チエル 第2話
ミィコの想い人・{player}に接触を図ったチエル。その素性を詳しく知るべく、ノリと勢いだけの適当すぎる対話を試みる。結果、対象は記憶喪失の変な人だった。変な人だが悪い人ではなかった。


-------------- situation:
言うほどでもない男の登壇
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ある日、{player}が配達の仕事で
ランドソル市街をまわっていると、
一人の少女がひょっこり立ちはだかった。

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チエル:
【chara 110911 face 7 (special_a)】 ちぇる~ん♪

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チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】 配達員さん、お仕事大変ですね!
【chara 110911 face 2 (joy)】 いつもいつもご苦労さまで~す!

Choice: (1) ありがとうございます。
Choice: (2) ちぇるーん?
----- Tag 1 -----
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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 わっ、礼儀正しい!

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 なるほどですね、至って無難なリアクションと。
【chara 110911 face 1 (normal)】 若者同士のコミュニケーションとしては堅苦しい気もしますが、
小粋なアドリブを期待する場面でもないので及第点としましょう。

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----- Tag 2 -----
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チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】 おっ、ノリがいい!

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チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】 ちなみにそれはチエル発案のオリジナル挨拶です。
じゃんじゃん使って、どしどし流行らせてくださいね。
【chara 110911 face 7 (special_a)】 ちぇる~ん♪

----- Tag 3 -----
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チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】 ちなみに私は聖テレサ女学院のぴかぴか一年生チエルです。
ちなみに愛称はちえるん・ちぇるぽん・ほか諸々です。
【chara 110911 face 1 (normal)】 ちなみに先輩はなに先輩です?

Choice: (4) {player}先輩です。
----- Tag 4 -----
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チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】 わあ、素敵な名前~! 初耳~!

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チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】 ククク、知っていたがな……! 

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チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】 ようやく逢えましたね、{player}先輩。
苦節30分、物陰であんぱんムシャつきながら
ミィコさん家のポストを張りこみ続けた甲斐がありましたよ。

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チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】 さあ、暇つぶしを始めましょう。
我が名は恋の一日伝道師チエル!
ミィコさんの大雑把な想い、【chara 110911 face 7 (special_a)】 しかと受け止めろです! 

Choice: (5) それでは。
Choice: (6) さよなら。
----- Tag 5 -----
----- Tag 6 -----
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チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】 あ、はぁ~い、それではさよなら~

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 って!

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 【chara 110911 face 4 (sad)】 いやいやいや、待ってください待ってください。
まだ話は終わってないじゃないですか。
むしろ始まってないじゃないですか。

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 え?
いや、何か用かって言われても……【chara 110911 face 4 (sad)】 それはアレですけど……

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チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 通称ノープラン。んー、どうしよ。
とりあえず目標発見したからノリと勢いで絡んではみたけど、
正直なんも考えてなかったな……

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チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 待ち伏せ成功したはいいけど、うん、問題はこっからなんだよね。
【chara 110911 face 3 (anger)】 こっからどーやってミィコさんの話を始めるかってゆう。

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チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 んー……
いきなり直球放るのはミィコさんたちからNG出てるしなー。

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 ま、いっかあ、このままノリと勢いで適当に繋いでけば。
【chara 110911 face 1 (normal)】 幸いノリと勢いと適当なら私の得意分野だし。

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チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】 えっとぉ~? なんかぁ~?
今日ってすっごくいい天気ですよねぇ~!
あーはい、そうですよねー過ごしやすくて。わかりみー

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チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】 え、で、どうです最近? ぼちぼちです?
【chara 110911 face 2 (joy)】 わあ、おんなじー。チエルもぼちぼちー。略してちぇるぼちー

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 ところで{player}先輩はいま何してたんですか?
仕事? 【chara 110911 face 2 (joy)】 ああ配達のお仕事!
ですよね、アッハ、知ってた~あ!

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チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 うーん……なんだこの薄っすい会話。
びっくりするぐらい芯がないな……

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チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 ま、ノリと勢いだけで適当に喋ってるんだから当然だけども。
おまけに相手も相手でなんかリアクションがことごとく淡泊だし。

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 淡泊……とは言っても、【chara 110911 face 4 (sad)】 べつに不愛想な感じではなくて、
【chara 110911 face 6 (surprised)】 なんだろ、こう、フワッとしてるって言うか……
口調ってより全体的に? こう、人としてフワッとしてる。

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 ああ、そういえばミィコさん言ってたっけ。
彼は今まで見たことないタイプの男子だって。
そう言われてみれば……【chara 110911 face 4 (sad)】 うーん、たしかに、そうかも? 

Choice: (7) それでは仕事中なので。
----- Tag 7 -----
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チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】 あ、はぁ~い、それじゃまた~

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チエル:
【chara 110911 face 3 (anger)】 や、ですから。
まだ後輩が話してる途中でしょうが。

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チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 ていうか{player}先輩、すごいですね。
こんな顔のいい超絶美少女に話しかけられてるのに、
よく途中で惜しげもなく退座できますね。大丈夫ですか?

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 男子って普通チエルにもっとグイグイ来ますよ。
【chara 110911 face 3 (anger)】 ないんですか? 【chara 110911 face 6 (surprised)】 や、全然なくていいんですけど、【chara 110911 face 3 (anger)】 ないんですか?
そーゆう、ここぞとばかりの鬱陶しい自己アピールとか。

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 どんな風にって……【chara 110911 face 4 (sad)】 えー、だからたとえば、
普通の自己紹介と見せかけて、
何気にハイスペックちらつかせてくる鬱陶しいやつですよ。

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チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 ほら、出身地とか現住所とか言って、
高級住宅街の名前で上からマウント取ろうとするやつ。
あー、なんか思いだしてイガイガしてきた……

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 え、で、{player}先輩はどこ住みなんです?

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 は?
【chara 110911 face 4 (sad)】 えーと……要するに住所不定ってことです?
【chara 110911 face 6 (surprised)】 え、出身地も分からないって……【chara 110911 face 4 (sad)】 え、なんで……理由は?

Choice: (8) 理由はない。
Choice: (9) 記憶がない。
Choice: (10) 僕には何もない。
----- Tag 8 -----
----- Tag 9 -----
----- Tag 10 -----
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チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 はあ……【chara 110911 face 6 (surprised)】 はあ? 記憶喪失!?
なん……え、なんですかそれ。
え、え、昔のコト何も覚えてないんですか?

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チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 …………

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 え、ギャグ?

voice: vo_adv_1109002_037
チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 ……ではない、みたいですね、その顔は。

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チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 …………

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チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 前略。
ミィコさん大変です。
あなたの想い人は、控えめにいってワケあり物件です。

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チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】 愛さえあれば──などという巷説も聞きおよびますが、
【chara 110911 face 4 (sad)】 しかし、どうでしょう。率直に申しあげて、
これはいささか上級者向けに過ぎる気がいたします。

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チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 あと、取りたてて言うほど美少年ではない気がいたします。

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チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 んーっと、どうしようかな……

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チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 あのう、すみません{player}先輩、
【chara 110911 face 1 (normal)】 もうちょっと身の回りのこととか色々、
詳しくお話聞かせてもらってもいいです?

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 ふんふん……
なるほど、そんなことが。
【chara 110911 face 1 (normal)】 へぇー、そうなんだー、【chara 110911 face 2 (joy)】 それでそれで?

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チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】 ミィコさん。
チエルはもうちょっと頑張ってみます。

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 たしかにこの先輩は、
人してちょっとフワッとしていて、
家も記憶もないアウトレット系男子かもしれません。

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チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 あと、言うほど美少年ではないかもしれません。

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 ですが、悪人というわけではない気がするのです。
【chara 110911 face 1 (normal)】 彼はその特殊な背景ゆえにちょっぴり生き方が不器用なだけで、
なにも法や倫理に触れるような行いはしていないと思うのです。

voice: vo_adv_1109002_049
チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】 ふんふん、そうですか……
つまり? {player}先輩は?
いま年下の女の子と同棲をしていると。

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チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 …………

voice: vo_adv_1109002_051
チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】 なるほど、続けて。

voice: vo_adv_1109002_052
チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】 それで? その女の子には?
【chara 110911 face 1 (normal)】 ほー、身の回りの世話をさせて? お小遣いをもらって?
ほーほー、夜は二人で同じベッドに。なるほど、なるほど。

voice: vo_adv_1109002_053
チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】 …………

voice: vo_adv_1109002_054
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 本物(ガチ)じゃねーか!

voice: vo_adv_1109002_055
チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】 ミィコさん。
お世話になっております、聖テレサ女学院のチエルです。
ご依頼の件につきまして調査結果を報告させていただきます。

voice: vo_adv_1109002_056
チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 判決──無理。

voice: vo_adv_1109002_057
チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 無理です。諦めましょう。
これは無理です。
調査対象は、控えめに言ってやべーやつです。

voice: vo_adv_1109002_058
チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 公序良俗に反する不貞行為を涼しい顔してひけらかす、
前代未聞の大型変態サイコパスでした。

voice: vo_adv_1109002_059
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 や、まあ、話せって言ったのはこっちですけどぉー
【chara 110911 face 4 (sad)】 でもフツー聞かれたからって、そんなぺらぺら喋ります?
通報してくださいって言ってるようなもんじゃないですか。

voice: vo_adv_1109002_060
チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】 あの人、ちょっと変態としての自覚が足りませんよね。
もし私が変態だったら、
そんな秘密ぜったい他人に喋らないと思いますけど。

voice: vo_adv_1109002_061
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 ……ん? ていうことは? 

voice: vo_adv_1109002_062
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 逆に言うと?
他人にぺらぺら喋っちゃう話っていうのは、
何も後ろめたいところが、ない、から……? 

voice: vo_adv_1109002_063
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 ……あの、先輩。

voice: vo_adv_1109002_064
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 すみませんけど、今の話、
念のためもう一度詳しく聞かせてもらっていいですか。

voice: vo_adv_1109002_065
チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】 前略、ミィコさん。

voice: vo_adv_1109002_066
チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】 ただいま対象との第一次接触を完了いたしました。
つきましては、対象に関する私個人の所感をお伝えします。

voice: vo_adv_1109002_067
チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】 暫定評価──ナシ寄りのアリ。

voice: vo_adv_1109002_068
チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】 取り調べの結果、{player}容疑者はシロでした。
良く言えば純粋、悪く言えばただのお人好しでした。

voice: vo_adv_1109002_069
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 とりあえず変な人ではあるけど、【chara 110911 face 1 (normal)】 悪い人ではないみたいです。

voice: vo_adv_1109002_070
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】 でも、言うほど美少年ではなかったです。かしこ。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 世の中にはまだまだ変わった人がいるものだなあ、
などと軽やかな足取りで帰路につくチエルだった。