クリスティーナ(クリスマス) 第2話
{player}に案内され氷滑りをすることになったクリスティーナ。天才的な滑りを見せる彼女だったが、不意に躓いたところを{player}に助けられ、その咄嗟の行動力に賛辞を贈る。
-------------- situation:
氷上の女傑
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
クリスマスデートを始めた{player}とクリスティーナ。
二人は今、雪山の上に立っていた。
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クリスティーナ:
【chara 111511 face 2 (joy)】
あっはは☆
視界を覆いつくす銀世界、絶景だと思わないか、坊や?
voice: vo_adv_1115002_001
クリスティーナ:
【chara 111511 face 1 (normal)】
漫然と町の中をブラブラするだけなど退屈極まりない。
【chara 111511 face 2 (joy)】
特別な日には、心まで震え上がるような刺激が必要だろう?
voice: vo_adv_1115002_002
クリスティーナ:
【chara 111511 face 2 (joy)】
それがクリスマスデートというものだ!
【chara 111511 face 1 (normal)】
なぁ、坊やもそう思わないか?
Choice: (1) 思わないです……
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1115002_003
クリスティーナ:
【chara 111511 face 6 (surprised)】
ほう! つまり、もっと生と死を懸けたスリリングな場所がいいと?
【chara 111511 face 1 (normal)】
オマエも欲しがりだな☆
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クリスティーナ:
【chara 111511 face 2 (joy)】
よぉし任せるがいいよ!
その命知らずな精神に敬意を表し、
極限状態を味わえるデートスポットへ誘ってやろう!
Choice: (2) 止める。
----- Tag 2 -----
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クリスティーナ:
【chara 111511 face 6 (surprised)】
何?
今度は自分が案内する番だと? 【chara 111511 face 1 (normal)】
面白いじゃないか。
坊やのエスコート、期待させてもらうぞ。
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クリスティーナ:
【chara 111511 face 6 (surprised)】
どんな刺激的な場所へ行くかと思えば、町の郊外じゃないか。
【chara 111511 face 1 (normal)】
こんな寂れた場所に連れてきて何をするつもりだ?
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男の子:
【chara 111 face 2 (joy)】
お姉ちゃん見て見て!
滑ってる、ボク、滑ってるよ!
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女の子:
【chara 211 face 2 (joy)】
上手上手!
わたしもすぐそこまでいくね!
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クリスティーナ:
【chara 111511 face 6 (surprised)】
む……人がやけに集まっているな。
【chara 111511 face 1 (normal)】
こんな場所に何があると……【chara 111511 face 6 (surprised)】
おや?
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クリスティーナ:
【chara 111511 face 6 (surprised)】
これは、地面が凍っている……?
随分となめらかで、鏡のようだな。
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クリスティーナ:
【chara 111511 face 1 (normal)】
なるほど、つまりここは
自然が生み出した氷の舞台というわけか。
【chara 111511 face 2 (joy)】
集まった連中はその上を滑り、愉しんでいるわけだな?
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クリスティーナ:
【chara 111511 face 6 (surprised)】
これが坊やの知っている、
クリスマスシーズンならではの場所か。
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クリスティーナ:
【chara 111511 face 2 (joy)】
普段から町中をうろついている坊やならではの知見だな。
なかなか興味深い。
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貸し靴屋:
【chara 1411 face 1 (normal)】
どうだいそこの綺麗なお姉ちゃん!
【chara 1411 face 2 (joy)】
こいつを履いて、ひと滑りしていかないかい?
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クリスティーナ:
【chara 111511 face 6 (surprised)】
ほお。滑るための靴も貸し出しているのか。
【chara 111511 face 2 (joy)】
民衆も商魂逞しいじゃないか♪
商機を見逃さぬ姿勢、実に感心だ。
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クリスティーナ:
【chara 111511 face 2 (joy)】
気に入った、坊やの提案に乗るとしようか。
【chara 111511 face 1 (normal)】
おい、その靴を貸してもらおう!
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貸し靴屋:
【chara 1411 face 2 (joy)】
はいよ、毎度ありっ!
お兄ちゃん、綺麗な彼女さんをしっかり支えてやんなよ!
voice: vo_adv_1115002_018
クリスティーナ:
【chara 111511 face 2 (joy)】
そうだぞ坊や、
綺麗なクリスティーナさんをしっかり支えてくれよ♪
Choice: (3) 任せて。
Choice: (4) 強く頷く。
----- Tag 3 -----
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クリスティーナ:
【chara 111511 face 6 (surprised)】
ほう、男らしいじゃないか。
【chara 111511 face 1 (normal)】
坊やと呼べなくなるほどの活躍、期待しているよ♪
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----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1115002_020
クリスティーナ:
【chara 111511 face 1 (normal)】
いい目をしているな。
【chara 111511 face 2 (joy)】
これはもう、坊やと呼べなくなるかもしれんな♪
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1115002_021
クリスティーナ:
【chara 111511 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_1115002_022
クリスティーナ:
【chara 111511 face 4 (sad)】
坊や。
なぁ、坊や。
voice: vo_adv_1115002_023
クリスティーナ:
【chara 111511 face 4 (sad)】
つい先ほど、オマエは言ったな?
ワタシを支える、と。
それも思いの外、自信ありげに。
voice: vo_adv_1115002_024
クリスティーナ:
【chara 111511 face 4 (sad)】
だがさっきからワタシが見せられているのは、
氷上のめくるめく転倒劇なわけだが。
voice: vo_adv_1115002_025
クリスティーナ:
【chara 111511 face 6 (surprised)】
始めは体を張ってワタシを愉しませようとしているのか、
とも思ったが……【chara 111511 face 4 (sad)】
見たところ本気のようだな?
voice: vo_adv_1115002_026
クリスティーナ:
【chara 111511 face 4 (sad)】
そもそも端から立つこともままなっていないしな。
【chara 111511 face 6 (surprised)】
そんなに難しいのか?
voice: vo_adv_1115002_027
クリスティーナ:
【chara 111511 face 6 (surprised)】
この靴の裏についている薄い刃で、
氷の上を滑ればいいだけだろう?
voice: vo_adv_1115002_028
クリスティーナ:
【chara 111511 face 1 (normal)】
こんなもの、場当たりでも──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1115002_029
クリスティーナ:
【chara 111511 face 2 (joy)】
──そら見ろ。
簡単じゃないか♪
voice: vo_adv_1115002_030
クリスティーナ:
【chara 111511 face 6 (surprised)】
ふむ。この靴裏の刃から頭の先まで、
一本の軸を通すイメージだな。
voice: vo_adv_1115002_031
クリスティーナ:
【chara 111511 face 1 (normal)】
罠の仕掛けられた悪路で戦うよりは簡単だ。
【chara 111511 face 2 (joy)】
コツを掴むまでもない。
voice: vo_adv_1115002_032
クリスティーナ:
【chara 111511 face 1 (normal)】
慣れてくれば、姿勢を低くして加速したり──
voice: vo_adv_1115002_033
クリスティーナ:
【chara 111511 face 6 (surprised)】
速度を保ったまま背を向けて前進したり──
voice: vo_adv_1115002_034
クリスティーナ:
【chara 111511 face 2 (joy)】
勢いを利用して、片足で回転もできる。
voice: vo_adv_1115002_035
男の子:
【chara 111 face 5 (shy)】
見て見て、
あのお姉ちゃん、すごく上手だよ……!
voice: vo_adv_1115002_036
女の子:
【chara 211 face 2 (joy)】
きれ~い!
あんな風に滑りたいなぁ……!
voice: vo_adv_1115002_037
クリスティーナ:
【chara 111511 face 2 (joy)】
ふふ。そうキラキラした目で見つめられたら、
張り切ってしまうじゃあないか!
voice: vo_adv_1115002_038
クリスティーナ:
【chara 111511 face 2 (joy)】
坊や、目の前で見るがいいさ!
【chara 111511 face 3 (anger)】
そぉれ大技だ!
voice: vo_adv_1115002_039
貸し靴屋:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
あの姉ちゃん、氷の上で飛びやがった!
しかも回りながら──4回転だとぉっ!?
voice: vo_adv_1115002_040
クリスティーナ:
【chara 111511 face 2 (joy)】
ふっ、着氷も成功☆
悪くないなこの感覚、血が躍る──【chara 111511 face 6 (surprised)】
ん?
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1115002_041
クリスティーナ:
【chara 111511 face 6 (surprised)】
おっと? 氷の歪んでいる箇所があったか。
いかんな、これは──
Choice: (6) 体を投げ出す。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1115002_042
クリスティーナ:
【chara 111511 face 1 (normal)】
だが転倒するほどでは──【chara 111511 face 6 (surprised)】
って、坊や!?
なぜ突っ込んでくる!?
voice: vo_adv_1115002_043
クリスティーナ:
【chara 111511 face 4 (sad)】
……ああ、結局転倒してしまったな。
【chara 111511 face 1 (normal)】
まぁ、坊やが下敷きになってくれたおかげで大事はないが。
voice: vo_adv_1115002_044
クリスティーナ:
【chara 111511 face 4 (sad)】
それにしてもまったく、オマエは余計なことをしてくれたな。
グラついた程度、いくらでも建て直せたんだぞ?
voice: vo_adv_1115002_045
クリスティーナ:
【chara 111511 face 1 (normal)】
だが、さっきの一瞬、
オマエはちゃんと氷の上を滑っていたな?
voice: vo_adv_1115002_046
クリスティーナ:
【chara 111511 face 1 (normal)】
ワタシが危ないと思って、
できなかったことを咄嗟に可能としたわけだ。
voice: vo_adv_1115002_047
クリスティーナ:
【chara 111511 face 2 (joy)】
ふっ。そこまで必死にワタシを助けに来るとは、悪くない気分だよ。
褒めてあげよう、坊や。
voice: vo_adv_1115002_048
クリスティーナ:
【chara 111511 face 1 (normal)】
そうだな……せっかく滑ることができたんだ。
その感覚を忘れんうちに、
【chara 111511 face 2 (joy)】
このワタシが直々に滑り方を叩きこんでやろう♪
voice: vo_adv_1115002_049
クリスティーナ:
【chara 111511 face 2 (joy)】
ほら、ワタシの手を……
【chara 111511 face 1 (normal)】
いいや、エスコートするのはオマエだったな。
voice: vo_adv_1115002_050
クリスティーナ:
【chara 111511 face 6 (surprised)】
何を呆けている。
【chara 111511 face 2 (joy)】
ワタシに手を差し伸べろ、{player}。
voice: vo_adv_1115002_051
クリスティーナ:
【chara 111511 face 2 (joy)】
……よろしい。
では共に、氷の上で戯れるとしよう♪
voice: vo_adv_1115002_052
クリスティーナ:
【chara 111511 face 2 (joy)】
滑れるようになるまで、
休む暇はないと思えよ……?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
それからクリスティーナは言葉通り、
休みなしで{player}に滑り方を叩き込むのであった。