カスミ(サマー) 第1話
探偵助手のアルバイトに来なくなった{player}のことを調査するカスミ。何かの配達をしていることは突き止めたが、なぜ顔を出さないかはまだ秘密と言われ、カスミの探究心が燃え上がるのだった。
-------------- situation:
助手くん失踪事件?
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
【自警団(カォン)】に身を置きながら、
探偵としての仕事もこなすカスミは、毎日を忙しく過ごしていた。
voice: vo_adv_1157001_000
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
こらこら、待ちたまえ。
こんな場所でけんかをしていてはダメだよ?
voice: vo_adv_1157001_001
男性1:
【chara 1011 face 3 (anger)】
なんだよ、こいつが先にけんかを吹っかけてきたんだぞ!
voice: vo_adv_1157001_002
男性2:
【chara 1111 face 3 (anger)】
あぁ?
そっちが先に睨みつけてきたんだろうが。
voice: vo_adv_1157001_003
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
やれやれ、放っておくと今にも取っ組み合いを始めてしまいそうだ。
【chara 101411 face 3 (anger)】
【自警団(カォン)】としては、見過ごせないね。
voice: vo_adv_1157001_004
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
とはいえ私は探偵でもある。
こういう時はスマートに解決したいところだね。
voice: vo_adv_1157001_005
カスミ:
【chara 101411 face 2 (joy)】
さぁ助手くん。
こういう場合、どうするのが正解かな?
Choice: (1) 話を聞く。
Choice: (2) 取り押さえる。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1157001_006
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
うむ。事情聴取は基本中の基本。
助手くんも分かってきたじゃないか。
Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1157001_007
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
そうだね、周りを危険にさらす前に拘束するというのも手の一つ。
マコトさんあたりだったらすぐさま捕まえて、
【chara 101411 face 3 (anger)】
喧嘩両成敗! 【chara 101411 face 1 (normal)】
って拳骨の一発でも喰らわせているところだね。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1157001_008
カスミ:
【chara 101411 face 2 (joy)】
でもこの場合はもっと簡単に、
二人の間にある因縁のもつれを解いてあげるとしよう。
【chara 101411 face 1 (normal)】
……そこの君。
voice: vo_adv_1157001_009
男性1:
【chara 1011 face 3 (anger)】
なんだよ?
voice: vo_adv_1157001_010
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
私が声をかけたときも、君は目を細めていたね。
まるで睨みつけるように……
見たところ、かなり目が悪いのではないかな?
voice: vo_adv_1157001_011
男性1:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
あ、ああ……確かにそうだけど……
voice: vo_adv_1157001_012
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
そしてそっちの彼。随分と機嫌が悪いようだが……
ふむ、頭髪は乱れ、目は赤い……【chara 101411 face 6 (surprised)】
さっきまで泣いていたのかな?
【chara 101411 face 1 (normal)】
大方、彼女に振られでもしたってところだろう?
voice: vo_adv_1157001_013
男性2:
【chara 1111 face 4 (sad)】
うっ!
な、なんでそれを……!?
voice: vo_adv_1157001_014
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
よく観察すれば分かることだよ。
なにより私は、探偵なんでね。
voice: vo_adv_1157001_015
二人:
【chara 1 face 1 (normal)】
これが……探偵……!
voice: vo_adv_1157001_016
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
さて、お互い冷静になったようだね。
パトロール中なのでね、私たちは行かせてもらうよ。
voice: vo_adv_1157001_017
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
どうだい助手くん。
因縁のもつれを見通し、解いてあげればこの通りさ。
【chara 101411 face 2 (joy)】
スマートだろう?
voice: vo_adv_1157001_018
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
──助手くん!
そっちに行ったよ! 回り込んでくれたまえ!
猫:
【chara 1711 face 1 (normal)】
にゃあっ!?
voice: vo_adv_1157001_019
カスミ:
【chara 101411 face 2 (joy)】
よしっ、お見事だよ助手くん!
【chara 101411 face 1 (normal)】
うむ。毛色、柄ともに特徴と一致だ。
君が依頼主さんの捜していた猫くんで間違いないようだね。
猫:
【chara 1711 face 1 (normal)】
ぬぁ~♪
voice: vo_adv_1157001_020
カスミ:
【chara 101411 face 5 (shy)】
ふふっ♪
迷い猫捜しもなかなか侮れないね。
voice: vo_adv_1157001_021
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
捜索目標の行動半径を絞り込み、
目撃情報を周辺住民に聞き込み、
対象を逃がさぬよう確実に確保。
voice: vo_adv_1157001_022
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
探偵としての基本を試されているようだったよ。
Choice: (4) おつかれさま。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1157001_023
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ああ、助手くんもね。
【chara 101411 face 2 (joy)】
ありがとう、助かったよ。
voice: vo_adv_1157001_024
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
さて、次の仕事は……
voice: vo_adv_1157001_025
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
ん?
どうしたんだい助手くん?
voice: vo_adv_1157001_026
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
……ふむ、【chara 101411 face 1 (normal)】
当ててあげようか。
voice: vo_adv_1157001_027
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
私を見つめるその眼差しは……【chara 101411 face 6 (surprised)】
心配、だね。
voice: vo_adv_1157001_028
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
私が疲れていないか心配しているのかい?
【chara 101411 face 1 (normal)】
それなら、問題はないさ。
voice: vo_adv_1157001_029
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
まぁ確かにここのところ、
【自警団(カォン)】のパトロールに探偵の依頼にと、
立て込んではいるけど……私が好きでやっていることだからね。
voice: vo_adv_1157001_030
カスミ:
【chara 101411 face 2 (joy)】
それに、忙しくても平気さ。
【chara 101411 face 1 (normal)】
私は一人じゃないからね。
【自警団(カォン)】の人たちもいるし、なにより……
voice: vo_adv_1157001_031
カスミ:
【chara 101411 face 5 (shy)】
私の足りない部分をサポートしてくれる、
頼りになる助手がいるからね。
Choice: (5) もっと頑張る。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1157001_032
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ふふっ、よろしく頼むとしよう。
voice: vo_adv_1157001_033
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
──もっと頑張る。
彼がそう言ってからはや数日。
voice: vo_adv_1157001_034
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
助手くんが来ない~……
voice: vo_adv_1157001_035
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
頑張る宣言をしてからパタリと来なくなってしまうなんて、
【chara 101411 face 4 (sad)】
いったいどういうことなんだい助手く~ん……
voice: vo_adv_1157001_036
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
そりゃ、働く日にちを決めているわけではないから仕方がないけれど、
【chara 101411 face 4 (sad)】
しばらく来ないなら、一言くらい言ってくれても……
voice: vo_adv_1157001_037
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
いやいや、寂しいとかじゃあないんだよっ?
voice: vo_adv_1157001_038
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
依頼……【chara 101411 face 4 (sad)】
は特に来てないけど、
【chara 101411 face 6 (surprised)】
ただ、難事件はいつやってくるか分からないんだから、
【chara 101411 face 4 (sad)】
そういう時にいてくれなきゃ……
voice: vo_adv_1157001_039
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
……でも、ちょっと気になるね。
voice: vo_adv_1157001_040
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
あの助手くんが、急に何も言わず連絡を断つなんて、
不自然じゃないだろうか。
【chara 101411 face 6 (surprised)】
これは、もしかして事件の匂い……?
voice: vo_adv_1157001_041
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
うん。
もしかしたら助手くんは今まさに、
事件に巻き込まれようとしているのかもしれない。
voice: vo_adv_1157001_042
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
彼の雇い主として、
調べる必要があるのではないだろうか……!
voice: vo_adv_1157001_043
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
そうと決まれば行動は早い方がいい。
【chara 101411 face 3 (anger)】
待っていたまえ、助手くん!
voice: vo_adv_1157001_044
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
助手くん失踪事件の真相、私が暴いてみせよう!
voice: vo_adv_1157001_045
カスミ:
【chara 101411 face 2 (joy)】
──調査開始だ!
voice: vo_adv_1157001_046
女性:
【chara 411 face 6 (surprised)】
ああ、いつも配達の仕事をしてる彼?
彼ならさっき、荷物を運んでいたわよ?
voice: vo_adv_1157001_047
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
なんて調査し甲斐のない男なんだ、助手くん……!
voice: vo_adv_1157001_048
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
まさか聞き込み調査を始めてすぐ、
有力な目撃情報が出るなんて……
voice: vo_adv_1157001_049
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
大きな荷物を運んでいた、か……
【chara 101411 face 1 (normal)】
どうやらいつもの配達のアルバイトをしているようだね。
なにも怪しいことはない、いつもの助手くんそのものだ。
voice: vo_adv_1157001_050
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
配達のアルバイトが忙しくて、
私の方には顔を出せなかったわけだね。
ははは……考えてみれば、当たり前のことだけど……
voice: vo_adv_1157001_051
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
……調査終了。
voice: vo_adv_1157001_052
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
い、いや、まだだよ!
【chara 101411 face 1 (normal)】
こうなったら彼の働いてる姿を一目見てあげようじゃないか!
voice: vo_adv_1157001_053
カスミ:
【chara 101411 face 2 (joy)】
そう、私は彼の雇い主!
別の場所でもしっかり働いているかを確認する義務がある!
voice: vo_adv_1157001_054
女性:
【chara 411 face 6 (surprised)】
あ、そういえばあの彼、
最近いつも大きな荷物を運んでるのよね。
結構遠くまで配達してるみたいだけど……
voice: vo_adv_1157001_055
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
……大きな荷物を、いつも?
voice: vo_adv_1157001_056
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
ふむ……遠い場所まで運んでいるのなら、
恐らくは──。
voice: vo_adv_1157001_057
御者:
【chara 311 face 1 (normal)】
ああ、あの男の子かい?
【chara 311 face 6 (surprised)】
大変だよね、何度もあんなところまで配達なんて。
voice: vo_adv_1157001_058
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
やはり、御者を利用していたようだね。
大きな荷物を遠いところに運ぶなら、当然だけど……
voice: vo_adv_1157001_059
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
それで、彼は一体どこになにを届けてるんだい?
voice: vo_adv_1157001_060
御者:
【chara 311 face 4 (sad)】
う~ん、仕事のことだし、
さすがにそれを教えるわけにはいかないなぁ。
voice: vo_adv_1157001_061
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
うっ、そりゃそうだよね……
探偵にだって守秘義務はあるし……
voice: vo_adv_1157001_062
御者:
【chara 311 face 6 (surprised)】
……というかお嬢ちゃん、彼のなんなんだい?
voice: vo_adv_1157001_063
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
えっ?
わ、私は、その……た……
voice: vo_adv_1157001_064
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
危ない、探偵って言っちゃうところだった。
【chara 101411 face 3 (anger)】
これじゃもっと怪しまれてしまうじゃないか。
自然に情報を聞き出せるようにしないと……!
voice: vo_adv_1157001_065
御者:
【chara 311 face 2 (joy)】
もしかして彼女?
彼のことが気になるとか?
voice: vo_adv_1157001_066
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
なっ、ななっ!?
ち、ちがっ、私は……えっと……
voice: vo_adv_1157001_067
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
待てよ? 彼女ではないけど……そう答えれば、
簡単に教えてくれるんじゃないだろうか……?
voice: vo_adv_1157001_068
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
え、えっと……そう……【chara 101411 face 1 (normal)】
実は何を隠そう、
私は彼の、か、かの──。
Choice: (6) なにしてるの?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1157001_069
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
──じょっ!?
Choice: (7) じょ?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1157001_070
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
じょ──助手くんっ!
い、いいっ、いつからそこに!?
voice: vo_adv_1157001_071
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
いやそれより、聞いていないね?
なにも聞いていないよねっ!?
voice: vo_adv_1157001_072
御者:
【chara 311 face 1 (normal)】
お兄ちゃん、今日もあそこに行くのかい?
だったらその荷物、さっさと載せちまいな。
voice: vo_adv_1157001_073
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
待った!
ここでハッキリさせておこうじゃないか。
voice: vo_adv_1157001_074
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
助手くん、君は一体なにをしているのかな?
配達のアルバイトをしているのは分かるけど、
急にこちらに顔を見せなくなって……
voice: vo_adv_1157001_075
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
その、君は私の助手なんだから、
なにをしているかくらい、【chara 101411 face 4 (sad)】
教えてくれても……
Choice: (8) まだ秘密だよ。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1157001_076
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
っ!?
voice: vo_adv_1157001_077
御者:
【chara 311 face 2 (joy)】
よし、準備できたぜ。
じゃあ出発しようか。
Choice: (9) またね。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1157001_078
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
あっ、助手くん……!
voice: vo_adv_1157001_079
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
秘密……秘密だって?
voice: vo_adv_1157001_080
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
この名探偵たる私に向かって、
堂々と秘密をちらつかせるなんて……
voice: vo_adv_1157001_081
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ふっ、いいだろう助手くん。
その言葉、私への挑戦と受け取った。
voice: vo_adv_1157001_082
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
助手くんの隠そうとしている真実、
この名探偵カスミが暴いてみせようじゃないか!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
探偵としての探究心を燃やすカスミ。
その熱意を胸に、{player}を追うのであった。