv_1103001_015
女の子:
【chara 213 face 6 (surprised)】
んっとね、あっちのほう。
voice: vo_adv_1103001_016
サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】
あー、あの人の多いところかぁ……
【chara 110311 face 1 (normal)】
分かったわ。じゃあ、はぐれないように手を繋ぎましょうか?
voice: vo_adv_1103001_017
女の子:
【chara 213 face 1 (normal)】
うん!
なんかお姉ちゃん、ママみたい!
ママみたいなお姉ちゃんだから、【chara 213 face 2 (joy)】
ママお姉ちゃんだ!
voice: vo_adv_1103001_018
サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】
ま、ママお姉ちゃんかぁ~あははは……
voice: vo_adv_1103001_019
サレン:
【chara 213 face 1 (normal)】
【chara 110311 face 4 (sad)】
……もう。
救護院の子たちといい、なんでみんなあたしのことを
ママって呼びたがるのかしら。
voice: vo_adv_1103001_020
サレン:
【chara 110311 face 4 (sad)】
う~ん、なかなか見つからないわね。
これじゃ、らちが明かないわ。
Choice: (1) この子のママはどこですかー!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1103001_021
サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】
ちょ……!
急に大声を張り上げてどうしたのよ?
【chara 110311 face 3 (anger)】
びっくりするじゃない。
voice: vo_adv_1103001_022
サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】
え? こうやって捜そう?
【chara 110311 face 1 (normal)】
確かに、歩き回るより効果的かもね。
voice: vo_adv_1103001_023
サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】
じゃあ、あたしもやりますか。
あんただけに任せるわけにはいかないもの。
voice: vo_adv_1103001_024
サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】
すみませ~ん! この子のママはいませんか~!?
女の子が迷子になってま~す!
voice: vo_adv_1103001_025
女の子:
【chara 213 face 6 (surprised)】
あっ、あそこ……【chara 213 face 1 (normal)】
ママだ!
ママ~♪
voice: vo_adv_1103001_026
母親1:
【chara 411 face 4 (sad)】
ああ、良かった!
【chara 411 face 6 (surprised)】
こんなところにいたのね、心配したのよ!
【chara 411 face 4 (sad)】
すみません、どうもありがとうございます。
voice: vo_adv_1103001_027
サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】
いえいえ。
無事にお母さまを見つけられて安心しました。
voice: vo_adv_1103001_028
サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】
それじゃあね。
もうママの手を離しちゃだめよ?
voice: vo_adv_1103001_029
女の子:
【chara 213 face 1 (normal)】
うん、分かった!
ママお姉ちゃんありがとー!
【chara 213 face 2 (joy)】
ばいばーい!
voice: vo_adv_1103001_030
サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】
うん、ばいばい♪
voice: vo_adv_1103001_031
サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】
ありがとね{player}、助かっちゃった。
voice: vo_adv_1103001_032
サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】
……って、どうしたの?
黙りこくって。
Choice: (2) のどがカラカラ……
Choice: (3) 迷子はかわいそう。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1103001_033
サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】
たくさん声を出したものね、それもそうか。
voice: vo_adv_1103001_034
サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】
って、ちょ、ちょっと! なに海水なんか飲もうとしてるの!
【chara 110311 face 4 (sad)】
そんなの飲んだら余計に喉が渇くわよ!?
Jump to tag 4
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1103001_035
サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】
そうね、夏を楽しむために海に来てるのに
悲しくなっちゃうのは辛いわよね。
voice: vo_adv_1103001_036
サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】
ふふ。そういう気持ちになれるところが、あんたらしいっていうか……
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1103001_037
男の子1:
【chara 113 face 4 (sad)】
うええええええん!
ママーっ! どこなの~~!!
voice: vo_adv_1103001_038
サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】
あ……また迷子かしら?
voice: vo_adv_1103001_039
サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】
ほらほら、泣かないで。
あたしたちがママを捜してあげるから。
voice: vo_adv_1103001_040
男の子1:
【chara 113 face 4 (sad)】
ううっ、ひっく、ひっく。
ありがとう、お姉ちゃん。
voice: vo_adv_1103001_041
サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】
さて、どうしたものかしら。
【chara 110311 face 4 (sad)】
また声を張り上げてもいいけど、
きりがなくなっちゃいそうね。
Choice: (5) 子どもたちを笑顔にしてあげたい。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1103001_042
サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】
そうね。せめて迷子相談所でもあればいいんだけど……
【chara 110311 face 3 (anger)】
いや、でもそれじゃあ人的コストも掛かっちゃうし……
voice: vo_adv_1103001_043
サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】
あ、そうだわ!
この手があった……!!
voice: vo_adv_1103001_044
サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】
ねえ{player}、
今から子どもたちの遊び場を作るわよ!
voice: vo_adv_1103001_045
サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】
え? 迷子相談所を作るんじゃないのかって?
【chara 110311 face 1 (normal)】
作るわよ。ノーコストで運用できる遊び場兼、迷子相談所をね!
voice: vo_adv_1103001_046
サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】
さあ、善は急げよ!
{player}も手伝って!
voice: vo_adv_1103001_047
男の子1:
【chara 113 face 6 (surprised)】
うわぁ~!
木馬にシーソーに、ブランコ!
【chara 113 face 2 (joy)】
お姉ちゃん、あそんでもいい?
voice: vo_adv_1103001_048
サレン:
【chara 113 face 1 (normal)】
【chara 110311 face 2 (joy)】
もちろん。
ここで遊んでたら、ママも来てくれるはずよ。
voice: vo_adv_1103001_049
男の子1:
【chara 113 face 1 (normal)】
ほんと!?
じゃあじゃあ、【chara 113 face 2 (joy)】
どれからあそぼっかなー!
voice: vo_adv_1103001_050
男の子2:
【chara 1 face 1 (normal)】
なんか面白そうなのがある!
ぼくもまぜてー!
voice: vo_adv_1103001_051
男の子1:
【chara 113 face 2 (joy)】
いいよ!
一緒にあそぼー!
voice: vo_adv_1103001_052
サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】
思った通り、子どもが集まってきたわね。
【chara 110311 face 2 (joy)】
良かったわ、みんな楽しそう。
voice: vo_adv_1103001_053
サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】
あとはこの笑い声に、
親たちが気づいてくれれば──
voice: vo_adv_1103001_054
母親2:
【chara 1511 face 6 (surprised)】
ああ、いたいた!
【chara 1511 face 1 (normal)】
こんなところで遊んでたのね!
もう、心配したじゃない!
voice: vo_adv_1103001_055
男の子1:
【chara 113 face 1 (normal)】
あっ、ママー!
【chara 113 face 2 (joy)】
ママもあそぼうよー!
voice: vo_adv_1103001_056
サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】
ふふっ、さっきはあんなに泣いてたのに。
めでたしめでたしね。
voice: vo_adv_1103001_057
サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】
あたしたちが大声を張りあげなくても
子どもたちは遊具のおかげで寂しさを紛らわすことができるし、
親たちは子どもの声につられて、ここへやって来てくれる。
voice: vo_adv_1103001_058
サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】
一石三鳥のお得なアイデアだったわね!
これで迷子問題は解決よ!
voice: vo_adv_1103001_059
サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】
ん~! やっぱりいい仕事をしたあとの達成感は格別だわ!
voice: vo_adv_1103001_060
サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】
{player}も付き合ってくれてありがとう。
【chara 110311 face 2 (joy)】
お礼にジュースでもおごってあげるわ。
さ、行きましょ?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そう言って、満足そうに微笑むサレンだった。