サレン(サマー) 第1話
スズメがバイトしていた海の家から招待されて海にやって来たサレンディア救護院の面々と{player}。バカンスを満喫しようとするサレンだが、次々と迷子に遭遇し、親探しに奔走することになる。


-------------- situation:
ビーチの迷子注意報
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ある夏の日、{player}は
サレンディア救護院あての手紙を受け取った。

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サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 あら、おはよう{player}。
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ……え? 手紙が届いてる?

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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 送り主は……『ソルティ・ウォーターメロン』。
【chara 102811 face 1 (normal)】 あぁ、以前スズメがバイトしていた海の家ね。
えーっと、なになに……?

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サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 暑い日が続く今日この頃、
サレンディア救護院のみなさまはいかがお過ごしでしょうか。
【chara 102811 face 6 (surprised)】 もしよろしければ、みなさんで遊びに来てください。

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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 海、か……

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サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 そうね。ここのところずっと働きどおしだったし、
子どもたちもどこかに遊びに行きたいって言ってたし、毎日暑いし……

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サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】 よし、決めた!
たまにはみんなで遊びに行ってみましょうか。
【chara 102811 face 1 (normal)】 泊まりはお金が掛かっちゃうから、日帰りで!

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サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】 う~ん、いい天気!
潮風も気持ちいい~♪
最高の海水浴日和って感じね。

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サレン:
【chara 110311 face 4 (sad)】 ……この大混雑さえなければ、だけど。

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サレン:
【chara 110311 face 3 (anger)】 まったくもう。
混んでるのは分かってたけど……【chara 110311 face 4 (sad)】 予想以上ね。

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サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】 きゃっ……ちょ、ちょっと{player}、
【chara 110311 face 3 (anger)】 急に袖を引っ張らないでよ……【chara 110311 face 6 (surprised)】 って、違う?

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女の子:
【chara 213 face 4 (sad)】 ううっ……ひっく、ぐすん……
ママぁ、ママはどこぉ……?

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サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】 迷子なのかしら。
【chara 110311 face 1 (normal)】 よしよし、大丈夫よ。
ママを一緒に捜しましょう?

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女の子:
【chara 213 face 4 (sad)】 ぐすん、ひっく……
お姉ちゃん、ママをさがしてくれるの?

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サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】 ええ、もちろんよ。あたしたちに任せて。
【chara 110311 face 1 (normal)】 それで、ママはどんな人なのかしら?

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サレン:
【chara 110311 face 4 (sad)】 う~ん、
この近くには、ママはいなさそうね……
【chara 110311 face 1 (normal)】 はぐれたのがどのあたりか、覚えてる?

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女の子:
【chara 213 face 6 (surprised)】 んっとね、あっちのほう。

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サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】 あー、あの人の多いところかぁ……
【chara 110311 face 1 (normal)】 分かったわ。じゃあ、はぐれないように手を繋ぎましょうか?

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女の子:
【chara 213 face 1 (normal)】 うん!
なんかお姉ちゃん、ママみたい!
ママみたいなお姉ちゃんだから、【chara 213 face 2 (joy)】 ママお姉ちゃんだ!

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サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】 ま、ママお姉ちゃんかぁ~あははは……

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サレン:
【chara 213 face 1 (normal)】 【chara 110311 face 4 (sad)】 ……もう。
救護院の子たちといい、なんでみんなあたしのことを
ママって呼びたがるのかしら。

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サレン:
【chara 110311 face 4 (sad)】 う~ん、なかなか見つからないわね。
これじゃ、らちが明かないわ。

Choice: (1) この子のママはどこですかー!
----- Tag 1 -----
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サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】 ちょ……!
急に大声を張り上げてどうしたのよ?
【chara 110311 face 3 (anger)】 びっくりするじゃない。

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サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】 え? こうやって捜そう?
【chara 110311 face 1 (normal)】 確かに、歩き回るより効果的かもね。

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サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】 じゃあ、あたしもやりますか。
あんただけに任せるわけにはいかないもの。

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サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】 すみませ~ん! この子のママはいませんか~!?
女の子が迷子になってま~す!

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女の子:
【chara 213 face 6 (surprised)】 あっ、あそこ……【chara 213 face 1 (normal)】 ママだ!
ママ~♪

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母親1:
【chara 411 face 4 (sad)】 ああ、良かった!
【chara 411 face 6 (surprised)】 こんなところにいたのね、心配したのよ!
【chara 411 face 4 (sad)】 すみません、どうもありがとうございます。

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サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】 いえいえ。
無事にお母さまを見つけられて安心しました。

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サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】 それじゃあね。
もうママの手を離しちゃだめよ?

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女の子:
【chara 213 face 1 (normal)】 うん、分かった!
ママお姉ちゃんありがとー!
【chara 213 face 2 (joy)】 ばいばーい!

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サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】 うん、ばいばい♪

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サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】 ありがとね{player}、助かっちゃった。

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サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】 ……って、どうしたの?
黙りこくって。

Choice: (2) のどがカラカラ……
Choice: (3) 迷子はかわいそう。
----- Tag 2 -----
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サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】 たくさん声を出したものね、それもそうか。

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サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】 って、ちょ、ちょっと! なに海水なんか飲もうとしてるの!
【chara 110311 face 4 (sad)】 そんなの飲んだら余計に喉が渇くわよ!?

Jump to tag 4
----- Tag 3 -----
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サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】 そうね、夏を楽しむために海に来てるのに
悲しくなっちゃうのは辛いわよね。

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サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】 ふふ。そういう気持ちになれるところが、あんたらしいっていうか……

----- Tag 4 -----
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男の子1:
【chara 113 face 4 (sad)】 うええええええん!
ママーっ! どこなの~~!!

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サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】 あ……また迷子かしら?

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サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】 ほらほら、泣かないで。
あたしたちがママを捜してあげるから。

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男の子1:
【chara 113 face 4 (sad)】 ううっ、ひっく、ひっく。
ありがとう、お姉ちゃん。

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サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】 さて、どうしたものかしら。
【chara 110311 face 4 (sad)】 また声を張り上げてもいいけど、
きりがなくなっちゃいそうね。

Choice: (5) 子どもたちを笑顔にしてあげたい。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1103001_042
サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】 そうね。せめて迷子相談所でもあればいいんだけど……
【chara 110311 face 3 (anger)】 いや、でもそれじゃあ人的コストも掛かっちゃうし……

voice: vo_adv_1103001_043
サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】 あ、そうだわ!
この手があった……!!

voice: vo_adv_1103001_044
サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】 ねえ{player}、
今から子どもたちの遊び場を作るわよ!

voice: vo_adv_1103001_045
サレン:
【chara 110311 face 6 (surprised)】 え? 迷子相談所を作るんじゃないのかって?
【chara 110311 face 1 (normal)】 作るわよ。ノーコストで運用できる遊び場兼、迷子相談所をね!

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サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】 さあ、善は急げよ!
{player}も手伝って!

voice: vo_adv_1103001_047
男の子1:
【chara 113 face 6 (surprised)】 うわぁ~!
木馬にシーソーに、ブランコ!
【chara 113 face 2 (joy)】 お姉ちゃん、あそんでもいい?

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サレン:
【chara 113 face 1 (normal)】 【chara 110311 face 2 (joy)】 もちろん。
ここで遊んでたら、ママも来てくれるはずよ。

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男の子1:
【chara 113 face 1 (normal)】 ほんと!?
じゃあじゃあ、【chara 113 face 2 (joy)】 どれからあそぼっかなー!

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男の子2:
【chara 1 face 1 (normal)】 なんか面白そうなのがある!
ぼくもまぜてー!

voice: vo_adv_1103001_051
男の子1:
【chara 113 face 2 (joy)】 いいよ!
一緒にあそぼー!

voice: vo_adv_1103001_052
サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】 思った通り、子どもが集まってきたわね。
【chara 110311 face 2 (joy)】 良かったわ、みんな楽しそう。

voice: vo_adv_1103001_053
サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】 あとはこの笑い声に、
親たちが気づいてくれれば──

voice: vo_adv_1103001_054
母親2:
【chara 1511 face 6 (surprised)】 ああ、いたいた!
【chara 1511 face 1 (normal)】 こんなところで遊んでたのね!
もう、心配したじゃない!

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男の子1:
【chara 113 face 1 (normal)】 あっ、ママー!
【chara 113 face 2 (joy)】 ママもあそぼうよー!

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サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】 ふふっ、さっきはあんなに泣いてたのに。
めでたしめでたしね。

voice: vo_adv_1103001_057
サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】 あたしたちが大声を張りあげなくても
子どもたちは遊具のおかげで寂しさを紛らわすことができるし、
親たちは子どもの声につられて、ここへやって来てくれる。

voice: vo_adv_1103001_058
サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】 一石三鳥のお得なアイデアだったわね!
これで迷子問題は解決よ!

voice: vo_adv_1103001_059
サレン:
【chara 110311 face 2 (joy)】 ん~! やっぱりいい仕事をしたあとの達成感は格別だわ!

voice: vo_adv_1103001_060
サレン:
【chara 110311 face 1 (normal)】 {player}も付き合ってくれてありがとう。
【chara 110311 face 2 (joy)】 お礼にジュースでもおごってあげるわ。
さ、行きましょ?

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 そう言って、満足そうに微笑むサレンだった。