ユイ(儀装束) 第1話
精霊との契約について調べていたユイは{player}とともに、エルフの里を訪れる。里で精霊と契約する儀式へ挑んだユイは、その最中に誕生した精霊を育てることになる。
-------------- situation:
願いで結ばれた契り
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
エルフの里での出来事からしばらく経ったある日。
ユイはランドソルでとある書物に目を通していた。
voice: vo_adv_1156001_000
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……
voice: vo_adv_1156001_001
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
……やっぱりだ。
ランドソルで流通してる本には載ってない。
voice: vo_adv_1156001_002
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
エルフの里で読ませてもらった文献……
精霊については、やっぱりあれが一番……
Choice: (1) どんな本を探してるの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1156001_003
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】
ひゃあっ! えっ、騎士クン!?
どうしてここに……!?
voice: vo_adv_1156001_004
魔法使い:
【chara 1211 face 3 (anger)】
……
voice: vo_adv_1156001_005
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
ああっ、すみません……!
voice: vo_adv_1156001_006
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……騎士クン。ここじゃなくて、
外でお話したいことがあるの。
voice: vo_adv_1156001_007
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
さっきはごめんね。本を読むのに集中してたから、
びっくりしちゃって。
voice: vo_adv_1156001_008
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
精霊についての本を探してたんだけど、
【chara 100211 face 4 (sad)】
わたしが欲しいのはなかったんだ。
voice: vo_adv_1156001_009
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
……あのね、騎士クン。
わたしと一緒に、もう一度エルフの里に行ってもらえないかな。
voice: vo_adv_1156001_010
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
コッコロちゃんを助けた時は調査とか、
里を守るのに必死だったし、すぐに帰っちゃったから。
voice: vo_adv_1156001_011
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
本当は精霊や魔法、里の風習にも興味があって……
【chara 100211 face 4 (sad)】
あの時はみんなも大変だったから、言い出せなかったの。
voice: vo_adv_1156001_012
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
精霊と契約すれば、もっとすごい魔法が使えるかもしれなくて、
その方法がないか、あれから一人で調べてたんだ。
voice: vo_adv_1156001_013
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
里にあった文献なら、もしかしたらヒューマンのわたしでも、
契約できる方法が書いてないかなって思って……
voice: vo_adv_1156001_014
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
でも一人だけで行くのは、ちょっと不安で……
【chara 100211 face 6 (surprised)】
それに、一緒にっていうのは時間が空いてたらの話で……
Choice: (2) 僕もまた行ってみたかった。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1156001_015
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
いいの……? 【chara 100211 face 2 (joy)】
ありがとう! 【chara 100211 face 1 (normal)】
ふう、よかったぁ。
よろしくね、騎士クン。すぐに準備してくるね!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そうしてユイと{player}はランドソルを発ち、
エルフの里へと向かった──
voice: vo_adv_1156001_016
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
えっと、誰に話をしたらいいのかな……?
voice: vo_adv_1156001_017
???:
【chara 3311 face 1 (normal)】
おや、あなたたちは……【chara 3311 face 2 (joy)】
ご無沙汰しております。
ようこそおいでくださいました。
何もないところですが、どうぞごゆっくりなさってください。
voice: vo_adv_1156001_018
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……あ、あの! この里と精霊について、
調べたいことがあるんです。詳しい方はいませんか?
voice: vo_adv_1156001_019
里の上役:
【chara 3311 face 1 (normal)】
ふむ……そうですか。
【chara 3311 face 2 (joy)】
私で良ければ、お話を伺いましょう。
これでも里の上役を務めていますので。
voice: vo_adv_1156001_020
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
よろしくお願いします。
【chara 100211 face 6 (surprised)】
あの……社の文献を見せてもらうことはできませんか?
voice: vo_adv_1156001_021
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
とても貴重な物なのは分かってます。
【chara 100211 face 6 (surprised)】
一度だけ、少しの時間だけでもいいんです……!
Choice: (3) お願いします!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1156001_022
里の上役:
【chara 3311 face 1 (normal)】
なるほど……
お二人がわざわざ里を訪ねてこられた理由は分かりました。
voice: vo_adv_1156001_023
里の上役:
【chara 3311 face 4 (sad)】
ですが、あの文献は里が誕生する前より受け継がれてきた、
秘法をも記したものです。
voice: vo_adv_1156001_024
里の上役:
【chara 3311 face 3 (anger)】
みだりに里の者以外へ開陳してはならぬという、
古くからの教えがあるのです。
voice: vo_adv_1156001_025
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
そうなんですね……
voice: vo_adv_1156001_026
里の上役:
【chara 3311 face 1 (normal)】
以前にお二人があれらの書物へ目を通せたのは、
非常事態だったからなのです。
【chara 3311 face 4 (sad)】
足を運んでいただいたところ、申し訳ないのですが……
voice: vo_adv_1156001_027
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
……いいえ、気にしないでください。
【chara 100211 face 4 (sad)】
当然ですよね……ぶしつけなお願いをして、すみませんでした。
Choice: (4) ……なんとかなりませんか?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1156001_028
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
騎士クン……
voice: vo_adv_1156001_029
里の上役:
【chara 3311 face 6 (surprised)】
あなたは、コッコロの……
voice: vo_adv_1156001_030
里の上役:
【chara 3311 face 1 (normal)】
……ユイさん。こうして遠くランドソルより里を訪れてまで、
文献を読んで精霊を深く知ったとして、
あなたは何をなされるおつもりですか?
voice: vo_adv_1156001_031
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
……それは……
voice: vo_adv_1156001_032
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……みんなとこの里を守った時に、わたしは思いました。
精霊について、魔法についてもっと知りたいって。
voice: vo_adv_1156001_033
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
わたしは……人を癒して、守れるようになりたいんです。
【chara 100211 face 4 (sad)】
そんなこと、わたし一人だけじゃ無理かもしれません。
voice: vo_adv_1156001_034
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
それでも……精霊使いとして、その力を借りられるようになれば、
もっとたくさんの人を守れるんじゃないかって、考えました。
voice: vo_adv_1156001_035
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
今までわたしを守ってくれた人たちみたいに、
わたしも誰かを助けたい……そう、思うんです。
voice: vo_adv_1156001_036
里の上役:
【chara 3311 face 1 (normal)】
……なるほど。
【chara 3311 face 2 (joy)】
まだお若いでしょうに、立派な考えをお持ちだ。
voice: vo_adv_1156001_037
里の上役:
【chara 3311 face 1 (normal)】
それにお二人は、里を救ってくださった恩人だ。
【chara 3311 face 4 (sad)】
ここまで話を聞いておいて追い返しては、
恩知らずの愚か者だと、里の者たちに叱られましょう。
voice: vo_adv_1156001_038
里の上役:
【chara 3311 face 2 (joy)】
どうぞ社へ足を運び、文献を閲覧なさってください。
他の上役たちには、私から話をしてきます。
voice: vo_adv_1156001_039
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
ありがとうございます!
Choice: (5) よかったね、ユイ!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1156001_040
ユイ:
【chara 100211 face 2 (joy)】
うん!
【chara 100211 face 5 (shy)】
……騎士クン。さっきはありがとう。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そうしてユイは{player}と、社へ足を運んだ。
手近な文献を手に取り読んでいると、
先ほど会った里の上役が多くの文献を持って現れた。
voice: vo_adv_1156001_041
里の上役:
【chara 3311 face 6 (surprised)】
よいしょっと……社の奥にあったものも、持ってきました。
【chara 3311 face 1 (normal)】
文献はこれですべてになります。古いものもありますので、
触れる際にはご注意ください。
voice: vo_adv_1156001_042
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
分かりました。【chara 100211 face 2 (joy)】
本当にありがとうございます。
voice: vo_adv_1156001_043
里の上役:
【chara 3311 face 2 (joy)】
いえいえ、これも精霊のお導きです。
【chara 3311 face 1 (normal)】
私は近くにおりますので何かあればお声がけください。
voice: vo_adv_1156001_044
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……
voice: vo_adv_1156001_045
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……すごい。精霊について、
ランドソルのものより、何倍も詳しく書いてある。
voice: vo_adv_1156001_046
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
これならきっと見つかるはず。
【chara 100211 face 6 (surprised)】
まずはこの本から調べてみよう……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
それからの時間、
ユイは黙々と社の文献を読み漁った。
voice: vo_adv_1156001_047
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……あった! 【chara 100211 face 1 (normal)】
『里のようにマナの祝福を授かりし地ならば、
他の種族でも精霊との契約が可能である』
voice: vo_adv_1156001_048
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
マナの祝福? これって濃度が高いってことだよね。
【chara 100211 face 4 (sad)】
だとしたら、わたしにもできるのかな……
Choice: (6) やってみよう。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1156001_049
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
騎士クン……【chara 100211 face 3 (anger)】
うん。
わたし、挑戦してみたい。
voice: vo_adv_1156001_050
里の上役:
【chara 3311 face 1 (normal)】
その様子ですと、お探しの情報を
無事に見つけられたようですね。
【chara 3311 face 2 (joy)】
どのようなことをお調べになられていたのですか?
voice: vo_adv_1156001_051
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……わたし、精霊との契約に挑戦したいんです。
【chara 100211 face 1 (normal)】
もしよかったら、里の皆さんに力を貸してもらえませんか?
voice: vo_adv_1156001_052
里の上役:
【chara 3311 face 6 (surprised)】
なんと、精霊との契約を! 【chara 3311 face 2 (joy)】
そういうことであれば、
我々里の者は、喜んでお力添えいたしますよ。
voice: vo_adv_1156001_053
里の上役:
【chara 3311 face 1 (normal)】
では私はこれにて。
【chara 3311 face 2 (joy)】
今から里の者たちを集めて、宴の準備をいたします。
voice: vo_adv_1156001_054
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】
えっ? 宴、ですか?
voice: vo_adv_1156001_055
里の上役:
【chara 3311 face 1 (normal)】
ええ、古くから里に伝わる伝統ですよ。里中で集まり、
精霊との契約を行う者を称え、激励する習わしなのです。
voice: vo_adv_1156001_056
里の上役:
【chara 3311 face 2 (joy)】
お二人の歓迎も兼ねてのものになりますので、
盛大に執り行わせていただきます。
【chara 3311 face 1 (normal)】
準備ができましたら、お声がけに伺います。それでは。
voice: vo_adv_1156001_057
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……宴かぁ。
【chara 100211 face 1 (normal)】
ちょっと緊張するけど、楽しみだね。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
社での調べ物を終えたユイと{player}は、
夜になると、里の人たちが催す宴へと招かれた。
voice: vo_adv_1156001_058
里の少女1:
【chara 1 face 1 (normal)】
ユイさん! ランドソルってどんなところ?
voice: vo_adv_1156001_059
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
どんなところ? えっと……
voice: vo_adv_1156001_060
里の男性:
【chara 1 face 1 (normal)】
ユイさん、{player}さん。
この間は里を守っていただき、
ありがとうございました。
voice: vo_adv_1156001_061
ユイ:
【chara 100211 face 5 (shy)】
いえ、そんな……
【chara 100211 face 1 (normal)】
あれはみんなで力を合わせたからできたことです。
voice: vo_adv_1156001_062
里の子ども:
【chara 5311 face 1 (normal)】
その杖キレイ!
お花みた~い!
voice: vo_adv_1156001_063
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
そう? 【chara 100211 face 2 (joy)】
ふふっ、ありがとう。
voice: vo_adv_1156001_064
里の少女1:
【chara 1 face 1 (normal)】
騎士様はユイさんとどういう関係なんですか?
ひょっとして恋人とか?
voice: vo_adv_1156001_065
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】
えええっ!? 違いますっ!
【chara 100211 face 5 (shy)】
き、騎士クンはその、大事な仲間で……
voice: vo_adv_1156001_066
里の少女2:
【chara 1 face 1 (normal)】
もしかして、いつか夫婦に……?
voice: vo_adv_1156001_067
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】
夫婦っ!? 【chara 100211 face 8 (special_b)】
そそそ、そんな……!
voice: vo_adv_1156001_068
里の上役:
【chara 3311 face 1 (normal)】
こらこら、ユイさんを困らせるようなことを聞くんじゃない。
【chara 3311 face 2 (joy)】
さてユイさん。明日の儀式について少しだけ。
voice: vo_adv_1156001_069
里の上役:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
【chara 3311 face 1 (normal)】
ヒューマン族が儀式を通じて精霊と契約した例は、あまりありません。
そのため、我々が里を挙げて儀式のサポートに努めます。
voice: vo_adv_1156001_070
里の少女1:
【chara 1 face 1 (normal)】
私たちがユイさんのこと、しっかりお守りしますね!
voice: vo_adv_1156001_071
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
皆さん……【chara 100211 face 2 (joy)】
ありがとうございます。
【chara 100211 face 1 (normal)】
騎士クン。明日はよろしくね。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
賑やかな宴は夜遅くまで続き、
二人は里の人たちからの歓待を十二分に堪能した。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして翌朝、ユイは、
儀式の準備を行っていた──
voice: vo_adv_1156001_072
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】
あの~……
どうしても、これに着替えないとだめなの……?
voice: vo_adv_1156001_073
里の少女1:
【chara 1 face 1 (normal)】
これも里の伝統なんです!
voice: vo_adv_1156001_074
里の少女2:
【chara 1 face 1 (normal)】
心配しないでください。お似合いですよ。
voice: vo_adv_1156001_075
ユイ:
【chara 115611 face 7 (special_a)】
……
voice: vo_adv_1156001_076
ユイ:
【chara 115611 face 8 (special_b)】
ううぅ……
この格好、やっぱり恥ずかしいよぉ~……
Choice: (7) 大丈夫。自信をもって。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1156001_077
ユイ:
【chara 115611 face 7 (special_a)】
えっ!?
う、うん! 【chara 115611 face 2 (joy)】
ありがとう、騎士クン!
voice: vo_adv_1156001_078
ユイ:
【chara 115611 face 7 (special_a)】
……あれ? 自信って、儀式のこと……だよね!
【chara 115611 face 4 (sad)】
あは、あははは……
voice: vo_adv_1156001_079
里の上役:
【chara 3311 face 1 (normal)】
ユイさん、準備が整いました。
どうぞこちらへ。
voice: vo_adv_1156001_080
ユイ:
【chara 115611 face 3 (anger)】
……はい。よろしくお願いします!
voice: vo_adv_1156001_081
里の上役:
【chara 3311 face 1 (normal)】
文献に記述もあるので既にご存じでしょうが、
儀式の手順を改めてご説明します。
voice: vo_adv_1156001_082
里の上役:
【chara 3311 face 1 (normal)】
今から精霊との交信、そして契約のために、
体内の魔力を放出しながら、自然に祈りを捧げてください。
voice: vo_adv_1156001_083
ユイ:
【chara 115611 face 6 (surprised)】
やってみます!
voice: vo_adv_1156001_084
里の上役:
【chara 3311 face 1 (normal)】
ただ呼びかけてください。魔力とともに己を解き放ち、
自分の意識を広げて、自然と、大気とつながるのです。
【chara 3311 face 2 (joy)】
さすれば、精霊は必ず応えてくれます。
voice: vo_adv_1156001_085
ユイ:
【chara 115611 face 3 (anger)】
……精霊よ。
お願い、応えて……!
voice: vo_adv_1156001_086
ユイ:
【chara 115611 face 3 (anger)】
ふぅぅぅ~……
voice: vo_adv_1156001_087
里の少女1:
【chara 1 face 1 (normal)】
ユイさん……
voice: vo_adv_1156001_088
里の上役:
【chara 3311 face 4 (sad)】
……かなりの時間が経ちましたね。
【chara 3311 face 6 (surprised)】
ユイさん、頑張ってください……!
voice: vo_adv_1156001_089
ユイ:
【chara 115611 face 3 (anger)】
……自然と一つに。一つに……
voice: vo_adv_1156001_090
ユイ:
【chara 115611 face 4 (sad)】
ううっ!
【chara 115611 face 3 (anger)】
まだ、まだやれる……!
voice: vo_adv_1156001_091
里の少女2:
【chara 1 face 1 (normal)】
ユイさん、頑張って……!
voice: vo_adv_1156001_092
ユイ:
【chara 115611 face 4 (sad)】
魔力がすり減っていく……【chara 115611 face 3 (anger)】
でも、ここで止めちゃだめ。
精霊が応えてくれるまでは……!
voice: vo_adv_1156001_093
ユイ:
【chara 115611 face 4 (sad)】
はぁ、はぁ、はぁ……【chara 115611 face 3 (anger)】
くっ!
Choice: (8) 頑張れ、ユイ!
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1156001_094
ユイ:
【chara 115611 face 6 (surprised)】
騎士クン!
【chara 115611 face 3 (anger)】
……精霊よ。あの人やみんなを守るために、力を貸して!
--- Switch scene ---
???:
【chara 115611 face 6 (surprised)】
──!
voice: vo_adv_1156001_095
ユイ:
【chara 115611 face 4 (sad)】
なに、光が……?
voice: vo_adv_1156001_096
里の少女1:
【chara 1 face 1 (normal)】
っ! これって!
voice: vo_adv_1156001_097
里の少女2:
【chara 1 face 1 (normal)】
そうだよ!
--- Switch scene ---
???:
【chara 115611 face 6 (surprised)】
──!
voice: vo_adv_1156001_098
ユイ:
【chara 115611 face 6 (surprised)】
あっ……! あなたが、精霊……?
voice: vo_adv_1156001_099
里の上役:
【chara 3311 face 6 (surprised)】
成功だ! 【chara 3311 face 2 (joy)】
皆、儀式は成功した!
voice: vo_adv_1156001_100
里の住人たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
わああああっ!!
voice: vo_adv_1156001_101
ユイ:
【chara 115611 face 4 (sad)】
はぁ、はぁ……【chara 115611 face 2 (joy)】
よかった……
【chara 115611 face 4 (sad)】
もう、限界……
Choice: (9) ユイ! 大丈夫!?
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1156001_102
ユイ:
【chara 115611 face 4 (sad)】
騎士クン……【chara 115611 face 1 (normal)】
うん。大丈夫。さっきはありがとう。
【chara 115611 face 5 (shy)】
騎士クンが声をかけてくれたおかげで、わたし……
voice: vo_adv_1156001_103
里の上役:
【chara 3311 face 2 (joy)】
ユイさん、おめでとうございます!
契約に成功するどころか、新しく精霊が生まれましたよ!
voice: vo_adv_1156001_104
ユイ:
【chara 115611 face 6 (surprised)】
えっと、はい……それって、すごいことなんですか……?
voice: vo_adv_1156001_105
里の少女2:
【chara 1 face 6 (surprised)】
すごいに決まってますよ……
私も初めて見ました!
voice: vo_adv_1156001_106
里の少女1:
【chara 1 face 1 (normal)】
ユイさん! 赤ちゃんですよ、赤ちゃん!
精霊の赤ちゃん!
voice: vo_adv_1156001_107
ユイ:
【chara 115611 face 5 (shy)】
赤ちゃん……
Choice: (10) ユイの赤ちゃん?
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1156001_108
ユイ:
【chara 115611 face 2 (joy)】
うん、わたしの……【chara 115611 face 7 (special_a)】
えっ!? 騎士クン!?
【chara 115611 face 8 (special_b)】
今のはそういう意味じゃなくて、精霊の赤ちゃんって意味で……!
光の精霊:
──……
voice: vo_adv_1156001_109
ユイ:
【chara 115611 face 7 (special_a)】
あっ! あの子が消えちゃう!
【chara 115611 face 1 (normal)】
待ってて、今わたしの魔力をあげるね。
--- Switch scene ---
光の精霊:
──!
voice: vo_adv_1156001_110
ユイ:
【chara 115611 face 1 (normal)】
ふぅ……もう大丈夫みたい。
【chara 115611 face 2 (joy)】
よかった……
--- Switch scene ---
光の精霊:
──! ──!
voice: vo_adv_1156001_111
ユイ:
【chara 115611 face 6 (surprised)】
言葉で伝えられてるわけじゃないけど、
この子の気持ちが分かる……【chara 115611 face 1 (normal)】
そっか。これが精霊との契約……
voice: vo_adv_1156001_112
ユイ:
【chara 115611 face 2 (joy)】
……うん。これからよろしくね。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──微かに光を放つ、生まれたばかりの精霊との間に、
ユイは未知のつながりを覚えるのだった。