シオリ(マジカル) 第3話
内心、{player}との距離を縮めたいシオリだったが、高揚した気持ちからパニックになってしまい、魔法を暴走させてしまう。反省したシオリは、魔法に頼らずに気持ちを伝えようと思うのだった。
-------------- situation:
魔法は気持ちと共に
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ある日のこと──
前回、魔法少女としての葛藤が吹っ切れたシオリの中で
ある想いが芽生えていた。
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シオリ:
【chara 103811 face 1 (normal)】
もっと、{player}さんとお近づきになれないかな。
【chara 103811 face 2 (joy)】
お話しするだけじゃなくて、もう少し触れ合ったり、親密に……
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シオリ:
【chara 103811 face 4 (sad)】
でも、私からグイグイ行くなんて、そんな勇気、私には……
【chara 103811 face 2 (joy)】
そうだ、せっかく魔法が使えるんだから、勇気の出る魔法を使って──
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シオリ:
【chara 103811 face 3 (anger)】
……ううん、そんなのダメだよ!
人の気持ちを変える魔法はご法度だって、本にも書いてあるし。
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シオリ:
【chara 103811 face 4 (sad)】
それに、{player}さんだって、そんなこと──
Choice: (1) 僕がどうしたの?
----- Tag 1 -----
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シオリ:
【chara 103811 face 6 (surprised)】
きゃああっ!?
何で……どうして、ここに……?
Choice: (2) 誘ってくれたのはシオリだよ。
----- Tag 2 -----
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シオリ:
【chara 103811 face 6 (surprised)】
えっ……あっ、そうでした。
今日は絶好のお出かけ日和ですよ。
【chara 103811 face 2 (joy)】
なんて、へへ、へ……
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シオリ:
【chara 103811 face 4 (sad)】
声に出ちゃってた?
どうしよう、絶対変な子って思われたよね……
どうしよう、えーっと、えーっと──
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ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 4 (sad)】
……え、えーいっ!?
--- Switch scene ---
Choice: (3) ま、前が見えない……
Choice: (4) 何が目的でこんなことを?
----- Tag 3 -----
----- Tag 4 -----
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ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 4 (sad)】
……ご、ごめんなさい!
すぐに魔法を解きますから!
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ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 6 (surprised)】
えぇぇ、どうして{player}さんの顔が泡まみれに……
【chara 112311 face 4 (sad)】
もしかして、動揺してるとこを見られたくないって思ったからかな?
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ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 4 (sad)】
どうしよう、早く何とかしなきゃ……
voice: vo_adv_1123003_011
ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 1 (normal)】
……えーい!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1123003_012
ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 4 (sad)】
……ふげぇっ!!
【chara 112311 face 6 (surprised)】
あ、あれ……?
Choice: (5) く、苦しい……
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1123003_013
ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 4 (sad)】
ご、ごめんなさい!
今すぐ、ほどきますから……
voice: vo_adv_1123003_014
ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 4 (sad)】
な、何で……
私と{player}さんが、ぐるぐる巻きに……?
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ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 2 (joy)】
えへへ、ちょっとうれしい気もするけど……
【chara 112311 face 6 (surprised)】
……って、そんなこと考えてる場合じゃないでしょ!
voice: vo_adv_1123003_016
ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 3 (anger)】
今度こそ……
お願い、二人を引き離して!
voice: vo_adv_1123003_017
ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 4 (sad)】
…………本当にごめんなさい。
まさか、こんなことになるなんて……
Choice: (6) わざとじゃないって分かってるよ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1123003_018
ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 4 (sad)】
すみません……
voice: vo_adv_1123003_019
ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 4 (sad)】
大切な人を、こんなところまで吹き飛ばすなんて……
絶対嫌われちゃったよね…………【chara 112311 face 6 (surprised)】
あれ?
voice: vo_adv_1123003_020
ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 6 (surprised)】
その傷、どうしたんですか?
まさか、さっきの魔法で……!?
voice: vo_adv_1123003_021
ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 2 (joy)】
そうだ、すぐに私の魔法で治して──
voice: vo_adv_1123003_022
ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 4 (sad)】
……ううん、そうじゃないよ。
何でもかんでも魔法に頼ろうとしたから、こうなったんだ。
voice: vo_adv_1123003_023
ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 6 (surprised)】
今の私にできること、何かあるかな。
【chara 112311 face 4 (sad)】
ないよね……だって、魔法だって上手く扱えないし。
あるのは、これくらい……
voice: vo_adv_1123003_024
ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 4 (sad)】
……あの、これ。
普通の絆創膏なんですけど。
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ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 4 (sad)】
ごめんなさい、今はこんなことしかできなくて。
魔法で治せたらよかったんですけど、失敗ばかりで、その……
Choice: (7) これで充分だよ。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1123003_026
ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 6 (surprised)】
えぇ? そんなわけないですよ。
【chara 112311 face 4 (sad)】
だって、私のせいで迷惑かけて、こんな怪我までさせちゃって……
voice: vo_adv_1123003_027
ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 1 (normal)】
私、もっともっと魔法少女として成長して、
あなたのことをちゃんと治せるように頑張ります。
【chara 112311 face 4 (sad)】
だから、その時までは……
Choice: (8) その気持ちが魔法よりうれしい。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1123003_028
ピュアリー★シオリ:
【chara 112311 face 6 (surprised)】
{player}さん……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
何でもかんでも魔法に頼るのはよくないと反省したシオリは、
自分の頑張りだけで想いを伝えようと、あらためて強く思うのだった。