アオイ(編入生) 第2話
限定パンを手に入れれば友達ができると言い出すアオイ。厳しい試練を乗り越えてなんとか限定パンを手に入れた彼女は、{player}とともに貯金のすべてを投じた勝利の味をかみしめるのであった。
-------------- situation:
目指せ上流階級
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
聖テレサ女学院での生活が始まって間もないころ、
アオイが{player}の元へとやってきた。
voice: vo_adv_1107002_000
アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】
スクールカーストという言葉を知っていますか……?
voice: vo_adv_1107002_001
アオイ:
【chara 110711 face 3 (anger)】
どうやらご存じないようですね。
では、説明させていただきます。
voice: vo_adv_1107002_002
アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】
スクールカーストとはつまり学校内での序列。
ありとあらゆる学校に存在しているという、
階級制度のようなものなのです……!
voice: vo_adv_1107002_003
アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】
この聖テレサ女学院にも暗黙の階級制度があり、
下々の者は上流階級の人に話しかけることすらはばかられると言います。
voice: vo_adv_1107002_004
アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】
逆に、上流階級の生徒は周囲から羨望の眼差しを向けられ、
【chara 110711 face 3 (anger)】
一目置かれているそうです……!
Choice: (1) 上流階級になりたいの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1107002_005
アオイ:
【chara 110711 face 7 (special_a)】
いっ、いいえそんな、私がそんな上流階級なんて、
おこがましいのおこみちさんです!
voice: vo_adv_1107002_006
アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】
でも、もしもそんな存在になれたら、
友達作りも簡単なんだろうな、と思いまして……
voice: vo_adv_1107002_007
アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】
編入してきてまだ、と、友達が一人もできていないので……
そんなことを……考えてしまいました。
voice: vo_adv_1107002_008
アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】
上流階級なんてそんなの、
【chara 110711 face 4 (sad)】
私には夢のまた夢ですよね……
voice: vo_adv_1107002_009
アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】
ようやくお昼ですね……!
【chara 110711 face 3 (anger)】
私は今日、購買部に行ってみようと思うんです!
voice: vo_adv_1107002_010
アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】
何度か見てはいるんですけど、
実際に買ったことはまだなくて……
voice: vo_adv_1107002_011
アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】
なんと、付いてきてくださるんですか!? 【chara 110711 face 2 (joy)】
か、感激です!
【chara 110711 face 3 (anger)】
『あいつぼっちで購買部に来てやがるぜ!』
【chara 110711 face 2 (joy)】
なんて言われずに済みそうです……!
voice: vo_adv_1107002_012
アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】
ええと、確か購買部はこの廊下の先……【chara 110711 face 6 (surprised)】
って。
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女生徒1:
【chara 3011 face 3 (anger)】
ちょっと! 押さないでよ!
voice: vo_adv_1107002_014
女生徒2:
【chara 2911 face 3 (anger)】
あなたこそ、離れてくださる!?
voice: vo_adv_1107002_015
アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】
なんですかこの人だかりは……!?
voice: vo_adv_1107002_016
女生徒3:
【chara 3111 face 6 (surprised)】
あら。
あなたは編入してきた方……?
voice: vo_adv_1107002_017
アオイ:
【chara 110711 face 7 (special_a)】
ひぃっ、話しかけられました!?
Choice: (2) 落ち着いて返事を!
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1107002_018
アオイ:
【chara 110711 face 7 (special_a)】
わわわ分かりましたっ!
そっ、そうです、私が編入してきたぼっちですっ!
voice: vo_adv_1107002_019
アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】
なっ、なんか今変じゃありませんでしたかっ!?
voice: vo_adv_1107002_020
女生徒3:
【chara 3111 face 2 (joy)】
ふふ。なんだかユニークな方ね。
voice: vo_adv_1107002_021
女生徒3:
【chara 110711 face 1 (normal)】
【chara 3111 face 1 (normal)】
この行列は、限定パンを欲しがる生徒の行列よ。
voice: vo_adv_1107002_022
アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】
そ、そんなにおいしいパンなんですか……!?
voice: vo_adv_1107002_023
女生徒3:
【chara 3111 face 1 (normal)】
そうね……
【chara 3111 face 2 (joy)】
限定パンはこの学院に通う生徒たちの憧れの的。
voice: vo_adv_1107002_024
女生徒3:
【chara 3111 face 2 (joy)】
一握りの生徒のみに許された栄光なの。
そのパンを手にすることが、真のお嬢様の証とささやかれているわ。
voice: vo_adv_1107002_025
アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】
真のお嬢様……!
聞きましたか!?
voice: vo_adv_1107002_026
アオイ:
【chara 110711 face 3 (anger)】
つまり、その限定パンを手に入れれば、
上流階級……【chara 110711 face 6 (surprised)】
周りに一目置かれる存在になれるのでは!?
voice: vo_adv_1107002_027
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】
そうすれば、
友達もきっとできるに違いありません!
Choice: (3) 手に入れよう。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1107002_028
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】
BB団の共同作業ですね!
それじゃあ、行きましょう……!
voice: vo_adv_1107002_029
アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】
……とはいえ、すごい生徒の数ですね。
【chara 110711 face 4 (sad)】
この間を潜り抜けて行かなければいけないのですか……?
voice: vo_adv_1107002_030
アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】
あれ? 力がみなぎってくる……!
この力は……{player}さんの……!
voice: vo_adv_1107002_031
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】
ありがとうございます!
私、行ってきます!
voice: vo_adv_1107002_032
アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】
体が軽い……!
【chara 110711 face 3 (anger)】
この力があれば、少し強引にでも……!
【chara 110711 face 2 (joy)】
やったやった! 進めていますよ!
voice: vo_adv_1107002_033
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】
よし、半分くらいまで来ました!
この調子でいけば、私にも友達が……!
voice: vo_adv_1107002_034
女生徒1:
【chara 3011 face 1 (normal)】
それはどうかしら?
voice: vo_adv_1107002_035
女生徒2:
【chara 2911 face 1 (normal)】
ふふん、甘いわよ!
voice: vo_adv_1107002_036
アオイ:
【chara 110711 face 7 (special_a)】
ひゃあっ!?
voice: vo_adv_1107002_037
女生徒1:
【chara 3011 face 3 (anger)】
限定パンは渡さないわ!
voice: vo_adv_1107002_038
女生徒2:
【chara 2911 face 3 (anger)】
限定パンは私のものよ!
voice: vo_adv_1107002_039
アオイ:
【chara 110711 face 7 (special_a)】
目、目の前に人の壁が……!?
voice: vo_adv_1107002_040
アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】
ど、どうしましょう……こんなの、私には……!
voice: vo_adv_1107002_041
アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】
やっぱり、ダメだったんです……私なんかじゃ、
限定パンは手に入れられません……上流階級も……
voice: vo_adv_1107002_042
アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】
ましてや、友達なんて……!
Choice: (4) 諦めちゃダメだ。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1107002_043
アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】
あなたは!?
まさか、自力でここまで!?
voice: vo_adv_1107002_044
アオイ:
【chara 110711 face 5 (shy)】
私を、守ってくれるんですか……!?
voice: vo_adv_1107002_045
女生徒1:
【chara 3011 face 6 (surprised)】
えっ、と、殿方!?
どうしてこんなところに……!
voice: vo_adv_1107002_046
女生徒2:
【chara 2911 face 6 (surprised)】
これが、男の方……!
voice: vo_adv_1107002_047
アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】
すごいです!
【chara 110711 face 2 (joy)】
人の壁が割れて、開いていきます……!
Choice: (5) 今だ!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1107002_048
アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】
あっ、分かりました!
【chara 110711 face 3 (anger)】
{player}さんの作ってくれたチャンス、無駄にしません!
voice: vo_adv_1107002_049
アオイ:
【chara 110711 face 7 (special_a)】
すみません!
限定パンを一つください!
voice: vo_adv_1107002_050
女生徒3:
【chara 3111 face 2 (joy)】
ふふ。
やるじゃない、あの子……
voice: vo_adv_1107002_051
店員:
【chara 1511 face 2 (joy)】
はい、限定パンね。
おめでとう、これが最後の一つだったのよ。
voice: vo_adv_1107002_052
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】
やった! やりましたよ!
これで私も──
voice: vo_adv_1107002_053
店員:
【chara 1511 face 2 (joy)】
一つ、3000ルピになります。
voice: vo_adv_1107002_054
アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】
【chara 110711 face 7 (special_a)】
えっ?
ええええええええええーーーーーー!?
voice: vo_adv_1107002_055
女生徒1:
【chara 3011 face 6 (surprised)】
あの子、財布を開きながら泣き出したわよ……?
voice: vo_adv_1107002_056
女生徒2:
【chara 2911 face 6 (surprised)】
そ、そんなにうれしかったのかしら……?
voice: vo_adv_1107002_057
アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】
ううう……3000ルピだなんて……
【chara 110711 face 8 (special_b)】
上流階級、恐るべしです……!
voice: vo_adv_1107002_058
アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】
しかも、羨望の目を浴びるどころか、
なんだか周りが引いているような気がしましたし……
voice: vo_adv_1107002_059
アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】
これで食費をほとんど使ってしまいました……
私はこれから何を食べたらいいんでしょう……?
voice: vo_adv_1107002_060
アオイ:
【chara 110711 face 4 (sad)】
やっぱり私には……【chara 110711 face 1 (normal)】
って、諦めちゃダメって、
{player}さんに言われたばかりでしたよね!
voice: vo_adv_1107002_061
アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】
そうだ!
この限定パン、半分どうぞ!
voice: vo_adv_1107002_062
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】
遠慮しないでください。
これはBB団の二人の力で手に入れたものなんですから!
voice: vo_adv_1107002_063
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】
これはお嬢様の証ではなく、
私たち、BB団の戦いの証です!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1107002_064
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】
では、いただきましょう!
あ~むっ。
voice: vo_adv_1107002_065
アオイ:
【chara 110711 face 6 (surprised)】
こっ、これは……!
Choice: (6) すごくおいしい。
Choice: (7) 上流階級の味だね。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1107002_066
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】
はい!
こんなの生まれて初めて食べました!
Jump to tag 8
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1107002_067
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】
片時とはいえ、こんな気分になれるなんて、
私、幸せです………!
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1107002_068
アオイ:
【chara 110711 face 1 (normal)】
味も、とってもおいしいんですけど、
もう一つ……大事なものがあると思うんです。
voice: vo_adv_1107002_069
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】
こうして、{player}さんと一緒に食べるだけで、
より一層、おいしくなっているような気がします。
voice: vo_adv_1107002_070
アオイ:
【chara 110711 face 2 (joy)】
これって、友達がたくさんできたら、
もっとおいしくなるってことですよね!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
二人で食べる限定パンの味は、
アオイにとって値段以上の価値があるものだった。
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