アオイ(編入生) 第2話
限定パンを手に入れれば友達ができると言い出すアオイ。厳しい試練を乗り越えてなんとか限定パンを手に入れた彼女は、{player}とともに貯金のすべてを投じた勝利の味をかみしめるのであった。


-------------- situation:
目指せ上流階級
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 聖テレサ女学院での生活が始まって間もないころ、
アオイが{player}の元へとやってきた。

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アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】 スクールカーストという言葉を知っていますか……?

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アオイ:
【chara 110711 face 3 (anger)】 どうやらご存じないようですね。
では、説明させていただきます。

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アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】 スクールカーストとはつまり学校内での序列。
ありとあらゆる学校に存在しているという、
階級制度のようなものなのです……!

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アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】 この聖テレサ女学院にも暗黙の階級制度があり、
下々の者は上流階級の人に話しかけることすらはばかられると言います。

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アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】 逆に、上流階級の生徒は周囲から羨望の眼差しを向けられ、
【chara 110711 face 3 (anger)】 一目置かれているそうです……!

Choice: (1) 上流階級になりたいの?
----- Tag 1 -----
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アオイ:
【chara 110711 face 7 (special_a)】 いっ、いいえそんな、私がそんな上流階級なんて、
おこがましいのおこみちさんです!

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アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】 でも、もしもそんな存在になれたら、
友達作りも簡単なんだろうな、と思いまして……

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アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】 編入してきてまだ、と、友達が一人もできていないので……
そんなことを……考えてしまいました。

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アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】 上流階級なんてそんなの、
【chara 110711 face 4 (sad)】 私には夢のまた夢ですよね……

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アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】 ようやくお昼ですね……!
【chara 110711 face 3 (anger)】 私は今日、購買部に行ってみようと思うんです!

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アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】 何度か見てはいるんですけど、
実際に買ったことはまだなくて……

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アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】 なんと、付いてきてくださるんですか!? 【chara 110711 face 2 (joy)】 か、感激です!
【chara 110711 face 3 (anger)】 『あいつぼっちで購買部に来てやがるぜ!』
【chara 110711 face 2 (joy)】 なんて言われずに済みそうです……!

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アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】 ええと、確か購買部はこの廊下の先……【chara 110711 face 6 (surprised)】 って。

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女生徒1:
【chara 3011 face 3 (anger)】 ちょっと! 押さないでよ!

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女生徒2:
【chara 2911 face 3 (anger)】 あなたこそ、離れてくださる!?

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アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】 なんですかこの人だかりは……!?

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女生徒3:
【chara 3111 face 6 (surprised)】 あら。
あなたは編入してきた方……?

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アオイ:
【chara 110711 face 7 (special_a)】 ひぃっ、話しかけられました!?

Choice: (2) 落ち着いて返事を!
----- Tag 2 -----
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アオイ:
【chara 110711 face 7 (special_a)】 わわわ分かりましたっ!
そっ、そうです、私が編入してきたぼっちですっ!

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アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】 なっ、なんか今変じゃありませんでしたかっ!?

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女生徒3:
【chara 3111 face 2 (joy)】 ふふ。なんだかユニークな方ね。

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女生徒3:
【chara 110711 face 1 (normal)】 【chara 3111 face 1 (normal)】 この行列は、限定パンを欲しがる生徒の行列よ。

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アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】 そ、そんなにおいしいパンなんですか……!?

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女生徒3:
【chara 3111 face 1 (normal)】 そうね……
【chara 3111 face 2 (joy)】 限定パンはこの学院に通う生徒たちの憧れの的。

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女生徒3:
【chara 3111 face 2 (joy)】 一握りの生徒のみに許された栄光なの。
そのパンを手にすることが、真のお嬢様の証とささやかれているわ。

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アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】 真のお嬢様……!
聞きましたか!?

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アオイ:
【chara 110711 face 3 (anger)】 つまり、その限定パンを手に入れれば、
上流階級……【chara 110711 face 6 (surprised)】 周りに一目置かれる存在になれるのでは!?

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アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】 そうすれば、
友達もきっとできるに違いありません!

Choice: (3) 手に入れよう。
----- Tag 3 -----
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アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】 BB団の共同作業ですね!
それじゃあ、行きましょう……!

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アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】 ……とはいえ、すごい生徒の数ですね。
【chara 110711 face 4 (sad)】 この間を潜り抜けて行かなければいけないのですか……?

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アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】 あれ? 力がみなぎってくる……!
この力は……{player}さんの……!

voice: vo_adv_1107002_031
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】 ありがとうございます!
私、行ってきます!

voice: vo_adv_1107002_032
アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】 体が軽い……!
【chara 110711 face 3 (anger)】 この力があれば、少し強引にでも……!
【chara 110711 face 2 (joy)】 やったやった! 進めていますよ!

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アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】 よし、半分くらいまで来ました!
この調子でいけば、私にも友達が……!

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女生徒1:
【chara 3011 face 1 (normal)】 それはどうかしら?

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女生徒2:
【chara 2911 face 1 (normal)】 ふふん、甘いわよ!

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アオイ:
【chara 110711 face 7 (special_a)】 ひゃあっ!?

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女生徒1:
【chara 3011 face 3 (anger)】 限定パンは渡さないわ!

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女生徒2:
【chara 2911 face 3 (anger)】 限定パンは私のものよ!

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アオイ:
【chara 110711 face 7 (special_a)】 目、目の前に人の壁が……!?

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アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】 ど、どうしましょう……こんなの、私には……!

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アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】 やっぱり、ダメだったんです……私なんかじゃ、
限定パンは手に入れられません……上流階級も……

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アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】 ましてや、友達なんて……!

Choice: (4) 諦めちゃダメだ。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1107002_043
アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】 あなたは!?
まさか、自力でここまで!?

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アオイ:
【chara 110711 face 5 (shy)】 私を、守ってくれるんですか……!?

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女生徒1:
【chara 3011 face 6 (surprised)】 えっ、と、殿方!?
どうしてこんなところに……!

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女生徒2:
【chara 2911 face 6 (surprised)】 これが、男の方……!

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アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】 すごいです!
【chara 110711 face 2 (joy)】 人の壁が割れて、開いていきます……!

Choice: (5) 今だ!
----- Tag 5 -----
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アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】 あっ、分かりました!
【chara 110711 face 3 (anger)】 {player}さんの作ってくれたチャンス、無駄にしません!

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アオイ:
【chara 110711 face 7 (special_a)】 すみません!
限定パンを一つください!

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女生徒3:
【chara 3111 face 2 (joy)】 ふふ。
やるじゃない、あの子……

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店員:
【chara 1511 face 2 (joy)】 はい、限定パンね。
おめでとう、これが最後の一つだったのよ。

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アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】 やった! やりましたよ!
これで私も──

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店員:
【chara 1511 face 2 (joy)】 一つ、3000ルピになります。

voice: vo_adv_1107002_054
アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】 【chara 110711 face 7 (special_a)】 えっ?
ええええええええええーーーーーー!?

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女生徒1:
【chara 3011 face 6 (surprised)】 あの子、財布を開きながら泣き出したわよ……?

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女生徒2:
【chara 2911 face 6 (surprised)】 そ、そんなにうれしかったのかしら……?

voice: vo_adv_1107002_057
アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】 ううう……3000ルピだなんて……
【chara 110711 face 8 (special_b)】 上流階級、恐るべしです……!

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アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】 しかも、羨望の目を浴びるどころか、
なんだか周りが引いているような気がしましたし……

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アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】 これで食費をほとんど使ってしまいました……
私はこれから何を食べたらいいんでしょう……?

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アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】 やっぱり私には……【chara 110711 face 1 (normal)】 って、諦めちゃダメって、
{player}さんに言われたばかりでしたよね!

voice: vo_adv_1107002_061
アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】 そうだ!
この限定パン、半分どうぞ!

voice: vo_adv_1107002_062
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】 遠慮しないでください。
これはBB団の二人の力で手に入れたものなんですから!

voice: vo_adv_1107002_063
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】 これはお嬢様の証ではなく、
私たち、BB団の戦いの証です!

--- Switch scene ---

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アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】 では、いただきましょう!
あ~むっ。

voice: vo_adv_1107002_065
アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】 こっ、これは……!

Choice: (6) すごくおいしい。
Choice: (7) 上流階級の味だね。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1107002_066
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】 はい!
こんなの生まれて初めて食べました!

Jump to tag 8
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1107002_067
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】 片時とはいえ、こんな気分になれるなんて、
私、幸せです………!

----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1107002_068
アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】 味も、とってもおいしいんですけど、
もう一つ……大事なものがあると思うんです。

voice: vo_adv_1107002_069
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】 こうして、{player}さんと一緒に食べるだけで、
より一層、おいしくなっているような気がします。

voice: vo_adv_1107002_070
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】 これって、友達がたくさんできたら、
もっとおいしくなるってことですよね!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 二人で食べる限定パンの味は、
アオイにとって値段以上の価値があるものだった。

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