ジュン(サマー) 第4話
夢の中で子どもにトラタイガーの正体だと見抜かれた純だが、誤魔化すことをせずに内緒にしてくれるよう頼む。夢から覚めたジュンは素顔のまま、{player}とのバカンスを楽しむのであった。


-------------- situation:
秘密のヒーロー
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 早朝、海辺の宿で目を覚ました{player}のもとに
珍しい来客があった。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 や、やあ少年……具合はどうかな?

voice: vo_adv_1136004_001
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ああ、無理に起きなくてもいいよ。
昨日は大変だったからね。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 見たところ、元気そうで良かったよ。
私? 私は見ての通り健康そのものさ。
いつも鍛えているからね。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 それよりも、その……昨日のことは……

Choice: (1) 水着姿かっこよかった。
----- Tag 1 -----
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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 そ、そのことについてなんだが……
ええと……うん?

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 こ、この光は……うっ!

--- Switch scene ---

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純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 待ったかな、少年。
こちらもステージの片付けは終わったところだよ。

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純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 それにしても、助かったよ。
こういうビーチのようないつもと違う場所だと
ヒーローショーの人手も足りなくてね。

voice: vo_adv_1136004_008
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 君が来てくれたおかげでいつも以上に盛り上がったんじゃないかな。
その上、ビーチのゴミ拾いの手伝いまでしてもらって……
本当に良かったのかい?

Choice: (2) もちろん。
----- Tag 2 -----
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純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 ありがとう、助かるよ。
せっかく海までトラタイガーショーを見に来てくれた子どもたちに
できるだけきれいな景色を見せてあげたいからね。

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純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 ステージでのショーだけじゃなくて。
今日という日をいい思い出にしてほしいんだ。

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純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 なんてね……よし、もう少しゴミを拾ったら休憩しようか。

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純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 少年?
ふむ……あそこにいる子が気になるのかい?
確かにさっきからこっちを見ているが……

voice: vo_adv_1136004_013
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 おや、こっちに歩いてきたね。
どうしたんだい?

voice: vo_adv_1136004_014
男の子:
【chara 131 face 1 (normal)】 トラタイガー!

voice: vo_adv_1136004_015
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 うん? ああこのお面かい?
そうだね。トラタイガー、私もファンなんだ。

voice: vo_adv_1136004_016
男の子:
【chara 131 face 1 (normal)】 そうだけど、そうじゃなくて!

voice: vo_adv_1136004_017
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 どうしたんだい? このお面のことじゃないのかな?

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男の子:
【chara 131 face 1 (normal)】 おねーさん、本物のトラタイガーでしょ?

Choice: (3) そう見える?
Choice: (4) 違うよ。
----- Tag 3 -----
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男の子:
【chara 131 face 2 (joy)】 見えるよ!
分かるもん!

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純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 そ、そう言われても……

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----- Tag 4 -----
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純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 うん、ち、違うよ?
私はトラタイガーじゃあ……

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男の子:
【chara 131 face 6 (surprised)】 違わないよ! トラタイガーだよ!

----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1136004_023
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 適当に言っているんじゃなくて、
この子なりの根拠があって言っているのだろうな……
このまっすぐな視線を見れば分かる。

voice: vo_adv_1136004_024
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 嘘をついてごまかすことはできるかもしれない。
だが……

voice: vo_adv_1136004_025
男の子:
【chara 131 face 1 (normal)】 トラタイガーだよね?

voice: vo_adv_1136004_026
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 この子のまっすぐな視線には、まっすぐ応えてあげたい。
……応えられる人でありたい。
彼の前でなら、特に……

--- Switch scene ---

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純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 ちょっといいかい?

voice: vo_adv_1136004_028
男の子:
【chara 131 face 6 (surprised)】 え?

voice: vo_adv_1136004_029
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 確かに、君の言うとおりだよ。

voice: vo_adv_1136004_030
男の子:
【chara 131 face 2 (joy)】 やっぱり! おねーさんがトラタイガーだったんだ!

voice: vo_adv_1136004_031
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 でも、トラタイガーの正体は、秘密じゃなくちゃいけないんだ。
分かってくれるかな?

voice: vo_adv_1136004_032
男の子:
【chara 131 face 4 (sad)】 えー? 友達に教えちゃだめ?

voice: vo_adv_1136004_033
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 しっ……! 気をつけて。
もしかしたら悪い奴らに聞かれているかもしれない。

voice: vo_adv_1136004_034
男の子:
【chara 131 face 6 (surprised)】 そ、そうなんだ!
悪い奴にバレたら大変だもんね!

voice: vo_adv_1136004_035
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 うん。ヒーローは正体を隠しておかないといけないからね。

voice: vo_adv_1136004_036
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 だから、君も正義のために、一緒に秘密を守ってくれるかな?

voice: vo_adv_1136004_037
男の子:
【chara 131 face 3 (anger)】 ! 分かったよ! トラタイガー!
正義のために、だね!

voice: vo_adv_1136004_038
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 ああ。君とトラタイガーとの約束だ。

voice: vo_adv_1136004_039
男の子:
【chara 131 face 1 (normal)】 うん!

voice: vo_adv_1136004_040
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 それじゃあ、指きりだ。

voice: vo_adv_1136004_041
男の子:
【chara 131 face 2 (joy)】 わーい!

--- Switch scene ---

still display end
voice: vo_adv_1136004_042
男の子:
【chara 131 face 2 (joy)】 がんばってねー!
ばいばーい!!

voice: vo_adv_1136004_043
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 ありがとう。
暑いから気をつけるんだよ!

voice: vo_adv_1136004_044
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 うん? 少年、どうかしたかい?

Choice: (6) 大変だったね。
Choice: (7) うれしそうだね。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1136004_045
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 うん、まあね……
でも、さっきも言ったとおり、ステージだけじゃなくて今日という日が
あの子にとっていい思い出になってくれるといいな。

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----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1136004_046
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 そうかな?
確かに、ああいう風に信じてくれる子がいるのは
ヒーロー冥利に尽きるよ。

----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1136004_047
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 しかし、どうして気付かれてしまったのかな……
お面はちゃんと市販品だし……少年は分かるかい?

Choice: (9) トラタイガーじゃなくてもヒーローだから。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1136004_048
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 な、なんだいそれは……
でも、ふふ……君に言われると悪い気はしないな。
ありがとう。

voice: vo_adv_1136004_049
純:
【chara 113631 face 1 (normal)】 よし、残ったゴミ拾いを終わらせて、海で遊ぶとしよう。
もちろん、付き合ってくれるよね?

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1136004_050
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 はいお疲れさま。

voice: vo_adv_1136004_051
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 まあ毎度のことで分かってくれてると思うけど、
あんたが今見てるのは夢みたいなものだから。

voice: vo_adv_1136004_052
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】 それにしても、びっくりしちゃうわよね。
ジュンさんってば水着でもお面つけてるのね。

voice: vo_adv_1136004_053
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】 まあそれよりも、あのピシっとした立ち居ふるまいを見れば
詳しい人ならすぐにヒーローだって分かっちゃうわよね。

voice: vo_adv_1136004_054
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 本人は意識してないから気付いてないみたいだけど。
【chara 190011 face 2 (joy)】 きっと根っからのヒーローなのね。
【chara 190011 face 1 (normal)】 まあそのへんの秘密はあんたがしっかり守ってあげるのよ。

voice: vo_adv_1136004_055
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 普段人を守ってるヒーローだからこそ
守ってあげられる人が必要なんだから。

voice: vo_adv_1136004_056
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】 そして、それができるのはあんただけなんだからね。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1136004_057
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ん……あれ……?
寝てしまっていたのか……

voice: vo_adv_1136004_058
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 少年も寝ていたのかい?
まあ、まだ朝も早いから仕方がないか。

voice: vo_adv_1136004_059
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 それで、だね……昨日の水着のことも素顔のことも……

Choice: (10) 秘密?
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1136004_060
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ああ、そうしてくれると助かるよ。
ただ、せっかくだから……もう少しだけ秘密に付き合ってもらえるかな?

voice: vo_adv_1136004_061
ジュン:
【chara 113611 face 1 (normal)】 うん、やはりこの時間にはほとんど人はいないね。
【chara 113611 face 2 (joy)】 サレンちゃんたちには悪いけど、ビーチを二人占めだ。

voice: vo_adv_1136004_062
ジュン:
【chara 113611 face 1 (normal)】 他のみんなが来るまでのほんの少しの時間……
【chara 113611 face 2 (joy)】 バカンスらしいことでもしてみたいと思ってね。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1136004_063
ジュン:
【chara 113611 face 6 (surprised)】 ふぅ……直接肌で潮風を受けるのは、まだ慣れないな。
【chara 113611 face 5 (shy)】 ……こ、こら。そんなにじっと見られると……
【chara 113611 face 6 (surprised)】 なんだい? ……この水着かい?

voice: vo_adv_1136004_064
ジュン:
【chara 113611 face 1 (normal)】 確かに、ずっと鎧姿でいるつもりではあったけれど……
【chara 113611 face 6 (surprised)】 まあ、海だからね。一応、持ってきてはいたんだよ。

voice: vo_adv_1136004_065
ジュン:
【chara 113611 face 6 (surprised)】 ……私だってこういう風にバカンスを過ごしてみたいと
思わないわけではないからね。
【chara 113611 face 5 (shy)】 まあそれは……君の前でだけだけど……

Choice: (11) 見られそうになったら僕が守る!
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1136004_066
ジュン:
【chara 113611 face 6 (surprised)】 あ、ありがとう……
【chara 113611 face 2 (joy)】 なんだかいつもよりも頼もしく見えるな。

voice: vo_adv_1136004_067
ジュン:
【chara 113611 face 2 (joy)】 そういう風に言ってくれるのは君くらいだものね。
今は、素直に甘えさせてもらおうかな。

voice: vo_adv_1136004_068
ジュン:
【chara 113611 face 2 (joy)】 なんだか、自分がお姫さまにでもなったような気分だよ……
【chara 113611 face 5 (shy)】 って、いや……なんでもない。

voice: vo_adv_1136004_069
ジュン:
【chara 113611 face 6 (surprised)】 そ、そんなに見つめないでくれ。
【chara 113611 face 5 (shy)】 恥ずかしいじゃないか……もう。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 誰もいない浜辺に波の音だけが響いている。
{player}とジュンの夏は、まだ始まったばかりであった。