リン（レンジャー） 第1話
【自警団（カォン）】からの要請で渋々遭難者の捜索に出向くリン。遭難者は発見するも魔物に襲撃されるリンだが、着ていた鎧が偶然うまく作用して魔物をあっという間に撃退し、目撃者から達人扱いされる。
-------------- situation:
小さな達人、降臨？
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
平和を取り戻した牧場で、ギルドメンバーが各々の仕事に取り組む中、
リンは存分にぐうたらライフを満喫していた。
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リン：
【chara 102611 face 5 (shy)】
はぁ～、【chara 102611 face 2 (joy)】
平和だねぇ。
平和を享受しながら食べるドングリは【chara 102611 face 5 (shy)】
格別だよ～
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リン：
【chara 102611 face 1 (normal)】
この前はママからもらった鎧のおかげでたまたま活躍しちゃったけど、
【chara 102611 face 2 (joy)】
やっぱ戦いなんてまっぴらごめんだねぇ。
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リン：
【chara 102611 face 5 (shy)】
鎧を着なくていいのは平和の証、
【chara 102611 face 1 (normal)】
これからは部屋のインテリアとして余生を過ごしてよね。
Choice: (1) こんにちは。
----- Tag 1 -----
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リン：
【chara 102611 face 6 (surprised)】
ちょ！ ビックリしたぁ……
【chara 102611 face 3 (anger)】
あんたねぇ、いくらあたしが相手とはいえ、ノックくらいしてよ。
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リン：
【chara 102611 face 6 (surprised)】
あたしゃリスだよ？ 小動物だよ？
【chara 102611 face 4 (sad)】
ナイーブなんだからデリケートに扱ってよね。
Choice: (2) お手紙です。
----- Tag 2 -----
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リン：
【chara 102611 face 6 (surprised)】
いや聞いてよ。どこまでマイペースなのさ、あんたは。
【chara 102611 face 1 (normal)】
で、手紙ってどこから……【chara 102611 face 4 (sad)】
げ、【自警団（カォン）】からじゃん。
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リン：
【chara 102611 face 4 (sad)】
うわ～、読みたくない……絶対ろくなこと書いてないよ。
なになに……【chara 102611 face 6 (surprised)】
は？ 仕事の依頼！？ 何であたしに！
Choice: (3) この前活躍したから？
----- Tag 3 -----
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リン：
【chara 102611 face 4 (sad)】
うぇ～、冗談じゃないよ。【chara 102611 face 6 (surprised)】
あれはまっひ～たちががんばっただけで、
あたしは全然大したことしてないのに。
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リン：
【chara 102611 face 4 (sad)】
あ～やだやだ。せっかく平和な日常が戻ってきたんだ、
【chara 102611 face 3 (anger)】
もうほっといてよ～
Choice: (4) リンちゃんはできる子だよ。
Choice: (5) 行かないと怒られるかも……
----- Tag 4 -----
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リン：
【chara 102611 face 3 (anger)】
うん、本気でそう思ってるなら、あんたの目は節穴だね。
ドングリでも詰めておきなよ。
Jump to tag 6
----- Tag 5 -----
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リン：
【chara 102611 face 6 (surprised)】
わ、分かってるけどさ……
【chara 102611 face 4 (sad)】
でもでも、うぅ……働きたくな～い！
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1127001_011
リン：
【chara 102611 face 4 (sad)】
ぐぬぬ、行っても地獄、行かなくても地獄の八方塞がりじゃん。
【chara 102611 face 3 (anger)】
ひどい、あたしが何したっていうのさ！
voice: vo_adv_1127001_012
リン：
【chara 102611 face 6 (surprised)】
……ところであんた、どうしてさっきからあたしの鎧をじっと見てるの？
Choice: (7) 準備万端だね。
----- Tag 7 -----
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リン：
【chara 102611 face 6 (surprised)】
ち、違うって、それはもうただのインテリアで……
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リン：
【chara 102611 face 4 (sad)】
あ～もう、説明するのも面倒くさい！
サボったらまた訓練させられるし、【chara 102611 face 3 (anger)】
さっさと済ませちゃおう。
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リン：
【chara 102611 face 1 (normal)】
そうだ、せっかくだし鎧着てこう。
もし任務が失敗しても、やる気はあったって評価してくれるかもね。
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リン：
【chara 102611 face 3 (anger)】
今度こそ、これを着るのは最後にしたいよ。
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リン：
【chara 112711 face 6 (surprised)】
えっと、仕事は遭難者の救出だったね。
【chara 112711 face 1 (normal)】
魔物退治とかじゃなくてよかった～
voice: vo_adv_1127001_018
リン：
【chara 112711 face 1 (normal)】
一応あたしが得意そうな任務にしてくれたみたいだけど、
【chara 112711 face 3 (anger)】
気遣いの方向が間違ってるよね。
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リン：
【chara 112711 face 1 (normal)】
まあ、困ってる人もいるし、ぱっぱと行くよ～
{player}、ちゃんとついてきてね。
voice: vo_adv_1127001_020
リン：
【chara 112711 face 6 (surprised)】
ふぅ、【chara 112711 face 4 (sad)】
暗くて足元も悪いし、厄介な森だね。
【chara 112711 face 1 (normal)】
まあ、リスの獣人のあたしにはなんてことないけど。
voice: vo_adv_1127001_021
リン：
【chara 112711 face 1 (normal)】
ほらほら、はぐれたり転ばないように気を付けてよ？
【chara 112711 face 6 (surprised)】
二重遭難とか面倒なことはやめてよね。
Choice: (8) 頼りになるね。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1127001_022
リン：
【chara 112711 face 1 (normal)】
これくらい獣人なら誰でもできるって。
【chara 112711 face 3 (anger)】
お褒めの言葉よりあたしゃあんパンが欲しいよ。
voice: vo_adv_1127001_023
リン：
【chara 112711 face 6 (surprised)】
……ん？ 気配がするね。
動物でも魔物でもない気配……【chara 112711 face 1 (normal)】
あっちだね！
voice: vo_adv_1127001_024
リン：
【chara 112711 face 2 (joy)】
あ、いたいた。
【chara 112711 face 1 (normal)】
お～い、大丈夫～？
voice: vo_adv_1127001_025
遭難者１：
【chara 311 face 1 (normal)】
やった、救助が来てくれた！ 【chara 311 face 2 (joy)】
助かったー
voice: vo_adv_1127001_026
遭難者２：
【chara 1411 face 4 (sad)】
すまない、キノコ狩りをしてるうちに迷ってしまって……
voice: vo_adv_1127001_027
リン：
【chara 112711 face 1 (normal)】
はいはい、いいからさっさと戻ろうよ。
【chara 112711 face 2 (joy)】
もたもたしてたら魔物が来ちゃう──
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_1127001_028
リン：
【chara 112711 face 6 (surprised)】
ほら言ってるそばから！ 魔物退治は専門外なのに！
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_1127001_029
リン：
【chara 112711 face 6 (surprised)】
ひえぇ！ あ、危ない！
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_1127001_030
リン：
【chara 112711 face 4 (sad)】
ひゃああ！ 死んじゃうって！
voice: vo_adv_1127001_031
遭難者１：
【chara 311 face 6 (surprised)】
す、すごい……魔物の攻撃を全部いなしてるぞ！
voice: vo_adv_1127001_032
リン：
【chara 112711 face 6 (surprised)】
いや、あたしにそんなことできるわけないじゃん。
【chara 112711 face 4 (sad)】
魔物が勝手にはずしてるだけなんだけど……
voice: vo_adv_1127001_033
リン：
【chara 112711 face 6 (surprised)】
あたしの動きとぶかぶかの鎧がブレたせいで、
見間違えちゃってるのかも。
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_1127001_034
リン：
【chara 112711 face 6 (surprised)】
ちょ、【chara 112711 face 4 (sad)】
もう勘弁してよっ！ も～！
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ！
voice: vo_adv_1127001_035
リン：
【chara 112711 face 6 (surprised)】
あ、あれ？ 全部当たっちゃった……？
voice: vo_adv_1127001_036
遭難者１：
【chara 311 face 6 (surprised)】
な、なんて槍さばきなんだ……
【chara 311 face 3 (anger)】
変幻自在で軌道がまるで読めなかった……！
voice: vo_adv_1127001_037
遭難者２：
【chara 1411 face 4 (sad)】
ああ、小さな見た目からは想像もつかない強さだ。
【chara 1411 face 6 (surprised)】
こんな達人がランドソルにいたなんて！
voice: vo_adv_1127001_038
リン：
【chara 112711 face 6 (surprised)】
ええー、籠手がゆるゆるなせいで、槍の軌道がずれちゃうだけだよ？
【chara 112711 face 4 (sad)】
あたしが達人なわけないじゃん。
voice: vo_adv_1127001_039
リン：
【chara 112711 face 6 (surprised)】
ま、いっか。【chara 112711 face 1 (normal)】
やることやったし、早く帰ろう──
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_1127001_040
リン：
【chara 112711 face 6 (surprised)】
うそっ！ 倒せてなかったの～！
【chara 112711 face 4 (sad)】
く、来るな～！
voice: vo_adv_1127001_041
遭難者２：
【chara 1411 face 6 (surprised)】
あっ！ 槍が籠手ごと飛んでっちまった！
voice: vo_adv_1127001_042
遭難者１：
【chara 311 face 4 (sad)】
も、もうおしまいだー！
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ！
voice: vo_adv_1127001_043
リン：
【chara 112711 face 6 (surprised)】
……え？ た、倒せた、の……？
voice: vo_adv_1127001_044
遭難者１：
【chara 311 face 6 (surprised)】
ピ、ピンチと見せかけて頭上の死角を突いた投擲だったのか……
voice: vo_adv_1127001_045
遭難者２：
【chara 1411 face 3 (anger)】
この状況下で冷静にそれをやってのけるなんて、
【chara 1411 face 6 (surprised)】
まさしく達人だ！
voice: vo_adv_1127001_046
リン：
【chara 112711 face 6 (surprised)】
んなわけないじゃん！ 全部ただの偶然だよ！
【chara 112711 face 4 (sad)】
でもすごく盛り上がってるし、なんだか言いにくいな～
voice: vo_adv_1127001_047
リン：
【chara 112711 face 4 (sad)】
はぁ……厄介な勘違いされちゃったよ、ホント。
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
だが、この一件がリンの日常を大きく変えることになるとは、
この時はまだ知る由もなかった。