ルナ 第6話
老婆のせいで両親が死んでしまったことを知ったルナ。しかし、老婆が魔物から自分をかばってくれたことで、ルナは老婆を許す。そして、{player}はルナと海に行く約束をするのだった。
-------------- situation:
さみしさを、約束と
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
森の奥へとやってきた{player}は、
悲し気な雰囲気のルナを見つけた。
voice: vo_adv_1114006_000
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
……
voice: vo_adv_1114006_001
ルナ:
【chara 111411 face 1 (normal)】
……あ。
voice: vo_adv_1114006_002
ルナ:
【chara 111411 face 3 (anger)】
……
……おにいさんは知ってたの?
Choice: (1) 何を?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1114006_003
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
……
ルナ、聞いたよ。
あのおばあちゃんが、ルナのパパとママを殺したって。
voice: vo_adv_1114006_004
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
言ってたよ……聞いたよ。
……何で?
voice: vo_adv_1114006_005
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
……本当なの?
Choice: (2) それは違う。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1114006_006
ルナ:
【chara 111411 face 1 (normal)】
……
【chara 111411 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_1114006_007
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
おばあちゃんはひどい人なの?
でも、サンドイッチはおいしかったよ……
voice: vo_adv_1114006_008
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
……ルナ、わかんないよ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ルナは顔を伏せてしまう。
{player}が声をかけても、返事をしない。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ルナと老婆が直接話した方がいいと思った{player}は、
老婆を探すためにルナの側を離れた。
voice: vo_adv_1114006_009
老婆:
【chara 611 face 1 (normal)】
……
……どうしたんだい、そんな顔して。
voice: vo_adv_1114006_010
老婆:
【chara 611 face 6 (surprised)】
……っ、まさかあの子に何か……!?
Choice: (3) ルナとしっかり話してほしい。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1114006_011
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
……そうだね。
あんたの言う通りだよ。
voice: vo_adv_1114006_012
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
このまま逃げ続けてたって何にもならない。
あたしだって分かってたんだ。
voice: vo_adv_1114006_013
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
……分かってても、できなかった。
ずっとね。
あたしにできたことと言えば、パンを焼くことくらいさ。
voice: vo_adv_1114006_014
老婆:
【chara 611 face 1 (normal)】
……あたし一人だったら、ずっとこのままだったんだろうね。
【chara 611 face 4 (sad)】
ずっと苦しみ続けて……
voice: vo_adv_1114006_015
老婆:
【chara 611 face 1 (normal)】
……あんたが背を押してくれたから、前に進めるよ。
【chara 611 face 2 (joy)】
だから、ありがとうね。
voice: vo_adv_1114006_016
老婆:
【chara 611 face 1 (normal)】
どうなるかは分からないけど……
あの子と話してみるよ。
【chara 611 face 2 (joy)】
ちゃんと、正面から……
voice: vo_adv_1114006_017
老婆:
【chara 611 face 1 (normal)】
……あの子のところまで案内してくれるかい?
Choice: (4) もちろん!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1114006_018
老婆:
【chara 611 face 2 (joy)】
悪いね。
ありがとう……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ルナの洋館の近くまで辿り着いた{player}。
{player}を待っていたのは、魔物の咆哮だった。
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1114006_019
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
……っ。
voice: vo_adv_1114006_020
老婆:
【chara 611 face 6 (surprised)】
な……!?
魔物かい……!?
voice: vo_adv_1114006_021
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
そんな……この辺りには現れないはずなのに……
voice: vo_adv_1114006_022
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
来ないでよ……来ないで……
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
魔物はゆっくりとルナに近づいていく。
{player}は剣を握り締める。
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
しかし、魔物の動きの方が一瞬速かった。
魔物はルナに襲い掛かり──
voice: vo_adv_1114006_023
老婆:
【chara 611 face 3 (anger)】
危ないよ!
voice: vo_adv_1114006_024
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
ぐうっ!
voice: vo_adv_1114006_025
ルナ:
【chara 111411 face 6 (surprised)】
おばあちゃん……!?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
老婆は魔物の前に飛び出すと、ルナをかばった。
{player}は魔物を剣で斬る。
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1114006_026
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
おばあちゃん……! おばあちゃん……!?
voice: vo_adv_1114006_027
老婆:
【chara 611 face 1 (normal)】
……よかった。
【chara 611 face 2 (joy)】
無事だったんだね。
voice: vo_adv_1114006_028
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
大丈夫?
痛くない……!?
voice: vo_adv_1114006_029
老婆:
【chara 611 face 1 (normal)】
あぁ。
ちょっとしたかすり傷だよ。
voice: vo_adv_1114006_030
老婆:
【chara 611 face 1 (normal)】
……助かったよ。
あんたがいなかったら、今頃はエサになってるところだった。
voice: vo_adv_1114006_031
ルナ:
【chara 111411 face 1 (normal)】
……
【chara 111411 face 4 (sad)】
ごめんなさい。
ルナ、ぼぉっとしてて……
voice: vo_adv_1114006_032
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
上手に力、使えなくて……
ごめんなさい……
voice: vo_adv_1114006_033
老婆:
【chara 611 face 1 (normal)】
悪いのはあんたじゃないよ。
【chara 611 face 4 (sad)】
……あたしさ。
voice: vo_adv_1114006_034
ルナ:
【chara 111411 face 1 (normal)】
……
voice: vo_adv_1114006_035
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
……なぁ、聞いとくれ。
お嬢ちゃん……
voice: vo_adv_1114006_036
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
あたしなんだよ。
あたしが……あんたの両親を殺したんだ。
voice: vo_adv_1114006_037
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
あたしがもっとしっかりしてりゃあ……助けを呼べたんだ。
そうしたら、あんたの両親は助かったかもしれないんだ。
あたしのせいなんだよ……
voice: vo_adv_1114006_038
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
……許してくれなんて、言えないさ。
だけど……
voice: vo_adv_1114006_039
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
……だけど、ごめんよ。
ごめんよ……
voice: vo_adv_1114006_040
ルナ:
【chara 111411 face 1 (normal)】
……
voice: vo_adv_1114006_041
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
……ルナ、わかんないよ。
パパとママが死んだときのこと……
覚えてないもん……
voice: vo_adv_1114006_042
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
ルナ……怖くて……
やめてって……思って……
そしたら……
voice: vo_adv_1114006_043
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
……ルナ、覚えてない。
何も……
voice: vo_adv_1114006_044
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
でも……
voice: vo_adv_1114006_045
ルナ:
【chara 111411 face 1 (normal)】
……おばあちゃんのサンドイッチは覚えてるよ。
おいしいよ。
voice: vo_adv_1114006_046
ルナ:
【chara 111411 face 6 (surprised)】
おばあちゃんがルナのこと、助けてくれたことも……
覚えてるよ。
【chara 111411 face 4 (sad)】
だから……
voice: vo_adv_1114006_047
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
……だから、よくわかんないけど、いいよ。
だって……
voice: vo_adv_1114006_048
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
……ルナ、おばあちゃんと遊びたい。
voice: vo_adv_1114006_049
老婆:
【chara 611 face 6 (surprised)】
……
voice: vo_adv_1114006_050
ルナ:
【chara 111411 face 6 (surprised)】
……おばあちゃんも、さみしいんでしょ。
【chara 111411 face 1 (normal)】
ルナ、知ってるよ。
voice: vo_adv_1114006_051
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
……ごめんよ。
ごめんよ……
voice: vo_adv_1114006_052
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
あたしにはね……孫がいたんだ。
【chara 611 face 1 (normal)】
あんたくらいの孫さ……
【chara 611 face 4 (sad)】
けどね……
voice: vo_adv_1114006_053
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
けどある日……魔物に襲われて……
だからその日からあたしは、魔物が怖くて……怖くてね……
voice: vo_adv_1114006_054
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
ごめんよ……
ごめんよ……
voice: vo_adv_1114006_055
ルナ:
【chara 111411 face 2 (joy)】
……大丈夫だよ。
【chara 111411 face 6 (surprised)】
死んでも一緒だって、パパとママが言ってたもん。
voice: vo_adv_1114006_056
ルナ:
【chara 111411 face 1 (normal)】
だから大丈夫。
【chara 111411 face 2 (joy)】
大丈夫だよ……
voice: vo_adv_1114006_057
ルナ:
【chara 111411 face 2 (joy)】
おにいさん、ありがとう。
ルナ、おばあちゃんと仲良しになれたよ。
【chara 111411 face 6 (surprised)】
おにいさんのおかげだね。
voice: vo_adv_1114006_058
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
……パパとママが死んじゃったのは悲しいよ。
【chara 111411 face 1 (normal)】
でも、おばあちゃんは悪くない。
【chara 111411 face 3 (anger)】
誰も悪くないよ。
voice: vo_adv_1114006_059
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
……誰かが悪いなんて、悲しいもん。
voice: vo_adv_1114006_060
ルナ:
【chara 111411 face 6 (surprised)】
ルナね……
パパとママが死んじゃって、誰もルナと話してくれないって思ってた。
【chara 111411 face 4 (sad)】
さみしいって……
voice: vo_adv_1114006_061
ルナ:
【chara 111411 face 1 (normal)】
でも……
おばあちゃんは、ルナのこと心配してたんだね。
【chara 111411 face 6 (surprised)】
ルナのこと見てくれてた。
voice: vo_adv_1114006_062
ルナ:
【chara 111411 face 5 (shy)】
おにいさんも、ルナの手握ってくれた。
【chara 111411 face 2 (joy)】
あったかかった……
voice: vo_adv_1114006_063
ルナ:
【chara 111411 face 1 (normal)】
……パパとママはいないけど。
ルナは一人じゃないんだね。
【chara 111411 face 6 (surprised)】
ルナ、知らなかった。
voice: vo_adv_1114006_064
ルナ:
【chara 111411 face 4 (sad)】
……ごめんなさい。
voice: vo_adv_1114006_065
ルナ:
【chara 111411 face 2 (joy)】
……ありがとう。
voice: vo_adv_1114006_066
ルナ:
【chara 111411 face 2 (joy)】
ルナ、いい子だから……ワガママ言わないんだ。
【chara 111411 face 6 (surprised)】
でも……少し悪い子になってもいい?
voice: vo_adv_1114006_067
ルナ:
【chara 111411 face 1 (normal)】
今度、おにいさんとお出かけしたい。
【chara 111411 face 2 (joy)】
悪い子になってお出かけしたい。
Choice: (5) もちろんいいよ!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1114006_068
ルナ:
【chara 111411 face 2 (joy)】
ふふっ。
ありがと、おにいさん!
Choice: (6) どこに行くの?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1114006_069
ルナ:
【chara 111411 face 1 (normal)】
……うん。
voice: vo_adv_1114006_070
ルナ:
【chara 111411 face 1 (normal)】
おにいさん。
ルナと……
voice: vo_adv_1114006_071
ルナ:
【chara 111411 face 2 (joy)】
ルナと、海に行こうよ。