イリヤ(クリスマス) 第1話
イリヤの眷属に誘われ、郊外を訪れた{player}。そこにはイリヤがおり、日頃の褒美としてエスコートを許される。町に向かう二人だったが、その裏ではイリヤの『大いなる計画』が進行していた。
-------------- situation:
闇よりの誘い
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──クリスマスシーズンに突入し、
手伝いやバイトと、忙しい日々を過ごす{player}。
部屋で眠ろうとしていると、どこからともなく声が響いてくる……
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???:
【chara 1 face 1 (normal)】
ふっふっふっ、
こうもたやすく部屋に侵入を許すとは……
随分と不用心ではないか。
voice: vo_adv_1117001_001
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
……もっとも、今のわらわの力ならば、
厳重な警備が敷かれた城であろうと侵入できてしまうがな。
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???:
【chara 1 face 1 (normal)】
どうした?
驚いた顔をしおって……まさか、
この姿に惑わされてわらわが分からぬか?
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イリヤの眷属:
【chara 2011 face 1 (normal)】
わらわじゃ。
お主が仕えし主人、イリヤ・オーンスタインじゃ!
Choice: (1) たしかにこの声は……
Choice: (2) お休みなさい。
----- Tag 1 -----
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イリヤの眷属:
【chara 2011 face 1 (normal)】
ふっふっふっ、このような状況でもご主人様の声は忘れぬか。
その殊勝なる態度、褒めてやろうではないか♪
Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1117001_005
イリヤの眷属:
【chara 2011 face 1 (normal)】
なっ……こ、この状況で寝るか普通!?
寝るな! 寝ーるーなー!
起きてわらわの話を聞かんか~~!
----- Tag 3 -----
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イリヤの眷属:
【chara 2011 face 1 (normal)】
お主に用事があったのでな。
我が眷属をここまで遣わしたというわけじゃ。
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イリヤの眷属:
【chara 2011 face 1 (normal)】
ふふふっ、喜ぶがよい。
今宵はお主に、ちょっとした褒美をくれてやろう。
この眷属が案内するから、わらわの元に来るのじゃ。
Choice: (4) 直接来て案内してくれないの?
----- Tag 4 -----
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イリヤの眷属:
【chara 2011 face 1 (normal)】
ば、ばば、ばかなことを申すな!
そ、そんなことできるわけないのじゃ!
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イリヤの眷属:
【chara 2011 face 1 (normal)】
と、年頃の男の部屋に入るなんて、
その……は、はしたないではないか!
voice: vo_adv_1117001_010
イリヤの眷属:
【chara 2011 face 1 (normal)】
と、とにかく、今すぐわらわのところに来い!
あ、ちょっとおめかしして来るのじゃぞ。
voice: vo_adv_1117001_011
イリヤ:
【chara 111711 face 2 (joy)】
……ふっふっふっ。
よく来たな……我が眷属よ……
voice: vo_adv_1117001_012
イリヤ:
【chara 111711 face 1 (normal)】
さあ……
我が偉大なる姿にひれ伏すがよい……
【chara 111711 face 2 (joy)】
我が魔性なる美に酔いしれるがよい……
voice: vo_adv_1117001_013
イリヤ:
【chara 111711 face 3 (anger)】
わらわこそがお主の主!
伝説の吸血鬼にして、夜を統べる者……
イリヤ・オーンスタインである!!
voice: vo_adv_1117001_014
イリヤ:
【chara 111711 face 5 (shy)】
き、決まった……
これ以上ないぐらい決まったのじゃ~~!
voice: vo_adv_1117001_015
イリヤ:
【chara 111711 face 2 (joy)】
元の姿に戻れるこのクリスマスの衣装を手にしてから、
ず~っと考えていたこの前口上からの登場!
【chara 111711 face 1 (normal)】
偉大なるわらわに相応しいものとなったのじゃ~!
voice: vo_adv_1117001_016
イリヤ:
【chara 111711 face 1 (normal)】
それに、ちょっと胸や足を強調するように振る舞ったからな。
これでこやつは、わらわを尊敬するだけでなく、
【chara 111711 face 2 (joy)】
妖艶なる美に魅了されて、さらなる忠誠心を示すはずじゃ!
Choice: (5) 頑張ったね。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1117001_017
イリヤ:
【chara 111711 face 6 (surprised)】
う、うむ! 頑張ったのじゃ!
【chara 111711 face 2 (joy)】
さあ、もっと褒めたたえるがよい!
voice: vo_adv_1117001_018
イリヤ:
【chara 111711 face 6 (surprised)】
か、感心されてはおるが、【chara 111711 face 4 (sad)】
わらわの求めていたものとは違うような……
【chara 111711 face 1 (normal)】
まあ、悪い気はせぬからよしとするか。
voice: vo_adv_1117001_019
イリヤ:
【chara 111711 face 1 (normal)】
さて……お主を呼び出したのは、
先に申したとおり、褒美をくれてやろうと思ってな……
voice: vo_adv_1117001_020
イリヤ:
【chara 111711 face 1 (normal)】
お主ら人間は、【chara 111711 face 4 (sad)】
その……
こ、この時期に男女で夜を楽しむのであろう?
【chara 111711 face 2 (joy)】
ならば、このわらわがお主に付き合ってやろう。
voice: vo_adv_1117001_021
イリヤ:
【chara 111711 face 1 (normal)】
わらわのような絶世の美女をエスコートできるのだから、
男冥利につきよう? 【chara 111711 face 2 (joy)】
これこそが、わらわからの褒美じゃ。
さあ、わらわをエスコートするがよい。
Choice: (6) 任せて。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1117001_022
イリヤ:
【chara 111711 face 6 (surprised)】
力が沸き上がってくる……
【chara 111711 face 1 (normal)】
元の姿に戻り、さらにお主の能力で強化されたわらわは無敵!
【chara 111711 face 3 (anger)】
さあ、ランドソルを征服するときが……
voice: vo_adv_1117001_023
イリヤ:
【chara 111711 face 4 (sad)】
……って、ちがーーう!
なんでエスコートを強化と思っておるのじゃ!?
voice: vo_adv_1117001_024
イリヤ:
【chara 111711 face 4 (sad)】
よいか、エスコートというのはだな。
【chara 111711 face 1 (normal)】
同伴する女性を目的地まで案内し、同時に気遣いをすることじゃ。
Choice: (7) 具体的に何をすればいいの?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1117001_025
イリヤ:
【chara 111711 face 1 (normal)】
まずは心構え……レディファーストじゃな。
わらわのことを一番に考えて行動するのじゃ。
voice: vo_adv_1117001_026
イリヤ:
【chara 111711 face 1 (normal)】
そして次は…………
【chara 111711 face 6 (surprised)】
次は……次…………?
voice: vo_adv_1117001_027
イリヤ:
【chara 111711 face 4 (sad)】
……よくよく考えてみれば、
わらわは男女の付き合いなどしたことないような……
voice: vo_adv_1117001_028
イリヤ:
【chara 111711 face 6 (surprised)】
あ、あれ……?
もしかして、わらわは思ったより男女の付き合いの知識がない?
voice: vo_adv_1117001_029
イリヤ:
【chara 111711 face 4 (sad)】
え~と……つ、次はたしか……【chara 111711 face 1 (normal)】
そうじゃ!
手を取ったりして……【chara 111711 face 6 (surprised)】
いや、でもあれはダンスの誘いか?
voice: vo_adv_1117001_030
イリヤ:
【chara 111711 face 4 (sad)】
……いや待て。
そもそもエスコートというのは気遣いじゃから、
決められた行動とかはないのでは……?
voice: vo_adv_1117001_031
イリヤ:
【chara 111711 face 4 (sad)】
……………………
Choice: (8) 次は?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1117001_032
イリヤ:
【chara 111711 face 4 (sad)】
……と……とにかく!
わらわを町にでも連れて行け!
voice: vo_adv_1117001_033
イリヤ:
【chara 111711 face 4 (sad)】
うう……せっかく大人の姿のままで
{player}と会っているのに、
こんな醜態をさらすことになってしまうとは……
voice: vo_adv_1117001_034
イリヤ:
【chara 111711 face 6 (surprised)】
このままでは、わらわの『大いなる計画』に支障が出てしまう。
【chara 111711 face 4 (sad)】
どこかで挽回せんと……
voice: vo_adv_1117001_035
イリヤ:
【chara 111711 face 4 (sad)】
だ、だが! こやつもこやつじゃ!
この衣装と姿じゃぞ! 頭をなでるとかじゃなくて、
もっと大人の女性として扱うべきなのじゃ!
voice: vo_adv_1117001_036
イリヤ:
【chara 111711 face 4 (sad)】
……今の姿、少しは自信あったのだがな。
まあ、{player}に女性の扱いなど期待しても……【chara 111711 face 6 (surprised)】
ん?
voice: vo_adv_1117001_037
イリヤ:
【chara 111711 face 6 (surprised)】
な、なんでわらわの手を取るのじゃ?
Choice: (9) 離れないようにと思って。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1117001_038
イリヤ:
【chara 111711 face 6 (surprised)】
あ、ああ、離れないように手をつなぐわけじゃな。
【chara 111711 face 1 (normal)】
う、うむ……悪くないぞ。
voice: vo_adv_1117001_039
イリヤ:
【chara 111711 face 6 (surprised)】
……こ、こやつ、
わらわが転ばないように道を選びながら前を歩いておる。
もしかして、エスコートできておるのではないか?
voice: vo_adv_1117001_040
イリヤ:
【chara 111711 face 6 (surprised)】
……天然でここまでするとは、
【chara 111711 face 4 (sad)】
ある意味、末恐ろしい男じゃな。
voice: vo_adv_1117001_041
イリヤ:
【chara 111711 face 1 (normal)】
だが、この調子で{player}と過ごせば、
【chara 111711 face 2 (joy)】
わらわの『大いなる計画』の実現も約束されたようなものじゃ!
voice: vo_adv_1117001_042
イリヤ:
【chara 111711 face 2 (joy)】
ふっふっふっ……{player}よ。
せいぜい、楽しみにしているがよいぞ♪
voice: vo_adv_1117001_043
イリヤ:
【chara 111711 face 6 (surprised)】
……それにしても、これがエスコートされる気分というものか。
【chara 111711 face 2 (joy)】
{player}に守られておるようで安心するのう。
【chara 111711 face 5 (shy)】
それになんだか……
voice: vo_adv_1117001_044
イリヤ:
【chara 111711 face 5 (shy)】
…………あったかい。
Choice: (10) 何か言った?
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1117001_045
イリヤ:
【chara 111711 face 6 (surprised)】
な、なな、なんでもない!
【chara 111711 face 4 (sad)】
さあ、早くわらわを町まで連れて行くのじゃ!
ナレーション:
──エスコートに内心照れつつも、
イリヤは{player}と一緒に、
クリスマスシーズンで賑わうランドソル繁華街に向かうのであった。